世界最恐の海兵、又の名を「慈愛の副元帥」   作:anmnmn

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おはおうございます!



4話「海軍本部・マリンフォード到着」

○レオナside

 

それならパパ、ママだと身が持たないと言われたため

ガープ父さん、つる母さんで決まった

 

 

 

今、私はガープ父さんと一緒につる母さんの海軍船に乗ってマリンフォードに

着いたところです!

 

 

あれからしばらくしたら倒れたガープ父さんと石化したつる母さんが戻った

 

 

ガープ父さんは「父さん」って呼ぶといつものキリッとした顔が崩れて

ふにゃっとした笑顔でこちらを向いてくる

態度の変わりようが面白くて思わずこっちも吹いてしまう

 

つる母さんはまだ素っ気無いけど「母さん」と呼んでみると

頬を真っ赤にさせていた。嫌なのかなと思って「つるさん」って呼ぶと

悲しそうな顔をしていたのはなんでだろう?

 

 

それから気絶させていた海兵さんたちも起きた、私も謝った。

怒られることも覚悟していたものの、海兵さん達皆がみんな何故か笑顔で

「いいよいいよ~」と言っていた。海兵さん優しくてよかった!

 

 

そして私はゲールを連れておつるさんの船に乗り込んだ!

ゲールは渋々としていたものの「じゃあここに残る・・?」と話すと

物凄い勢いで首を横に振っていた。

 

 

 

マリンフォードは偉大なる航路(グランドライン)にある海軍本部だ

海軍基地があるのはもちろん正面には『正義の門」と呼ばれるものがあり

そこから世界政府直属の裁判所『エニエスロビー』や『世界一の大監獄・

インペルダウン』に繋がっている。

他にも海兵達の家族が住む大きな街があったりする。

 

 

 

 

私はそんなところに言っていいの?と聞くと

ガープ父さんは「構わん!わしの娘なんじゃ、文句など言うやつがおるか!」

と笑っていた。

つるさんもウンウンと頷いていた。つるさんなんかイメージと段々

変わってきたような・・・

 

 

そんなこんなでマリンフォードに着いたのであった。

 

 

 

 

 

 

―――――――――――――――――――――――――

○海兵side

 

 

ある日、いつものように俺達は訓練をしていた。

海軍の訓練はとてもキツイ、体力の向上を目的としたランニングはもちろん

普通の運動するのとは訳が違う。それになんと言っても幹部の方々は皆がみんな

厳しい・・・

 

それは分かる、民間人を守るのは海兵の仕事だからだ。

だが毎日これが続けば心が折れる者も出てくるのは当たり前だ。

 

この間スモーカー大佐殿のところに入ったたしぎさんという人も厳しいらしいが

どこか抜けているところがあって海兵たちの癒しになっているという話を聞いた

羨ましすぎる!!

 

 

そういうことで俺達は日々の安全のため日課である訓練を続けている

それがある日・・・

 

 

「船が見えましたッ!!!あれはつる中将殿の船です!

 ガープ中将殿、つる中将殿が戻られました!」

 

と見張りの声が聞こえた。

 

 

そうだった・・・今日はお二人が戻られる日だった。

俺達にとってガープ中将は英雄だ。元は大将という座に昇格の話も会あったようだが断られたそうで、そのまま中将としてセンゴク元帥と共に

海賊王『ゴール・D・ロジャー』や金獅子の『シキ』と何度も渡り合ったという

逸話を残しているお方だ。

 

つる中将も海軍の大参謀と言われるお方だ。

若い頃のガープ中将やセンゴク元帥と共に生きてきた人で

他の海兵いわく苦労人らしい。

 

 

そのお二人共白髪が目立ち老いも進んできたというのに実力は未だに健在だ

そもそも将官クラスとなると俺達一般の海兵たちにとっては雲の上のような

存在だ。

 

そのお二人が帰ってくる

 

 

 

「全員!訓練をやめ!整列せよ!!」

 

 

上官の声がすると俺達は、一斉に船着場に向かい整列をし到着を待った。

 

 

 

「ガープ中将、つる中将到着ッ~~~!!!」

 

 

という上官の声と共に船から海兵たちが降りてくる。

 

 

俺達一般海兵たちは直属の部下でなければあまり見る事がない。

だから滅多に見れないチャンスでもある。

 

 

 

そして靴音を立て中将の二人が降りてきた

やはり威厳がある。敬礼をしながら二人の姿を見る。

 

 

そんなお二人の姿を見ているといつもと違う違和感を感じていた

何かが違うのだ。

 

周りを見ると他の海兵たち(上官を含め)はお二人の後ろを見て固まっていた。

 

 

何だ?と見てみると

 

 

普通ではありえないほどの大きな黒いライオンとその前を歩く年端もいかない少女が

笑顔で歩いていた。

 

笑顔が似合い、今は汚れが目立つが本来は非がないほどの美貌だということが分かる。

この子が大人になったら周りの男達がほっとかなくなるなと思った。

 

 

女の子!?なぜ??

と考えていると目の前の少女は立ち止まった。

 

 

そしてくるりと俺達の方へ向くと

 

 

癒される笑顔を此方に向けながら

 

 

「私はモンキー・D・レオナです!!ガープ父さんとつる母さんの娘です!

 よろしくお願いします~!(ニコッ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「「「「「「「「えぇ~~~!!!!!!?」」」」」」」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そこでは、海兵たちの叫び声と野太い笑い声とため息を着く女性の声が

響いていた・・

 

 

 

 

 




お休み前に書いて見ました
次話は、海軍での生活を書こうと思います!
何話かしたらフーシャ村いきたいなぁ・・

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