やり直しがおきたから、好きなように生きて見る。 作:あきっぽいし、ネガティヴ
かけだし義勇兵の寮に泊まり、モグゾーが作ってくれた朝食を食べる。相変わらず美味しい。
モグゾーの料理が、あまりになつかしく泣きそうなになってしまった。これからも、ずっと食べつづけるためにも、まずは今日の討伐で、みんなに色々経験をつんでもらう必要がある。さあ、意識を料理ではなく、モンスターの討伐の切り替えよう。まずは、準備だ。
「モグゾー、朝食の余りない。昼食の弁当にしたい。」
食料は、重要だ。
森の中に進み、ゴブリンを探す。既に2時間近く探しているが、特に当てもなく探しているため収穫はない。ゴブリンの生息地を知っているが、教えてしまったら経験に繋がらない。この辺りには、生息してないことが分かっているので、2時間も探すふりをするのは、正直気が滅入るし、ランタの突発的な行動、会話でストレスがたまる。
こんな時は、ユメと会話だ。
ユメの独特な、言い回し、話し方は癒しだ 。
「そやな〜。」
「そんなことあらへんよ。」とユメと、一緒にゴブチンを、探しながら話す。もう探さずに、ユメとずっと話していようかと思う。
「こら、ハルヒロなにずっと女子と話してるんだよ。少しは黙って探すのに集中しろ。俺様を見習え。」
と、ランタが言ってくる。
ランタ、お前だけには言われたくない。
探すこと3時間、ようやくゴブリンをみつけた。しかし、3匹いる。自分が本気を出せば倒すことは可能だが。パーティーで狙う最初の獲物にしては、荷が重い。
今日は、倒せなくてもいいのだ。命のやりとりということを、みんなに体験してもらえれば。
「ああああああぁぁ!!」
次の獲物をさがそうと言おうとしたら、ランタが、声をあげて突撃した。
慌てて、みんなが戦闘態勢に入る。
ランタ、モグゾー、自分でゴブリン1匹ずつひきつけようとするが、自分意外上手くいってない。なんどもぬかれ、攻撃をうけそうになる。それを、マナト、ユメが、必死でサポートしている。シホルは、動揺していて、戦力になっていないうえ、目を閉じて魔法をうつため、味方にあたりそうになる。まずい、どうする。本気をだすか。取り合えず2匹倒して、残りを、1匹にすれば、自分以外の仲間でも対応できる。
びゅん…
矢が放たれた音がする。
伏兵!うつ伏せになり、矢がささらないよう回避する。いま相対しているやつは、弓矢をもってない。少なくとも、もう1匹いる。
「あ」
その声とともに、ユメが倒れる。
「マナト!!ユメを頼む!」
そう叫び、相対しているゴブリンの隙をつき、一瞬で倒す。矢がユメにささったようだか、様子を見ている暇はない。ゴブリンスレイヤーて言われていたこともあり、ゴブリンの動きは手に取るように分かる。
モグゾー、ランタと相対している2匹も、正面に気を取られてる内に背後に回る。以前何度も見た光にそって動き、流れるような動作でナイフをヒトツキ。2匹のゴブリンが倒れる。
がさ
伏兵ゴブリンが、戦況が悪いと感じたのか、背を向いて逃げ出す。
「逃がすか」
手にもっていたナイフを投げつける。
右足に当たり、ゴブリンが転ぶ。
後は、簡単だ。
追いつき、ゴブリン首に手を絡み付ける。
ゴキ
首の骨を折る。後は、念のため右足に刺さったナイフを抜き、心臓、頭につきさす。
辺りを、見回し敵がもういないことを確認する。
「強〜い。ハルヒロすごいな〜。なんでそんない強いん。」
ユメが、目を丸くし話しかけてくる。
どうやら、軽傷だったらしい。
それは、良かったのだか。
他の仲間も、口々に言ってくる。
当初の少しだけ実力をだす計画がご破算…
みんなの追求を、なんとかごまかし。
その日は、そのまま帰ることになった。
初日だし、三匹のゴブリンも倒せれば十分。お金に換えられそうなものも、もっていたのが理由だ。
「さっきは、ありがとな〜。一瞬でゴブチン倒してかっこよかったよ。今度ゴブチンの、倒し方教えてな。」
ユメが、近づいて話しかけてくる。どうやら、頼りになるやつと思われたらしい。初めてあった時より、距離がだいぶ近くなったことがわかる。まあ、実力をだせた分、これからパーティーに色々言えるようになるし、ユメとも大分仲良くなれたようだから、悪いことではない。いや、きっと良いはず。他のみんなにも、頼られやすくなるし、なりよりシホルと距離を縮めやすくなるはず。
「稼げるようになったら、今回のお礼に何かプレゼントするな。」
「シホル、その時は一緒に何買うか決めるか手伝ってくれん。うち男の子に何かプレゼントするのはじめてだから、何かあけでいいか分からん。」
「えと。私も、あげたことないから分からないです。ても、プレゼントするなら、自分で選んだ方がいいと思います。」
シホルが、遠慮しがちに話す。
「そっか、そやな〜。でも、自分なに選んでいいか分からん。そうだ、ハルヒロ今度一緒に市場行こう。ほしいもの言って。シホルも、一緒に行こう。」
「え、ダメ。」
「なんで〜一緒に行こう。」
「んと、多分その時は、忙しいじゃないかな。んと。魔法ももっと覚えたいし...」
慌てて、ハッキリとしない理由断わろうとするシホル。
あれ、もしかしてユメと自分が互いに好意をもってると思って、気を遣って断わろうとしてる。
「そっか〜。まあシホルもやりたいことあるしな。無理に付き合わそうとしてごめんな〜。」
「ほんと、ごめん。」
あきらかに、ほっとした様子で答えるシホル。
これ、やっぱり気遣っているんじゃ。誤解なんだ。
シホルと距離を縮める計画が……
連続更新。まあ、明日からはこんなハイペースでは、できませんが。
書いて分かりましたが、戦闘描写が本当に難しい。後、シホルの会話の仕方も違和感が。でも今の自分の技術では、これが限界です。改めて原作者様の凄さが。もう、少し上手く書きたいな〜
ちなみに、シホルを優遇してますが、破綻しない限りは、ハーレムを目指します。いまだに、破綻せず、メリィがハーレムのメンバーに加わることが想像できませんが。
後、よろしければ感想ほしいです。
その際は、かなり、甘い評価でお願いします。(笑