Admiral of Roughneck~From black to white~   作:八意 颯人

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よっしゃー((o( ̄ー ̄)o))
完全復活♪(*´∀`)♪
皆さん、駄文な小説を書く私ですm(__)m
この度、プライベートで負傷した両手が完全に完治しましたので小説を書くスピードをあげたいと思いますm(__)m
ご心配をおかけしてスミマセンでしたm(__)m


第12話「二人の龍虎、再び……」last part

翌日 0700 食堂

 

もっもっ……

 

ガツガツ……

 

勇人「……サッパリしてて旨いな♪朝から丼物だと聞いてビビったが……油揚げに刻んだ葱に鰹節、醤油ベースの出汁をかけた丼だとはな♪やるじゃねぇか長門♪」

 

備前「……旨っ!?『速い、安い、旨い』と忙しい奥様には持ってこいの飯だな♪流石ビックセブン♪」

 

備前(うちの長門とは大違いだな……)

 

柏木側長門「ぐぬぬ……同じ長門なのに……負けた……そして旨すぎる!」

 

長門「ありがとうございます♪この料理は元々『艦娘になる前の戦艦長門』の時に調理兵が賄いとして作られたのが切欠だ♪しかし口が合って……Wオリ主&柏木側長門「おかわり♪」……分かりました♪至急準備します♪」

 

3人は長門が作った賄い飯を舌鼓していると……

 

ゾクッ……

 

備前「ウッ!勇人、今日何か嫌な予感がするんだが気のせいだろうか?」

 

柏木側長門「……私もだ」

 

勇人「気のせいだろ。そして何だよその嫌な予感って」

 

備前「何だろう。何人かの艦娘が何かの所為で倒れる気がする……」

 

勇人「はぁ?そんな事あるわけねぇだろ。それより、その服装どうにかできないのか?目のやり場に困るんだが」

 

W長門「全くです……上に何かを羽織ってくれませんか?」

 

勇人とW長門は、柏木が備前の状態でいる事で備前の方を向けずに困っている。

 

備前「しょうがないだろ。賭けに負けたんだから……後、お前もな」

 

勇人「仕方ねぇだろ……対戦相手と、その相手の運と俺の運の数値の差が……」

 

備前「……うん、それに関しては同情するぞ」

 

長門(……なんだろ……今の提督を見ていると陸奥と被るのだが……)

 

柏木側長門(同感だ……)

 

柏木は昨日の晩に大龍と負けた方が1日備前で過ごすという賭けをした。そして、見事に柏木が負けた為柏木は今日1日備前の姿で過ごすことになっている。

ちなみに勇人もまた時雨、榛名そして柏木側の雪風と昨夜麻雀をやってボロ負けを喫した為、柏木……いや備前同様、罰ゲームで『Aegis ver.2』のまま過ごす羽目になったのだ

 

備前「しかし……マジで、恥ずかしい……堪忍してください……」

 

?「へぇ、柏木少将のパンツは縞々かぁ」

 

備前「う、うわぁぁぁ!?」

 

 

柏木は、自分の足元にいた天津風に驚き後ろに倒れる。

 

勇人「大丈夫か」

 

W長門「柏木少将(提督)!?お怪我は?」

 

備前「いったぁ……天津風、急に下から現れるな……」

 

?改め柏木側天津風「ふふふ、いい物見れたなぁ」

 

柏木側の天津風は呼んでいない筈なのに抜け出してきた艦娘第2号だ。

 

備前「はぁ……またか……たった数ヶ月でどうしてこう、積極的に俺に寄ってくるんだ……。取り敢えず、また電話か……」

 

柏木側不知火『はい、こちら呉鎮守府』

 

備前「あぁ、俺だ。柏木だ」

 

柏木側不知火『司令ですか。天津風がいないのですが、まさかとは思いますが……』

 

備前「そのまさかだ。だから、吹雪ともども菊月と宜しく叱ったいてくれ」

 

柏木側天津風「ちょっ、司令官それひどい!」

 

柏木側不知火『分かりました。それと……』

 

備前「どうした?」

 

柏木側不知火『ゲシュタポ所属の者が鎮守府に入ってきた怪しい人物を捕らえたそうです』

 

備前(怪しい、人物ねぇ。堤下は海外逃亡してるし、じゃぁ誰だ?まぁ、いいか)

 

備前「分かった。では、尋問でもして、情報を手に入れといてくれ」

 

柏木側不知火『分かりました。それでは』

 

備前「あぁ」

 

備前が電話を終わると、備前の体……もとい豊満な胸を太鼓の様にポカポカ叩いていた天津風を捕まえる。

 

備前「さて、天津風。少し言う事があるんだ」

 

柏木側天津風「な、何かしら?」

 

備前「いや、まぁ大した話じゃないんだけど、どうやって俺の足元にもぐりこんだの?」

 

柏木側天津風「あぁ、それなら普通に隣の席が空いてたからそこからばれない様に……ですが」

 

備前「あ、そう……諦めたわ。俺の鎮守府って変わった奴しかいないんだなって自覚したわ」

 

勇人「柏木も大変だな。まぁ、俺は関係ないが……」

 

備前「薄情者……まぁ、関係ないのは事実だけどさ。取り敢えず、俺は提督室に先に戻ってるよ……長門、丼持っていくぞ♪」

 

勇人「あぁ、分かった」

 

そして、備前は食器を鳳翔さんに渡し、お代わりの丼を長門から受けとると、食堂を出て行った。

しかし、その丼には……

 

比叡(……よし!長門さんには悪いけど……)

 

柏木側比叡(……私達が作ったカレーを長門さんの丼に入れて……良し!司令!今回のコラボにちなんで、私達のコラボ丼を御賞味下さい!)

