世界最恐の海兵、又の名を「慈愛の副元帥」   作:anmnmn

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5話「海軍本部の日常・前半」

○レオナside

 

 

こんにちわ!レオナです。

マリンフォードについてから1年たちました!

 

私は船から降りて、数千人の海兵さん達に所々で挨拶をしながら二人についていきました

自己紹介した時海兵さん達は目を飛び出しながら驚いていました。

 

 

 

あれなんかまずかったかな・・・(前話参照)

 

 

 

 

なんて思ってたら後々おつるさん付きの海兵さんが教えてくれた

そうだよね・・・あのガープさんとつるさんの娘だなんて言えばそれは驚くよね・・

 

二人に後で謝ろうと思ったけど当人の二人は、笑顔で歩いていた

なんで!?まぁどっちみち謝ればいっか・・・と思い気にせず歩き続けた。

 

ちなみにゲールは、本部の近くの牧場?みたいなところにしばらくいてもらうことにしました。

大きいしみんな怖がっちゃうからね・・

別れるとき泣きそうな顔をして弱弱しい泣き声をしてたけど抱擁しながら

「絶対くるからね?次は一緒にいこうね?」って言ったら元気になったみたい。

 

 

それにしても海兵さん達の目が突き刺さる。背中にマントをしている人たち

もいる・・あれは確か少尉以上の人が付けるんだよね・・?

それにしても付いていくのはいいけどどこに行くんだろう・・・

と思い聞いてみた。

 

「母さんこれどこに向かってるんですかー?」

 

「ガープのやつから聞いてなかったのかい?このままセングクのやつの

 ところに行くよ、あれでも元帥なんだ。ガープや私と同期でガープよりは

 マシだね。お前さんのことも気にいってくれるかもしれないね」

 

 

確かセングク元帥ってあのアフロヘアーの人だったよね・・・

「仏のセングク」なんて呼ばれてたような名前に似合って

悪魔の実は『ヒトヒトの実・モデル大仏』だったような・・・

 

み、みてみたい!!!!!

こうはしてられない!ぜ、ぜひ頼んでみよう!(わくわく

 

 

こうしてレオナの楽しみが一つ増えた

 

 

 

・・

 

・・・

 

・・・・

 

 

それから私は海兵さん達に敬礼されながらもセンゴク元帥のいる本部に向かった

 

 

~本部・会議室前にて

 

 

「それじゃレオナ、入るよ?」

 

「はい~(ニコリッ」

 

「ガッハッハ!普通元帥に会うような時は幹部連中でも緊張するもんじゃがな!

 さすがわしの娘!肝っ玉が据わっておるのう。わしに似てきたの!」

 

「やめてくれ、ガープ!レオナまでお前さんの悪い癖がついたらどうするのさ!

 もうセンゴクのやつが待ってるから入るよ」コンコン

 

「センゴク失礼するよ」ガチャ

 

 

会議室の扉が開いた、その瞬間

 

 

「ガァァァァァァァプッ!!!!!!!

 お前!また自分の海兵たちを置いていったな!?私のところまで苦情がきておる!

 自分の海兵くらい自分で管理しろ!そしてつるさんにまで迷惑かけるな!」

 

「ガッハッハ!いいじゃろう、あいつらは自分のことは自分でなんとかなる!

 おぉ!こんなところにわしの好きな焼き煎餅が・・・(バリバリ」

 

「お前ええええ!!!私がしゃべっとる時にィィィ!!!!

 こんなもの私がこうして食べてやるッ!!(バリバリバリ」

 

「あぁぁぁ!!!!わしの煎餅!センゴクぅぅぅ!!何してくれとんじゃ!!!」

 

 

 

 

いきなり目の前のおじさん二人が漫ざ・・・じゃなくて喧嘩し始めた。

つる母さんの方を見たら『やれやれ』と言った顔をしていたので

今に始まったことじゃないのかな?原作でもよく喧嘩してたし・・・

でも見てて楽しいからいっか!

 

なんて思ってたら

 

「二人とも、そろそろいいかい?」

 

つるさんが止めに入ったようで、二人は不満気だったがこっちを向いた。

 

 

「コホンッ、この糞爺の話は後でするとしてつるさんよく帰ってきてくれた

 今回は、長旅ご苦労だった。しばらく休んでくれ・・・

 ところで・・・その後ろでニコニコしてる子供は誰だ?

 外で海兵たちが騒いでおったのもその子か?」

 

「そうだよ、この子はレオナ。任務の帰り道に休憩がてら無人島に寄ったら

 この子が住んでてね・・親がいないっていうから連れてきたのさ。

 ほらレオナ挨拶しな」

 

「はい!私はモンキー・D・レオナです!名前は、つる母さんに

 姓はガープ父さんにもらいました!よろしくお願いします、センゴクさん!(ニコッ」

 

「ほう・・・幼いのに礼儀がちゃんとしておるな・・珍しい子だ!

