サトシとプリキュアシリーズ…私達と貴方との物語…   作:レジェンドX

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今回の話は、前回の続きとなります!
果たして、サトシはユカとタクヤと乗客達と運転手を救うことが出来るのか!
皆さん今回の話も良かったら読んでみてください!


第38話 時を越えるサトシ!!...そして...時空を越えた奇跡...後編

14年前の世界にやって来た僕とピカチュウ...

僕達は...自分達が過去の世界にやって来たのは...タクヤさん達を救うためにやって来たと思うのであった...

果たして...僕とピカチュウはタクヤさん達を救うことが出来るのか!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

サト「確か...電車の事故があったのって...」

ピカチュウ「...午後3時半...ちょうどタクヤさん達が乗っていた電車に落石が落ちてきた...そして...電車は崖に落ちていた...」

サト「今は...!?午後2時半...後一時間しかない...!!」

そう...事故があったのは...2006年の5月27日の午後3時半...

現在...午後2時半...後一時間しかない...

 

サト「確か...ユカさんが言っていたよね....もう少しでヤマブキ駅に着くところで事故が起きたって...」

ピカチュウ「...ヤマブキ駅の近くのトンネルに入る前に電車は事故にあった...」

そう...電車が事故にあったのは...ヤマブキ駅の近くのトンネルに入る前だった...

 

サト「この時のユカさんは...ヤマブキ駅でタクヤさん達をずっと待っていた...だから...まずはヤマブキ駅に向かおう!!」

ピカチュウ「うん!!」

サト「リザードン君に決めた!!」

僕はそう言うとリザードンを出すのであった

 

サト「リザードン...ヤマブキ駅まで連れていて!!」

リザードン「了解!!サトシ...ピカチュウ乗れ!!」

リザードンがそう言うと僕とピカチュウはリザードンに乗ってヤマブキ駅に向かうのであった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして...ヤマブキ駅にやって来ると...

サト「リザードン..今はモンスターボールに戻ってね?...」

リザードン「ああ!!」

僕はリザードンにそう言うとモンスターボールに戻すのであった

 

サト「ピカチュウ...ユカさんを探しに行くよ!!」

ピカチュウ「うん!!」

僕とピカチュウがそう言うとヤマブキ駅に入っていくのであった

 

サト「....!?人がたくさんいる!?」

ピカチュウ「多分...電車に乗っている人達の家族...恋人...友達が待っているんだ...」

サト「この中からユカさんを見つけるのは難しいけど...」

ピカチュウ「うん....ユカさんの特徴さえ分かれば...」

サト「ユカさんの特徴....」

ピカチュウの言葉を聞いた僕は脳裏に浮かべるのであった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それは..僕とピカチュウが過去にやって来る前のこと...

ユカ「この黄色いカチューシャはタクヤ君から誕生日プレゼントって貰ったの...」

サト「そうですか...とても似合っています!!」

ユカ「ありがとう...タクヤ君もそう言ってくれたよ...このカチューシャ...タクヤ君が亡くなる二日前に貰ったの...」

サト「...」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして....現在...

サト「そうだ....ユカさんは...この二日前にタクヤさんから誕生日プレゼントで黄色いカチューシャを貰っていた...」

ピカチュウ「そうか...!!黄色いカチューシャを着けていた人がユカさんっていうことだね!!」

サト「うん!!でも他にもユカさんと同じように黄色いカチューシャを着けている人がいるかもしれない...だから慎重に探そう...」

ピカチュウ「うん...!!」

僕がピカチュウにそう言うと黄色いカチューシャを着けた女性を探すのであった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

サト「...あの人が過去のユカさんだ...」

ピカチュウ「僕もそう思うよ...黄色いカチューシャを着けているし...髪型も...10年後のユカさんに似ているし...ユカさんは黄色いスカートがお気に入りだって言っていた...」

サト「でもユカさんにどうやって声をかける...この時代では...僕達のことを知らない.んだよね..いきなり声をかけたら怪しい人だと思われるかもしれない...」

確かに...いきなり声をかけたら怪しい人だと思われるかもしれない...

