インフィニット・ストラトス ~迷い込んだイレギュラー~   作:S-MIST

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第48話 VS 銀の福音

 

 嫌な予感、という程のものじゃなかった。

 束博士が公開実験の会見をしている最中に、俺達専用機持ちだけが千冬姉に呼ばれたんだ。

 嫌な予感どころか、何かあるのは確実だった。

 

「・・・・・これで全員揃ったな」

 

 ホテルの会見場から、一番遠い部屋に通された一夏を出迎えたのは、厳しい表情をした千冬だった。

 しかも壁面には幾つもの大型モニターが並べられ、それぞれにオペレーターまで付いている。

 こんな光景を見せられれば、誰でも何かが起こっていると分かるだろう。

 だから一夏は、素直に聞いてみた。

 

「千冬ね――――――織斑先生、何があったんですか?」

「それをこれから説明する。――――――山田先生」

「はい」

 

 山田先生が手元のコンソールを操作すると、部屋の中央に大きな空間ウィンドウが展開。

 簡略化された世界地図が表示されると、太平洋のハワイ付近がズームアップされた。

 

「ハワイ沖で試験運用中だったアメリカ・イスラエル共同開発の最新鋭IS“銀の福音(シルバリオ・ゴスペル)”が原因不明の暴走を起こし西へ逃亡。これに対し米第七機動艦隊が撃墜を試みるも全て失敗。日本も待機ISがスクランブルに上がったが迎撃に失敗、日本防空圏への侵入阻止が絶望的となった。そしてこの暴走ISの予測進路が・・・・・コレだ」

 

 画面が操作され、“銀の福音(シルバリオ・ゴスペル)”の予測進路が表示される。

 

「なるほど。此処か。確かに私達を呼ぶ理由にはなるか」

 

 真っ先に理解を示したのは、やはり元軍人のラウラ。

 

「誰が仕組んだのかは知りませんけど、随分な真似をしますわね」

「そうだね。今日この日この場所を狙うだなんて、何が目的なんだろう?」

 

 次いでセシリアとシャルロットが頷く。

 

「まぁ、細かい事は他人任せで良いんじゃない? 私らの仕事は、とりあえず暴走した奴を潰す事でしょ。違う? 先生」

 

 鈴が織斑先生に話を戻すと、彼女は頷いて話を引き継いだ。

 

「その通りだ。日本政府は米第七機動艦隊と自衛隊の失敗を受けて、最新鋭機が揃うIS学園に救援要請を出してきた。そして学園側がそれを受託。お前達の出番となった訳だ。――――――ちなみに先に言っておくが、NEXTは間に合わない。このままなら、どう頑張っても福音の方が早い」

「そうか」

 

 ポツリと漏らした一夏の言葉に、何故か全員が振り向いた。

 

「怖いのか?」

 

 代表する形で千冬が問いかけるが、問いかけた本人もそれは違うと分かっていた。

 

「いいや。ただアイツだったら、こんな時どうするのかなって。アイツ言ってたんだ。『極論を言えば、戦いは相手の嫌がる事をやり続ければ勝てる』って。なら、こういう暴走した相手にはどうすれば良いのかなってさ」

 

 そのまま考え込んだ一夏は、ふと思いついたように質問をした。

 

「織斑先生、その暴走IS、進路は変わってない?」

「ああ、直進している」

「天候は?」

「快晴だ」

「武装は?」

「確認されているのは、片翼18門計36門の広域破壊兵器銀の鐘(シルバー・ベル)のみだが、他に武装が無いとも限らん」

「遠距離兵器は無いんだね」

「今の所は確認されていない」

「なら後は――――――」

 

 更に幾つかの質問をぶつけた一夏は、ポンッと両手を合わせた。

 

「どうした? 何か分かったのか?」

 

 千冬が興味深そうに聞くと、

 

