俺の知らない幻想郷   作:ターメリック

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八月も終わってしまいますね〜
早いものです、この小説も三月から始まりましたが早くも6ヶ月目に突入しようとしてます
ここまで続いたのは読んでくれる読者様あってこそなのです、本当に感謝します!


二十三話

レミリアの部屋を後にした俺が向かった先は調理場、再びフライパンに火をかける俺は何をするかというとフランちゃん用のオムライスを作るのだ。

さっきやったのと同じように手際よく作り、盛り付ける。

そしてそれを持ってフランちゃんの部屋へと向かった。

 

 

「さぁ、もう少しでフランちゃんの部屋に到着だ、フランちゃん喜んでくれるかな」

 

 

部屋の前まで来た俺はノックをしてから入る。

 

 

「あ、響也!もしかして‥‥」

 

「えぇ、ちゃんと作ってきたよ、オムライス」

 

「ありがとう!!」

 

 

どうぞと一言言ってフランちゃんの前にオムライスを出す。

いただきまーすと一口食べるフランちゃん。口に入れた瞬間に笑顔になる。

 

 

「美味しい!響也あなたってすごいね!」

 

「ありがとう、これからはしばらく俺が料理を作ることになるから俺の料理がフランちゃんのお口に合えば大丈夫かな」

 

「これからのご飯が楽しみだわ♪」

 

 

良かった、これでひとまずOKだ、後はメニューも沢山考えておかないといけないな。とりあえず部屋に戻って‥‥

 

部屋に戻ろうとするとフランちゃんが俺の後から抱きついてくる。

 

 

「どこいくの?響也、ここにずっといれるんでしょ?だったら私と遊びましょ」

 

「その前にちょっと着替えさせてもらっていい?流石にこの格好では‥‥」

 

「わかったわ。じゃあ着替えたらまたこの部屋に戻ってきてね」

 

 

わかりましたと言って俺は自室へと戻る。そしてササッと着替えて再びフランちゃんの部屋へ戻る。

 

 

「おまたせ〜」

 

「あ、来たきた!何して遊ぶ?」

 

「そうだね〜なにしようかなぁ、お!じゃあちょっとトランプでもしようか。しんけんすいじゃくってわかる?」

 

「二枚めくって同じ数字だったら獲得できて最後に持ってる枚数の多い方が勝ちってやつでしょ?」

 

「そうそう、やってみる?」

 

「いいよー!」

 

 

そう言ってトランプを取り出しシャッフルをしてから裏向きにバラバラに配置していく。

先行は俺に決まったので先に二枚めくる。引いたのはダイヤのエースとハートの六だった。

やっぱりこういうのは勘が大切なんだよな。

そう思いながらも出番はフランちゃんへと移る。

 

 

「よし、私だね!じゃあこれとこれ!」

 

 

フランちゃんがめくったのはクローバーのキングとハートのキングだった。

まさかの一発目から!?なんとラッキーな子だ。

 

 

「もう1回だね!」

 

 

その後‥‥‥‥

 

 

「やった!また勝ったー!」

 

「なんで勝てないんだ‥‥」

 

 

十戦全敗というなんとも鮮やかな勝負になってしまった。

全敗とか笑えねぇよ‥‥

 

少しだけ落ち込んでると‥‥

 

 

「なんか私ばっかり勝ってて面白くないね。じゃあ今度はこれをしてこっちに来て」

 

 

そう言うとフランちゃんは俺に目隠しをされて手を引かれて行った。

その先はまさかの俺の部屋だった。俺の部屋に来て何すんだろって思ったらフランちゃんは俺を押し倒すようにしてベッドへと飛び込む。

 

 

「どわっ!ってフランちゃん!?なにしてんの!?」

 

「え?なにって疲れちゃったしねむくなってきたしお昼寝したかったから」

 

 

ちょちょちょっと待ってお姉さん!

いきなり過ぎて寝れないっしょ!って‥‥‥‥

 

 

「すぅ‥‥すぅ‥‥」

 

 

あ、寝てる‥‥しかも俺の上に乗ったまま寝ちゃったよ、とりあえず俺も目を閉じておこう。

 

しばらくすると俺の意識は自然と闇に消えていった。




ほんの少しだけネタを入れました
とはいえつまらないと思いますがw
とりあえず今回はこれで終わりです
また次回をお楽しみに〜

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