東方無集録   作:生きる死神

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はーいどーもこんばんわ、生きる死神です

真也「えっと、とりあえず一回逝こうかー?」

こいし「一片の情もないよー?」

お、落ち着け!せめて書かせてくれ!

真也「しょーがないなー」

こいし「むー……」

はい、こいしちゃんの機嫌が悪化する前に

「「「スタート」」」


番外!こいしに異変が!?

 

 

とある日の朝(7時頃)

 

こいしは自室のベッドで目を覚ました

 

こいし「ふぁーぁ、よく寝たー」

 

そう言いながら体を起こし身だしなみを整える

 

こいし「んー、今日はどうしようかなー……って、えぇぇぇぇぇーーーーー!!!!!?????」

 

服を着替え最後に鏡を見てチェックをしようとしたこいしは驚いていた

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その少し前真也は

 

真也「むにゃむにゃ、もう食べられないよー、むにゃむにゃ」

 

夢の中だった(おい)

 

そしてそのせいでこれから来る事件?に気付くことはできなかった

 

真也「むにゃむにゃ、だーかーらーもう食べられ「真也ーーー!!!」ふぇっ?」

 

また謎の夢の内容を口に出していた真也は急に開けられた(というより押し開けた?)扉の音と自分の大好きな人の声で目が覚めた

 

真也「ふあー、おはよーこいしー、どうし「ねぇ真也!なにか!なにか生えた!」ちょ、ちょっと追いつこうかこいし?」

 

真也はどうしたのか聞こうとしたがこいしがかなり慌てているため落ち着かせることにした

 

こいしも真也に宥められとりあえず落ち着いた

 

真也はこいしが落ち着いたところでなんでそこまで慌てていたのか事情を聞いた

 

こいしは未だ驚きが抜けないようで

 

こいし「えっとね?朝起きて、着替えてから鏡を見たのそしたら…………頭に猫耳が生えてたの!」

 

そう言って自分の頭を指さした

 

真也は寝ぼけ眼を擦りながら見てみると

 

 

 

そこには…

 

 

こいしの言うとおり猫耳が生えていた

 

しかもピクピクと動いている

 

真也「おーほんとだー猫耳生えてるねー」

 

真也はほのぼのとしたように言った

 

こいしはそんな反応の真也に

 

こいし「いや、なんでそんなにほのぼのしてるの!?私はこうなった理由が知りたいよ!真也も手伝ってよ!」

 

そう言ったが真也は

 

真也「ごめんーこいしーまだ眠いやーむにゃむにゃ」

 

また夢の世界にこぎ出していた

 

うつらうつらとしている真也にこいしは

 

こいし「ちょっと!手伝ってよー!ねぇ真也!」

 

そう言いながらゆさゆさと体を揺すると

 

真也「むーならこいしも一緒に寝てしまえー」

 

そう言ってこいしを自分のベッドに引きずり込んだ

 

こいしは突然のことに驚き、次第に理解すると

 

こいし「ちょ!ばかばか!なにやってるのよ!」

 

顔を赤くしながら真也をぽかぽかと叩くが真也は気にせず

 

真也「おやすみー……」

 

寝てしまった

 

こいしはこの状況で寝れる真也に驚きながらも

 

こいし「えっちょっ、嘘でしょ?私はどうすればいいの…」

 

どことなく諦めモードに入っているが自分の好きな人のベッドに入っているからか、だんだんとそんなことどうでもよくなり

 

こいし「いーやー、私も寝よー」

 

そう言ってこいしも寝てしまった

 

 

 

2人が寝てから3時間後

 

真也「ふあー、よく寝た……って、あれ?何でこいしが僕のベッドで寝てるの?」

 

真也は起きて今の状況に?がいっぱいだった

 

するとこいしも起きたようで

 

こいし「ふぁーぁ、おはよー真也」

 

そう言ってのびをしていた

 

真也はなんで普通に反応してるのか疑問になり

 

真也「えっとこいしー?なんで僕のベッドで寝てるのー?」

 

そう聞いた

 

こいしは呆れた様子で

 

こいし「真也が私を引きずり込んだんだよ?」

 

そう言うと真也はやっとそのことを思い出したようで

 

真也「あ……、ごめんー。ってことは猫耳もー?」

 

謝りながらこいしの頭を見るとやはりそこには猫耳があった

 

こいしは自分で触って確認しながら

 

こいし「はぁーやっぱり夢じゃないよねー」

 

そう言って落ち込んでいた

 

真也はその様子を見て

 

真也「いやー全然似合ってるよー?めっちゃ可愛いよー」

 

こいしを励ました

 

こいしはその言葉に顔を赤くして

 

こいし「そ、そう?ならいいかな」

 

そう返した

 

真也はどうもこいしの猫耳が気になるようで

 

真也「ねーこいし、その耳触っていいー?」

 

そう言いながらもすでに手はこいしの頭に延びていた

 

こいしは手が延びてきていることに気付かず

 

こいし「えっ?別にいいけど……って、ひゃ!もう触ってるじゃん!」

 

急に触られたことで変な声がでてしまった

 

真也はその反応にニヤリとして

 

真也「ふーん?この耳って感覚が鋭いみたいだねー?じゃあー……」

 

そういってこいしの後ろに素早く回ると

 