「これ、俺がトレーニングで散々殺られた状況と一緒なんだ」

「何?」

「だってそうだろ。向こうは何でか知らないけど真っ直ぐこっちに向かってきてる。射撃兵器はあるけど、遠距離兵器は無い。これって俺達の訓練に置き換えたら、初期配置で一方的に不利な配置をされた時と同じで、近付かれるまでは撃ちたい放題じゃないか」

 

 そう言って一夏が皆の方を振り返ると、各々が「なるほど」と肯いていた。

 

「ほう? なら、何か対策があるんだな?」

 

 ここで千冬は、「トレーニングで散々やられた」という言葉を聞いて、一度主導権を預けてみた。

 もしかしたら自分が考えていたのよりも、良い作戦が出るかもしれないと考えての事だ。

 

「あるにはあるけど・・・・・作戦って程じゃないんだ」

「構わんから話してみろ」

「えっと、まず遠距離攻撃をして、それで注意を引く。多分セシリアとラウラが良いんじゃないかな?」

「で、注意を引いた後は?」

「多分こっちに向かってくるだろうから、十分に引きつけたところで俺と箒で近距離、シャルロットと鈴は中距離から包囲。後はそのまま囲んでタコ殴りとメッタ撃ち。ちなみに、俺が零落白夜をチラつかせてプレッシャーを与えて、箒が手数で追い立てて、シャルロットと鈴が撃って更に走らせて、少しでも距離を取ろうとしたら、セシリアとラウラで狙撃・砲撃ってのが基本的な考え」

「・・・・・そこまでスラスラ出てくるという事は、何度か試しているな? 対NEXT用の戦術か?」

「全敗中だけどね」

「なるほど。練度については心配しなくて良さそうだな。じゃぁ初めの遠距離攻撃を、気にせずに向かって来なかった場合は?」

「足の速い白式()紅椿()で足止めしてる間に、他のみんなに囲んでもらって、後は同じ」

「近距離に箒を当てた理由は? 能力的には鈴でもシャルロットでも良いと思うが?」

アイツ()の受け売りなんだけどさ、シャルロットは視野が広いから、近距離戦で貼り付けにするには勿体無い。鈴は能力的にも機体的にも、近~中距離を満遍なくカバー出来るから、フリーにしておいた方がいざって時のカバーが早い。でも箒は、まだ専用機を持って日が浅いから、幾つかの役割を持たせるより、1つの事に集中させた方が良いって言ってた」

 

 スラスラと出てくる言葉に、千冬は感心していた。

 何せ一夏はIS学園に入学するまで、こんな事とは無縁だったのだ。

 それなのにここまで答えられるとは、驚き以外の何者でも無かった。

 

「なるほど。良く分かった。だが、少し改良の余地があるな」

「もっと良い手があるのか、千冬姉」

「織斑先生と・・・・・まぁいい。それはだな――――――」

 

 そうして、かつて世界最強の座(ブリュンヒルデ)についた人間が、作戦の細部に修正を入れていく。

 せめて弟と仲間達が苦労しないように、無事生きて帰ってこれるように。

 人知れず、拳を強く握り締めながら――――――

 

 

 

 ◇

 

 

 

 作戦開始2分前。

 遮る物の無い青い空と海の中で、蒼いISを纏うセシリアは、静かに目を閉じていた。

 

 ―――高度500m。風速1m/秒。

 

 ―――作戦開始まで120秒。カウントスタート。

 

 脳内を流れていく無機質なメッセージに、セシリアがゆっくりと瞳を開く。

 

『随分と落ち着いているな』

 

 右500m程の位置。

 セシリアと同じ先制攻撃を任されているラウラから通信が入った。

 

『この時点で取り乱しているようでしたら、対NEXT戦なんて出来ませんわ。あの人、そのあたり容赦ありませんから』

『日頃の訓練の賜物か。本国に帰ったら、私も見習うとしよう。あいつの訓練は見るべきところが多い』

 

