東方無集録   作:生きる死神

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はーいどーも生きる死神です

真也「宴会だー」

こいし「タイトルってもしかして…」

ふふふ、こいしちゃん、分かっても言っちゃだめです

真也「なにかあるのー?」

こいし「う、ううん、なんでもないよ!」

あ、タイトルは火事と喧嘩は江戸の華をもじりました

真也「語呂悪いー」

こいし「ねー」

うっ、一応考えたんですから!

それでは、

「「「スタート」」」


異変後の宴会はお決まりの行事

 

 

 

真也とこいしとぬえの3人は仲良く話していた

 

真也「あはは、あーもう暗くなってきたねー」

 

こいし「あ、そうだねーもう異変も終わったんじゃない?」

 

ぬえ「異変ってなに?」

 

真也がそう言うとこいしがそう言いぬえが聞き慣れない単語に反応する

 

こいしはぬえが知らないことに少し驚きつつも

 

こいし「異変って言うのはね、誰かが自分のしたいことを主張して幻想郷にもたらすことだよー」

 

そう説明するとぬえはまた疑問が出来たようで

 

ぬえ「ふーん、じゃあさ、今回の異変は何があったの?」

 

そう聞くとこいしは、はっ、とすると

 

こいし「確かにそう言われてみれば考えてなかったっ!てへっ!」

 

すぐさま開き直ってそう言った

 

ぬえはその様子に呆れつつ(隣の真也はこいしを見て笑ってる)

 

ぬえ「どっかに行けば分かるんじゃない?」

 

そう言うとこいしは考え込むが真也が

 

真也「んーならさー、博麗神社行ってみよー?たぶん宴会かなんかやってるだろーからさー」

 

そう提案した

 

こいしもぬえもそれに賛成して3人は博麗神社に向かった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

3人が神社につくとまず目に入ったのは森を探索していたときに会ったナズーリンとその周りにいる見慣れない人たちだった

 

真也たちはその人たちを見て誰かと話し合っていると

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ナズーリン「あっ、君達はあの時の」

 

先にナズーリンが真也たちに気付いた

 

それに反応した周りにいた人達もこちらを見て

 

?「おや?初めて会う人ですね」

 

?「~~~♪(ご飯を美味しそうに食べてる)」

 

?「1人は人間だけど、他の2人は妖怪じゃない?」

 

?「これは聖の理想に近いですね!」

 

4人(若干1名ご飯に夢中だが)はそれぞれそう言った

 

最初に言った女性は金に紫のグラデーションが入った上から下に行くにつれて色が変わった髪に優しそうな雰囲気をしている

 

またご飯に夢中の少女は金髪に花を模した飾りを載せている

 

3人目の少女は黒い髪に白地に青緑色の縁取りのセーラー服を着ておりどことなく緩い雰囲気を出している

 

最後の少女は紺色の頭巾から水色の髪が見えなにより周りに浮かんでいる不思議な雲に目がいく

 

真也たちはその個性的(この幻想郷においてこの言葉はあまり意味ないが)に少し驚いていた

 

真也たちが驚いていることに気付いたのかは分からないがナズーリンが

 

ナズーリン「あ、まだ私以外とは自己紹介してなかったね。聖たちもどうだい?」

 

そう言うと最初に優しそうな女性が

 

?「そうですね、私は聖白蓮、お好きなように呼んでください。」

 

そう言ってこちらに微笑む

 

次にご飯を美味しそうに食べてる少女だが

 

?「~~~♪(まだ食べてる)」

 

ご飯に夢中で気付かない

 

それに呆れたナズーリンが

 

ナズーリン「あぁもう…ご主人!いつまで食べてるんだい!自己紹介くらいしたらどうだい!?」

 

食べている少女に言った

 

すると少女はビックリしたようで

 

?「むぐぅ!?もぐもぐごっくん。あ、えと、私は寅丸星です、毘沙門天の代理です。」

 

食べていたものを飲み込んで周りの空気を察したのか真面目な様子でそう言った

 

真也たちはその様子に笑いを隠せなかったが

 

そんな星を苦笑しながら見ていたセーラー服の少女が

 

?「ふふふ、あ、私は村紗水蜜、呼びやすいから村紗でいいよ」

 

そう言った

 

最後に雲を周りに浮かべている少女が

 

?「私は雲居一輪です、一輪と呼んでください。それと私の周りの雲は雲山と言います。よろしくと言ってますね」

 

とても真面目にそう言った

 

真也たちはそれを聞き終えて

 

真也「聖に星に村紗、あと一輪と雲山ねー、よろしくー僕は全無真也、真也でいいよー」

 

こいし「私は古明地こいし、こいしって呼んでね」

 

ぬえ「私は封獣ぬえ、ぬえでいいわ」

 

自分たちの自己紹介をした

 

するとこいしとぬえの名前を聞いた村紗と一輪が

 

村紗「古明地…古明地、こいし…こいし、あ、地底の覚り妖怪の妹か!」

 

一輪「ん?封獣ぬえ?もしかして地底にいなかった?」

 

と、2人に話しかけた

 

こいしとぬえは最初は分かっていなかったが2人の名前をよくよく考えたら

 