 

サト「....でも...こうしている間にも時間は過ぎてしまう...」

ピカチュウ「サトシ...後30分しかないよ...」

ピカチュウはスマホを見ながらそう言うのであった

 

サト「...よし...ピカチュウ行くよ...」

ピカチュウ「...うん...!!」

僕とピカチュウがそう言うと....10年前のユカさんのところに行くのであった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

サト「あの...すみません...」

ユカ(過去)「はい...どうかしましたか?」

サト「貴女...ユカさんですよね...?」

ユカ(過去)「そうですけど...どうして...私の名前を?」

ユカさんはどうして自分の名前を知っているのか...僕に聞いてきたよ?

 

サト「実は...僕達は未来からやって来たんです!!」

ルカ(過去)「未来から...?」

サト「はい...今から14年後の世界からやって来ました...!!」

ユカ(過去)「........」

僕がそう言うとユカさんは黙って僕のことを見ているのであった

 

サト「(やっぱり信用してもらえないのかな...)」

僕が心の中でそう思いながら諦めかけていた時…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ユカ(過去)「分かりました!!私は貴方達が未来からやって来たことを信じます!!」

サト「ありがとうございます!!」

ユカ(過去)「それで...未来からやって来た...貴方の名前は?」

サト「僕はサトシです!!」

ピカチュウ「ピカチュウ!!」

ユカさんが微笑みながら聞いてきたので僕とピカチュウは自分の名前を言うのであった

 

サト「それで...ユカさん...このままだと貴方とタクヤさんは永遠に離ればなれになってしまうんです...」

ユカ(過去)「未来では...私とタクヤ君は一緒にいないことになっているのですか?」

サト「はい...このままだと...」

ユカさんは僕にそう聞いてきたので僕はうなずくのであった

 

サト「僕達と一緒に着いてきてください!!」

ユカ(過去)「分かりました!!」

僕に言われたユカさんは僕とピカチュウと一緒に外に向かうのであった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

サト「リザードン...もう一度お願い!!」

サトシがそう言うとリザードンを出すのであった...

 

ユカ(過去)「サトシ君はリザードンを持っていたんですね?」

サト「はい...!!」

ユカ(過去)「(私のカメックスでもあのリザードンには勝てない...)」

サト「それじゃリザードンに乗ってください!!」

ユカ(過去)「はい!!」

僕がユカさんにそう言うとリザードンに乗って空に飛ぶのであった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ユカ(過去)「それで何処に向かうのですか?」

サト「ヤマブキ駅の近くのトンネルの入口です...」

ユカ(過去)「それならここから真っ直ぐ行けば...そのトンネルの入口があります!!」

サト「ありがとうございます!!リザードンこのまま真っ直ぐに飛んでくれる?」

僕がそう言うとリザードンはうなずき真っ直ぐに飛ぶのであった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして...

ユカ(過去)「見えてきました!!あそこがヤマブキ駅から近いトンネルです!!」

サト「あれが...(確か...トンネルの上から落石が落ちてきた...今...何時...)」

僕がそう思いながらスマホを見ると...

 

サト「(嘘...後5分しかない...)ユカさん...ピカチュウしっかり捕まってください!!」

ユカ「はい!!」

ピカチュウ「ピカチュウ!!」

サト「リザードン..飛ばしてくれる?」

僕がそう言うとリザードンはうなずきさらに飛ばすのであった

 

サト「(やっぱり...落石がある...!?)」

ユカ(過去)「まさか...あの落石が電車に落ちてきたら...」

サト「(絶対にタクヤさん達を救うんだ!!僕達は...そのために過去にやって来た!!)」

トンネルの上に大きな落石があったのだ....

あれが電車に落ちてきたら...僕は心の中で絶対にタクヤさん達を救うと決意した...

