東方無集録   作:生きる死神

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はいどーも、生きる死神です

真也「今回はコラボで~す」

こいし「お相手は?」

はい、お相手は出ったあ!世界一面倒くさい男!を書いているもう眠いさんです

真也「失礼しちゃだめだよー」

こいし「ちゃんと書きなよ」

はーい、では

「「「スタート」」」


コラボ!世界一面倒くさい男!?

 

 

ある日のこと

 

幻想郷の地底に摩訶不思議な男が来た

 

その男は少しへらへらとした様子でそこにいた

 

?「おー、ここはどこだ?なんか周りが岩だらけなんだが」

 

男はあまり驚いた様子もなく周りを見渡していた

 

そしてとりあえず歩くことにした

 

 

 

歩くこと数十分

 

?「あ?なんかでっかい建物あるな、とりあえず行ってみるか」

 

大きな建物を見つけ、近づいていった

 

そして、その建物の玄関らへんまで見えるところに行くと

 

?「うわ、なんかリア充が見える。うーん、女の子の方は可愛いなぁ、でも俺には彼女(たぶん)がなぁ…」

 

玄関と門の間らへんで2人の男女が話しているのが見えた

 

男はしばらく考えた後、悪魔のような笑みを浮かべ

 

?「よし、とりあえず、話しかけよう」

 

そう言ってそのリア充に近付いた

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

男が近付いて話しかけてくる少し前

 

真也「今日はどうするー?」

 

こいし「んー、今日は地底の商店街でも回る?」

 

真也とこいしは今日なにをしようか話し合っていた

 

真也は思案顔で

 

真也「あー、この前も商店街は回ったしなぁー」

 

そう言いそれを聞いたこいしが

 

こいし「じゃあ、地上にする?」

 

そういって聞いた

 

真也がそれに答えようとした

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そのとき

 

?「やぁ、お嬢さん、ぼくと一杯お茶なんてどうですかな?」

 

見るからに、というか明らかにめんどくさそうな男が2人の中に割って入ってきた

 

男はこいしを見ている

 

こいしはいきなりのことに驚いたが

 

こいし「えー、いや」

 

あっさりと断った

 

男は残念がる素振りもなく

 

?「まあ、予想はしてたよ」

 

そう言った

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

真也「んー、なに勝手に口説いてくれちゃってんのかなー」

 

こいしをいきなり口説かれたことに真也はとても怒っていた

 

それは近くにいるこいしはおろか、スキマを通してどこかの賢者妖怪にさえ感じられたら

 

 

 

 

 

それを男は

 

?「可愛い女の子がいたら話しかけるのが基本でしょう?そうかっかしなさんなって」

 

なにも感じてないようにそう言った

 

真也はこいつは面倒くさい上に、たぶん話術じゃ勝ち目がないと思い

 

真也「はぁ、分かった、けど、こいしに手を出したら……容赦なく無くすから」

 

そう言うと怒気を無くしいつもの表情に戻して

 

真也「んー、ところで君は誰かなー?」

 

名前を聞いた

 

男は先の言葉からの変わり身の早さに感心しつつも

 

?「俺?俺は狂島左右、左右って呼んでくれ」

 

そう言っておどけたように一礼した

 

真也は少しイラッとしつつも

 

真也「左右ねー僕は全無真也、真也でいいよー」

 

そう言った

 

若干空気だったこいしも

 

こいし「私は古明地こいし、こいしでいいよ」

 

そう言って軽く会釈した

 

自己紹介を終えた真也は立ち話もなんなので

 

真也「立ち話は嫌だからー、僕の部屋に連れてってあげるー」

 

そう言って地霊殿の中に入り自身の部屋に連れて行った

 

 

 

 

 

部屋についた真也は3人分のお茶を用意して全員に渡した後飲みながら

 

真也「ところでさー、左右はなんでここに来たのー?」

 

そう聞いた

 

左右は少し考えた後

 

左右「なんかいつも通りに歩いてたら変な穴に落っこちて気付いたらここにいた、以上」

 

そう言った

 

真也とこいしはこれを聞いて

 

真也こいし「「((絶対紫のせいだ))」」

 

そう思った

 

2人の思ったことなど知らない左右は

 

左右「あ、真也、アルプスいちまんじゃくやろうぜ」

 

そう言って真也を見た

 

しかし真也は

 

真也「え?アルプスなんだっけー?聞いたこと無いけどわかんないなー」

 

不思議そうな顔でそう言った

 

そのことには少し驚いたのか左右は

 

左右「真也アルプスいちまんじゃく知らないのか?あの有名なアルプスいちまんじゃくをか?うわーこれは予想外だな」

 

そう言った

 

真也は少し申し訳無さそうに

 

真也「ごめんねー、あんまり遊びには詳しくないからさー」

 

そう言って頭を掻いた

 

左右は少し考えた後

 

左右「よし、ならしりとりだ、これならわかるだろ?」

 

しりとりを提案した

 

真也もさすがにわかるのか首を縦に振った

 

真也「あ、でもこいしはわかるー?」

 

真也は思い出したようにこいしを見て言った

 

こいしはなんのことか分からない様子で

 

こいし「うーん、分かんないから2人でやっててよ私見てるから」

 

