やはり私の青春ラブコメはまちがっている。(俺ガイル全キャラ性転換)   作:Wiiが欲しいと思わない。

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とりあえずこの話の主人公八千代のプロフィール

名前 比企谷 八千代
誕生日 8月8日
血液型 A型
好きなもの MAXコーヒー ラーメン
休日の過ごし方 家事全般
趣味 パズル、クイズ、詰め将棋
備考 86センチEカップ
将来の夢 専業主婦

増えるかも知れません。


戸部 翔子

PM22:55

お風呂から上がり、部屋に戻り、寝ようとしたら再びお話タイムになり、ダイエットがどうだの、好きな人だの、なんだの主に戸部が喋り、結局皆、疲れて寝てしまった。

私は眠りが浅かったので、ちょっと外へ出てみた。

するとそこには、頬にバンソーコーを貼った雪ノ下がいた。

「……誰だ?」

「私」

「だから誰だ?」

「わざとやってる?」

「もちろん」

おい。

「てか、なにしてんの? てかそのバンソーコーはどうしたの?」

「少し三浦と言い合いになってしまってな、奴の言い分を論破し続けたら向こうがキレて格闘技紛いの事になってな、それでぶつけてしまった。俺も俺で殴り飛ばしてしまったよ」

なによ、天下の雪ノ下も喧嘩や暴力は嫌なわけ? なら私も今度からは手をだそう。

罵倒されたらビンタしてやろう。

「あの子の事……何とかしないとな……」

「何よ? 随分やる気ね」

「ああ……アイツはどこか由比ヶ浜ににてる気がしてな……恐らく自身にも経験があるのだろう。それに葉山もな……」

「あ、そうそう、何かあったの?」

「……小学校が同じでな……しかも奴の親は俺の家の専属弁護士でな……」

「へぇ、家同士の繋がりって奴?」

「ああ、だが、基本的に表舞台に出るのは兄貴の役目で、俺はその代役でしかない。だが、来られたのはよかったよ。無理だと思っていたからな」

は? なんでよ……と聞こうとしたが……

「もう行く、じゃあな」

「あ、そう、おやすみ……」

私たちは互いに部屋へ戻るのだった。

 

 ……。

 …………。

 ………………。

 

翌日の朝。私は目を覚ますと隣にイケメンが!? もとい、戸塚だった。

私は起きて、着替える。

普段朝食の準備をしているお陰が、私は目覚めは良い方だ。

「ふぁ~あ、あー、八千代。おはよ~」

「あ、起こした?」

「んーん、八千代って朝、早起きなの?」

「ん? まあ普段なら朝食の準備に早起きするけど……夏休みは少し朝食遅くしてるからそんなに……」

「へぇ、八千代って、しっかりしてるんだね~、あたしなんてテニスの練習とトレーニングばっかりでさ~」

そうなんだ。

「しかも次の部長候補筆頭だし」

マジで!? どこのテニスのプリンス様よ……

「あ! そーだ。前に校外のテニスコートでテニスやろって言ったでしょ? その連絡とかつけたいからケータイ番号教えて」

「え? あ、うん」

こうして、私は戸塚とメアド交換をした。

 

 ……。

 …………。

 ………………。

 

二日目の予定は夜の肝試しとキャンプファイヤーの準備。それが終わったら各人自由時間で良いと言う。

私はとりあえずキャンプファイヤーの木を並べる。

「……しっかし、こうやってキャンプファイヤーの木を並べるとなんかジェンガ見たいね」

そんなことを言うと……

「え? ジェンガって一人で遊べるの?」

そんな声が聞こえた。

え? ジェンガって、一人で遊ぶ物じゃないの?

私はそんなどうでも良いことを思いながら私はキャンプファイヤーの木を並べた。

「よし、それでは各人、肝試しの時間まで自由時間だ」

平塚先生がそう言って、全員川へ水遊びへ行った。

私は水着も持っていないので適当に……

「ほい、ねーちゃんの水着」

「……どうしてあんたが私の水着を持っているのかという疑問はもって良いわよね? というか私、水着持ってなかったと思うけど?」

秋太が坦々と言う。

「ねーちゃんのサイズを教えて志都美ちゃんに買ってきて貰いました」

……志都美さん。君、良い人過ぎません!? なにやってるの!?

「なんで私の水着のサイズを知ってるの……?」

「は? んなもん服とかのサイズで」

際ですか……

「それじゃあヒキタニさん。着替えに行きましょう」

「え? いや、私は行かな――」

「え~、八千代も行こうよ~」

戸塚に免じて行くことになった……

 

 ……。

 …………。

 ………………。

 

更衣室で着替えようと水着を見ると……

「って、こんなん着られるかぁぁぁぁぁぁぁ!?」

 

※どんな水着だったかは読者のご想像にお任せします。

 

これを買ってきた志都美ちゃんも志都美ちゃんだ!? 本当にごめんね本当に!? いや、それともむしろ私への嫌がらせ!?

何はともあれ、着られないので私は着替えずにでた。

「あれ? 八千代。着替えなかったの?」

そこにはスポーティーなタンキニを着た戸塚がいた。

「これを着られる?」

私は水着を見せた。

「うわ~。海老名君が喜びそう……でも八千代みたいなタイプにしか似合わないかも……」

「ヤダ、着ない。絶対に……」

「あら? ヒキタニさんと戸塚さんってあれ? ヒキタニさん……」

チューブトップ水着を着る葉山さんと青の水玉模様のビキニを着る戸部が出てきた。が……

「……ヒキタニさん、川でそれは無いわ……」

私が着たくて買ってきたわけではありません。

私たちはそのまま、川へ行った。

 

 ……。

 …………。

 ………………。

 

「あれ? ねーちゃん水着は?」

「秋太君。ちょっと来ようか?」

「え? なに? 水着に関しては志都美ちゃんに一任したからどんなのかは俺も知らな――」

私は秋太の首の根っこをつかみお仕置きをした。

「……何があったんだ?」

お仕置きを終わらせて私は適当に腰かけると……

「それ!」

「ぶっ!?」

由比ヶ浜に水をかけられた……

「……由比ヶ浜、私が水着じゃないのわかってるよね?」

「え? あ! 悪ぃ………↓」

途中から由比ヶ浜の視線が下に下がった?

私は見てみると……

 

……Tシャツからブラが透けていた……

 

「うわぁ!?」

「わ、悪い!?」

それを見ていた秋太が……

「おー、ねーちゃんがラブコメってるぅ」

そして海老名君が私を見て――

「ぼいーん」

そして葉山と戸部を見て――

「ちょこ~ん」

そして三浦が来て――

「ズギャ――ッン!?」

――ラリアットを喰らった。

「とりあえず着替えてくるわ」

「お、おう……」

私は着替えに行った。




次回は肝試し編です。
原作よりもひどいことになるかもしれません。

頑張ります。

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