 

 

ユカ「サ、サトシ君...!!電車が...!!」

サト「時間がない...ピカチュウ行くよ!!」

ピカチュウ「ピカチュウ!!」

サト「ユカさんはここで待っていてください!!」

ユカ「分かりました...!!」

僕とピカチュウがそう言うと...トンネルの上に降りるのであった

 

 

サト「ピカチュウ...アイアンテールだ!!」

僕に指示をされたピカチュウは大きな石にアイアンテールを直撃させるのであった

 

ピカチュウ「ピカチュウ....!!」

サト「ピカチュウ最大パワーでアイアンテールだよ!!」

ピカチュウ「ピカ!!」

僕がそう言うとピカチュウは最大パワーでアイアンテールを直撃させるのであった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

サト「ピカチュウ頑張れ!!」

ユカ(過去)「ピカチュウ頑張ってください!!!」

リザードン「グォォォ!!」

ピカチュウ「ピカピカ!!!!!!」

僕とユカさんとリザードンにそう言われたピカチュウはついに落石を壊すのであった

そして...電車は何もなく普通に通っていくのであった

 

サト「良かった.....!!」

ピカチュウ「疲れた...!!」

僕とピカチュウは安心しながら電車がヤマブキ駅に向かうのを見ているのであった

ユカさんも安心しながら嬉しそうにしていたよ?

そして…僕とピカチュウとユカさんはリザードンに乗って…ヤマブキ駅に帰るのでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして...

ユカ(過去)「タクヤ君!!」

タクヤ(過去)「ユカちゃん!?///」

私がタクヤ君に抱きつくとタクヤ君は顔を真っ赤にしながらビックリしていたね?

 

ユカ(過去)「タクヤ君おかえりなさい!!」

タクヤ(過去)「ただいま!!///」

ユカ(過去)「でも...タクヤ君が無事で本当に良かった......」

私はそう言いながら泣いてしまうのであった

 

タクヤ(過去)「ユカちゃんどうしたの!?」

ユカ(過去)「タクヤ君...」

私はそう言うとタクヤ君の頬にキスをするのであった...

 

タクヤ(過去)「ユカちゃん///」

ユカ(過去)「(そういえば...サトシ君とピカチュウは?)」

私は心の中でそう思いながら後ろを振り向くとサトシ君とピカチュウはいなかった...

 

ユカ(過去)「(サトシ君...ピカチュウありがとう...私達の救世主...)それじゃ...私達も帰ろう?」

タクヤ(過去)「うん///」

私とタクヤ君がそう言うと自分達の家に帰るのであった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして...

サト「僕達...元の時代に帰ってきたんだね?」

ピカチュウ「うん...」

僕とピカチュウは元の時代に帰ってきていた...

 

サト「それにユカさんとタクヤさん...すごく幸せそうにしていたね♪」

ピカチュウ「そうだね!!」

サト「でも...歴史はちゃんと変わったのかな?」

ピカチュウ「きっと大丈夫さ!!」

ピカチュウがそう言うと僕はうなずくのであった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その時…

ユカ「タクヤ君!!」

タクヤ「ユカちゃん待って!!」

サト「(ユカさん...タクヤさんと付き合うことが出来たんだ!!...歴史はちゃんと変わったんだ!!)」

ユカさんとタクヤさんが嬉しそうにしながら歩いているところを見た僕は嬉しそうにしていたよ♪

 

 

ピカチュウ「(サトシよかったね?)」

サト「(うん!!ユカさん...タクヤさんお幸せに!!)」

僕はそう心の中で思いながらユカさんとタクヤさんを見るのであった...

そして…僕の大切な人達が待っている…みらいさんとリコさんのところに帰るのでした!!

 

みらい「サトシ君!!」

リコ「サトシ君、お帰りなさい!」

サト「みらいさん、リコさんただいま!!」

僕とピカチュウが自分の家に帰って来るとみらいさんとリコさんは微笑みながら玄関で僕の帰りを待っていてくれたんだ!

みらいさん、リコさんただいま!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ユカ「(サトシ君...本当にありがとう♪)」

タクヤ「(サトシ君...君は僕達にとって救世主だよ...)」

私とタクヤ君はサトシのことに気づいていたんだ!!

私とタクヤ君は微笑みながら心の中で思うのであった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

僕とピカチュウの活躍によって...歴史は変わり...あの時...電車に乗っていた人達は救われたのだ...

そして...ユカさんはタクヤさんと無事に付き合えたようだ...

実は...僕とピカチュウの活躍は歴史の教科書に載っていたらしいよね!

 

 

次回へ続く…

 

 




皆さん今回の話も読んでくれてありがとうございました!
次回は、ポケモン世界の女神が登場…?
そして、サトみらの夜のデートに注目です!
次回の話も頑張って書いていきます!
次回の話も良かったら読んでみてください!

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