世界最恐の海兵、又の名を「慈愛の副元帥」   作:anmnmn

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週1更新といいつつ毎日更新しております、anmnmnでございます。

やる気が続く限り更新続けたいと思います頑張ります


今更かもしれませんが、連載的な小説を書いたのはこれが初めてになります
ほとんどがプロローグをメモ帳に書いたら満足してそのまま放置
が今までの流れでした。


ここまで続くとは自分でもびっくりです。
処女作的なものになりますのでご容赦くださいまし!

―――――――
正直なところ子供時代は、戦闘の描写や、熱くなる展開等は書かないと思います
生い立ちを書きたかったので、「ふーん」程度で読んでいただければ幸いです。
本番はフーシャ村後からということで・・・




9話「主人公達との出会い・後半」

○レオナside

 

 

驚きすぎて魂が抜けかけている3人を気にかけながら

私は熊を引きずり家に帰った。

 

ダダンさんや山賊さん達は熊を見た瞬間「ぎゃぁぁぁああ!!」と叫んでいた。

今日のご飯ですよ!と言うと顔を青ざめていたような気がした。

 

 

 

それからいつも通り私は熊を捌いてご飯の材料にした。

 

そう昨日のご飯の時にダダンさんから料理係を頼まれた。

海兵さん達と同じでここも料理を作る人がいなかったらしい。

放って置くと毎日マンガ肉になってしまうので引き受けた。

 

私自身も料理を作るのが楽しくなっていたため嫌な思いは何もしなかった。

それが日課になった・・・

 

 

 

 

――――――――――――――――――――――――

 

それから数日過ぎたある日・・・

 

「おいお前!少し話がある」

 

とエースとサボに呼ばれた。

 

「ついてこい」と言われ山の中を歩きついていくと

ある程度広い、平地のようなところに出た。

 

そこにはルフィもいたようだ。

 

 

 

「それでお話ってなにかなぁ?」

 

「お前女の癖に強いみたいだからな、俺たちと勝負しろ!」

 

「え・・・?」

 

「だから!!俺たちと勝負しろ!!」

 

 

まさかのまさかで勝負を挑まれました。

サボくんは「よっしゃ!」と意気込んでるし

エースくんはなんか言ってやったみたいな顔してるし・・・

ルフィくんは・・・きゃっきゃして可愛いし・・・

 

 

まぁ誘われたってことだし少し遊んでみよっかなぁ

というわけで

 

「いいよ~それでどうするのー?一人ずつやるー?それとも全員でくるー?」

 

「どうやら俺達を甘く見てるようだな・・・もちろん!一人ずつだ!」

 

「わかった~順番はそっちが決めてねー?」

 

「「「俺が一番だっ!!!」」」

 

見事に3人ハモりました。

 

 

 

・・

 

・・・

 

 

只今私ことレオナは、芝の上に座り3人を見てます

 

どうやら誰が一番先にやるかモメてるみたい・・・。

 

エ「俺が一番先にやる!!」

 

サ「だめだ!俺が一番でいいだろ!」

 

ル「なんでだよ!俺にもやらせてくれよ!」

 

エ「俺が一番年上なんだ!年上を尊重しろよ!!」

 

サ「うっわ!卑怯だぞエース!!年なんて出してきて!」

 

ル「そうだぞ!そんなことより俺もやりたい!!」

 

 

さっきからこれを繰り返しで聞いてる・・

まったくもう・・

 

 

「あのさ・・・」

 

 

「「「なんだっ!!」」」

 

 

「ずーっと待ってるんだけど・・明日になっちゃうよー・・

 もうさとりあえずルフィ君、サボ君、エース君の順番でよくないかな?

 年の低い方からでいいでしょ?楽しそうだし!」

 

「そうだな・・このまま言い争うっててもしょうがないしお前の言うとおりに

 してやる」

 

 

私の提案で3人共了承したようだ。

 

 

 

 

 

1回戦 レオナvsルフィ Fight!!!

