少しは早く更新できるように頑張ります!
ご飯を食べ始めるのは良かったもののなかなか進まない。食欲がわかなくて食べれなかった。
はぁ、苦しい‥‥‥‥本当にどうしたのかしら‥‥‥‥
体のだるさから動くのも辛く、少し息も荒くなってくる。
そんな時響也が話しかけてきた。
「アリス、大丈夫か?無理しないで先休んでいいぞ?食器とかは俺が全部片付けておくから」
「でも‥‥‥‥」
「辛いんだろ?無理しちゃダメだって」
「うん‥‥ありがと」
響也が休んでいいって言ってくれたので部屋に戻ろうとゆっくり立ち上がる。
ちょっと意識がはっきりしないから早く休まないと‥‥‥‥
そう思いながら部屋へ向かう途中‥‥‥‥私の意識が途切れた。
「んっ‥‥‥‥‥‥」
私は目を覚ます。
「あ、目が覚めたみたいだね」
「ここは‥‥‥‥どこ‥‥?」
「永遠亭だよ、昨日ご飯食べた後アリスは部屋へ向かう途中で倒れたんだよ」
「そう‥‥だったのね‥‥って響也永遠亭の場所知らなかったわよね?どうやって私をここまで運んだの!?」
「それは彼女が助けてくれたんだ」
響也が目線を入口の方に動かしたので釣られて見るとそこには魔理沙が立っていた。
まさか魔理沙と響也に助けてもらってたなんてね、今度お礼しなくちゃね。
「私がアリスと響也をここまで連れてきたんだぜ!」
「魔理沙‥‥響也‥‥ありがとう‥‥」
「ほら、泣くんじゃないぜ、せっかくのいい顔が台無しだぜ」
「うん、ありがとう!」
その後永琳も来て私はすぐに退院することが出来た。
そして三人で私の家へ戻るのだった。
戻ってきたのはいいんだけど‥‥そこで魔理沙が急に紅魔館へ行くとか言い出した。
響也はそれを聞いてなんか自問自答してるけど魔理沙はそれをそっちのけで響也を拉致して行ってしまった。
全く後先考えず行動するんだから‥‥
私はそのまま家に入って紅茶を淹れてゆっくりすることにした。
その後は何もなく裁縫をしたりして過ごしているとあたりは暗くなっていた。
それにしても響也帰ってくるの遅いわね。何かあったのかしら‥‥でも魔理沙もいるから大丈夫、よね‥‥
どうしても良からぬことを想像してしまう。でもここは魔理沙に任せることにした。
ずっと響也が心配だったがとりあえず夕食も食べて私は早く休むことにした。
つぎの日‥‥
朝になったが結局響也は戻ってきてなかった。
「はぁ‥‥まだ帰ってきてないのね‥‥とりあえず、朝食を食べようかしら」
私はキッチンへ向かいトーストを焼きながら目玉焼きを作り、サラダを作ってそれぞれをお皿に盛り付ける。
「いただきます」
トーストに目玉焼きを乗せて一緒に食べる。シンプルな朝食だが美味しいけど‥‥‥‥
満たされない。
お腹は満たされてるはずなのに心が満たされない、響也がいないだけでこんなに寂しいなんてね‥‥
朝食を終えてリビングのソファーに座り1冊の本を手にする。
しばらくその本を読んでいると玄関の扉が開く音がした。
という訳でアリス編その五終わりです
が、しかしまだアリス編は続きますからね!
また次回お楽しみに〜