デート・ア・ライブ パラレルIF   作:猫犬

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さて、今回は約7000字になってしまった。


8話 閉幕

士道と千花はDEM日本支社を走り回っていた。

というか、逃げ回っていた。

 

「これは緊急事態だよぉ。BLだしぃ、病んでるしぃ、キャラは安定してないしぃ。今のみーちゃんの好感度絶対上げれないよぉ」

「それは分かってるけど、どうするんだよ。好感度上げられないというか、もう話す気も無いよな」

「さてさて、じゃぁ私のプランでいい?本当はやりたくないけどぉ」

「だな。もうそれしかないし。皆が来たらたぶんもっとやばくなる気がする。元の美九ならまだしも、今の美九はたぶん……」

「じゃぁ、私のプランで行こうってことでぇ」

 

二人はそう言って、走るのを止めその場――敷地内にある飛行機等の離着陸場で止まる。

そして、周囲を見回す。すると、空から美九が降ってきた。美九は二人の目の前に着地すると、獲物を見るような目で二人を見ていた。

 

「やっと観念した……という訳ではないのじゃろ?」

「まぁねぇ。逃げてたら延々と追いかけてくるでしょぉ?」

「飽きたらやめるかもしれぬぞ?まっ、飽きたら別の趣向で行くじゃろうけど。士道は中性的であるから、カップリングしやすいのじゃよ」

「はぁ、士道君も随分好かれたもんだよねぇ。でも士道君はあげないよぉ。私のおもちゃだからぁ」

「おい!今のは聞き逃せないぞ、千花!」

 

千花は士道をおもちゃと言って、美九に向かって飛びだし、士道はツッコミを入れた。

今の状況は、地下で激昂した美九に追われた結果である。そして、美九の言う成敗とは、士道を完全に洗脳しておもちゃにすること。千花に関しては不明。

ちなみに、皆が来る気配は未だにない。というか、八舞姉妹も何処かに消えた。さらに<フラクシナス>とも通信は繋がらない。

 

「さて、俺もやるか」

 

士道は連絡が取れない理由を考えるも分からないので、考えるのを止め、美九の方に走る。

千花の言うプランとは、美九に【記憶樹】を当てて、前の世界の記憶を流し込んで、好感度が高い前の世界の美九にしてしまうというモノ。前の世界なら好感度は十分あったので、あの頃の美九の記憶というか人格になればおそらくは、という考えだった。

ちなみに千花がこれをやるのが嫌な理由は、前の世界は前の世界、今の世界は今の世界でちゃんと関係を築くべきとのこと。だが、相手が相手なだけにもうなりふり構っていられなくなった。

突っ込んでくる二人に美九は、

 

「ほう、諦めたのではなく童を倒しに来たのか。ならば、相手をしてくれようぞ。<滅陣歌姫(リリス)>」

 

右手を横に薙ぐと、何も無いはずの場所から、

 

「え?ギター?」

 

ギターが現れた。そして美九は現れたギター型魔王<滅陣歌姫>を手に取り、

 

「さぁ、戦争(ライブ)を始めようぞ」

「琴里と同じようなこと言ってる。まっ、いいやッ!」

 

士道は顕現させた【穿つ者】を美九に向けて振るう。士道の目的は美九の注意を引いて千花の【記憶樹】が当てられる隙を作ること。

【穿つ者】が美九に当たりそうになると、美九はギターを鳴らした。直後、美九の目の前に音の壁ができ、【穿つ者】を弾く。

 

「なっ!」

 

士道は音の壁に何度も打ち付けてみるが、破れる気配は無かった。

それでも、注意は引けるので絶えず攻撃を続ける。

 

「その程度の攻撃では童に届かぬぞ。ま、本命はそっちじゃろ?」

 

そして背後から迫った千花が<死之果樹園>を振るうが、美九にはばれていたらしく横方向にジャンプして回避される。

そして、美九が回避した先には、

 

「ん?」

 

木人形(ツリードール)】が立っていた。【記憶樹(メモリツリー)】をその手に宿して。

【木人形】と【記憶樹】は千花が美九の背後に入った間に生成したもので、【木人形】はその腕を伸ばすと美九にタッチしようとした。

しかし、美九は冷静に対処する。

ジャンプした状態で体をひねり、【木人形】の方を向いてギターを弾くと、直線状に音の弾が飛び、その腕を弾いた。

【木人形】はその余波でよろめいて、数歩後退する。

 

「ありゃぁ?やっぱそう簡単にはいかないかぁ。となると、ガンガン行くしかないかなぁ」

「だな。この調子で行けばそのうちチャンスも来るはずだ」

「ふむ、諦めてくれれば楽なのじゃがな」

 