 

 

「姉ちゃんいくぞー!!」

 

「どこからでもおいで~ルフィ君」

 

 

私は構えず仁王立ちの状態、ルフィ君は構える。

 

動いたのはルフィ君。

 

「ゴムゴムの~・・・ピストルッ!!」

 

ルフィ君の十八番が!と私は表には出さなかったけど

内心すごいわくわくした!

 

くるっ!と思ったけど私の顔の真横ルフィ君の伸びた腕が

通り過ぎ、伸びきったところで戻っていった。

 

次がくるのかなと思っていると伸びた腕の反動で、ルフィ君が

「うわぁぁぁあ~!」という叫び声と共に後ろに吹っ飛んでいった。

 

私はぽかんとしていたが、エース君とサボ君はお腹を抱えて笑っていた。

 

 

飛んでいったルフィ君は目を回していたようで私の不戦勝になったみたい・・・。

 

*レオナwin

 

 

 

 

 

 

 

2回戦 レオナvsサボ Fight!!

 

「次は俺だな!ルフィのようには行かないぜ!」

 

「私何もしてないんだけど・・・」

 

なんか勝手に始まった・・・。

 

 

サボ君は、両手を構えた。

いつも持ってる鉄パイプを使わないみたいだ。

 

そんなことを考えているとサボ君がこちらに向かって走り出した。

私も構える。

 

サボ君が拳を繰り出す・・

 

「はっ!!」

 

私はそれをひらりと軽くかわす。

 

それを気にせず何度も何度も繰り出すが私もそれを軽くかわす

 

 

「はぁ・・・はぁ・・・」

 

サボ君は息を切らしていた、体力が尽きてきたかな?

私は出ることにした。

そうだ・・あれを使おう・・

 

「じゃあサボ君今度はこっちの番だね!いくよ~」

 

「ッ!!」

 

私は地面を軽くトンッと蹴り一瞬にしてサボ君に詰め寄る。

サボ君は驚き反応できていなかった

 

「父さん直伝!拳~骨~そーれ!!」ゴンッ

 

「ぎゃぁぁぁぁ!」

 

私は軽くサボ君の頭に拳をおろした。

サボ君はそのまま地面に横たわり、気絶した。

 

あれれ・・軽くやったんだけどな・・・

 

いつの間にか起きていたルフィ君とエース君は青い顔をして

「じ、じいちゃん(じじい)の・・・」と身体を震わせていた。

 

 

父さん子供達に何してるの・・・

 

 

 

 

そして「ようやく俺の出番だな!」

 

 

3回戦 レオナvsエース fight!

 

エース君は鉄パイプを片手にこちらに向かって走ってきた。

 

私に向かい鉄パイプを振り下ろした。

 

 

エース君私じゃなかったら死んでたよ・・?

なんて思いながら避ける。

 

エース君は止まらず縦に振り下ろしそのまま横になぎ払う。

どうやら本気のようだ・・・。

 

 

なら私もそれに答えなくちゃ!とやる気を出す。

それから何度も何度も鉄パイプを振りかぶってくるがそれでも私は

避け続ける。

 

 

「このっ!なんで当たらないんだ!」

 

「エース君振りかぶるのはいいけど、大きく振りかぶりすぎて隙だらけだよ?

 普通の人はよけられないと思うけどある程度実力がある人には意味ないよー?