こいし「あっ!村紗って血の池地獄が大好きだったあの村紗か!」

 

ぬえ「一輪ってそういえばいたわね、雲山と一緒に」

 

ようやく思い出したようでそれを聞いた村紗と一輪も

 

村紗「ちょ、なんでそんなこと覚えてるの!」

 

一輪「やっぱり雲山の方が印象に残ってるのね…」

 

どこかずれてる気がするが思い出してもらえたことに喜び4人は楽しそうに話し始めた

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それに入っていない星、ナズーリンはというと

 

星「~~~♪(また食べ始めた)」

 

ナズーリン「はぁ~まったくもうご主人はブツブツ」

 

星はまた食べ始め、その様子を見たナズーリンが頭を抱えてまた愚痴をこぼすという状況だった

 

聖と真也は顔を見合わせ苦笑すると

 

聖「すいませんね、うちの子たちが迷惑かけて」

 

真也「そんなことないよーナズは面白いし星もなんか面白そうだしー、村紗も話したら楽しそうだし一輪もちょっとイジったら楽しそうだしー。とっても良い人ばっかりじゃんー」

 

聖が謝るが真也はそんなこと気にしていない風にそう言った

 

聖はそれを聞いて嬉しそうに微笑むと

 

聖「ふふふっ、そうですか真也さんにはそう感じるんですね。とても良いことだと思いますよ」

 

そう言った

 

真也は少し不思議そうな顔をしたが、まあいいかと思い

 

真也「あー、ところでさーなんで今回の異変ってなんで起きたのー?」

 

この宴会にきた目的を思い出して聖に聞いた

 

聖はそれを聞かれると少し困ったような顔になり

 

聖「それはなんといいますか、少々お恥ずかしいのですが、村紗と一輪、星とナズーリンは私が法界に封印されているのを助けに来てくれたんですよ。そのために飛倉の欠片というものを集めて星蓮船を使って来たのですが、その…空を飛んでいたらしいのでして、それが見た者には物珍しく写ったようでして宝があるとかなにか不思議なものがあるとかなんとか言われてこんな騒ぎになったようです」

 

苦笑しながらそう説明してくれた

 

それを聞いた真也は驚いた顔をした後とても嬉しそうな笑顔で

 

真也「聖は仲間に恵まれてるねー封印されているのを助けに来てくれるなんてーそう簡単には出来ないよねー」

 

そう言った

 

聖はその通りと頷いてから

 

聖「私も本当に良い仲間を持ったと思っています。もし皆さんに会っていなければ私はあそこで一生を終える可能性もあったんですから。感謝してもしきれません」

 

とても晴れやかに笑って言った

 

真也はその笑顔を眩しいと思いつつ

 

真也「聖は良い人だねー僕には眩しいくらいだよー」

 

そう言った

 

すると聖は真也を心配そうに見て

 

聖「真也さん、もしかしてあなたはなにか抱えているんですか?」

 

そう聞いてくる

 

真也は一瞬話すかどうか迷ったが聖の性格と話した感じの人柄で大丈夫だと思い

 

真也「んー、これから話すことは一部の人は知ってるけど言っちゃダメだよー?」

 

先にそう前置きし

 

聖「………分かりました。他言無用を心得ます」

 

聖がそう言ったところで真也は話し始た

 

黒く光の無かった自身の過去を

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

話を聞き終えた聖はとても悲しそうに

 

聖「そんな過去を通ってきたのですか…真也さんは…」

 

真也を見てそう言った

 

真也は自嘲気味に笑いながら

 

真也「あはは、もう今では気にしてないしーなんだかんだこうやって楽しめてるからいいんだー、今の僕はもう1人じゃないしねー」

 

そう言うと楽しく談笑しているこいしに目を向けた

 

その視線に気付いたこいしが真也に手を振る

 

それを見た周りの3人がこいしを茶化したようでこいしが顔を赤くしながら怒っている

 

真也はその様子をとても嬉しそうに見ていた

 

聖はそんな真也を見て察したのか慈悲深い笑顔で

 

聖「真也さんは見つけたのですね。自身を理解してくれる人を。」

 

そう言った

 

真也は聖に視線を戻してにっこりと笑うと

 

真也「あは、そうだねー聖の言うとおりだよー僕には僕を理解してくれる人がいるからー、僕はその人に裏切られない限りは大丈夫。」

 

最後は真面目な口調でそう言った

 

聖はそれを嬉しそうに笑って見ると2人はとりとめのない話を始めた

 

その時の2人の顔はどちらも自分を救ってくれた物に対する感謝の笑顔で溢れていた

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

いつか、その笑顔が崩れ去る時が来るかもしれない…

 

その時、こいし達はどうするのだろうか




はい、ほのぼのからのちょっとシリアスでしたね 

真也「聖はとっても良い人ー、僕のことを知ってもまったく蔑んだ目で見ない所か心配してくれたー」

こいし「(私が知らないうちにまた真也の味方が増えてる)」

はい、まだ宴会は続きますよ、次回は頑張って弾幕ごっこをしたいですね

真也「出来るのー?」

こいし「むりそー」

がんばりますよー、原作キャラにもオリスペカ持たせることを決心しましたから

では、次回まで

「「「ばいばーい」」」

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