後は特に無いですね
それでは本編どーぞ
すごい心地いい。
初めて感じる男の人の暖かさ。かっこよくて力持ち、筋肉質だけど優しく抱きしめてくれる。
「響也〜//////」
「ん?どうした?」
「ふふふ、なんでもないわ」
私何言ってるんだろ‥‥でも響也以外何も考えられない。
響也が好きみたいなかんじ‥‥‥‥もしかしてわからなかったこの気持ちって誰かを好きになる気持ちって事?
多分そうなんだよね、だって響也のこと好きで響也のこと以外考えられないんだもん。
そう思ってると急に我に返るような感覚に襲われる。
あ、あれ?な、なんで私響也に抱きついて‥‥‥‥しかも二人きりでベッドの上っていったい!?
でも響也何もしてないみたいだししばらくこのままでもいいか。
私はしばらく響也の腕の中で目を瞑っていた。
しかし‥‥‥‥突如として吸血の衝動に駆られる。
まずい‥‥いつも通り吸血は済ませてあるのに今日はめずらしくまだ体が血を欲してる‥‥血を‥‥‥‥。
すると響也が喋りかけてくる。
「ねぇねぇ、今日初めてあったのにいきなり誘ったけどこんなことしてもいいの?」
私の頬を指先でつつきながら聞いてくる。
とりあえず血を欲してるという心のうちを悟られないように返答をする。
「んっ‥‥良いのよ、だって落ち着くんだもん。普段こんなこと出来ないから尚更かもしれないわ」
「そうか。もしレミリアの本心がそうなら俺はレミリアが呼んでくれたらいつでも会いに来るよ」
「ほんとに?」
「本当さ。約束するよ」
「ふふふ、ありがとう響也♪」
私は再び響也に抱きつく。
もちろん完璧なまでに自然にやった。油断してる今しかない。彼には悪いけど少しだけ‥‥血をもらうわよ。
私は抱きついたまま響也の首筋に噛み付こうとしたその瞬間‥‥‥‥私の牙は空を切った。
避けられた!?まさか‥‥‥‥。
はぁ、避けられちゃったんじゃ仕方ない、諦めよ。
「避けられちゃった、いつ気づいたのかしら?」
「能力を解いてすぐかな。俺の能力はモテる能力。つまり使えば相手の心を掴むことが出来るがそれはあくまで能力を使ってる間のみ。切れれば効果は切れちゃう。だから途中に能力解除したけど甘え続けてたからおかしいと思ったんだ。多分俺の油断を誘ってその隙に噛み付こうとしたんでしょ?」
やっぱり鋭いわね、でもまたそこがいいわね。なんか能力なんかなくても充分かっこいいのになんかかわいそうだわ‥‥‥‥。
「正解よ。全くあとちょっとだったのに残念だわ」
「とは言っても吸血ってかなり痛いんだろうからな、どうやってもお断りするぜ」
「まぁ、そうよね。でももう今日の吸血は済んでるから別に良かったの」
「てことは俺を味見したかったってことね」
「えぇ」
本当に味見したかったなぁ。でもいずれ響也を虜にして味見やってやるわ!
その後は咲夜が来て紅茶を入れてもらって響也と話しながら楽しんだ。
日も暮れてきてたので響也にいって今日泊まっていきなさいと伝え一日は終わりを告げた。
なんか締まらない終わり方しちゃってますがそこはお許しください
次からはちゃんとしますので!
それではまた次回をお楽しみに〜