 後本当に私を倒したいなら全部を利用しなきゃ物、自分の身体、自然もそうだし・・

 足技だけでも組み合わせればもっとよくなると思うよ」

 

「っく!これだけやっても余裕なのか・・・くそっ!俺は強くならなきゃ

 いけないんだ!!」

 

「何がエース君を動かしているのか分からないけれど・・・気持ちに左右されすぎ

 ているよ?焦ったらその分だけ隙出ちゃうし・・・」

 

「俺は・・・守らなきゃいけねえ!ルフィやサボ達を!!」

 

「そう・・・そういう思いがあったんだね・・ならこの勝負私も本気で受けることに

 する!いくよ!!エース君!」

 

「っく!!」

 

エース君は、鉄パイプを盾にし、前に構えた。

 

私はそれを気にもせず鉄パイプに向かい拳を繰り出す

 

「覇王拳ッ!ハァー!!」ドゴッ

 

 

私の繰り出した拳は、鉄パイプを折り曲げそのままエース君をも吹き飛ばした。

ちなみにちゃんと手加減はしたよ?本気出したらどうなるかわからないから・・

 

 

吹き飛んでダメージを受けたはずのエース君は「ゴホッ!ゴホッ!」と咽ながらも

立ち上がろうとしていた。

 

私はエース君の前に出た

 

「エース君、私の勝ちだよね。」

 

「まだだ・・ま、まだ・・」

 

「もうやめよう、今の状態でやっても結果は見えてるよ?

 それより私に一つ提案があるんだけど聞く?」

 

「ぜぇ・・ぜぇ・・・なんだ」

 

「私に教わってみる気はない?教えられる事はそんなにないけど欠点を治す

 事くらいはできると思うし、ルフィ君やサボ君を守るならいい提案だと思うんだけど

 どう?」

 

「しょ、しょうがねえ・・まだ腑に落ちないことはあるが、その提案受けるッ!」

 

「わかった、ルフィ君とサボ君はどうするー?」

 

「「俺達もするっ!」」

 

「そっか・・それじゃあ今日はとりあえず帰ろ?日が沈んできたし

 3人とも傷だらけなんだから、ね?」

 

「「「わかった」」」

 

 

そうして3人と一緒に帰ろうとしたその時エース君に呼び止められた。

 

「ルフィ、サボ先にあるいててくれ。俺はちょっとこいつに話がある。」

 

「「わかった」」

と言い私達二人を残し歩いていった。

 

 

しばらく沈黙が続き・・・エース君が口を開く。

エース君は手を力いっぱい握り身体は震えていた

 

 

「もし・・・もしも俺が海賊王の息子だって言ったらお前はどう思う」

 

「海賊王ってゴール・D・ロジャーさんだっけ?」

 

「そうだ、そいつだ」

 

「うーん・・・そうだね~・・エース君が誰の子であってもエース君はエース君

 でしょー?私は気にしないよー?」

 

と正直な気持ちを伝えるとエース君は口を噛みしめた。

泣くのを我慢しているようだった。

 

それはそうのはず・・・私はアニメやマンガで読んだけど

エース君は海賊王の子供だと言う事でそれなりの対応を受けていたらしい

 

それは親を恨んだり心を閉ざしたりするはず。

 

 

 

 

私は身体を震わせたっているエース君の前に行き抱擁した

 

「エース君、我慢しないで泣きたい時は泣いてもいいんだよ?

 誰にも言わないから、ね?言いづらいことを私に言ってくれてありがとう!」

 

「うわぁぁぁぁぁん!」

 

と私の腕の中でエース君は号泣した。

 

 

 

 

それからしばらくするとエース君は泣きやみ顔を真っ赤にさせて

「いいか!絶対言うなよ!」と約束させられた。

 

私はエース君に「じゃあ私の事をお姉ちゃんって呼んで?」と言ったら

再び顔を真っ赤にさせて「はぁっ!??なんで俺が・・・」と言っていたものの

おどs・・じゃなくてお話して『姉貴』と呼ぶ事で妥協した。

 

試しに呼んでみて!と私はお願いすると顔を真っ赤にさせてぶっきら棒に

「あ、姉貴・・・」と呼んでくれた

 

 

 

 

 

 

そんなエース君を私は可愛いながら我慢できずにハグした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




一応3人との勝負それから和解ということになりました。

次回は修行編それから再びあの人が出てきます!
お楽しみに~


子供ーズの年齢は上から

レオナ
エース
サボ
ルフィ  の順になっています。

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