世界最恐の海兵、又の名を「慈愛の副元帥」   作:anmnmn

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最近日課になってきていますね!
内容は薄いですけど・・

いよいよ大将が出てきます!


▼新しく不定期ですが同時進行開始しました、お願いします

「我を超えてゆけ」


13話「大将赤犬」

○レオナside

 

 

こんにちは!レオナ少尉です。

あれから私は変わらない日々を過ごしました!

 

 

モモンガ中将の事務補佐はもちろん海兵さん達の指導も欠かさずしています!

最近はモモンガ中将にお茶を持っていくと「いつもすまぬな」なんて言ってくれるし

事務仕事をしながら私の相談に乗ってくれたりグチまで聞いてくれてる。

 

私の周りには個性的な人ばかりでこういうしっかりした人がいなかったから

すごく嬉しかったです!

 

センゴクのおじさん?まともな人はエプロンなんて作らないですよね??

 

 

 

それから1ヶ月程度すると指導はまた違う将官の順番に回るらしいです!

だから私はしばらく事務仕事くらいかな?

 

私が指導最後の日、それを皆に伝えるとみんなは号泣していた。

思わず私ももらい泣きしっちゃったくらいだし・・。

 

 

海兵さん達は最初こそ体力はなかったものの私の訓練の成果もあったのか

走っただけではバテないようになってた。

 

休憩も必要だと思って私特製の栄養ジュースとかおにぎりとか握っていってあげたら

それまた喜ばれた。

 

特製ジュースはポ○リスエットに似てると思う。

そんなこともあって私は海兵さん達の指導も楽しくやってた!

 

 

 

 

 

 

そんなある日・・・

いつものようにモモンガ中将の事務仕事を手伝い、休憩ということで

私はお菓子を作りに食堂へ向かっていたところ・・・

 

 

 

「こんの・・バカタレどもがっ!!」

 

海軍本部に響き渡るほどの怒声がした。

その声のした方を見てみるとどうやら指導している将官と私が指導していた

海兵さん達とは違う部隊の人たちが見えた。

 

その将官の人をよく見て見ると・・ガタイのいい身体に

渋く服は赤いスーツを着ていた。

 

 

――― 赤犬殿、サカズキ大将だった。

 

 

 

どうやらサカズキ大将に言われた訓練内容をこなすことができなかったらしく

怒られているようだった。

 

なんとか立っていながらもふらふらとしている海兵さん達は必死に耐えているよう

だった。

他の部隊がいる中であんなことをされては士気にも関わるし何より

心が折れてしまう。

しかも海兵さん達をよく見ると脱水症状のようだった・・・

私は我慢できず

 

 

気づけばサカズキ大将の方へ向かっていた。

 

 

・・

 

・・・

 

 

 

 

「この程度もできんのかい・・・海兵としてのはz「サカズキ大将」誰じゃ

 お前さんは」

 

「レオナ少尉と申します。お一つよろしいでしょうか?」

 

「なんじゃ」

 

「差し出がましいかもしれませんが、まずこの海兵達の実力を知るのが先なのでは?

 あなたの指示されたないようですと力を付ける前に潰れかねないと思うのですが」

 

「っフン。何を言うと思っちょったら、年端も行かない小娘に説教されるとはな

 だが・・これしきのこともできんようじゃ、海兵としてやってられん。

 それにこんなやわな海兵などわしら海軍の『恥』じゃ。」

 

『恥』・・・不満も漏らさず無理難題な指示された訓練を絶えて頑張っていた海兵達を

恥と・・・このような方に上に立ってほしくはありませんね・・・

内心イライラしていたけどそれをぐっとこらえた。

 

 

「なるほど・・・ですが、それにはまず体力が必要になります。

 この中には新しく入ったばかりの海兵もいるのですよ?未来を担う若者を

 ここで潰されるのですか?家族もいる海兵もいるのですよ?」

 

「それでへばるようなら海兵にはいらん、力こそが正義じゃろう。

 お前さんもこんなところで説教たれとる場合か?

 それと言っとくが尉官であるお前さんが大将であるわしに説教したという事は

 何をされても問題ないということじゃろうな?ゴボボボボ」

 

私を見下しながら右手をマグマに変形させて脅かしてきた。

でも私はもう限界だった。

 

「力こそが正義・・・なら私があなたに何をしても問題ないということですね?(ニコッ」

 

 

その瞬間隠していた覇王色を一気にサカズキ大将に当てる。

 

 

「ッ!!!!???」

 

 

どうやらサカズキ大将は驚いているらしい。

海兵達には当ててないため不思議そうにしていた。

危ないからととりあえず海兵達を下がらせる。

 

「お前さん・・・本当に少尉か?」

 

「はい~そうですよ?それがどうかしましたか?サカズキ『大将』(ニコニコッ」

 

「ふぅ・・どうやら説教が必要なようじゃのう・・わしに敵意を見せたんじゃ

 文句は言うな」ゴボボボボボ

 

私は笑顔のままサカズキ大将と対峙する・・・

 

 

 

「礼儀も知らんガキが・・家で静かにしちょ「螺旋脚ッ!」グフッ!・・」バタリ

 

 

サカズキ大将は私にマグマを覆った拳で私に殴りかかってきたが・・

私には届かない。

 

殴りかかってこようとした拳を避け、足に覇気と纏い

懐に飛び込みサカズキ大将の顎に後ろ回し蹴りをし脳震盪を起こさせた。

 

そのためサカズキ大将は絶えられず気絶した・・・

 

 

 

「誰かを守る力のほうが私は何倍も強いと思いますけどね。その力であれば正義として

 掲げてもいいかもしれませんね」

 

そう私は口にし気絶したサカズキ大将をそのままにし、海兵達を一度休むようにと

帰らせた。

 

その後聞いたけどサカズキ大将は他の海兵に見つかり救護班に運びこまれたらしい。

身体や脳に異常はなかったみたい。

そして案の定噂も流れた。それも一つじゃなかった・・

 

「あの優しいレオナ少尉を怒らせると大将が気絶する」とか

 

「レオナ少尉は俺達海兵のことを一番心配してくれるお母さん」とか

 

「レオナ少尉の実力は大将クラス、もしくはそれ以上」とかね・・

 

「レオナ少尉の生足だけでご飯何杯もいける」なんていうのもあったけど

最初聞いた時私は鳥肌が立った。

 

 

 

 

 

サカズキ大将を倒した私はその足でセンゴクのおじさんの所へ言って謝った。

怒られると思っていたけど

 

「ワタシもあいつのいきすぎた所は注意しようと思っていたところだった。

 今回の事はあいつに否があり、少しは変わることだろう」

と言ってくれた。

 

 

それとどうやら私の日ごろの成果が認められたのとサカズキ大将を倒した事で

階級が変わるらしいです。どのくらいになっちゃうんだろ・・・

「尉官で3人しかいない大将に対抗できるのはお前くらいだな」と

おじさんが言ってた。なんかすみません・・・

 

 

それから父さんと母さんにも報告しました!

 

父さんは

「ガッハッハ!さすがわしの娘ッ!もう大将に勝てるほどの実力になっておるとは!!」

なんて笑ってた。

 

母さんは

「もうあんまり無理するんじゃないよ、ケガなんてしたらどうするんだい」

と心配してくれた、でもなんだか嬉しそうだった。

 

どれだけ慕われてないの・・サカズキ大将・・

 

 

 




今回はちょっと文字少なめです・・・
とりあえず赤犬と一戦やりあいましたね!
一方的でしたけど・・・




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