東方無集録   作:生きる死神

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はい、こんばんは生きる死神です

真也「今回は妖怪の山かなー?」

こいし「そうだよね?」

そうです、そしてタイトルは神もいたりするからああなりました

真也「へー」

こいし「ふーん」

では

「「「スタート」」」


妖怪だけじゃない山

 

 

白玉楼に行った2日後

 

真也「妖怪の山って言うのがあるらしいから行ってみよー」

 

こいし「それって地底の入り口から出たところがその山の中立った気がするんだけど」

 

真也が妖怪の山に行こうと提案しこいしがすぐそこじゃないかと言った

 

それを聞いた真也は

 

真也「あれーそうなのー?知らなかったよー」

 

ちょっと棒読みな感じで言った

 

こいしは少しイラッとして

 

こいし「ごめん真也イラッとしたからデコピンするね」

 

そう言って真也の額にデコピンした

 

真也はその一連の流れの速さに反応できず

 

真也「えっ、ちょっ……あうっ」

 

止める声を出す前にデコピンされ情けない声を出した

 

こいし「ふふっ、可愛い声だね」

 

こいしはその真也の声を聞いて笑いながら地霊殿から出ていった

 

真也は抗議するまもなくこいしが出ていったので

 

真也「あ、ちょ、こいしー。待ってよー」

 

こいしの後を追って出ていった

 

 

 

 

こいしに追いついて地底の入り口から出てきた2人は

 

真也「あんまりー気にしてなかったけどーここが妖怪の山かー」

 

真也は何かおもしろそうなものがないか探していると

 

 

 

 

?「そこの人間!ここで何をしている!ここがどこだか分かってるのか!」

 

 

 

後ろから急に強い口調で声がかけられた

 

真也は振り向くとそこには白い尻尾と耳に白い服を着た少女がいた

 

真也はその格好を見ながら

 

真也「分かってるよー妖怪の山でしょー」

 

そう言った

 

その少女はそれを聞いて少し怒ったようで

 

?「分かってるなら早く出ていけ!ここは人間のいていい場所ではない!」

 

ここから出ていけと言ってきた

 

真也はそれをめんどくさそうに聞きながら

 

真也「別にー僕はここの妖怪なんかじゃやられないしー第一こいしもいるから大丈夫だよー」

 

そう言った

 

それを横で聞いていたこいしは

 

こいし「(あ、今完璧ケンカ売った)」

 

少し呆れた表情で考えていた

 

そのこいしの考えは当たったようで

 

?「人間が妖怪に勝つ?はははっ!笑わせるな、そんなの無理に決まってるだろう、博霊の巫女や白黒の魔法使いのように人間の域から出ていなければな!」

 

その少女はそう言って真也の言ったことを真っ向から否定した

 

こいしは今度は完全に諦めた顔になり

 

こいし「(あ、だめだこれ)」

 

そう思っていると

 

 

 

真也「うるさいなー、もう話さなくていいよー」

 

真也がそう言っていつの間にか手を開いており

 

少女はそれを不思議に思いながら

 

?「は?なんだそれは、そんなもので私に勝てるのか?」

 

そう言って挑発した

 

真也は少し意地悪な笑みを浮かべ

 

真也「あははっ、どうだろーねー?」

 

そう言って手を握った

 

 

 

すると

 

 

 

?「ふん!なにも起こらな……!」

 

少女がはったりだと思って何かを言おうとしたが

 

 

 

それは

 

 

 

突然起こった爆発で止められた

 

?「な、なにをしたんだ!」

 

少女がそう言うが真也は

 

真也「教えないよーそろそろしつこいと思ったからねー」

 

そう言ってケタケタ笑った後、少し殺気を出しながら

 

 

 

 

真也「これは警告だよ?これ以上まだなにかするなら次は……」

 

 

 

 

そう言って少女を見ると少女はガタガタ震えながら

 

?「ご、ごめんなさい!私が悪かったから許してください!」

 

先ほどとは変わって見た目と合った少女らしい口調で謝った

 

真也はそれを見ていつもの笑顔に戻し

 

真也「いいよーところで君の名前はー?」

 

そう聞いた

 

少女は

 

?「私は犬走椛、白狼天狗です。あなた達は?」

 

そう言って2人を見た

 

真也が

 

真也「僕は全無真也、真也でいいよーよろしくねー椛ー」

 

そう言った

 

