しかもお気に入りがまた増えました!
どこが良かったとかの感想がもらえるとさらに嬉しいですね!
もし良かったら感想ください!
それでは本編どーぞ!
「んっ‥‥‥‥」
俺はアリスの起きるほんの僅かな声で俺は目を覚ました。
ゆっくり顔を起こすとアリスの目がうっすらと開いていた。
俺はアリスの手を優しく握るとアリスは俺の方に顔を向けた。
「アリス‥‥大丈夫?」
「あ‥‥れ‥‥?ここは‥‥どこ?」
「ここは永遠亭だよ、昨日の夜ご飯食べた後にアリスは廊下で倒れたんだ」
「そう‥‥だったのね‥‥。でもあなた永遠亭の場所分からなかったんじゃないの!?」
「あぁ、それなら彼女が助けてくれたんだよ」
すると外の扉が開きそこに立っていたのは夜に助けてくれた魔理沙だった。
正直来るタイミングめちゃくちゃ良すぎだよ!
「私がアリスと響也をここまで連れてきたんだぜ!」
「魔理沙‥‥響也‥‥ありがとう‥‥」
「ほら、泣くんじゃないぜ、せっかくのいい顔が台無しだぜ」
「うん、ありがとう!」
アリスも元気になってくれたし魔理沙も来たから永琳さえ来てくれればもう大丈夫だな。
そう思っていると魔理沙の後ろに永琳が立っていた。
「アリス、今の気分はどうかしら?」
「えぇ、最高だわ」
アリスは最高の笑顔で答える。永琳もその笑顔を見て頷くと部屋を出ていった。
「もう退院しても大丈夫だからいつでも帰っていいわよ」
「最後テキトーだなぁ」
「とりあえず帰ろうか」
という事で俺達は笑顔で永遠亭を後にしてアリスの家に戻った。
永遠亭からアリスの家までアリスは自分で飛んで俺は魔理沙の箒に乗せてもらって移動することになった。
アリスの家に着くと魔理沙から驚愕の話題が提示された。
それは‥‥紅魔館へ行くというものだった。
紅魔館といえば主のレミリア・スカーレットを筆頭に十六夜咲夜、パチュリー・ノーレッジ、紅美鈴、そしてフランドール・スカーレットと、そうそうたるメンツの揃っている館である。
正直行ってみたいけど殺されそうで行けないんだよな。しかも場所分からないから行きたくても結局行けねぇよ!!
全く、でもこの際行けるのなら行ってみたい!そして紅魔館のみんなと仲良くなって弾幕ごっこやらを楽しみたいんだ!
って思えば俺って能力ないよな、てことは弾幕ごっこ出来ねぇ!!どうしよう!!
乱心の俺に魔理沙が話しかける。
「おい、響也‥‥お前はそんなに紅魔館に行きたいのか?」
「もちろんだ!!」
「なら連れてってやるぜ!」
「へ?」
「ほら行くぜ!」
「ってどわーーーー!!!!!」
遂に俺は魔理沙に拉致られて紅魔館へ行くことになった。
何だか波乱の予感がするがなんとかなるだろう!
かれこれ数分で紅魔館が見えてきた。
魔理沙の箒って結速いよなぁ。俺も空を飛べればどれだけ楽なことか。なんて思っているうちにもう紅魔館に着いた。
門番の紅美鈴は相変わらず寝てる。
彼女はこんなに寝ているのになんでクビにならないんだろ。それが不思議でならない。
とりあえず居眠り門番を無視して紅魔館へと入っていった。
中へ入ると目がおかしくなりそうなくらい辺り一面真っ赤に染まっていて正直不気味だな。
こんな所で生活してたらいずれおかしくなるだろうに。紅魔館の住人はみんな凄いと思った。
「あら、魔理沙じゃない。今日はどうしたの?」
「お、咲夜か。実はコイツが紅魔館に来たいって言うから連れてきたんだぜ」
魔理沙が俺を指すと咲夜は俺のことをじーっと見つめてきた。
そんなに見つめられたら恥ずかしいだろ!って言いたくなったが命が惜しいため自重しておく。
「あら、あなたもしかして外の世界の方?」
「そうです。夢乃響也といいます。よろしくお願いします」
「十六夜咲夜よ、この紅魔館のメイド長をしているの。よろしくね」
「それじゃ、レミリアの所でも行くか響也」
「そうだな。直接話してみたいと思ってたんだ」
「それなら私がご案内しましょう」
咲夜に言われたので案内してもらうことにした。
それにしても咲夜の能力って凄いよなぁ。空間の時を操るってのもなかなか疲れるだろうに、それだけレミリアへの恩があるってことなんだろうな。掃除もしっかり行き届いてるしまさに完璧で瀟洒な従者の二つ名を持つ咲夜だ。しかもすらっとした体格だけど結構出るとこ出てるんだな。
二次創作だとP〇D長とか言われてたけど絶対無いだろうなあれは。
そう思いながらも紅い廊下を咲夜に続いてゆっくり歩いていくのだった。
はい、紅魔館組出てきましたよ〜
私は特にフランとレミリアが大好きなので紅魔館編はかなり気合入れてます!
後もう少しすると響也の能力も露わになってくると思います。どんな能力かは想像にお任せしましょうかね。
それでは次回をお楽しみにどうぞ!