ドラえもん のび太のがっこうハザード   作:味噌神のスペリア

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じごくをのりこえたえいゆう

H&K VP70の弾は18発だけ

大切に使わないと 弾切れになったら…

 

のび太は逃げ惑う人たちを見て

あのバイオテロ事件を思い出す

車が爆発し その爆発の火が家に燃え移り

地獄化とした町 のび太は目を開け

また地獄化とした町を見て呟いた

 

「僕は神様に嫌われているのかな?…

皆はいない…だけど、僕は人を助けるんだ!」

 

のび太は偶然 近くにあった鉄パイプを拾い

近付いて来るゾンビの頭を思い切り殴った

 

「…成長したんだ…あの頃の僕は鉄パイプなんか振り回せなかった…射撃には自信はある…だけど、ジャイアンみたいな強い男になるんだ!うぁぁぁッ!!」

 

のび太は次々 来るゾンビたちの頭を殴り

ゾンビたちを殲滅して行く

のび太はゾンビの弱点は知っている

頭を狙うことを 頭さえ潰せば

ゾンビは動けなくなり 死ぬ

 

「はぁ…はぁ…」

 

のび太は血がついた鉄パイプを捨て

殲滅したゾンビを無視し

先を急ぐことにした。

 

のび太はどこに行くか 決めている

のび太はまず避難指定されている場所に向かっていた

避難指定は地域によって変わっているが

のび太の避難所は…巡ヶ丘学院高校だった。

 

 

 

 

巡ヶ丘学院高校の方向を歩いていると

一人の警察官が壁に凭れていた

血で汚れた服 肩から血が流れた警察官が居た

 

「!…大丈夫ですか!」

 

「…キミは……すまない…俺はもう…ダメらしい…」

 

警察官は意識が朦朧としていた

警察官は痛みを我慢して

目の前にいる市民に言った

 

「俺の腰にある拳銃を持って…逃げるんだ…これがあれば

逃げる手助けには…なるはず…だ…すまない…深雪…俺は…市民を守れた…かな……」

 

警察官は最後に女性の名前を言って

目を閉じた

 

「……お巡りさん…拳銃 お借りします…

貴方は市民を守りましたよ…だから、ゆっくり休んでください」

 

のび太の声が届いたのか

警察官の表情は笑顔を浮かべ

亡くなった。

のび太は立ち上がり

警察官から借りた拳銃を掴む

拳銃には弾が4発 補充用のリボルバー弾が15発

拳銃はリボルバーの22口径…警察官が使う拳銃である

 

「…巡ヶ丘学院高校に向かおう…避難した人たちだっているはずだ」

 

のび太は拳銃をポケットにしまい

巡ヶ丘学院高校に向かった。

 

 

 

 

 

のび太には銃を持っているが

使ってしまったらすぐに弾切れの恐れがある為に

銃は簡単には使えない

ゲームと違ってHPなんて無い

ゾンビに当たっただけで奴らの仲間入りになる

鎮痛剤やワクチンなんて 簡単に見つかるはずが無い

のび太は昔にワクチンを打っているが

それは何年前の話だ 今も効いている保証は無い

高校生になって力もついたのび太は近くにあった

棒を拾ってゾンビを殴ったり

石を拾って投げたりするが

のび太は棒をすぐに捨てる 持っているだけで邪魔になるからだ

一応 包丁があるがこれは万一の為に持っているだけだ

もしも、銃の弾が切れたら 接近戦で戦う為に…

 

ゾンビの殲滅が慣れてしまった体

容赦なく元は人だった人を殺せてしまう体

 

野比 のび太…バイオテロ事件を乗り越えた英雄だ




警察官はオリキャラになります
のびハザ要素を出して見ました
がっこうぐらし!の要素もありますが
のびハザ要素も入れています

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