二人は諦めることはせず、このままでいく。

美九はそんな二人に呆れながらも警戒を緩めることはせず、二人を確実に無力化させるために動く。

美九はギターを演奏して音弾を飛ばしまくる。二人はそれを回避しつつ、時には天使で弾いて接近しようとするが、近づき過ぎると音の壁が張られ、それ以上は接近することが出来なかった。

 

「どうじゃ、童の演奏は」

 

二、三分程経つと、美九はそう問うた。

しかし、演奏しながらなので、二人は回避に専念していた。

 

「あぁ、必死に音弾の対処をしてなければ普通に聴いていたいな。こんな状況じゃなければな。それでなんで……」

「よっ、ほっ、ほっ、よっ。いい曲だよねぇ。で、なんで……」

「「デート・ア・ライブ?」」

 

美九が演奏しているのは“デート・ア・ライブ”だったので、二人はそんな反応だった。しかし、ギターだけなので何か物足りない感じだった。

(もう少し落ち着いた状態で聴きたいな。というかなんでこの曲?美九の曲じゃダメなのか?せめて他の楽器の音も無いと寂しいような)

と士道が思っていたら、曲が終わり次の曲に入った。

そして、

 

「なんで、次はユートピアの方?あと、千花も何やってるんだよ!」

 

次の曲は“デート・イン・ユートピア”だったのだが、何故か千花は始まると同時に、音楽プレイヤーを出して、スピーカーから流していた。

 

「だって、ギターだけじゃ寂しいんだもーん。それに、私レベルになると回避しながらでも聴けちゃうしねぇ」

「だからってそんなことしなくても」

「いやいや、こういうのは気分の問題だよぉ」

「そんなもんなのか?まぁ、さっきよりはいい感じだな」

「……お主たち、なんで童の攻撃を回避しながら普通に喋っておるのじゃ?さっきよりテンポは速いはずじゃが」

 

音弾がさっきより飛んでいる中、美九は二人に半眼を向ける。

美九が言う通り、テンポが速いため数は増加しているが、二人は問題なく対処していた。一曲目よりも無駄な動きは無い為安定させて。

 

「みーちゃん、気づいてないのぉ?その魔王は音を干渉させれば、弱められるんだよぉ。だから音弾も簡単に天使で破壊できるわけぇ」

「なぬ!何故それを?しかもこの短時間でそこまで」

「え?千花がスピーカーから流してた理由ってそうだったのか?」

「あれぇ?言ってなかったっけぇ?」

 

士道の問いに対して千花は首を傾げる。

ちなみに、未だに演奏中なので音弾は飛んできている。

美九は千花の指摘を聞き、曲のラストにどでかいのを放った。音弾の大きさを大きく威力も上昇させ、その数も倍以上に。

 

「なっ!」

「ほへぇ」

「これで対処できぬはずじゃ。本当は傷付けたくなかったのじゃがな」

 

そして、美九の周囲全体に飛んで行き、逃げ場が無いようにして音弾が飛んで行った。

これで、二人を倒すことできるはずと美九は思い、ちょうど曲も終わったので演奏を止めた。同時にいくつもの音弾が二人に襲い掛かり、同時に殺到する音弾が横に一閃され、一斉に砕け散った。

砕け散った音弾が晴れるとそこには、大きな斧をその手に持った士道が立っていた。

 

「あの量の音弾を切ったじゃと!?」

「ふぅ、今のは危なかったな。<灼爛殲鬼(カマエル)>が無かったら危なかったかもな」

「ありがとねぇ、士道君。それじゃ、レッツゴォ」

 

士道の後ろに居た千花は、言うと同時に飛び出し、<死之果樹園>を振るう。美九は<滅陣歌姫>を鳴らし、音弾を放つが千花はそれを軽々と弾き、美九に音弾を返す。

そんな攻撃を予想していなかったのか、美九はもろにくらうが、霊装によってダメージはあまりなかったのか、すぐに立ち直ると、千花に向かって<滅陣歌姫>を振るった。

 

「えっ!?」

 

千花としてはそんな攻撃方法は予想していなかったのか、反応が遅れ、胴にくらい吹っ飛ぶ。

そして、吹っ飛んできた千花の身体を士道は受け止める。

士道はなんとか勢いに負けて倒れるという事態は回避し、千花を降ろす。

 

「おお、これはナイスキャッチだよ。士道君、ありがとねぇ。それにしても、楽器で殴るとはねぇ。何処のロッカーかなぁ?」

「いや、ギター振り回す=ロッカーとは限らないぞ?」

「いやいや、普通は振り回さないでしょぉ。つまり、ロッカー」

「童はロッカーではないぞ。それに、<滅陣歌姫(リリス)>はギターであってギターではない!故に童はロッカーではない!」

「はっ!」

「いや、何納得してるんだよ、千花。あと喋ってる場合じゃないだろ」

 

美九の発言に納得している千花に士道はツッコむと、警戒を喚起する。

美九は千花が納得している間に、再び演奏を始め、

 

