東方無集録   作:生きる死神

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どーも生きる死神です

真也「今回は誰に会うのかなー」

こいし「どんな人かなー」

んー、ちょっとキャラ崩壊してないか心配

真也「そんなのいつものことでしょー」

こいし「ほんとだよね」

あ、あはは、そうですね、では

「「「スタート」」」


苦労人な神の使い

 

 

 

真也たちは雛に聞いた噂からいろんなところを探索していた

 

真也「んー、全然見つからないねー」

 

こいし「ねー、この変なのはよく見つかるのにね」

 

2人がそう言うのも無理はない

 

何故かというと

 

 

 

 

雛に聞いてから既に2、3時間は経ったが未だに見つからないのだ

 

そもそも空飛ぶ船なのにあまり空を見てないのも理由だが

 

そして、こいしの言う変なものとはどことなくUFOみたいな物のことだ

 

真也「んー、これなんなんだろうねー」

 

真也はいくつか持っている内の1つを持って不思議そうに見る

 

こいしも同じように見て

 

こいし「なんかこれ、この見た目は違う気がするんだよねー」

 

そう言った

 

真也はそれに疑問を持ち聞こうとした

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

が、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

?「あぁー!ほんっと、ご主人はよく宝塔を無くすなぁもう!毎度毎度探してる僕の身にもなってほしいよ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

突然聞こえた大きな愚痴に2人は顔を見合わせ、その声が聞こえた方を向いた

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そこには

 

 

 

 

 

 

 

 

 

どことなくねずみのような、というかねずみみが生えているからねずみの妖怪なのであろう少女が不思議な棒を持って歩いていた

 

真也は面白そうな物を見つけたような顔で

 

真也「あはは、なんか面白そうな人がいるよー」

 

そう言ってこいしを見ると

 

こいし「ねっ!ちょっと話しかけてみよっ!」

 

同じような顔をしていてとても楽しそうだった

 

 

 

2人は早速少女に話しかけた

 

真也「ねーねー、君は何してるのー?」

 

こいし「苦労してるみたいだけどどうしたのー」

 

2人はなんの脈絡も無くそう話しかけた

 

少女は気付いていなかったのか、話しかけられるとびくっとして

 

?「うわぁ!ビックリしたなぁもう。いきなりなんだ?君たちは誰かな?」

 

少し警戒しながら真也たちの方を向いてそう言った

 

真也は楽しそうな顔で

 

真也「あはは、そんなに驚くことじゃないでしょー、僕は全無真也、真也って呼んでねー」

 

そう言いこいしも

 

こいし「あなたの反応面白いねっ!私は古明地こいし、こいしって呼んでね」

 

そう言った

 

二人の名前を聞いた少女も

 

?「ふむ、真也とこいしか、僕はナズーリン、毘沙門天の使いといったところかな」

 

自身の名前を名乗った

 

真也は名前を聞いてから

 

真也「ふーん、ナズーリンねー、呼びにくいからナズでいいやー」

 

とてもフランクにそう言った

 

ナズーリンはそれに驚き

 

ナズーリン「え、いや、なんで初対面の人に軽く名前を呼んでるんだよ。しかも短くされたし」

 

そう言ったが真也は聞く耳を持っていない

 

次にこいしが

 

こいし「そんなことはおいといてさ、ナズはここで何してるの?さっき大きな愚痴が聞こえてきたんだけど」

 

そう聞くとナズーリンはしまった、といった顔で

 

ナズーリン「あー聞こえてたかー、んー僕は今ご主人から言われて飛倉の欠片ってものを探してるのさ、それと同時にご主人の宝塔も探してるんだけど、どちらも全然見つからなくてね、もう大変だよ」

 

そう言ってとても疲れたようにため息をついた

 

真也とこいしはその様子を見て

 

真也こいし「「((これは相当苦労してるなー))」」

 

全く同じことを思った

 

そして、可愛そうな目でナズーリンを見ているとナズーリンがの視線に気付いたが

 

ナズーリン「もしかして、君たちも同情してくれるかい?そう思うよね。あの人はいつもいつも何か無くしては私の能力を当てにして探しに行かせてブツブツブツブツ」

 

完全に勘違いして彼女の苦労話(というより愚痴)を始めた

 

真也とこいしはこれには面食らい

 

真也「あー、これは長いやつだねー」

 

こいし「そうだねー、さすがにこっちも疲れそうだから退散しちゃおっか」

 

2人はそんな事を言って未だに愚痴を言っているナズーリンを放ってまた探しに行った

 

それに気づかないナズーリンは

 

ナズーリン「でさー、ご主人は虎のくせに小心者でさーブツブツブツブツ」

 

真也たちがいなくなってからも10分ほど話し続けていた

 

そしてやっといないことに気付いたナズーリンは

 

「でねー、ご主人はまだね…って、あれ?いない。うーん、話が長すぎたかな。まあ、それだけネタのあるご主人が悪いんだ」

 

2人がいないことに少しがっかりしつつも、ここにいない自身の主人に罪をかぶせてまた捜し物を始めた

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ナズーリンを放ってまた探索し始めた2人

 

真也は思い出したように

 

真也「あーそう言えばさー、さっきこれが見た目が違うって言ってたけどー、それっていったいどういうことー?」

 

そう言ってこいしを見て聞くと

 

こいし「あー、それはね、私の無意識がこれは違うって言ってた気がしたんだよね、まあ合ってるかはわからないけどね」

 

少し苦笑いしながらそう言った

 

それを聞いた真也は少し考えてから

 

真也「んー、じゃあ能力で本当の見た目にしてみよっかー」

 

そう言ってUFOを1つ持ち手を開いて

 

こいし「見た目変わるかな?」

 

こいしがそう言って真也の持っているUFOを見て

 

真也「んーほいっ!」

 

ぐっ、と手を握ると

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

真也が手にしていたUFOは不思議な形をした欠片になっていた

 

そのことに驚いた真也とこいしが

 

真也「んぁっ?なんだこれー?」

 

こいし「わっ!ほんとに変わったね!」

 

そう言ったとき

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

?「ふぁっ!?驚かそうとした私が驚かされるなんて!」

 

後ろから急に声が聞こえた




はい、ナズーリン登場と次のキャラです

真也「ナズはいじりやすそー」

こいし「ねーとっても面白そう!」

あー、この2人に目を付けられるなんて、ナズーリン、お疲れ様

真也「最後の人は誰だろねー」

こいし「んー、たぶん分かる人は分かるみたいだよ」

そうですよー、あの子です

では次回まで

「「「ばいばーい」」」

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