ドラえもん のび太のがっこうハザード   作:味噌神のスペリア

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今回の出演は、
胡桃、悠里、由紀、美紀、圭、のび太になります。
2回わけで更新します。



番外編 なんか長い 1

三階の廊下に

胡桃、悠里、美紀、圭、のび太の姿があった。

 

「それでさー!小学の時の校長が私のクラスの先生と付き合ってたらしいんだよー」

 

「えー」

 

「のび太くん!私も持つの手伝うよ!」

 

「…のび太さんは、疲れてるはずですから、私たちも手伝います!」

 

「あはは…大丈夫だよ!僕、男だから力仕事は任せて!」

 

のび太は、大きなダンボールを持っており

それを教室の前に置いた。

胡桃は、2年の教室を開けると

そこには…

 

「ゆき!お待たせ お望みのもん 持ってきたぞ」

「わーい!早速やろ!お菓子パーティ!」

 

「お…う…ん?…」

 

皆が教室に入ると

上を見上げると

そこには、由紀の帽子が長く伸びていた。

 

「長いわね…」

 

「ですね…」

 

「なぜ、こうなったのかな?」

 

「…不思議な現象が…」

 

「何で長くなってるんだ?」

 

由紀以外の皆は、冷静に伸びた帽子を見ていた。

 

「皆、凄く冷静ね…」

 

「まぁ、あたしたち 普通の子よりタフな精神を持ってるからな…」

 

「「「慣れって怖いですね…」」」

 

「?…どうしたの?早くやろー!」

 

皆は目を合わせ喋る。

 

「本人は気付いてないみたいね…勘づかれないようにこのまま」

 

「はい…」

 

「了解です!」

 

「きっと解決策があるはずだ。冷静を保ちつつ探して行こう…ごめんごめん!じゃ、早速始めるか!」

 

皆は、席に着いた。

 

「で、何をすんの?」

 

「文字通り!お菓子を食べるだけだよ~のんびりしながら、いろんなお菓子を食べて お話して~」

 

胡桃が取り出したのは、カンパンの箱だけだった。

胡桃は、箱の蓋を開け 皿にカンパンを出した。

 

「って、あれ?カンパンだけ?もっとこう…ポテチとかチョコとか…これじゃあ、いつもと同じだよ~」

 

「お店の在庫が無かったんですよ…今日はこれで我慢してくれませんか?」

 

「お菓子ばかり食べてると 太りますよ先輩」

 

「あッ!そっか我慢する!」

 

由紀が我慢をすると言った瞬間

ズンッ!とぶつかる音が聞こえた。

皆は上を見上げると…そこには、由紀の帽子が

天井に刺さっていた。

 

五人は目を合わせ 五人は頷き

胡桃、美紀、のび太が立ちあがった。

 

「三人とも気を付けて…」

 

三人は教室から出て

一階の購買部に向かった。

 

「「「ぬおぉぉぉぉぉぉ!!」」」

 

三人の叫び声は空しく響いていた。

そして、数分後

三人は息を切らして帰って来た。

 

「はぁ…はぁ…お、お待ちどう…」

 

「はぁ…はぁ…」

 

 

 

胡桃と美紀の手には、お菓子が入った袋を抱え

のび太は、血がついたバットを持って教室に帰って来た。

 

何故、のび太は血がついたバットを持って居たのかは、

不明であった。

 

 

 

 

 

 

 

 


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