こいし「私は古明地こいし、こいしって呼んでね!よろしく椛!」

 

こいしも元気にそう言った

 

椛はそれを聞いて

 

椛「真也さんにこいしさんですか……どこかで聞いたような……。あ、めんどくさい人がこっちに来てる。真也さんこいしさん、私ここらへんで仕事に戻りますね、では」

 

最初は考えるように言っていたが途中何かに気付いたのか早口で言ってどこかへ言ってしまった

 

真也たちはそれをポカーンとしながら見てると

 

文「あやや?これはこれはこの前宴会にいた真也さんとこいしさんじゃないですか。こんなところでなにを?」

 

椛が言った方向とは反対から文が来た

 

こいしはそのことに

 

こいし「(あ、椛が言ってためんどくさい人って文のことか、確かにこれはめんどくさそうだなー)」

 

この前の宴会を思い出しながらそんなことを考えていた

 

真也は特になにも考えずに

 

真也「暇だったから妖怪の山を探索しに来ただけだよー?」

 

そう言った

 

文はそれを聞いて

 

文「あやや、そうなんですか!そうだ、もし暇ならちょっと質問に答えてもらっても良いですか?」

 

そう言って少し真也達の方に近付いてきた

 

真也は

 

真也「その質問はなんのためなのー?」

 

そう聞くと文は

 

文「私が書いてる文文。新聞に書くんですよ!外来人はめずらしいですし、それに真也さんの能力は強いですからねー、あること無いこといろいろ書けま……はっ、私はなにを言ってるんだか、で、どうです?答えてもらえますか?」

 

少し速口でそう言った

 

それを聞いた真也は雰囲気が変わり

 

真也「もし答えなかったら?」

 

どこか威圧感をだしながら言った

 

文はそれを気にせず

 

文「そうですねー、私の自己解釈で書きますね!まあどう捉えるかは私次第ですがね!」

 

そう言って笑った

 

 

 

しかし

 

 

 

真也「ふーん、じゃあ、答えないし勝手に書かないでね?」

 

真也は明らかな殺気を出しながら言った

 

文はそれに驚き焦りながら

 

文「な、なぜです?あなたが答えないならあなたは関係ないでしょう?」

 

そう言った

 

真也はそれを聞いて今度は笑みが消え

 

真也「関係ないとかそういうのじゃないよね?僕が迷惑するんだから無関係じゃないよ?僕は新聞とかそういう人のことをてきとーに言って周りを誤解させるものが嫌いなんだよね。もし、君がそれでも書くというなら、僕は今ここで君に痛い目にあってもらわないといけなくなるんだ、嫌でしょ?」

 

文の目を見ながらそう言った

 

文は完全に気圧され

 

文「わ、わかりました!絶対しませんから!」

 

そう言った

 

真也はいつもの状態に戻り山を探索しようと歩き出すが

 

真也「あ、もし、新聞に少しでも僕のことを載せたら、覚えててね?」

 

途中で振り返って文の方を向き悪魔のような笑顔でそう言った

 

文は

 

文「は、は、はい、わかりました……」

 

最早返事する気力すらもがれていた

 

真也はそんな状態の文を気にすることもなく

 

真也「さー、行ってみよー」

 

そう言って探索し始めた

 

 

 

 

真也たちがてきとーに歩き始めてからしばらくすると

 

?「あら?こんな所に人間?危ないから帰った方がいいわよ?」

 

どこからか声が聞こえた

 

真也はその声の方を向くとそこには緑色の長い髪を不思議な結び方をして赤色の多い服を着た女性がいた

 

真也「んー?僕は普通の人間じゃないから大丈夫だよー、君は誰ー?」

 

真也はそう言って女性を見た

 

?「私?私は鍵山雛、厄神よ、近づいたら厄いから近づかないでね?」

 

女性は名前と種族を言った

 

真也はそれを聞いて

 

真也「厄神ー?厄かー無くせないこともないかなー」

 

そう言うと雛に手を向けて開き

 

雛「?なにをするのかしら?」

 

雛がそう言ったあと

 

真也「ほいっ、これで無くなったかなー?」

 

手を握りそう言った

 

雛は最初はなんのことなのか分かっていなかったが

 

雛「うん?なにをしたのかしら……えっ!?私の厄が無くなってる!?」

 

やっとなにをされたかに気付くととても驚いていた

 

