世界最恐の海兵、又の名を「慈愛の副元帥」   作:anmnmn

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お知らせみたいになっちゃってますが、タグを一度整理して
話を進むに連れてタグ追加していきたいと思います

意見をくれた方ありがとうございます。
感想や評価して下さる方がいて、やる気満々です!
最近は仕事で疲れてても1話は書こうと思ってます!


マリンフォード戦争でエースを生かすか、原作通り死なせてしまうか迷ってます
よければ意見いただけると嬉しいです


6話「海軍本部の日常・後半」

○センゴクside

 

 

わたしは偉大なる航路にある海軍本部で元帥をしているセンゴクと言う。

今では元帥という階級には就いておるが、若い頃はガープやおつるさんと

いろんな海賊とやりあったもんだ。

 

もちろん海賊王ともな・・・。

 

 

 

あれから何年たったことか・・・

世界政府全軍総帥の『コング』さんから直接元帥になってほしいと言われてその

座についた。ガープのやつも大将へ昇進の話があったそうだが

「自由にやるにはこれ以上の地位はいらん!」とか言って断ったそうだ

あいつらしいといえばあいつらしいな。

 

 

 

 

今おつるさんは、ある任務で本部にはいない

それほど危ない任務ではないため、大丈夫だろう。

 

だが厄介なことにガープのやつが何も言わずついていったようだ・・。

あいつの自由奔放なところは多少あきらm・・ではなく黙認しておるが

自分の海兵たちに何も言わず出て行くやつがおるか・・。

 

帰ってきたら言ってやらねばな・・・っぐ・・胃がもたん!

 

 

 

それから1ヶ月ほどしておつるさん達が帰ってきたと伝令から報告があり

こちらに向かっているとのことで待っていた。

 

来るまで仕事を片付けることにした

 

 

・・

 

・・・

 

 

扉の外から言い争うような声がしてきた、おつるさんとガープのやつだな

まずはガープのやつに言ってやれねば・・・

 

 

ガチャと扉が開く

 

 

「ガァァァァァァァプッ!貴様ッ!」

 

 

一室で怒声が響いた・・・。

 

 

 

 

あれからガープのやつが私の煎餅を勝手に食ったりそれを奪って全部食ってやったり

つるさんから任務の報告を受けた。

 

そこで私は一つのことに気づいた。

二人の後ろに小さい女の子がいる事に。

 

つるさんから紹介されたその女の子はニコニコとしていた。

話を聞けば無人島に一人でいたらしい、親もいないとは・・。

普通であれば心を閉ざしたり、悪い方向に出るはずなのだがこの子は

変わらず眩しいほどの愛嬌のある笑顔であった。

 

 

「私はモンキー・D・レオナです!名前は、つる母さんに

 姓はガープ父さんにもらいました!よろしくお願いします、センゴクさん!」

 

とびっきりの笑顔を向けられた。夕日に照らせばきれいに輝くだろう赤い髪

大きくまん丸で金色に輝く目。

そして整っている顔だち、将来は誰もが振り向く美人になるだろう。

 

しかも礼儀を知ってるとは・・・今には大人にも負けないしっかりした

子だ・・・ん?んん??今この子はなんと言った?つる母さん?ガープ父さん?

 

 

・・・なんだとぉぉぉぉぉ!!!??

 

 

あまりの驚きに口からも出ていたようだ。

それよりもこやつらいつこんな子供を・・・というかいつ結婚したのだ

わしに一言も相談もなかったぞ?

 

と、二人にも問いかけたらどうやら誤解らしい

 

「この子は親がいないからね・・あたし達が親代わりになることになったんだ」

 

そうだったな、冷静に考えれば分かることだ。

少し冷静さを欠いていたようだ。

 

 

その後も驚きの連続だった。

 

まずガープと戦ったこと。まずガープのやつと戦うことは訓練であっても

手馴れの海兵たちでも恐怖するだろう。

 

しかも実力も申し分ないらしい。あのガープのやつが避けるほどの力を持つとは・・・

そしてこの子は能力者だという、しかも超人系かで私と同じ動物系の特殊なものらしい

気になるがそれはまた後で聞こう・・。

 

驚きの中で一番であったのが彼女が覇気を使えるということ。

しかも覇王色の覇気まで使えるという・・・恐ろしいことだ。

年端も行かない子供が、大人であっても何年長くて何十年かかって取得するものを

コントロールまでできるほどの使いだという。

覇王色の覇気については生まれ持ったものしか使えない、それも英雄クラス

白ひげのエドワード・ニューゲートや赤髪のシャンクスと言った

限られたものしか使えないものだ、それをこの子が・・・。

 

 

できれば敵には回したくないな・・と心の中で思った。

 

 

それからいろいろ話合って今日彼女は、おつるさんの家で一緒に泊まるようだ

ガープのやつが泣きながら抗議しておったが口では勝てんか・・・。

あれが親バカというやつなんだろうな。

 

 

それから3人を見送り仕事に戻ろうとしたが彼女が戻ってきた

そして・・・

 

「センゴクさん、ありがとうございました!あ、あとお父さんがごめんなさい

 これから大変だとは思いますけどお世話になります!(ペコリ

 私はまだ仕事のこととか分かりませんけど何かお手伝いできることが

 あったら言ってください!」

 

 

わたしは衝撃を受けた。わたしの周りは個性的なものが多く中には仕事を増やし

胃が痛くなるほど厄介なものもいたりもするのだが。

 

この子はわたしの苦労を分かってくれるようだ、そう思ったら

涙が出てくる

 

ガープのやつが娘にしたということでまた個性的なものかと思ったが

彼女はどうやら違うようだ。

 

 

気づけばわたしは彼女を泣きながら抱擁していた。

その後「いつでも遊びにこい」と見送った。

 

その背中を見ながら

この子ならわたしの癒しになってくれる存在だろうと心に決めたセンゴクであった

 

 

 

 

 

 

 

 

――――――――――――――――――――――――――――――

○レオナside

 

 

センゴクさんと別れてからまっすぐつる母さんの家に向かった。

その後すぐつる母さんと夕飯を作って一緒に食べた

 

料理?もちろんできるよ!

