しばらく活動停止してたのでお気に入りなど減っていたらどうしようかと思っていたのですが減るどころか増えてて驚きました!
ということでゆっくりではありますが更新再開していきますのでまたよろしくおねがいします
キッチンへ来た私は予め用意しておいたクッキーを皿に乗せて紅茶を入れる。
それを上海達に運ばせて私もリビングへ向かった。
準備も整ったので始めようとする。
「さぁ、お茶にしましょ」
「ありがたくいただくぜ〜」
「それではいただきますね」
二人とも紅茶を啜りながらクッキーを口に運ぶ。
口に合うといいんだけど‥‥
そんなことを思っていたのもつかの間響也が反応する。
「アリス、旨いよ!」
「ふふふ、そう言ってもらえてよかったわ。まだあるからたくさん食べてちょうだい」
ふふふ、口に合ったようで良かったわ。
しばらく三人で紅茶を啜りながらクッキーを食べていると‥‥
「さて、紅茶とクッキーを貰ったし私はそろそろ行くとするぜ、ありがとなアリス」
え?もう帰っちゃうの!?
魔理沙ともう少し話したかったのに‥‥
そう思って引き止める。
「もう少しゆっくりして行ってもいいのよ?」
だけど魔理沙は結局行ってしまう。
「悪いなアリス、ちょっと霖之助の店に行かないと行けないのを思い出したんだ。また今度寄らせてもらうぜ」
そっか‥‥やっぱり用事があるんじゃ引き止めてもダメよね。
「わかったわ」
そう言って私は魔理沙の姿が見えなくなるまでその背中を見ていた。
魔理沙を見送ってリビングへ戻る。
リビングではまだ響也がクッキーと紅茶を楽しんでいた。
はぁ‥‥‥‥なんか残念だなぁ、もう少し魔理沙と一緒にいたかったのに。
それにしてもなんだか体がだるいような気がするわ‥‥頭もぼーっとしてきた‥‥‥‥生活習慣は崩れてないはずなのにどうしたんだろ‥‥‥‥
しばらく頭の中で色々考えているうちにあたりは暗くなってきていた。
あら、もうこんな時間なのね。
そろそろ夕食の準備をしましょ。
私はゆっくりと立ち上がり、
「お腹空いたわね。ご飯にしましょうか」
「確かに少しお腹空いちゃったな」
「すぐ準備するから待ってて」
そう言って片付けをしようとすると響也も片付けを始める。
「アリス、片付けは俺がやるよ」
「あなたは座ってていいわよ」
「一緒に過ごすのに頼りっぱなしってのもなかなか気分が良くないからさ。少しは手伝わせてくれよ」
「う、うん。分かった////」
もう、手伝わせてくれって言われたら断れないじゃないの
でも正直嬉しい。気にかけてくれるだけでも嬉しいのに。
響也がティーカップを洗ってくれている間に私は夕食の調理に取り掛かる。
しばらくしてティーカップを洗い終えた響也が他にすることはないかと聞いてきたので私は洗濯物を取り込んでもらうよう頼んだ。
料理もほとんど完成した頃まだ響也は降りてこなかったので様子を見に行った。
洗濯物の干してあるベランダに面してる部屋に入ると中で響也は洗濯物を畳んでいた。
「ご飯出来たわよ〜って、あぁ、取り込んでおいてくれれば私が畳んだのに」
「これくらい別にどうってことないよ、それよりあれはどうしようもできないからアリス頼む」
響也の指さす先を見ると私の下着があった。
急いで私は下着を片付ける。
不覚だったわ‥‥下着も一緒に干していたのを忘れていたなんて‥‥‥‥顔から火が出そうだわ。
無論、私自身顔が真っ赤になっているということは正直理解していた。
片付けも終わったので二人でリビングへ向かい向かい合うようにして座り晩ご飯を食べるのだった。