雨のち晴れっ!   作:George

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初投稿です。

温かく見守ってください。


プロローグ

ただ今4月8日午前3時。

 

明日は高校の入学式である。

 

にもかかわらず、俺の脳は寝ることを拒否している。

 

まぁ昼間に7時間も寝ればこうなるか…。

 

 

しかしすることがない。とりあえず、

 

「トイレにでもいくか…。」

 

そう思い、ベッドから体を起こして部屋をでた。

 

廊下に出てトイレの方を向いた次の瞬間、

 

 

 

 

 

 

「はベぁっ!!?」

 

 

 

 

 

 

 

 

ドロップキックがとんできた。

 

見事に顔面に直撃。自分の部屋の中までとばされた。

 

かました本人は腕を組んで俺の前に立ち一言。

 

「変態啓祐。」

 

この身長160センチあるかないかの女の子はそう言い放った。

 

怒っても面倒なだけなので、

 

「とりあえず蹴られた理由を教えてくれ。」

 

比較的穏やかな感じで質問した。

 

「自己防衛。」

 

「言ってる意味がわからん。」

 

「あたしに夜這いをかけに来たあんたを迎撃したのよ。」

 

こ、こいつはいきなり何を言って…。

 

「友香、落ち着いて聞いてくれ。俺はトイレをしにきただけだ。

 

夜這いなどという行為は断じて…。」

 

「言い訳は見苦しいわよ!あたしの部屋に向かってたじゃない!!」

 

「そりゃおんなじ方向にあるから当然だろ!っていうか判断材料そんだけかよ!!」

 

「それ以外に何が必要なのよ!どうせひとつ屋根の下で暮らすうちに私への欲情を抑えきれなく

なったにきまってるわ!」

 

「はっ、何をいってるんだか。いくら成長した幼馴染とはいえ、お前の体に俺が欲情する要素がど

こにある。自意識過剰もいいとこ…。」

 

…ブチン!!

 

な、なんかすごい音が…。

 

「どうやら、きょ・う・も出されたいみたいね。」

 

「ま、まて誤解だ!さっきのは俺が慣れてるっていう意味であって決しておまえが幼児体型だというわけでは、ってちょっとまて、なぜ窓を開ける。ここは2階だぞ。やめろっ、いややめてくださいまじでかんべ」

 

「外で反省しなさい。」

 

冷たい声とともに窓から放り出された。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

結局今夜も寝れないのか。

 

 

 

 

 

 




はじめまして。Georgeです。

初めて書いたので不安でいっぱいです。

評価・感想を書いてくれたらうれしいです。

よろしくお願いします。

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