 この時シュヴァルツェ・ハーゼ(ラウラの原隊)の面々が、寒気を覚えたというが、それはまた別の話。

 

『あら、本職の軍人さんでもそう思うのですね』

『常に実戦を想定した訓練。連携というモノの重要性を理解させる手腕。兵器に対する理解の深さ。是非とも本国に欲しい人間だ』

『それが適わない事は、ラウラさんが一番理解しているのでは?』

『まぁな。しかし、仮にアイツが何処かに行くなんて言ったら、行く順番を決めるだけで大事になるな』

『その時はイギリスもフランスも中国も、どこもかしこも立候補するでしょうね』

『違いない』

 

 カウントが60秒を切ったところで、2人ともFCSを起動。

 各武装の安全装置が解除され、必要なエネルギーが供給されていく。

 

『――――――ところでラウラさん。その武装、昨日までのとは違いますわね。テスト用に送られてきたプロトタイプですか?』

『まぁ、そんなところだが心配には及ばない。本国の姉妹機で、既に実働データはとってある』

『大丈夫ですの? データがあるとは言え、その機体で扱うのは初めてでしょう?』

 

 セシリアの心配は尤もだった。

 姉妹機の実働データがあるとは言え、本来兵器のマッチングというのは繊細なもの。

 それをいきなり実戦投入というのは、不安があって当たり前だ。

 まして今回は共同ミッション。

 味方の失敗は、文字通り自身の生存率に直結する。

 が、ラウラはそれを一蹴した。

 

『機密上の問題で詳しくは言えんが、元々装備していたレールカノンより間違い無く性能は上だ。ついでに言うなら、実働データを取ったのは我が隊の副長。私が使う物に、生半可な事でOKは出さないさ』

『信用してるんですね』

『テスト項目一覧と映像データも一緒に送られてきたからな。それを見て判断した』

『なるほど。では、そろそろですわね』

『そうだな。―――外すなよ?』

『そちらこそ』

 

 そうして2機のISが射撃体勢に入る。

 1機はスターライトmkⅢ(レーザーライフル)。ブルーティアーズ本来の主兵装。

 だがもう1機、シュヴァルツェア・レーゲンが構えたのは、本来この世界に無かったはずの物。

 元々装備されていたレールカノンと違い、速射性を犠牲に、桁外れの射程と弾速を実現した傑作兵装。

 異世界での型式番号はWB14RG-LADON(レールガン)

 かつて束が、とある取引の材料としてドイツに流したものだった。

 

 

 

 ◇

 

 

 

 作戦開始後2分。

 遥かな上空から、一夏と箒は仲間達の戦いを見守っていた。

 作戦の第一段階は順調に推移していた。

 セシリアの狙撃で福音の動きを牽制、そこへラウラが、速射性は劣るが高火力のWB14RG-LADON(レールガン)を叩き込む。

 束博士が基礎設計をしたレールガンは、カタログスペック通りの性能を発揮。

 IS兵器としては破格の弾速と破壊力を持って、福音のシールドを削り取っていく。

 そして福音がセシリアとラウラをターゲットとしたところで第二段階へ移行。

 シャルロットと鈴が、福音の行く手を阻む。

 勿論、ただ阻むだけじゃない。

 フォーメーションは常にクロスラインアタック(※1)で中距離を維持。

 

 ※1:前後、或いは左右から挟み込む形。

 