島にいた頃やってたしフルーツとかで調味料まで作ったくらい

凝ってたよ!

腕もそれなりだと思うんだー

 

だけどまだ小さいのもあって好きに動けないから野菜の皮むきや、食器を

洗うというような雑用したよ!

 

味は美味しかった!なんだろう、一人じゃないっていうのもあるかなーって思う。

何より暖かかった、心もほっこりした。

その後つるさんが一緒に「お風呂に入ろう」と言ってきた。

 

 

あまり触れてないから忘れているかもしれないけど私は前世は男だったんだよ?

羞恥心もある、しかも年を重ねてるからって女性は女性だし・・・

一人で無人島にいた頃も自分の身体を見ようとも思わず服のまま川で汚れを落とした

り、用を足そうとした時もあまり見ないようにしてたくらいだった

 

 

どうにか一人で入ろうと頭をフル回転させて考えたけど何も浮かばず・・・

半ば引きずられながらお風呂場に向かった。

 

その時初めて自分の身体を見た。まだ小さいからか子供の身体で

胸も出てなかった・・・下はなかったけどね?

 

なんでこんなに冷静なのかというと、身体を見た時恥ずかしさより

本当に女になったんだっていう複雑な気持ちのほうが大きかったからだ

その時に悩みはしたけどもう諦めたというか吹っ切れた。

それから女性の裸を見ても多少は抵抗があるもののあまり気にならなくなった

 

 

お風呂から上がって脱衣所の鏡を見たらそこには美幼女がいて

思わず「だれ??」って言いかけた。

 

お風呂に入る前は、汚れで黒い赤色をしていて少しほつれている髪

顔や身体は少し黒ずんでいた

 

今はサラサラのストレートで輝かしいほどの赤い明るい髪

顔の汚れも取れてまん丸の目、整った顔だちがはっきり分かるようになった。

そして何よりちょうどいいくらいの白い肌、まったくの別人だった。

 

 

つるさんも私の代わりようを見て満足そうにしていた。

その後つるさんと少し無人島にいた頃のことを話したりした

 

それから寝ようという話になって寝室にいったらベッドはダブルベッドが一つだった

「今日はここで寝るよ?」と言われつるさんに連れられてベッドに潜った。

久しぶりのふかふかベッドでもう少し起きていたかったけどあまりの

気持ちよさにすぐ寝ちゃった。

 

 

それから1週間ほどつる母さんとガープ父さんの家を交互に泊まったり

センゴクのおじさんの所へ遊びに行ったりした。

 

 

なんでセンゴクさんをおじさんなんて呼んでるかというと本人にそう呼んでほしいって

言われたからだ、初めて呼んだときセンゴクのおじさんは

満面の笑みで優しく頭を撫でてくれた!頭を撫でられるのって気持ちいいよね!

 

 

 

 

 

そんなある日・・・

ガープ父さんの家でいつもと変わらず読書をしていた。

父さんの家には書斎があって父さんが読まないため放置していたのを私が見つけた

好きにしていいぞと言われたからこうして毎日暇があれば呼んでいる

コミックにも出てた『うそつきノーランド』も置いてあった!

 

もちろん読んだよ?

 

 

それから読書を続けていたらガープ父さんが帰ってきた

そして「レオナちょっといいかのう」と呼ばれた。

 

何かなぁっと思っていたら

 

「明日からお前さんをわしの知り合いのところでしばらく住んでもらうぞ

 そこにはわしの孫たちが折るから仲良くしてやってほしいんじゃ・・・

 東の海にあるフーシャ村におるからそこに向かうぞ?

 つるさんや、センゴクのやつには説教・・じゃなかった・・いろいろ

 言われたが了解を取った。わしもお前さんと離れるのは嫌じゃが

 今は気ままに生きてほしんじゃ・・・分かってくれるか?」

 

「うん~、父さんがそういうなら私そこ行きますよ~

 それにしても父さんのお孫さんですかぁ・・どんな子なんでしょう・・」

 

「そうか・・行ってくれるか!何元気なところはわしに似ておる

 お前さんも気に入るはずじゃ、それじゃ明日の昼には出るから準備は

 しとくんじゃぞ?」

 

「はーい!」

 

 

 

 

私もフーシャ村に行くのかぁ・・・

確かあそこの後ろの山にはルフィやエース、サボが住んでるよね?

 

あの子たちと一緒に住むのかなぁ、仲良くできるかなぁ・・

でも楽しみだなぁ・・・

 

 

 

 

 

期待半分、不安半分で明日を待つレオナだった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




これで一度海軍編は終わります!
海軍編というかセンゴクさんとの出会いみたいな感じになっちゃってますね!

文字数が過去最高になっちゃいました・・・
そして1話辺り2時間くらいかかってるっていう・・・

できるだけ更新続けていきたいなぁ・・

感想や評価は、私のやる気にも繋がるのでよければお願いいたします!

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