 ハッハッハ・・・ハッ? つる母さん?ガープ父さん??

 ん・・・?えっ・・?えぇぇぇぇぇ!!??お前達いつ子供なんぞ作ったんだ!?

 い、いつ結婚なんぞしたんだ!私は聞いてないぞ!」

 

「ったく・・こうなるのは分かってたけどね、センゴク落ち着きなよ

 この子は親がいないからね・・あたし達が親代わりになることになったんだ」

 

「ガッハッハ!センゴクの焦った顔を見るのは久しぶりじゃのう!これは面白い!」

 

「(ピキッ そうだったのか・・・それにしてもDの名を・・・まぁいいだろう

 つるさんにも認められるということは、いい子なのだろう。面倒はお前さん達で

 見ろよ、それにしてもここに連れてくるということは海兵にするということか?

 こんなに幼いのに・・・まだ早かろう?」

 

「最初はあたしもそう思ったんだけどね、その島でこの子とガープのやつが

 1戦やりあったんだよ」

 

「なっ!こんな幼い子にまで手を出すとは、この爺は!」

 

 

私の他のメンバーが会話をしているのを私はジュースを飲みながら黙って聞いていた

途中で海兵の人に「何か飲む?」って言われたから持ってきてもらった!

冷たくておいしいなぁ・・・

ガープ父さんが会話に入ってないって?私の隣でどこからか持ってきた

煎餅を食べながら寝てるよ?器用だよね・・・

 

 

「それがねー・・あたしもこの馬鹿は、って最初は思ったんだけどね

 実際やってみたらガープと互角にやりあうんだよ、覇気も使いこなしてね

 力負けすると思ったら一歩も引かなくてね。それだけでも十分驚いたんだけど

 この子悪魔の実を持ってるんだよ・・・しかもお前さんと同じく珍しいやつをね

 いやお前さん以上かもしれない・・・。

 悪魔の実を使った時の攻撃をあのガープが受けずに避けたんだ、あのガープがだよ?」

 

「なっ!あのガープがか!?そんな力をこの子が持っていると・・・

 そうか・・それは敵に回したくないな・・・」

 

「それにね、この子は今の海軍の誰にも持っていない力がある」

 

「誰も持っていない力?なんだそれは!」

 

「それは・・・覇王色の覇気さ・・・しかも今の段階でコントロールもできてる」

 

「はっ?は、覇王色の覇気だと!!?しかもコントロールまで・・・

 何者なのだ・・この子は・・」

 

「私も最初は、危険だと思ったんだけどね。ガープのやつが連れていくと行ったのと

 ・・・まぁ、これは実際一緒に住んでれば分かるさ」

 

 

つるさんの言葉にセンゴクさんはキョトンとしていた。

 

 

その後も何か話をしていたけど軍の事についてみたいだったので私はジュースを

飲んだり、海兵さんが持ってきてくれたお菓子を食べてくれた。

 

海兵さんに「ありがとう」と言ったら、顔を赤くして「いいんだよ!ゆっくり食べて!」

とニコニコして言ってくれた。

 

いつの間にか起きてたガープ父さんは鬼のような顔をしてたけどなぜ・・?

なんか怒らせちゃったのかな・・・

 

 

そんなこんなで話し合いは終わったらしくその日は、つるさんのところに

泊まることになりました!ガープ父さんは「わしと一緒に寝るんじゃ!」って

反論してたけど口はつるさんが勝ったみたいだ。

 

 

「それじゃいくよ」と言われて部屋を出るときに

ふと気がついてセンゴクさんの方へ向かい

 

「センゴクさん、ありがとうございました!あ、あとお父さんがごめんなさい

 これから大変だとは思いますけどお世話になります!(ペコリ

 私はまだ仕事のこととか分かりませんけど何かお手伝いできることが

 あったら言ってください!」

 

と改めて御礼を言った。

センゴクさんは

「お、お前は・・分かってくれるのか・・・私の苦労が・・うぅッ

 やっと今までの苦労を理解してくれる者を見つけた・・

 ガープの娘だからと少し不安だったが、そんなことはなかったようだ・・

 ありがとう・・いつでも遊びに来てくれて構わん!レオナ」

 

と泣きながら抱きつかれた。

 

 

 

 

 

本当に苦労してたんだな~と思ったレオナであった

 

 

 

 




今回はちょっと長めになりました!これでも前半なんですけど・・・


今日書けてよかったです!読みづらさは変わってないですけどね!
後1,2話くらいで一度本部編は終わる予定です

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