のび太は特殊感染者の本を鞄の中に入れた
これをレオンさんに渡し大頭領に渡せば組織を壊滅させれる証拠になるからだ。
「行こう」
のび太は部屋を出て射撃所にある控え室に行くと
そこでは、悠里たちが料理をしていてレオンさんと慈先生は
紙に今後の事を詳しく書いていた。
「ん?のび太遅かったな」
「すいません、調べ物をしていて…料理中ですか?」
「あぁ!腹が減ったら戦えることは出来ないしさ」
エプロンを着た胡桃は笑いながら答える。
「(胡桃先生のエプロン姿…可愛いらしいな)そうですね」
のび太はそう答えると由紀がのび太に近付く
「のびくん!のびくんも料理をしようよ!」
「ぼ、僕もですか?」
のび太は料理はそこまで得意ではない…苦手でもない
簡単な料理なら作れる。
「うん!みんなで作った方が楽しいよ!」
「…じゃあ、僕も作ります」
のび太はそう答えると由紀はみんながいる場所にのび太を連れて行きのび太は悠里の指示の元、料理を作ることにした。
「のび太さん…これはどうすれば…」
「美紀さん、これはこうすればいいですよ」
「こら!由紀!つまみ食いするな!」
「うぅ~!ごめん!胡桃ちゃん!」
「りーさん!味見をお願いします」
「あらあら?いい味よ 圭ちゃん」
それを見る大人組の二人は
「平和だ…こうして皆で料理をするのを見ると懐かしくなる」
「レオンさんも料理を?」
「あぁ…独り暮らしだから、料理は仲間と一緒に作ったりしてな…」
レオンは昔に仲間たちとともに料理をしてたことを思い出していた。
「レオンさん…」
「俺はあの子たちを守って見せるさ…のび太…のび太は昔に俺と出会い一緒に戦った…のび太にはもうこの世界に居て欲しくないんだ」
ツラいのび太たちの過去…小学生なのに
未来人の世界征服に巻き込まれ母を失った…
もう、のび太にはそんな世界に居て欲しくはない。
「俺は守る…」
「そうですね…」
「レオンさん!慈先生!こっちに来てください!」
「あぁ、今行く」
「行きましょうかレオンさん」
二人は皆がいる場所に向かう。
「じゃあ、食べましょう!」
「「「「「「「「いただきます!」」」」」」」」
幸せの時間は短い…だが一時の時間は大切に
仲間がいるから、愛する者を守る為に
嵐の前のしずけさ…彼らの戦いは始まる。
後書き
すいません、文字数が足りなかったです。
なので、後書きを書かせてもらいます。
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