真也「今回でこの章は終わりらしいねー」
こいし「おー次はなんだろー」
次回からは少し日常やってまた異変ですかね
真也「展開早いねー」
こいし「それは最初からだよ」
はい、では
「「「スタート」」」
お仕置き(物理)を終えた真也はにこにこしながら戻ってきた
真也「いやー終わった終わったー」
こいし「ちょっとやりすぎじゃない?」
真也がやり切った感を出しながら言うとこいしが呆れた表情でそう返す
真也はにこにこ顔を苦笑に変えて
真也「うーん、そんな気はしてたー終わったときにー」
こいし「いや遅いよね?もっと早く気付けたでしょ」
頭を掻きながら言ったがこいしの鋭い一言でがっくりとうなだれていた
聖はそんな2人を微笑ましいものをみる目で見ていた
こいしはそれに気付き
こいし「あ、そういえばさ、さっき真也に何か聞こうとしてたよね?私で良ければ答えるよ!真也のことなら大体分かるから!」
さらっと爆弾発言らしきものを投下しながら答えた
聖はそれを聞くと少し苦笑しながら
聖「ふふふっ、では先程こいしさんの服の汚れが消えましたが、真也さんは何をしたんですか?」
そう聞くとこいしは少し考えてから
こいし「………真也の能力は聞いたかな?」
少し暗い表情で聞いた
聖は先程からの変わりぶりに驚きつつも
聖「は、はい、聞きました。確か「『無』を操る程度の能力」でしたよね?」
そう答えるとこいしは能力を言ったときの聖の表情から大丈夫だと判断して
こいし「うん、そうだよ、であの汚れが消えたのは真也の能力で正確には『無くなった』が正しいかな」
そう答えるとこいしは未だにうなだれている真也に近付き頭を撫でて言い過ぎたと謝り始めた
真也がそれをそんなことないからと首を振っているが強く抵抗しないとこから完全に嫌がっているわけではなさそうだ
聖はそんな光景を見て
聖「ふふふっ、まるで恋人同士ですね。いや、もしかしたらさっきのことからすればそうなのかもしれませんね。でも秘密にしときましょうか!」
暖かい気持ちを感じつつ他の仲間のところへと移動した
そしてみんなが酒を飲んだり騒いだりして真也とこいしが宴会の様子を確認すると
見事に全員撃沈していた
酒を飲まない聖が撃沈していたのは疲れかなにかだと思いたい2人だったが
真也「せっかく来たのにあまり飲んでないし飲もうよー」
こいし「そうだねー余ってるおつまみ取ってくるねー(あれ?なにか忘れてるような…)」
真也が飲もうと言いこいしがつまみを取りに行くことになった
こいしはその時なにか忘れてはいけない、特に自分に被害というか何かあるような気がしたが、思い出せないので断念した
そして、つまみをいくつか取って返ってくると
真也「はははー、あーこいしーお帰りー」
明らかに顔の赤い真也がいた(というか出来上がっていた)
こいしはもう飲んだのかと思いつつ
こいし「もー先に飲まないでよー、一緒に飲もうよっ!ほら、おつまみ持ってきたからさ!」
真也の隣に座ってつまみを食べながら一緒に酒を飲み始めた
そして、2人だけの宴会もつまみがなくなり、酒も減ってきたところで
真也「あははーこいしー」
こいし「ちょ真也ー!こんなところで抱きつかないでー!」
真也が完全に酔っ払った
こいしはいきなり抱きつかれて困惑しつつも嬉しい気持ちがあり戸惑っていたが、次の真也の行動で前回のことを思い出すことになった
真也「~~~♪」
こいし「ひゃっ!?ちょ、ちょっと真也、ふわっ!」
真也が唐突にこいしにキスをし始めたのだ、頬や首筋、額などに
こいしはそれに焦り反面嬉しい気持ちで顔が真っ赤になっていた
そしてこいしの容量を越えて
こいし「あ、あぅ~~~」
真っ赤なまま気絶してしまった
真也は相変わらず気付いてないが、しばらくして少し酔いが覚めたところでこいしの状態を見て
真也「あ、あちゃー、またやっちゃったー。明日謝らないとこいしが怒りそうだなぁ」
またやってしまったと顔を酔いじゃないことで赤くして反省した
そして、こいしを抱いたまま真也は物思いに耽る
真也「(今回の異変でいろんな人にあったなー。驚かすことが好きな小傘、脅かそうとして失敗したぬえ、自分より相手を心配する鈴仙、ささいなことでも必ず感謝する聖、愚痴を言いつつもなんだかんだやることはやるナズ、ちょっと抜け出る星、明るくて元気な村紗、真面目で聖のことを慕ってるみたいな一輪、こんなにも多くの面白い人がここにはいるのかー。僕はほんと良いとこに来たんだなー。前だったらこんなに他人に興味を持つことなんて無かったのになー。これもここに来たことでの変化かなー。今ならいろんな人に興味が持てそうだなー。)」
寝ているこいしの帽子を取り、頭を撫でながらそんなことを考えていると
こいし「すー、すー」
頭を撫でていたこいしが抱き締めている手に自分の手を合わせた
真也はそれを驚いた後とても嬉しそうな顔で
真也「(あは、僕の一番の興味はやっぱりこいしかな。いつだってこいしが僕に無くしたものをくれる。もしかしたら他の人がくれるかもしれないけど、今はこいしから、それだけでも十分かな。)」
そう思い頭を撫でていた手を重ねられたら手の上に乗せて周りから自分たちを見えないようにして、真也は眠った
次の日もその先もこいしと一緒に入れることに幸せを感じながら
はい、デッレデレな回でした
真也「君って人はー」
こいし「そろそろ怒るよ?」
(あ、やばい、これはまたやられるやつだ)
はいでは次回から日常です
では次回まで
「「「ばいばーい」」」
にぃーげるんだよぉー!
真也「待てー」ゴゴゴ
こいし「待てー!」ゴゴゴ
(活動報告を投稿しました、どうぞよろしくです)