真也「くすぐっちゃえー」

 

そういってこいしの猫耳をくすぐり始めた

 

こいしはなかなか辛いようで

 

こいし「ちょっ!ひゃ!やめてよ!ひゃん!くすぐっ、ふぁ!?たいって!ふぇえ!」

 

変な声を出しながらもなんとか抵抗していた

 

しかしあまり力がでないようで真也を止めることはできずそのままなすがまま数分間くすぐられ続けた

 

 

 

こいし「……」

 

真也「ほんとーにごめんなさい」

 

くすぐりが終わり息が整ったこいしはものすごく良い笑顔で真也に正座しろと言った

 

真也は抵抗したらダメだと無意識やら直感などで察し素早く正座した

 

こいしはかなりご立腹で

 

こいし「なんで止めてくれなかったの?」

 

そう言って止めなかった理由を聞く

 

真也は真剣な顔で

 

真也「こいしが可愛すぎたのと反応が可愛すぎて止められなかったの」

 

そう言ってこいしを見た

 

こいしは顔を真っ赤にしながら

 

こいし「……そんなこと言われたら怒るに怒れないじゃん……」

 

小さい声でそう言った

 

真也「ほんとごめんねーそろそろお腹空いたしご飯食べにいこー?」

 

真也は時間が朝ご飯を過ぎていることを察しながらこいしに言った

 

こいしは少し恥ずかしそうに

 

こいし「他の人に見られたらどうしよう……」

 

そう言った

 

真也はその様子にまた可愛いと思いながら

 

真也「こういうときこそ無の出番だよー」

 

そう言って能力を使用した

 

 

 

 

2人は能力でバレないように食堂に行きご飯を食べた

 

真也「ふーお腹いっぱいー」

 

こいし「うん、今日はどうする?」

 

真也とこいしはこの後どうするか話していた

 

真也は

 

真也「なにをしようにもーこいしのその猫耳があるからあまり動かない方がいいかもねー」

 

そう言って軽くこいしの猫耳を撫でた

 

こいしは少し反応しながら

 

こいし「ひゃあ、じゃあ今日は部屋でゆっくりしよっか」

 

そう言って2人はこいしの部屋に向かった

 

 

 

こいしの部屋で真也はあることに気付いた

 

真也「(猫耳だけじゃなくて尻尾も生えてるー!?)」

 

なぜ気付かなかったのかは分からないが真也は驚き、悪魔の笑みを浮かべ

 

真也「(あはは、またくすぐっちゃおー)」

 

そう思い、なにか暇をつぶせそうなものを探しているこいしの後ろに近づき

 

真也「こーいしー!」

 

そう言ってこいしの尻尾を軽く握った

 

すると

 

こいし「ひゃぁあ!」

 

悲鳴を上げながらへたり込んでしまった

 

そして真也をすごいジト目で見ながら

 

こいし「しーんーやー?」

 

最早黒いオーラさえでてるこいしを前に真也は

 

真也「い、いや、猫耳だけじゃなくて、尻尾もあったから気になっちゃって、ね?」

 

そう言って頭を下げた

 

こいしはそのことに驚き鏡を見ると

 

こいし「あっ!ほんとだ!尻尾もある!なんで気付かなかったのかな?」

 

もっともなことを言いながらこいしは自分の尻尾(なぜか服を貫通している)を触っていた

 

真也はその姿を見て

 

真也「(可愛い)」

 

ストレートにそれだけ思っていた

 

こいしもなんとなく真也が思っていることに気付いたのか

 

こいし「うぅ、真也また思ってるでしょ?」

 

真也にそう言った

 

真也はためらいもなく

 

真也「だって可愛いんだもん、しょーがないよー」

 

そう言った

 

こいしは顔を真っ赤にしながら

 

こいし「もぉ、なんでストレートに言うの……」

 

そう言って頭を抱えていた

 

真也はこいしに近寄り軽く抱きしめながら

 

真也「ストレートな方がこいしには伝わるでしょ?」

 

そう言って頭をなでた

 

こいしはその言葉に少し感動しつつ

 

こいし「今日はこの猫耳と尻尾に感謝しとこうかな……」

 

そう言った

 

真也はまた悪魔の笑みを浮かべ

 

真也「なら、またくすぐってもいいよね?」

 

そう言うとこいしはこれはやばいと思い

 

こいし「えっと、それとこれは違うような……」

 

少し逃げ腰になるが抱きしめられてるので逃げることもできず

 

真也「さーて、楽しい楽しい時間だよっ」

 

そう言ってまた始めるのであった

 

 

 

 

その日地霊殿の一室では悲鳴と笑い声がずっと響いていたという

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ちなみに次の日の真也はとても楽しそうに

 

こいしは疲れ切っていたがどこか嬉しそうだったらしい

 

結局なんで猫耳と尻尾が生えたのかは分からずじまいだったが




はい、番外編の猫耳(&尻尾)の話でした!

真也「あれは可愛かったし楽しかったー」

こいし「うぅ、ほんとに大変だったよもう」

まあ、なんだかんだ楽しんでたからいいじゃないですか!

真也「うんー。そーだねー」

こいし「(今度は真也にもなにかあるといいな)」

はい、では次回まで

「「「ばいばーい」」」

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