東方晶蠍記   作:天翔青雷

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どうも、作者の天翔青雷です。二次ファンからやってきました。
タグに書いてある通り、不定期更新でクオリティの低い作品です。さらに、作者は基本的に、東方を二次創作でしか知りません。その為、設定におかしな点などがあるかもしれません。それらや、誤字脱字、文法の誤りなどを見つけましたら、遠慮なくご報告ください。
・・・文才はありませんが、できれば、温かい目で見てもらえると嬉しいです。

・・・なお、この作品は、作者が二次ファンで投稿していた作品とは一切の関係がありません。あしからず。



第一話 生まれ変わって・・・

・・・知らない天井だ。いや、そもそもこれを、天井と呼べるのだろうか。

 

 僕の周りにいるのは、虫達。ここは、どう見たって虫籠ようにしか見えない。

 

 ・・・・・って、そんな簡単に流して良い状況じゃないと思う。僕は確かに、人間だった筈だ。普通におきて、普通に学校へ通う、普通の人間だった筈だ。少なくとも、虫と一緒に籠に入れられるような人生は送っていなかった。

 

 けど、普通じゃないことに、一つだけ心当たりがある。僕は今日、下校中にトラックに轢かれたはずなのだ。・・・・今更だけど、どうして生きているんだろう?もしかして、僕の体は虫の餌にされていて、そこに精神が繋がってるとか?

 

モゾモゾ

 

 ・・・そういうわけでは、ないらしい。『八本の足』で、普通に動けた。・・・え?

 

 腕を見る。鎌状の鋏が付いている。

 足元を見る。体の側面に、四本ずつ足が生えている。

 

 「ギギギーーーー!?(何じゃこりゃーーーー!?)」

 

 やっぱり僕、虫になってる!?


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