今回は霊夢にフルボッコにされた、二人のその後です。
霊夢「フルボッコって私が悪いみたいじゃない。」
それでは本編始まります!
紅魔館門前・・・
魂傑「くそっ…お嬢様を守るべき立場なのに、負けちまった。」
(・・・そういえば、一緒にやられたはずの姉貴はどこに…)
俺は、傷ついた身体を庇って、姉貴を探した。
魂傑「いた…姉貴!大丈夫か!」
咲夜「ええ。でも、肩を少しやったみたい。悪いけど、肩貨してくれる?」
魂傑「ああ。とりあえず、美鈴と合流しようぜ。多分、門の近くにいると思う。」
移動中・・・
咲夜「美鈴!貴方、大丈夫なの!?」
美鈴「もちろん、大丈夫です。それよりも、姉弟揃って大丈夫ですか?」
魂傑「当たり前さ。攻撃をもろ食らう前に、スカラ掛けたからな。」
咲夜「待ってあんた、自分にしか呪文かけてないの!?」
魂傑「いやだって、スクルト掛けてる余裕が無かったし、仮に間に合ってたとしても、効果が薄いぜ…」
咲夜「はぁ…まあいいわ。それで美鈴、お嬢様は?」
美鈴「上空で妹様と一緒に戦ってますよ。」
魂傑「妹様と?確かに狂気は妹様がコントロール出来るように、気の制御魔法と気の封印魔法を掛けましたけど、地下室にいたはずじゃ…」
美鈴「それが、魔法使いに活気つけられて、地下室から出て来たようです。」
魂傑「魔法使いねぇ…どんな奴だった?」
美鈴「どんな奴って言われましても…」
美鈴が言葉を発した刹那、爆発が起こった。
咲夜「…どうやら、決着がついたみたいね。」
美鈴「お嬢様たち、負けたようですね。」
魂傑「この異変、俺達の負けですね。」
美鈴「でも、楽しかったですよね!」
咲夜「確かにね。でもまぁしばらくは、紅魔館の復旧作業に追われるでしょうね。」
魂傑「だよなぁ…大工仕事が今後、三ヶ月くらい続くかなぁ…」
大工仕事の事を言っていた時、一人の少女が降り立った。
霊夢「咲夜ってあんたよね。」
咲夜「申し上げたつもりはないのですが…何か?」
霊夢「異変が終わったら、次にやることは何だと思う?」
魂傑「次に?」
霊夢「宴会よ。え・ん・か・い。宴会の準備は全部任せたからね。それじゃ。」
二人(また、面倒な仕事が増えた…)
魔理沙「魂傑ってお前か?」
魂傑「ああ。…そういうお前は魔法使いだろ?」
魔理沙「そうだぜ!そういうお前もだろ?図書館にいるパチュリーに聞いたぜ。」
魂傑「ああ。腕はまだまだだけどな。」
ーパチュリー様に聞いたのか…
魔理沙「絶対そんなの嘘だろ。パチュリー以上の魔力を感じるぜ。」
魂傑「確かに攻撃、補助、回復、身体能力向上魔法が使えるが、まだまだって所さ。」
魔理沙「ちなみに私は攻撃魔法が得意だぜ!」
ーげぇ…めちゃくちゃ強いじゃないか…
魂傑「魔法の事だったら、いつでも相談に乗るぜ。」
ー自分で言うって事は、相当強いな、この魔法使い。
魔理沙「おう!じゃ、また宴会でな!」
魂傑「ああ。またな。」
どうでしたか?
今回、ドラクエの呪文を出しましたが、分かりましたか?
ちなみに、キャラの読み方は「いざよいこんけつ」です。
キャラ画像は描いてはあるのですが、如何せんうごメモで描いたやつなので…
公開してほしいとあれば、公開します。
誤字、脱字、感想、コラボ依頼等ありましたら、報告お願いします。
技解説
・スカラ 元ネタはドラクエの呪文。
効果 味方一人の防御力を上げる
・スクルト 元ネタは同じくドラクエの呪文
効果 味方全員の防御力を上げる