 勿論、互いが射線上に乗っているようなヘマはしない。

 対NEXT戦闘を繰り返していれば、まして相手の能力を引き出す事に長けているシャルロットがパートナーなら、この程度は阿吽の呼吸だった。

 だが鈴も負けてはいなかった。

 龍咆の“不可視”という特性を最大に生かし、意図的に散らして発射。

 見えない砲弾が見えない弾道で放たれるという、敵から見ればまさしく悪夢。

 しかも、それに気付いたシャルロットは悪辣な武装をセレクト。

 弾道は至極見やすいが、決して無視出来ない破壊力を持つミサイルを選択。

 無視出来ない攻撃を意識させる事で機動を制限。

 ここで意図を読んだセシリアとラウラが狙撃・砲撃で更に機動を制限。

 “銀の福音(シルバリオ・ゴスペル)”は追い込まれていると判断したのか、広域破壊兵器銀の鐘(シルバー・ベル)で仕切り直そうと大きく翼を広げ――――――作戦室でその光景を見ていた千冬は、勝利を確信した表情で呟いた。

 

「終わりだ。福音」

 

 

 

 ◇

 

 

 

 原作と違い“銀の福音(シルバリオ・ゴスペル)”に対する情報を得ていた千冬は、追い詰められれば必ず仕切り直しの為に銀の鐘(シルバー・ベル)を使うと読んでいた。

 その隙を突く、それが作戦の第三段階。

 発射態勢に入る直前、上空で待機していた紅椿が福音に向けてフルブースト。

 その背に乗る白式も同様にフルブースト。更に地球の重力、すなわち落下速度も加えて加速。

 銀の鐘(シルバー・ベル)発射の瞬間、死角となる直上から零落白夜を叩き込んで一撃の下に終わらせる―――――――――はずだった。

 ある見落としが無ければ。

 それは、初心者の恐怖心。

 何せ第四世代機のフルブースト+第三世代機屈指の加速力を持つ白式のフルブースト+落下速度。

 その速度たるやNEXTに匹敵する。

 しかも福音の現在の高度は約500m。

 仮に時速3000kmで突撃したら、海面到達までたったの0.5秒。

 機体の機動制御に失敗しようものならどうなるかは、言うまでも無い。

 もしかしたら絶対防御のおかげで死なないかもしれない。

 だが専用機に乗って日が浅い箒に、“もしも”を想像させるには十分だった。

 そして福音が迫った刹那。

 水平に構えられた零落白夜が振られる瞬間。

 篠ノ之箒は、海面に向かって突撃する恐怖に耐え切れなかった。

 機体挙動が僅かにブレる。普段ならミスとも言えない程度のミス。

 だが、この超加速状態で刃を振ろうとしている一夏にとっては致命的だった。

 太刀筋が乱れ、空を切る。

 直後、交差。

 海面への激突を防ぐ為、フルブレーキに入る箒。

 対し一夏は――――――。

 

「チィィィィィィィ!!!!」

 

 体勢を立て直した分、ブレーキタイミングが遅れてしまった。

 既に海面への激突は避けられない。

 なので体が軋むのもかまわず、水平方向への瞬時加速(イグニッションブースト)

 垂直落下に水平方向のベクトルを加え、突入角度を変更。海面激突時の衝撃を和らげようとする。

 最後まで諦めない見事な機動制御。

 だがそれも福音の前では、ただの悪あがきに過ぎなかった。

 紅椿、白式双方にロックオンアラート。

 銀の翼が大きく広げられ、その場で優雅にターン。

 放出される無数の光球。

 状況をモニターしていた千冬が叫んだ。

 

『避けろぉぉぉぉぉ!!』

 

