Admiral of Roughneck~From black to white~ 作:八意 颯人
今回は番外編をお送りしますのでシリアス、バトル等は一切無いので、本編が見たい方は暫くお待ちくださいm(__)m
後、番外編は各キャラクターが主役になり、ナレーションも私では無くて各キャラクターがナレーションしていきますので御理解のほど宜しくお願いしますm(__)m
サイドストーリー その1「日常……なのか?by勇人」
堤下達のケジメから数日後 1200 食堂にて
勇人「……何この状況は……」
どうも読者の皆さん、佐世保鎮守府総司令の上城勇人と言います
今、俺は昼飯を食べようとしましたが……
金剛「ほら!テートク!口を開けるのデース!」
陸奥「ほら、アーン……」
榛名「提督!是非お召し上がってください!」
比叡「榛名!?金剛御姉様!?落ち着いて!」
ビスマルク「admiral!私が食べさせても良いのよ」
翔鶴 鹿島 高雄 愛宕 鳥海 優花「……しまった!?出遅れた!?」
そう……最近俺に食べさせようとする連中が増えてきたのだ
……ってか今日の昼飯は足柄に頼んで俺だけ『特大カツサンド』にしてもらったんだが、何故こうなった?
勇人「……おい比叡、青葉に衣笠!一体どうなっているんだ!?」
比叡「あ!?司令!何とかしてください!金剛御姉様が……」
……お前が聞いてどうするんだ!俺だって聞きてぇよ!
衣笠「私も分からないよー!もう御手上げ……」
……分からないなら仕方無いか、後は青葉だが……
衣笠をポニーテールヘヤーにした艦娘『青葉』「うー!うー!……」←口にギャクボールを付けられ鎖で縛られている
摩耶「ちょ!?何でアタシも縛られているんだ!!提督!助けてくれ!」←鎖で縛られている
……うん、何故青葉と摩耶が縛られているんだ?後、青葉!?お前、Mっ気があるのか?
青葉「うー!うー!」←頭を横に振りまくっている
そうか、ノーマルか……って人の心を読むな!
摩耶「提督……口に出ているぞ」
勇人「んな!?マジで?衣笠、取り合えず青葉と摩耶を解放してy……衣笠「無理無理無理!鎖外したら金剛達の『お話』が待っているから!」」
……
勇人「……こんな時に限って大和、武蔵、長門、伊勢、扶桑、山城は蘭の所に復興支援に行って不在だしな……」
茶髪のオッドアイの艦娘『古鷹』「あ!?提督?どうかされましたか?」
黒髪で眠たそうな艦娘『加古』「おはよう……提督……ムニャ……」
イョッシャ!ウチの数少ない常識人の重巡の一人の古鷹と加古だ!!ここは……
勇人「二人とも、ちょっと悪いが青葉と摩耶を解放させてくれないか?」
ここは頼むぜ古鷹型の二人!アンタらが頼りだ!
金剛「二人とも……解放させたら……No!なんだからネー……」
陸奥「それとも……爆発させたい?」
オメェら!何ウチの常識人を脅してんだ!?
戦艦組の睨みに二人の答えは……
古鷹「……ごめんなさい提督……期待に添えることが出来ません……」
加古「……ごめん……無理だ」
……まぁ流石に戦艦の脅しは洒落にならないな……
勇人「……
俺は3人の様子を見ると……
赤城「もっもっ……ゴクン!龍飛さん!鳳翔さん!お代わりお願いします!」
川内「へぇ~芸能界って難しいですね」
沙耶「そうそう……はぁ~ハヤ兄が羨ましいよ……」
神通「……御気持ち察します」
那珂「うわぁ~……なら此処で泊まっていけば良いじゃないですか、此処ならパパラッチの心配が無いじゃないですか」
沙耶「ッ!?それよ!!よし!ハヤ兄に頼んでみよーと♪」
瑞鶴「はい!ユージン♪あーん……」
勇次「あーん♪」
赤城は無心で食事中で瑞鶴は……愚弟とイチャついている……ってかイチャついているんじゃねぇ!此処はカフェじゃないぞ!
あと沙耶、俺の鎮守府をホテル扱いにするな!
勇人「まさしく八方塞がり……ってやつだな」
俺は諦めようとした途端……
龍飛「皆さん……あまり若を困らせないでくれませんか?」
意外ッ!?何と助け船を出したのは龍飛さんッ!?龍飛さんなら何とかしてくれる筈だ!だが……
勇人「……ってか厨房から離れて大丈夫なのか?」
そう、彼女は赤城の『正規空母盛り牛丼』……言わば『超怒級特盛』の牛丼を作っている最中であったのだ
龍飛「大丈夫ですよ、鳳翔もいますので」
勇人「あ……さいですか」
金剛「HEY!龍飛!私達は……」
陸奥「提督の貞s……補助しているだけよ」
勇人「今、貞操って言わなかったか!?」
榛名「気のせいですよ提督」
金剛「yes!私達はテートクの貞操と正妻を狙っているのデース!」
とうとう言っちゃったぞ!?ってか真っ昼間から猥談は止めてくれ……
ビスマルク「貴女達……そんな気持ちでやっていたのか……」
どうやらビスマルクは違っていた様だな……
龍飛「ではビスマルクさん以外、表に出ましょうか?」
金剛「上等デース!」
陸奥「ええ!」
榛名「龍飛さん!負けませんよ!気合い!入れて!ぶちのめします!」
比叡「榛名!?それ私の台詞!!」
龍飛「……若、ちょっと金剛さん達と『お話』してきますね」
……貴女の場合『
勇人「はぁ……疲れた……」
ビスマルク「まぁ……御疲れ様です……」
勇人「……お前のせいでもあるんだぞ……後、青葉達を解放してやれ」
ビスマルク「……ごめんなさい……青葉に摩耶、本当にごめんなさい」
青葉「プファ!初登場がギャクボールの縛りでの登場だなんて酷いですよ!!」
摩耶「青葉……メタいぞ……糞が!!」
勇人「……ビスマルク、何故俺の補助をやろうと思ったんだ?俺の事を純粋に好意を持っているのか?」
ビスマルク「ん~admiralには好意を持っていない……と言うと嘘になるが……やっぱり『妹分』のプリンツや利根達を手厚く供養させて貰ったから、私なりの『御礼』かな」
……うん、訓練生時代の時……いや親父の所の『
ビスマルク「……今失礼な事を思わなかった?」
勇人「……悪い、俺が知っている……いや今まで出会ったビスマルクは暁をでかくなった性格……通称『デカイ暁』だったり、色々と問題児なビスマルク……通称『ダメマルク』だったり……まぁあまり良い印象ではなかったからな……」
ビスマルク「……『デカイ暁』は兎も角、『ダメマルク』は酷いわね!」
勇人「……沙耶の所のダメマルk……ビスマルクに言え……俺に言うな」
……同じビスマルクでも『個体差』があるのだな
勇人「さて、飯も食ったし、仕事再開だ!頼むぜ秘書艦!」
ビスマルク「え!?私!?今日は大和じゃないの!?」
勇人「生憎、戦艦の常識人である大和型、長門、伊勢、扶桑型がショートランド拍地の復興支援に行って不在だからな……」
ビスマルク「……分かったわ!私に任せて!」
勇人「頼んだぞ……マジで……」
俺達は食堂を後にし、執務室に向かった
数分後、大破した金剛、陸奥、榛名が龍飛さんにフルボッコされ、資材がスッカラカンになり、他の艦娘達にも怒られたのは言うまでもなかった……