東方無集録   作:生きる死神

7 / 87
はい、生きる死神です

こんかいは、タイトル見ればなんとなくわかると思います

なんか、今まで一番長くて後半とんでもないシリアスかもしれません、予想外です

では、スタート


地底っていろんな人(妖怪)がいるね

 

 

今、真也は困っていた

 

こいしと共にさとりを探しにきた、そこまでは良かった。そう、良かったのだ

 

?「あんた誰だい?」

 

?「妬ましい妬ましいブツブツブツブツ」

 

?「始めて見る顔だねー」

 

?「……………」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

真也「どういうことなのーー」

 

こうなってしまったのは、2人がさとりの部屋に向かうために玄関から入ろうとした時のことだった

 

ーーー回想ーーー

 

こいし「とりあえず、中入ろっかー」

 

真也「そーだねー、ってあれー?玄関のとこにいっぱい人がいるのは気のせい?」

 

こいしが中に入ろうと言って玄関に向かおうとすると真也が玄関に何人か人がいることに気づく

 

こいし「あれ?ほんとだー、いっぱい誰かが来てるー、今日何かあるのかなー?」

 

真也に言われて気づいたこいしは首を傾げてそう言った

 

真也「とりあえず行ってみよーよ」

 

こいし「そうだねっ!行ってみよー!」

 

二人はそう言って向かおうとしたがこいしが真也よりもは早く向こうに行ってしまい真也は置いてかれてしまった

 

真也「あっこいしー、もーまた1人で行っちゃったよー、待ってよーこいしー」

 

こいしが玄関につきそこにいた人たちに声をかけた

 

こいし「みんな今日はどうしたの?」

 

?「私は久しぶりにさとりと飲もうと思ってね、誘いにきたのさ」

 

?「私はそこのバカに連れてこられたのよ、ほんと、そうやって有無をいわさずに連れて行くところ、妬ましいわパルパル」

 

?「私も呼ばれたから来たのさ、キスメは私が呼んだよ、1人だけ参加しないのは良くないからね」

 

?「……別に……、気にしなくても……いいのに……」

 

こいし「ふーん、飲みに来たんだー。私たちもお姉ちゃんに用があるから、一緒に行こうよ!」

 

?「私たち?誰かいるのかい?」

 

?「そうやって普通に誘えるのも妬ましいわパルパル」

 

?「ん?こいし、あんた1人だよ?」

 

こいし「えっ?あれ?おいて来ちゃった?」

 

こいしは置いてきたことに気付く(遅い)

 

?「こいしは変わらないねー」

 

こいし「てへっ!無意識のせいかな?ふふっ」

 

?「そうやって無邪気に笑えるのも妬ましいわねパルパル」

 

真也「こいしー、おいてかないでよー。一緒に行くんじゃなかったのー?」

 

そして、その話題の中心がいることに気付くのである

 

こうして、最初にいたる

 

ーーー回想終了ーーー

 

真也「とりあえずー、皆が同時に言ってて分からないしー、名前も分からないから自己紹介しよー」

 

?「おぉ、悪い悪い、私は鬼の星熊勇儀さ」

 

真也「勇儀ねー、よろしくー」

 

真也は勇儀と握手する

 

?「私は橋姫の水橋パルスィよ、そんな簡単にまとめられるのも妬ましいわねパルパル」

 

真也「なんか妬まれてるけどー、気にしなーい、パルスィねー、よろしくー」

 

なぜ妬んでいるのか疑問な真也だがそれは放っておいた

 

?「私は土蜘蛛の黒谷ヤマメ、皆からは地底のアイドルとも言われてるよ!」

 

真也「地底のアイドルかー、ヤマメねー、よろしくー」

 

ヤマメとも普通に握手する

 

?「……私はキスメ、釣瓶落とし……」

 

真也「釣瓶落としのキスメねー、よろしくー」

 

キスメとは軽い会釈で返した

 

ヤマメ「ほら、私たちは自己紹介したんだからあんたもしなよ」

 

全員の自己紹介が終わったところでヤマメが真也にも促す

 

