なんか初めての事で嬉しいです!
今までは何話に一件とかだったのに一話で四件!!これ程嬉しいことはありません、読者の皆様ありがとうございます!!
という事で読者様は感動に浸っている作者を無視して本編へどーぞ!!
魔理沙を見送り少し寂しそうな顔をしていたアリスはゆっくり戻ってきてまた紅茶を一口啜った。
しかしその表情が変わることはなくずっと曇ったままだ。
とは言っても俺にはどうすることも出来ない。魔理沙になれる訳じゃないしかと言ってアリスにかける言葉も見当たらない。リビングは沈黙で包まれた。
沈黙が続いてからどれくらい経ったかなぁ、三十分位かな、アリスに動きがあった。
下を向いていたアリスは立ち上がる。なんか気まずい空気が漂ってるが大丈夫か?
するとアリスが口を開いた。
「お腹空いたわね。少し早いけどご飯にしましょうか」
意外な一言で少し戸惑ったが、またアリスに笑顔が戻っていたので俺の心配も飛んでいった。
「確かに少しお腹空いちゃったな」
「じゃあこれから作るから少し待ってて」
そう言ってティーカップなどを片付けようとしていたので俺も手伝うことにした。
「アリス、片付けは俺がやるよ」
「あなたは座ってていいわよ」
「一緒に過ごすのに頼りっぱなしってのもなかなか気分が良くないからさ。少しは手伝わせてくれよ」
「う、うん。分かった////」
という事で俺はティーカップを下げて洗うことにした。その横でアリスがご飯の準備を始める。いったい何を作ってくれるのか楽しみだよ。
ティーカップを洗った俺はアリスに他にやることはないかと聞いたら洗濯物を取り込んで欲しいと言われたので洗濯物を取り込みに二階のベランダにかごを持って向かう。
ベランダに出ると物干し竿に綺麗に掛けられた洗濯物を見つけたのでひとつずつ乾いてるか確認をして取り込んでいく。
ここで一つ問題が発生した。それは‥‥‥‥アリスの下着のことだ。いくら洗濯物を取り込んできてと言われても年頃の女の子の下着を男の俺が取り込んだらそれこそ大変なことになるだろう。さぁどうする?
頭の中で天使と悪魔が囁く。
(ここはアリスに言って他のだけ取り込んだと言いに行くのです)
(何言ってんだよ。年頃の女子の下着を見つけちゃったんだ。こんなチャンス他にはないぜ?色々したらどうだ)
(悪魔の声に耳を傾けてはダメです!)
(欲望に素直になれよ!)
(己を自制するのです!)
(天使のお前は本当にそれでいいと思ってるのか?コイツがどれだけ過去に苦しんできたのかを。ここは素直に欲に浸ってもいいんじゃないのか?)
(なるほど、確かに悪魔の言う通りですね。という事はいくしかないですね)
あぁ、だめだ、この天使使い物にならねぇや。悪魔に唆されるんじゃ天使失格だろ。
とりあえずアリスに言っておくか。でも天気良くないから部屋の中に入れておくだけしておくか。
俺はあまり下着を凝視しないように部屋の中に移してほかの洗濯物をたたみ始める。
取り込んだ洗濯物をたたみ終える頃にはアリスが部屋に入ってきた。
「ご飯できたわよ、ってあぁ別に取り込んでおいてくれれば私があと全部たたんだのに」
「いやいいんだよ。これくらい大したことないしさ。それよりあれはどうしようも出来ないからアリス頼むわ」
俺は下着を指さして言うと顔を真っ赤にしてアリスが下着を回収していた。
まぁなんやかんやで洗濯物も全部しまい終わったのでご飯にする事にした。
リビングに行くとなんとまぁ旨そうなご飯が並んでいた。
俺とアリスは互いに向き合うようにして席に座る。
「さぁ、食べましょうか」
「そうだね、いただきます!」
合掌をして俺はご飯を口に運んだ。
はい、お気に入りもらえて嬉しくて早くも更新しました。
ちなみに更新ペースは不定期+亀更新になるかもです。
でもせっかくお気に入り貰えたんですからなんとか粘って早く更新して行きたいと思います!
それではまた次回もお楽しみに!