「これは……やばいな」

「だねぇ。元○玉かなぁ?」

 

美九の頭上に霊力で編まれた巨大な音弾が形成されていく。

 

「自然にある植物よ、動物よ。童に力を分け与えるのじゃ」

「あ、絶対元○玉だよぉ。ということで士道君任せた。その<灼爛殲鬼(カマエル)>でズバッといっちゃってぇ」

「いや、さすがにあのサイズは……」

 

言っている間にどんどん大きくなり、大きさが十メートルは超えていた。しかし、それでも大きくなっていく。

士道はそんな光景に、額に汗を浮かべ呟く。

 

「士道君、ファイトだよぉッ!」

 

そんな士道のことなど気にせず、千花はそんなことを言うと、退避してしまう。

士道としても退避したいが、もしこれが何処かに飛んで行ったら甚大な被害が生まれてしまう。

(千花はどっか行っちゃったし、俺一人でなんとかしないといけないのか?いや、やらないとダメなんだよなー)

士道はため息をつくと、十五メートルサイズになった音弾を見据える。

 

「くらうがいい、童の最終奥義。超音球」

ジャンジャカジャーン

「うおぉぉ」

 

放たれた元○球もとい超音球は士道一直線に飛んで行き、士道は<灼爛殲鬼>を振るい、両者がぶつかる直前。

 

「ん?」

「なぬ?」

 

超音球はその場で停止した。まるで、時間が止まったかのように。

 

「士道君、やるぅ」

 

そして、何処からか響いた千花の声。

士道はとりあえず助かったことに安堵すると、千花を探して辺りを見回す。

 

「そこかっ!」

 

すると、美九は千花を見つけたのか<滅陣歌姫>をブーメランの要領で投げた。そして、一直線に千花と思われる影に向かい、両断した。

 

「そっちは外れだよぉ。いっけー、【記憶樹(メモリツリー)】!」

 

影とは逆の方から千花が現れると、遂に美九に【記憶樹】を触れさせることに成功した。

すると、美九の頭の中に記憶が流れ込んでいるようで、美九の動きが固まった。

その間に、士道は両断された影を見ると、そこには千花が生成した【木人形】が倒れていた。その近くにはスピーカーも落ちていることから、おそらくはこれで千花の声を出して攪乱したようだった。

そうして、一分ほど経つと、記憶を流し終えたのか、千花は【記憶樹】を消した。そして、美九の霊装がいつもの色に戻り、いつの間にか<滅陣歌姫>も消えていた。

美九はキョロキョロすると、千花と士道を見ると顔をほころばせた。その顔を見て、どうやら成功したのだと確認でき、

 

「――――」

「だーりーん、だってさぁ」

 

一目散に美九は士道のもとに走り飛びついた。勢いが付いていたせいで士道はバランスを崩し、その場に倒れ、美九は覆い被さった。

千花は走ってきて、二人の惨状を見てどこか遠い目をして考え込む。

 

「二人とも、大丈夫ぅ?……うわぁ、これがラノベ主人公の力なのかなぁ?」

 

千花が見たのは、士道と美九の唇が重なっているという光景だった。

美九はすぐに唇を離すと、顔を赤らめる。

そして、霊装が消えると、今日着ていた薄紫のワンピースに戻った。

 

「――――」

「きゃ、だーりんのエッチさんですー、だってぇ」

「いや、俺はそんなつもりは無かったぞ。あと、千花は自然に美九の心を読んで翻訳するなって。まぁ、助かるけど。てか、美九は声でないの気にしないのか?」

 

士道は今のところ気にしていないような美九にそう聞いた。

すると、美九はハッとする。

 

「――――」

「みーちゃんが翻訳してくれますし、なんとかなりますよー。それに、だーりんは声が出なくても大切にしてくれますよね?だってぇ。いいのかなぁ?」

「はぁ、それでいいのかよ。歌好きだったよな?で、いつまでそこに隠れているんだ、狂三?あっ、さっきは助かったよ」

 

ポジティブな美九に、士道は若干困惑すると、何もない方に目を向け、そう言った。

すると、影からひょこっと狂三が現れる。

 

「あらあら、気づいていらしたんですの、士道さん。どういたしましてですわ」

「狂三ちゃん、やっほぉ。会ってそうそうだけど、お願いがあるんだけどぉ」

「えぇ、分かっていますわ。美九さんの時を戻して、声が出るようにしてほしいのですわよね?」

 

千花は早速と言わんばかりにそう言うと、狂三はそう返した。

 

「頼めるか、狂三。俺の霊力を使っても構わないから頼む」

「ええ、わたくしとしても助けることに関しては問題ないので。それと霊力はいいですわ。あそこにたくさんありますから」

 