真也「そーだねー、僕はこの前ここにきた全無真也、いちおー人間だよー、よろしくねー」

 

真也はいつも通りの間延びした口調で言った

 

勇儀「ほぉ?人間がこんなところに?なにを思ってこんなところに来たんだい?」

 

勇儀が真也に興味を持ち

 

パルスィ「人間がこんなところで普通に過ごしてるなんて妬ましいわねパルパル」

 

パルスィがまた妬む

 

真也「いやー、寝て起きたらここにいてねー?こいしとさとりに住んでいいよって言われたから住んでるのさー」

 

真也はパルパル言ってるパルスィは放って置いて勇儀の質問に答えた

 

ヤマメ「不思議なこともあるもんだねぇ」

 

キスメ「……能天気……」

 

ヤマメはのんきにそう言い、キスメは小さくそう言った

 

真也「なんかキスメにちょっとグサッとくること言われた気がするー」

 

こいし「自己紹介終わったなら、お姉ちゃんのところにいこーよー?」

 

真也がキスメの言葉に何か刺さった物を感じこいしがそれをスルーして促した

 

 

勇儀「ちょっと待ってくれ」

 

勇儀が止めた

 

真也こいしパルスィヤマメキスメ「「「「「?」」」」」

 

勇儀以外は?を浮かべていると

 

勇儀「こんな所にいる人間なんだ、能力くらいあるだろう?」

 

勇儀はそう聞いてきた

 

キスメ「……確かに……」

 

キスメもそう言った

 

真也「あー、あるよー、知りたいのー?」

 

真也が確認すると

 

ヤマメ「まあ、持ってるなら知りたいねぇ」

 

パルスィ「こんな普通の人間でさえ能力を持ってるなんて、妬ましいわねパルパル」

 

相変わらずパルっているパルスィをスルーした真也は

 

真也「んー、パルパルはほっといてー。僕の能力はー、《『無』を操る程度の能力》だよー」

 

そう言った

 

真也こいし以外「「「「!!??」」」」

 

それを聞いた4人はとても驚いていた

 

勇儀「ハッハッハッハ、これは面白いやつじゃないか!」

 

パルスィ「なんて強い能力なの…!?というか、さりげなくパルパルとか、呼んでんじゃないわよ!妬ましい!」

 

ヤマメ「いやぁ、これは本気の勝負じゃぁ勝ち目がないねぇ」

 

キスメ「……変なやつ……」

 

勇儀が豪快に笑って面白そうだと言い、パルスィは能力の強大さに驚き、ヤマメは勝ち目がないと言い、キスメは変な奴と評した

 

真也「うん、予想通りの反応でとても面白いねー。ってかー、キスメは僕のこと嫌いなのかなー?さっきからグサグサきてるねー」

 

真也はあらかた予想通りだったのかそんな反応をしていた(キスメは別)

 

こいし「まあ真也能力を聞いたら誰だってこういう反応すると思うよ?」

 

こいしがフォローを入れると

 

真也「まあ、分からないでもないけどー……」

 

真也は少し小さい声でそういった

 

が勇儀が

 

勇儀「よし!真也!あんた私と勝負しないか!?」

 

真也に勝負をふっかけた

 

パルスィ「あんたバカじゃないの!?ただの人間なのよ!?そんなことも考えないあなたが妬ましいわパルパル」

 

パルスィは勇儀の言ったことに強く反対した

 

こいしも驚いた顔で

 

こいし「えっ、ちょっと待って、真也はまだスペカ持ってないんだよ?勝負にもならないよ!」

 

真也は勝負出来ないと言い

 

ヤマメ「それには同意だねぇ、さすがにスペカを持ってない人間をボコボコにするのはどうかと思うよ?」

 

ヤマメも少し避難するような目で勇儀を見てそう言い

 

キスメ「……さすがに無理だと思う……」

 

キスメも同じように言う

 

こいし「ほら!皆言ってるよ!勇儀!また今度にしなよ!」

 

こいしはみんなの意見を聞いて勇儀に訴える

 

しかし勇儀は楽しそうな顔で言った

 

