会いたかったよ、提督   作:03-Moonlight

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第4話です。
結構間が空いてしまいましたがごめんなさい。


第4話「DDRと艦これ!」

都内某ゲーセン。

 

ここには音ゲー筺体が並んでいる、有名なゲーセン。その一角にDanceDanceRevolutionはあった。

 

親父の影響で通い始めて早5年。SP(シングルプレイ)難易度19すら余裕でクリアできる(黒いアイツを除く)ようになってきた。

 

言わば親父が師匠のようなものだ。親父も難易度19は余裕だった(同じく黒いアイツを除く)。

 

3年目からもDP(ダブルプレイ)にも取り組み、最早上位常連となった。

 

ほぼ、攻略していくのではなく教える側のようなものだ。(ごく一部の曲を除く)

 

 

e-AMUSEMENTパス(吹雪のも)とPASELI持ってきてよかった。

 

 

とりあえずDPをやるような動作にプラス2人プレイ用の動作をする。

 

 

2P側(吹雪)はなぜか初期設定終了済み。(大淀パネェ)

 

ダンサーネームはFUBUKI。本当に現実世界に来たってのがばれたらどうにもならねーぞ。まあいいや。(だって自分毎回KAC出てるし・・・出たらやばいし・・・でも大淀マジパネェ)

 

 

 

とりあえず簡単な曲を選んで、やり方を教えることにしよう・・・ってパネルの位置もうおぼえてるんだけど吹雪が。。(このとき自分のバッグからメモ帳を読み漁ってたのが原因か。というか上級テクニックも読み漁ってる・・・怖い)

 

 

 

というわけで仕方なくPARANOiA Revolutionを選択する羽目になった。吹雪が言ったから。

 

 

 

何を思ったのか難易度選択でいきなりExpertって・・・ってことは譜面書いてるところすら全部読んでたのかよ。1ページ何秒で読んでるんだ?って疑問でたけど自分もExpert選択することにした。

 

 

 

 

 

1st stage!

PARANOiA Revolution

1P Expert 2P Expert

 

 

 

 

 

 

ちらっとオプション見ると、まさかの初見RISKEY。この時点であっちの世界でもやってたことを確信した。からのノンバー。

 

 

頭の中が真っ白になっても、曲は待ってくれない。

 

 

 

一応ノーツ自体はすべて覚えているので、よそ見してても一応踏めることは踏める。

というか、吹雪が判定全部パーフェクト以上しか出していない。どこで覚えたんだ。もし本読んだだけで覚えたのならば、才能ありすぎ。

 

 

あれこれ思いながらやっと長いFAが来て、終わったと思った。

 

 

ここで終わったと見せかけたトラップによって、あえなく撃沈。初めて挑戦した時以来のFAILEDであった。

 

なお吹雪はフルコンボ。何ですかこの人。

 

 

 

 

 

 

その後もEGOISM 440のExpertやValkyrie Dimensionもやったりして、満足したのでRX-8を飛ばして即帰宅。

 

帰ってくる途中、ふと頭の中に浮かんだ。

 

 

(吹雪、お前はどこまでいけるんだ・・・?)

 

天才なのか。

 

といっても、この世界に来るまでにどれくらいやってたのかは分からないので、恐らく明日筋肉痛になってるだろう。多分。

 

 

 

 

 

この後も夕食を作ったり、艦これの世界での体験談を吹雪から聞いて、気づいたら20:00。

 

「艦これ起動しなきゃ」

 

グ○グ○垢を使ってDMMへログイン、艦これを起動。

 

「『かーんーこーれ』」

 

!?衝動が走ったが気にせずスタート。

 

ぷかぷか丸が消えて母港が表示された。

 

(吹雪がこっちに来た時は第1艦隊の旗艦だったから、2番艦が旗艦に繰り上がる。あっ・・・)

 

出たのは金剛だった。先に初霜とかにしとけばよかった・・・後悔。

 

『Hey!吹雪ーなんで私じゃなくてあなたが行ったんですか~?』

 

いやまてこっちの状況に合わせて喋るか?とりあえず確認。

 

「質問無視だけど聞こえてる?」

 

やってみた結果が

 

『聞こえてますよ~というより、私の質問を無視するのネー!』

 

マッハで加賀に変える。

 

『吹雪、なんであなたがいきなり行くんですか。』

 

「すみません・・・」

 

『まあ、いいわ。その分暁に頑張ってもらうけど』

 

というわけで暁に変更。

 

『なんで吹雪が行くのー!レディーも行きたかったのに!』

 

完全に予想通り。つかお前レディーに縛りすぎ。

 

 

 

その後も色々な艦娘の声を聞いた後、デイリーを全部終わらせて終了。風呂も入った後は時計はすでに22:15をさしていた。

 

「ごめん、その服で寝れる?」

 

布団1つしかないから、どうしてもいっしょに寝なきゃいけないのが難点過ぎる。まあこういうことあんまりなかったからいいんだけどね。

 

「「おやすみなさい」」

 

電気を消して、寝た。

 

 

 

 

 

 

4/18 05:00

 

いつもの習慣で起きてしまった。

 

 

 

 

 

迷惑なのでもう一度寝る。

 

だが運悪く目覚まし時計が鳴ってしまった。

 

 

 

そしてここからがきつかった。

 

 

 

夢の続きなんて今日じゃねぇ。


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