最近忙しいと体も心もボロボロ‥‥
生きていくって大変ですよねw
まぁこんな御託は要らないですね、本編どーぞ!
アリスに出会って、霊夢と会って、次は誰に会うんだろう。魔理沙?それとも紅魔館のみんな?まぁ誰に会うにしても楽しみでしょうがないぜ!
ワクワクと心踊らせてアリスと歩いていると前から一人の少女が歩いてきた。
「あ、あの子は‥‥」
すぐに分かった。金髪の少女は黒と白を基調とした魔法使いの様な格好をしている。頭にはそれこそ魔法使いの被っている帽子も被っている。あれは魔理沙だな、てかその前にこの炎天下の中で黒の多い服を着るってなかなか凄いわ。
魔理沙に気付いた俺は驚きつつも少し感心していた。
「あら、魔理沙じゃない。こんな所でなにしてるの?」
「お、アリスか。お前こそ何やってんだよ。デートか?」
「ちょ!?」
魔理沙のヤツ俺をチラッと見たと思ったらなんてことを言いやがる。全く持って幻想郷とは曲者しかいないんだな。
魔理沙の言葉にアリスがフォローを入れる。
「違うわよ。彼はあっちの世界から来た響也よ」
「よろしくな魔理沙」
「おう、よろしく頼むぜ!」
魔理沙って意外と鈍いんかな。初対面で名前呼ばれても気にしないっていうのはなんと言うか逆に新鮮だ。
「魔理沙、これから予定無いなら家に来る?」
「もちろんだぜ!しばらくアリスの家に行ってなかったからな」
「それじゃ行きましょ」
三人でアリスの家に行くことになった。
魔理沙が仲間になった。
魔法の森の奥深くにアリスの家はある。
普通は瘴気が漂っているから魔法使いは過ごしやすいが生身の人間が入るのは大変危険なんだって。
俺大丈夫かな、ははは。
しばらく魔法の森を歩くとアリスの家が見えてきた。霊夢に会いに行く時はよく見てなかったけどこうしてみると綺麗な家だなぁ。しかも洋風の建築だから結構珍しいかもな。
「さぁ、どうぞ」
アリスに招かれてリビングへ入る。
するとリビングの奥から上海と蓬莱が出てきて紅茶とクッキーを出してくれた。
「さぁお茶にしましょ」
「ありがたくいただくぜー」
「それではいただきますね」
まずはアリスの作ったクッキーを食べる。
口に入れた瞬間にクッキーの甘みとほのかな風味を感じた。凄いこだわって出来てるようなそんな感じだ。
次に紅茶を一口啜る。これはこれで濃さも程よくクッキーとの相性も最高だ。ニートしてた俺からしたらこんなに旨いもの食えなかったから正直感動してる。
「アリス、旨いよ!」
「ふふふ、そう言ってもらえてよかったわ。まだあるからたくさん食べてちょうだい」
アリスの笑顔‥‥まじでかわいい。仕草も男の俺からしたら完全に見とれてしまうほどの魅力を感じる。もうこれ程の気持ちはあっちの世界じゃ絶対有り得なかっただろうな。
「さて、紅茶とクッキーを貰ったし私はそろそろ行くとするぜ、ありがとなアリス」
「もう少しゆっくりして行ってもいいのよ?」
何故かアリスは魔理沙を帰したくない様な言葉を言う。
まぁ、それもそうか。アリスは魔理沙の事好きなんだもんな。でも魔理沙はアリスのその気持ちに全く気付いてないけどな。
「悪いなアリス、ちょっと霖之助の店に行かないと行けないのを思い出したんだ。また今度寄らせてもらうぜ」
「分かったわ」
そう言って魔理沙を見送ったアリスは少し寂しそうな顔をしていた。
今回短くなりました。
あ、いつもの事かw
とりあえずたくさん書けないのでだいぶ話数は多くなるかもしれません。それでもゆっくり読んでもらえれば助かります。それではまた次回をお楽しみに!