勇儀「いや、みんなの言うことも分かるけどさ、真也を見てみなよ」

 

そう言われて真也以外は真也を見ると…

 

真也「うーん、弾幕だけで勝つねー、能力なしじゃー無理かなー。でもーやろうと思えば出来るかなーって、みんなどうしたのー?」

 

真也は全員の視線が集まるまでどうやって勝つか考えていた

 

真也勇儀以外の全員「「「「いや、なにやることになってるの(よ)!!??」」」」

 

4人はそろって同じようなことを言った

 

勇儀「ハッハッハッハ、ほんとに面白いやつだね。まさか、スペカ無しで私に勝とうってのかい?」

 

勇儀はまた豪快に笑って楽しそうに言った

 

真也「まー、無理じゃないと思うよー?」

 

真也はいつも通りにこにことした顔で言った

 

こいし「真也っ!やめときなよっ!相手は勇儀だよっ!?鬼は普通の勝負じゃ、最強とも言われてるんだよっ!?真也が死んじゃうよ!」

 

こいしは全力で真也を止めようとする

 

ヤマメ「さすがに無理だ思うねぇ、来たばっかりの人間じゃぁ」

 

キスメ「……スペカもないし……さすがに」

 

パルスィ「まず、勝てるって思ってるのが妬ましいわねパルパル」

 

ヤマメやキスメ、パルスィも無理だと言って諦めさせようとする

 

勇儀「まあ、こういわれるのもしょうがないが、どうする?真也。確かに私は強いよ?はっきりいって来たばっかりのスペカも持たない人間じゃ死ぬだけだよ?」

 

勇儀は少しつまらなそうな顔でそう言うが

 

真也「いやー、皆言いたい放題言ってくれるねー。まーわからないでもないよー?確かに僕は人間だし来たばっかりだしー、スペカもないしー、飛ぶのだったさっき出来るようになったしー、弾幕だって出来るようになったのはついさっきさー」

 

真也はいつも通りの口調で言った

 

それを聞いたヤマメが

 

ヤマメ「じゃあ……「だからってそれがなんの理由になるの?」……し、真也……?」

 

何かを言おうとした

 

そのとき、

 

こいし以外は初めてとなる真也の闇を見ることとなる

 

真也「この世に絶対なんてないし、勝負は決まってるかもしれないね。でもね?だからってやらないのはどうかと思うよ?大体、人間たからって甘く見過ぎ。能力もあるし、空だって飛べる、弾幕も撃てる。君たちさぁ、なに勘違いしてない?なんかいろいろ言ってくれるけどさぁ…」

 

真也は急に間延びした口調から普通の口調になりそう言った

 

真也以外「「「「「………………」」」」」

 

他の面々は何も言えず黙り込んでいた

 

もうすでに、真也は変わっていた。その変化に何人かは震えが止まらず冷や汗も出てきていた

 

真也「はっきりいって、関係ないよ。悪いけど、その気遣いは無駄かな。僕はこの勝負引かないよ。いや、引かないじゃない……勝つね。」

 

そしてかろうじて一度見ていたこいしはなんとか声を出して止めようとした

 

こいし「し、真也……、わ、わかったからさ、き、今日はやめよ?ね?またスペカ作ってからさ「こいし」な、なに?」

 

その言葉は……

 

真「僕のことを思って言ってくれるのはうれしいな。

 

そのときの真也は……

 

「でも、僕はやめないよ。

 

そこで見たものは……

 

「だからね?気にしなくていいよ?アハハハハッ」

 

言っていることとは明るく聞こえるが、その表情は全くの……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『無』だった…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




はい、なぜかシリアスになりました

作者はあまりシリアスは好きではありません、なんでこうなるのでしょう(T.T)

まあ、これで真也の『無』を地底勢は全員みましたね

さあ、次回は勇儀との勝負です、スペカはないので弾幕のみですが、先に言っときます、勇儀ファンの方すいませんm(_ _)m

真也君は能力フルでガチでやります

次回で真也の能力の使い方が分かると思います(明らかなチートです、もちろんタグつけてあります)

では、また投稿したときに会いましょう

追記

修正しました

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。