 戦闘者としての彼女は既に不可能だと理解していた。

 あの速度・あのタイミングで反撃されたら、例え自身であろうとも回避出来ない。

 機械じみた超絶の反応速度。

 だが、叫ばずにはいられなかった。

 光の雨が両機に降り注ぎ、容赦無くエネルギーシールドを削り取り、装甲を破壊していく。

 しかし結果は対照的だった。

 白式が装甲を木っ端微塵に砕かれ海に沈んでいくのに対し、紅椿の装甲は原型を保っている上に、まだ戦闘能力を保持している。

 何故? 例え第四世代機と言えども、白式が沈むような攻撃を受ければ、紅椿とて無事にすむはずが無い。

 千冬は紅椿の戦闘ログをダウンロード。

 すると攻撃を受ける直前、機体本来のエネルギーシールドの他に、もう一層エネルギーシールドが形成されていた。

 数秒と持たずに突破されてしまっているが、このエネルギーシールドが致命傷を防いだのは間違い無い。

 しかし二重シールド? そんな機能は紅椿には無かったはずだが・・・・・そう思った時、いつだったか薙原から箒に渡して欲しいと頼まれたものがあったのを思い出した。

 アレは確か、箒の身を案じた束が作った、装飾品に偽装した小型エネルギーシールド。

 流石は束。良い仕事をする。

 内心で親友を褒めつつ、千冬は態勢を立て直すべく指示を送った。

 

『箒!! セシリアとラウラの所まで後退!! 一夏は鈴に回収させる。シャルロットは福音を牽制。セシリアとラウラはシャルロットのサポート』

『い、一夏・・・・・』

 

 即座に4機が行動を開始する中、只1人、箒だけが茫然としてしまっていた。

 

『何をしている箒!! 早く後退しろ!!』

『わ、私のせいで、一夏が・・・・・』

『お前がそこに居たら他の仲間も危険に晒すぞ。早く後退しろ!!』

『一夏を・・・・一夏を・・・・助けないと・・・・・』

 

 千冬には、箒の精神状態が手に取るように理解出来た。

 同じ年齢の時に、同じ状況に放り込まれたら、自分も同じ状態になっていたかもしれない。

 しかしそれでも、“生かして返す為に”千冬は言わなければならなかった。

 

『戦場の真っ只中で立ち止まっている人間が何を言ってる!! さっさと後退して頭を冷やせ!! 自分に責任があると思っているなら、チームの事を考えろ!!』

『ぁ・・・・りょ、了解・・・・』

 

 そうして、ようやくノロノロと箒が移動を始めた頃、海に沈んでいった一夏は――――――。

 

 

 

 ◇

 

 

 

 俺は・・・・・墜ちたのか?

 多分アイツ()なら、何事も無かったように当てたんだろう。

 なのに俺はこのザマだ。

 足元が揺れた? 箒がちゃんと飛ばなかった? そんなのは理由にならない。

 当てなきゃいけない場面で当てられなかった。反撃されて当然だ。

 むしろ反撃を食らって生きてる時点で儲けものだろう。

 仮にNEXT相手の実戦だったら、確実にもう死んでる。

 あいつがあんな隙を逃すはずが無い。

 そこまで思い至った時、一夏は猛烈な苛立ちを覚えた。

 俺達はNEXT(最強)にトレーニングをして貰っている。

 なのに、NEXTよりも弱い“銀の福音”(シルバリオ・ゴスペル)に負ける?

 

 ・・・・・・・・・・冗談じゃない!!!!!!!

 

 護りたいものを護れるようになりたいと思った。

 その為に、あの背中に追いつきたいと思った。

 だったら、こんなところで負けてる暇なんて無い!!

 束博士を守り通したあの背中に追いつきたいと思うなら、6対1なんて恵まれた状況で勝てなくてどうする!!

 アイツ()は言っていた。

 専用機が出る場面っていうのは、もう後が無い場面だって。

 何があっても必ず勝たなきゃいけない場面だって。

 ここで負けたら、千冬姉はどうなる?

 今回の責任を取らされる?

 もしかしたら取らされないかもしれない。

 でも汚点になるのは間違い無い。

 また、俺は千冬姉の足を引っ張るのか?

 嫌だ!! そんなのは、絶対に嫌だ。

 楽をさせてやりたい。もう大丈夫なんだと安心して貰いたい。

 だから、だから俺に力を寄越せ白式!!

 もう一度起き上がる力を!!

 千冬姉を、箒を、仲間を護る力を!!

 

 ――――――俺に寄越せ、白式!!

 

 

 

 第49話に続く

 

 

 


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