そう言った

 

左右はそれを聞いて(ここから会話文がしばらく続きます)

 

左右「じゃあ、しりとりスタートな、しりとりの、り」

 

真也「りんご」

 

左右「五稜郭」

 

真也「栗」

 

左右「リュックサック」

 

真也「くず餅」

 

左右「チョーク」

 

真也「クリスマス」

 

左右「スモーク」

 

真也「クリスマスツリー」

 

左右「お?この場合はりでいいのか?」

 

真也「うん、そうだねー」

 

左右「じゃあ、リーク」

 

真也「九条ネギ」

 

左右「牛肉」

 

真也「クナイ」

 

左右「異国」

 

真也「車」

 

左右「マーク」

 

真也「苦悩」

 

左右「右翼」

 

真也「口」

 

左右「チーク」

 

(ここらへんで真也が少しいらいらし始める)

 

真也「鍬(くわ)」

 

左右「枠」

 

真也「杭」

 

左右「移植」

 

真也「櫛」

 

左右「シンク」

 

真也「九九」

 

左右「苦肉」

 

真也「苦情」

 

左右「うーん、もう「く」で終わるやつ思いつかないなー」

 

真也「やっぱりくで終わらせようとしてたんだねー!!」

 

真也はストレスがたまったようでとてもイライラしていた

 

対して左右は

 

左右「だってしりとりの必勝法は同じ語尾で返すんだろ?ならやるだろ」

 

そう平然と言った

 

真也は納得しつつも

 

真也「もうちょっとさー、普通にやりたかったのにー」

 

少し不満げに言った

 

左右は

 

左右「まあまあ、しょうがないって」

 

そう言って真也の肩をポンと叩いた

 

真也は少し悔しいようなムカッとしたような気持ちになり

 

真也「むー。ていっ」

 

左右の額にデコピンをお見舞いした

 

左右は

 

左右「うおっ、いきなりなにすんだ真也」

 

そう言って真也を睨むが真也はどこ吹く風とわざと口笛を下手に吹いて知らん顔していた

 

さすがに左右もイラッとし

 

左右「そーかそーか、ならこっちもやり返すぜ」

 

そう言うと真也の鼻頭にデコピンをした

 

真也は少し仰け反りつつ

 

真也「ふぁっ。いったいよーもー」

 

そう言って笑った

 

左右もつられて笑ってしまった

 

こいしもその光景に笑っていた

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その後はなんだかんだありつつも仲良く話し、左右がふと

 

左右「あ、そういえば今何時だ?」

 

何時か聞いた

 

真也は時計を見て

 

真也「んー、八時くらいかなー」

 

そう言った

 

それを聞いた左右は少し驚くと

 

左右「おーもうそんな時間か、でも俺どうやって帰ればいいんだ?」

 

そう言って腕を組んで考え始めた

 

真也「あ、そういえば、なんか不思議な穴に落ちたんだっけー」

 

真也は思い出したように言った後

 

真也「(あ、良いこと思いついた)」

 

なにか考えついたのかとても良い笑顔を浮かべ

 

少し後ろを向きぼそぼそとなにか呟いた

 

左右はそれを何かと思い

 

左右「ん?真也、なに言ってんだ?」

 

そう言った

 

すると真也は悪魔のような笑みを浮かべながら

 

真也「あははははは、なんのことだろーねー」

 

そう言って笑った

 

左右は変なやつと思いながらまた考えようとした

 

 

 

 

 

 

 

 

その時だった

 

左右「あー、どうやって帰……ちょ、うわ!」

 

左右の座っていた足元に不思議な空間が開いたのだ

 

左右はかろうじて端を掴んだ

 

左右「うわ、これ俺が落ちてきた穴と似てる!」

 

そう言いながら左右は上がろうとするが

 

真也「そりゃそうだよーだって同じだもーん」

 

真也がニコニコしながらそう言うと

 

左右は驚きつつも

 

左右「分かってんなら助けてくれよ!」

 

そう言った

 

しかし真也は

 

真也「んー、もう帰った方がいいみたいだからこのままお別れかなー」

 

そう言うと手を開き

 

左右「ちょ、さすがにこれはひど「ばいばーい」ちょ、真也ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!!!!!!!」

 

真也は左右が文句を言おうとしたのを無視して手を握り締め不思議な空間を閉じた

 

その空間からとんでもない叫び声が聞こえたが2人は聞いてない振りをした

 

真也「いやー、すっきりしたよー」

 

こいし「なんか、騒がしい人だったね」

 

2人の感想はこれだった

 

この日真也ぐっすり眠れたそうな

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ちなみに、真也が呟いていたのは

 

真也「紫ー、左右の足元にスキマ開いてー」

 

こう言っていた




はい、狂島左右君でした

真也「ほんと面倒くさいというかなんというかー」

こいし「騒がしい人だったなー」

はい、もう眠いさんコラボありがとうございました!
狂島左右君のキャラは全然こちらでは再現できてなかったのでぜひもう眠いさんの出ったあ!世界一面倒くさい男!を呼んでみてくださいね!

ではここらへんで

「「「ばいばーい」」」

(あ、今活動報告で質問募集してますよーあともう眠いさんほんとにコラボありがとうございました!)


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