東方十六夜月~完全で瀟洒な従者の弟~   作:十六夜翔矢

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どうも、十六夜翔矢です。
今回は花映塚編です!短いなんて気にしない!
それでは、本編どうぞ!


花映塚編

紅魔館…

 

美鈴「zzz…」

 

咲夜「まったく…寝てるんじゃないわよ…」

 

魂傑「俺がやっていいか?新しいスペルが出来たから試したいんだよ。」

 

咲夜「へぇ…見せてもらおうかしら。その新しいスペルをねー」

 

魂傑「離れとけよー…」

 

ピィン…

 

「スペルカード!雷符 電撃使い(エレクトロマスター)超電磁砲(レールガン)!」

 

咲夜(銀のコインを飛ばした…?)

 

美鈴「ふわぁぁぁぁぁ…って、えええええ!?」

 

ドッカーン!!

 

咲夜「ちょっと…今のまったく目視出来なかったけど…」

 

魂傑「だろうな。この前、香霖堂で見た外の世界の漫画の技を自分なりにアレンジしたのさ。どうやら、コインを使わないと出来ないらしいからな。」

 

咲夜「はぁ…そう…」

 

美鈴「いてて…はっ…」

 

咲夜「仕事中に寝るとは、いい度胸してるわね〜」

 

美鈴「寝てないです!目を閉じてただけです!」

 

咲夜「あらそう…じゃあ、寝息が聞こえたのは気の所為かしら?」

 

魂傑「回答次第で、もれなくもう一発プレゼントだぜ?」

 

美鈴「すいません…寝てました…」

 

魂傑「そうか…だったら…」

 

ピィン…

 

「スペルカード!雷符 電撃使い(エレクトロマスター)超電磁砲(レールガン)!」

 

魂傑「反省しろ!このアホ門番が!」

 

美鈴「ごごごごごごめんなさ〜い!」

 

咲夜「やれやれ…それにしても、おかしいわね…」

 

ドッカーン!! ピチューン

 

魂傑「何がおかしいって?姉貴?」

 

咲夜「だって今、秋よね?」

 

魂傑「あぁ…なるほどね。」

 

咲夜「そう。秋に咲かないはずの花が咲いているという事よ。」

 

魂傑「そうだな…俺は図書館で調べて来るかな…」

 

咲夜「私は…そうね、博麗神社に行って来るわ。」

 

 

 

咲夜side…

 

やれやれ、厄介な事になったわね…とりあえず、博麗神社に行きましょうか。

 

 

魔理沙「あれ、咲夜じゃないか?どうしたんだぜ?」

 

咲夜「魔理沙じゃない。貴女こそどうしたのよ?」

 

魔理沙「神社に行こうと思ってたんだよ。」

 

咲夜「あら、奇遇ね。私もよ。」

 

魔理沙「よっしゃー!しっかり掴まっとけよー!」

 

咲夜「え?ちょ、待ってー!」

 

 

 

魂傑side…

 

やれやれ、厄介事になった…図書館に何か情報があればいいけどな…

 

魂傑「えーっと、多分この辺かな?」

 

パチュリー「あら、どうしたの?」

 

魂傑「いえ、外で色んな季節の花が咲き誇っていたので、気になって来たのです。」

 

パチュリー「へぇー…面白そうね。私も調べてみるわ。」

 

魂傑「ありがとうございます。パチュリー様。」

 

 

 

咲夜side…

 

魔理沙に乗っけてもらって、博麗神社に着いたわ。

 

魔理沙「霊夢ー?居るかー?」

 

霊夢「居るわよ。んで、何の用?」

 

咲夜「この異常な花についてよ。」

 

霊夢「あぁ…なるほどね。」

 

魔理沙「霊夢何か知ってるのか?」

 

霊夢「私も紫から聞いた話だけど、これは異変じゃなくて、結界が60年周期に緩むのよ。」

 

魔理沙「つまり、それが原因という事か。」

 

咲夜「なるほどね…つまり、勝手に解消されるのね。じゃ、私は帰るわ。」

 

霊夢「あーはいはい。じゃあね。」

 

咲夜「ええ。じゃあね。」

 

 

 

魂傑side

 

パチュリー「あ、これじゃないかしら。」

 

魂傑「見つかりましたか?」

 

パチュリー「とりあえず、見て頂戴。」

 

魂傑「はい。分かりました…」

 

 

パチュリー「どうかしら?」

 

魂傑「パチュリー様、お手柄です。」

 

パチュリー「へぇ…60年周期の結界の緩みが原因ね…」

 

魂傑「異変じゃなくて良かったですよ…」

 

パチュリー「ふふ。そうね。」

 

咲夜「魂傑〜!」

 

魂傑「姉貴か。原因分かったか?」

 

咲夜「ええ。そっちも分かったようね。」

 

魂傑「仕事に戻ろうか。」

 

咲夜「そうね。」

 

魂傑「パチュリー様、ありがとうございました。」

 

パチュリー「構わないわよ。」

 

 




どうでしたか?
花映塚編はこれで終わりです!
次回からは風神録に入ると思います!

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