俺の知らない幻想郷   作:ターメリック

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前回更新遅くなってすいませんでした
今回は少しだけ早くなりましたがそれでも遅いかもしれないですね
とりあえず最近は忙しくて書いてられませんでした、もちろんその中には内容が思いつかなかったと言うことは無いわけではありません
とりあえず不定期更新ですが失踪はしません!


三十二話

はぁ‥‥‥‥身体痛いしまじで散々な目にあったぜ‥‥

 

 

 

時を少々遡る。

 

 

俺は説教から解放されたかと思うと拘束された。

 

 

「ちょい!?どゆこと!?

 

「お仕置きよ!」

 

 

縄でぐるぐる巻にされた俺はそのまま紅魔館内を引きずり回された。引っ張るのはアリスとフランだ。

 

 

「あはは!!無様ね響也!!」

 

「まぁ、これくらいしてあげないと懲りないでしょ?」

 

「うぁあああ!!!やめてくれー!!へぶぉ!!あべし!!」

 

 

くっそ、よりによって階段やら廊下の曲がり角の多いところばっかり引きずられてんだよ!?これはまじで死ぬから!!

 

そんなことはつゆ知らず全速力で引きずり回す2人、かれこれ1時間ほどこのままなのだ。

 

途中何度も意識を失うがぶつかった衝撃で目を覚まし、角に頭をぶつけて失神という地獄の無限ループを繰り返していた。

 

 

最終的に終わったのは引きずられてから約3時間ほど後のことである。廊下は引きずられていた時に出血した俺の血が大量に撒き散らしてあった。それを掃除するのはもちろん咲夜なんだが、珍しく俺に対する態度が優しかった。

 

 

「うーん、自業自得とは言えここまでされるとやっぱり可哀想ですね。とりあえず後で傷の手当してあげますから少しだけ我慢しててくださいね」

 

「お、おう‥‥」

 

 

その後妖精メイド達に驚かれるも数人がかりで俺を部屋まで運んでくれた。さすが咲夜の仕込んだ妖精メイド達だ。よく出来る子達だと思った。

 

 

「失礼しますね。起きれますか?」

 

「あぁ、なんとか」

 

「それにしても随分長い間引きずられていたのね。酷いところなんか軽く肉が抉れてますし‥‥」

 

「まぁ、なんとか生きてるって感じか‥‥」

 

 

傷口の消毒をしていると付けられたところが激痛が走る。その度に苦痛の声を漏らしていたがなんとかそれも終わりガーゼを当てて包帯を巻いてもらった。

因みに傷は全部で20箇所以上になっていた。

頭部に3箇所、右上腕三頭筋1箇所、左上腕三頭筋2箇所、広背筋に6箇所、両足大腿筋にそれぞれ2箇所の擦り傷、右橈骨並びに尺骨にヒビ、その他打撲と打ち身が多数というかなり酷い状況だった。

 

 

てか引きずり回してた当の本人達はどこ行ったんだよ!!まじでこのままだと俺死ぬぞ!?

そしてそんなことを思っているうちに処置は終わった。

 

 

「はい、響也さん、終わりましたよ。右手の骨折は治るのが遅いかもしれませんがそれ以外は打撲と擦り傷なので定期的にガーゼを交換していれば化膿することも無いでしょう。また時間が経ったらガーゼ交換に来ますね」

 

 

そう言って咲夜は仕事に戻って行った。そして今に至るわけだが‥‥‥‥

 

 

 

「とりあえず動けんことはないが無理をして傷が開くと厄介だからなこのまましばらく安静にしていよう」

 

 

そう独り言を言って俺は横になったまま目を閉じる。そして今後のことを考えていた。

 

 

これからってもっと大変になるよな、とりあえず怒らせないようにしておかないとな、今回はこれで済んだが次はこうは行かないかもしれないしな。

そうして俺はゆっくりと目を閉じて意識を手放した。




ふぅ、なんかお仕置きの内容がしょぼくてごめんなさい!
面白くしたいけどなかなか出来ないのが私のクオリティなので
また次回読んでもらえるの助かります
それでは今日はこの辺で失礼します
感想等お待ちしております!!

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