狂三は固まったままの超音球を指差すと、超音球が動き始め地面に触れると同時に影に呑み込まれて消えた。

それを見届けると、狂三は美九の方を向き、その背に<刻々帝>を顕現させ、短銃をⅣに合わせると、銃に装填される。

 

「では、参りますわよ。<刻々帝(ザフキエル)>――【四の弾(ダレット)】」

 

短銃を美九に向けると、【四の弾】が放たれ、美九に当たる。

すると、美九ののど元が何故か光り、すぐに光が消えた。

そして、

 

「……な、治ったー」

「やったねぇー」

 

美九は声が出るようになり喜んだ。美九と千花は手を合わせてピョンピョン跳ねて喜んでいた。

そんな二人を見ながら、士道は狂三のそばに寄る。

 

「ありがとな、狂三」

「いえ、当然のことですわ。あっ、二亜さんに伝えておいてください、約束はこれで果たしたと」

「ん?なんのことだ?」

「いえ、お気になさらず。少々二亜さんに頼んだことがあったので、そのお礼の代わりといったところですわ」

 

狂三はそう言って微笑んだ。

しかし、すぐに表情を戻すと、

 

「では、わたくしはこれで失礼しますわね。長いすると、怖い炎の精霊さんが来てしまいますので。では、またいつか会いましょう」

「おう、またな」

「ありがとねぇ、狂三ちゃん。またねぇ」

「このお礼はいつかしますねー」

 

狂三はスカートの裾を掴んで一礼してそのまま影に消えた。

その直後、士道が耳に付けていたインカムから通信が入る。

ちなみに、千花は今現在美九にモフモフされていた。いつもは千花がモフモフしている立場なだけに珍しい光景だったりする。

 

『士道、無事?敷地に入った辺りから通信が入んなくて心配したわよ』

「あぁ、こっちは無事だ。美九も救出できたから今から戻る」

『わかったわ。敷地外に出たら転送するわね』

「頼む。結構疲れてくたくただ」

 

最後にそう言って通信を切ると、二人の方を向く。

 

「さて、そろそろ帰るか。琴里たちと連絡とれたことだし」

「らじゃぁ。早く休みたいよぉ」

「そうですねー。積もる話はまた後でですねー」

 

そうして、三人は日本支社の敷地を出るのだった。

 

 

 

~☆~

 

 

 

「さて、これで、いっちょ上がりですかね。で、あなたはなんの用ですか?」

 

真那はDEM地下一階、第五研究室で適当な場所に座って足をパタパタさせながらそう呟くと、扉の方に声を掛ける。

 

「あらあら、そんな怖い顔はなさらなくていいんですわよ。ただ、何か面白いものは無いかと歩いていただけですから」

「そうですか。といっても、これといったものはねーと思いますよ。あ、ちょうど美九さんを操っていたのも壊したとこですね」

 

ドアからは狂三が入ってきて、そんな会話を交わす。

 

「そんな幻覚と幻影を操る機械はいりませんわ。それに、もう壊れていますし」

「じゃ、めぼしいモノはねーですね」

 

真那は辺りを見回すが、大事そうな書類はすでにDEMの社員が回収していった後だった。

すると、狂三はある疑問を口にする。

 

「ところで、前みたいに私を狩らなくていいのですか?」

「はっ、分身体を狩っても意味ねーですよ。それに、今日は兄様たちを助けたみたいなんで、見なかったことにしときますよ。それに、こっちの世界じゃ、一切人は殺ってないみてーですし」

「あら、ばれていましたか。でも、時間はいただいていますわよ」

「なんらかの犯罪に手を染めた人だのじゃねーですか。それに寿命の一部な訳ですし。そんなんで、三十年前に飛べる量になるのはいつになることやら?それとも別のことを考えているんですかね?……さて、そろそろ出ねーと兄様たちに居ねーことがばれるので、これで」

「はぁー。幾つか気になることもありますが、まぁいいでしょう。どうせ、千花さんでしょうし」

 

狂三がため息をつくと、真那はぴょんと飛んで降りるとそのまま出て行った。

狂三は一人なった部屋を見回して、真那が乗っていた美九を洗脳した機械の残骸を見て一人呟いた。

 

「さて、どうやってこれを壊したのやら?」




タイトルは七章が終わったから、閉幕です。
なんか駆け足な気もしますが、下手に引っ張ってもう一話書くのもあれだったので・・・。

ちなみに美九の声が出なくなったのは、町中の人を洗脳したためのオーバーワークと、機械に霊力を吸われた結果って感じです。原作でも霊力の使い過ぎが原因だった訳ですしね。
で、反転したことで反転美九は霊力を回復したため声が出せたということにしておきます。
で、元に戻った際に、反転美九が持っていた霊力は受け継がなかったため、また霊力が無い状態に戻り、声が出なかったってことで。

次回からは八章。時系列は10月です。そして、「天宮祭」どうしよう・・・

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