真也はその様子をおもしろそうに見ながら

 

真也「あははっ、雛の厄を無くしてあげたよー。これで近づいて話せるでしょー?」

 

そう言った

 

雛は怪訝そうな顔をしながら

 

雛「あなたいったい何者?」

 

そう聞いた

 

真也は

 

真也「僕は全無真也、真也って呼んでねー僕は無を操る人間かなー」

 

そう言った

 

こいしも一応と思い

 

こいし「私は古明地こいしだよ」

 

そう言った

 

雛は真也の言ったことを聞いて少し驚いたあと

 

雛「厄を無くしたのね、なかなかすごい能力ね」

 

そう言った

 

真也は少し驚いたようで

 

真也「雛はあんまり驚かないんだねー」

 

そう聞くと雛は

 

雛「確かに驚いたけど、私の厄をどうにか出来る人なんていなかったからあんまり気にならないのよね」

 

そう言って笑った

 

こいしは

 

こいし「(雛もあんまり驚かなかったなーまあ厄神だから厄で困ってたこともあるだろうし確かにありがたいだろうなー)」

 

そんなことを考えていた

 

真也「へー、ま、楽しく話せるならいっかー」

 

そう言って笑った

 

 

 

 

その後3人で楽しく談笑した後、雛と別れまた探索し始めた

 

今度は川に着いた

 

真也「おー川が流れてるーってあれー?なんかいるようなー」

 

真也が川を眺めていると何か見つけたようで

 

こいし「ん?なにかいたの?」

 

こいしも真也の見ている方向を見ると確かにどこか歪んだような変な空間があった

 

2人は顔を見合わせ少し考えた後

 

真也こいし「「よくわかんないけど水掛けてみよー」」

 

全く同じセリフを言って思いっきりその空間に水を掛けた

 

 

 

すると

 

 

 

?「うわ!もー!なにするんだ!」

 

急に青い服に大きなリュックを背負った少女が現れた

 

2人は少し驚いて

 

真也「わっ。急に知らない人が出てきたー」

 

こいし「いったいどこから出てきたの?」

 

そう言うと

 

?「私は河城にとり、どこからって質問にはさっき君たちが水を掛けたところからかな」

 

そう言った

 

真也は

 

真也「にとりかーよろしくねー僕は全無真也、真也って呼んでねー」

 

そう言って自己紹介した

 

こいしも

 

こいし「私は古明地こいし、こいしって呼んでね!」

 

そう言って自己紹介した

 

にとりは

 

にとり「真也とこいしね、覚えたよ!それにしてもこんな所になにしに来たんだ?」

 

不思議そうな顔を浮かべながらにとりが聞くと

 

真也「暇だったからここを探索に来たのさー」

 

真也はそう言って周りを見渡した

 

にとりはそれにつられて同じようにしながら

 

にとり「へーこんなところまでねー、って、あ!さっき水掛けられてあれ壊れちゃったんだ!直さなきゃいけないから私はもう行くよ!またどこかで会えたら話そうね、ばいばい!」

 

はっとした顔をして急いでさっきの空間を歪めるなにかを直しにどこかに行ってしまった

 

真也とこいしはその後ろ姿を見ながら

 

真也「なんか慌ただしかったねー」

 

こいし「ねー、落ち着きがなかったね」

 

そう言って呆れたように笑ってまた歩き出した

 

2人の足は頂上に向かっていた

 

 




はい、今回はここまでです

真也「なんか雛とにとり短くなかったー?」

こいし「確かに、なんで?」

あー、それは早く次に行きたかったのと思いのほか字数がいきましてね

真也「多くてもいいでしょー?」

こいし「何か問題でもあったの?」

いや、特になにもないんですが、僕のこだわりで見やすいようにあまり文字数増やしたくないんですよねー

真也「ふーん、そう言えば雛って作者の好きなキャラにいたよねー?」

こいし「へーそうなの?」

確かにそうですね、だからもっと絡ませようかとは思ってたんですけど、ちょっとね

真也「はいはーい、じゃ、そろそろ終わろー」

こいし「おー」

おぉ、雑い雑い

では次回まで

「「「ばいばーい」」」

(今日はこのあと十時半にコラボの話が投稿されますよ、良ければ見てください)

追記

誤字報告がありました

まずこいしさんがこいし3になってました

あと後書きの良ければが避ければになってました

パルミアさん報告ありがとうございました!

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