 

比叡カレー(D-cell並の劇薬)が混入されていた丼だとは知らずに……

 

08:00

 

勇人「柏木、戻ったぞ。柏木、いないのか?いるなら、返事ぐらいしろ。柏木?」

 

備前「は、勇人……にげ、ろ。比叡カ……」

 

ガクッ

 

勇人「おい、どうした!応答しろ!柏木!柏木ィィ!」

 

その日、柏木は比叡カレーの餌食になった。

 

12:00

 

勇人「柏木、本当に大丈夫か?」

 

備前「あ、あぁ何とかな。比叡カレーがあそこまでとは……」

 

勇人「それより、柏木、食堂の方から異臭がしねぇか?」

 

勇人は執務室まで漂ってくる異臭を備前に言う。

 

備前「あ、あぁ確かにするな……嫌な予感がする。取り敢えず飯食いに行こう」

 

勇人「そうだな。行くか」

 

そして、勇人達は食堂に向かって行った。

 

12:10 食堂

 

勇人「うっ……なんだ、この臭いは……」

 

比叡「あ、司令達じゃないですか!」

 

備前「ヒッ!?比叡カレー。毒、ゲキマズ。命が……危ない……」

 

柏木側比叡「司令、どうしてそういう事言うですか。司令には食べさせてあげたじゃないですか」

 

その時、比叡カレーの所為で溜まっていた備前と勇人はプチッという音とともにキレた。

 

備前「ははは、そうだよなぁ。お前らは味見をせずに人に食わせるだけじゃ飽き足らずに、変なもの入れてアレンジ加えるくらいだもんなぁ!!」

 

勇人「……オメェラ、あれほど料理をするなと言ってんだろうが!!お陰で長門が落ち込んで寝込んでしまったんだぞ!!」

 

W比叡「ヒエェ!司令達がキレてる……」

 

W比叡は完全に青ざめている。

 

備前「お前ら、それ赤城と加賀に食わせてみ。それで、一航戦の二人が気絶しなかったら、許そう。だが、気絶でもしてみろ。その時は小1時間程説教してやらぁ」

 

勇人「柏木、言いにくいんだが既に、うちの赤城と柏木の所の一航戦の2人……気絶してるぞ、今lin〇で大和、武蔵、陸奥の3人を食堂に呼集をかけたが……」

 

勇人は食堂で気絶している3人を指を指し、答えた

 

備前「相変わらず対応が速いな……という事は……」

 

W比叡「ヒエェェェ!」

 

勇人 備前「有罪(guilty)

 

W比叡「ヒェーーー!三笠お姉さま!お助けを……」

 

備前「では三笠教官、判決は?」

 

三笠「死刑(destroy)

 

W比叡「ヒェーーー!」

 

その後、滅茶苦茶説教したのは言うまでも無かった

 

 

 

 

1500 執務室

 

勇人「……ふぅ、終わった……」

 

陸奥「御疲れ様、仕事速いわね……」

 

勇人「そうか?」

 

勇人は書類仕事を終わらせ、煙草に火を着ようとすると……

 

陸奥「ちょっと!私の前で煙草吸うの止めて!轟沈したトラウマが甦るから!」

 

勇人「……悪い」

 

勇人は陸奥に叱られると、煙草をしまい、机の引出しからガムを取り出し、ガムを噛み始めた

 

陸奥「……面倒見の良く、頭がキレる良い男なのにヘビースモーカーなんて勿体無いわよ♪これを気に禁煙したら?」

 

勇人「……めんどくさいからパス」

 

勇人はやる気の無い返事をし、寛いでいると……

 

ガチャ……

 

一馬「勇人、入るぞ……って!?お前、何サボっているんだ!?」

 

陸奥「ッ!?上城元帥!?御疲れ様です!」

 

勇人「仕事終わったんだよ……後、親父……せめてノックしてから入ってくれよ……」

 

一馬「別に疚しい事をしているわけ無いだろ……陸奥も、そんなに畏まらなくて良いぞ」

 

陸奥「しかし、元帥相手に……一馬「これは『命令』だ、分かったか?」……フフッ♪分かったわ、親子揃って良い意味でヤクザみたいな強面の顔に似合わず優しい『命令』をするのね♪」

 

上城親子「……陸奥、それって誉めているのか?貶しているのか?」

 

二人は呆れながら陸奥に言うと、陸奥は微笑みながら言った

 

陸奥「誉めているのよ♪提督が着任してから美味しい御飯や御酒が提供され、私達の部屋は改装工事され過ごしやすくなって、更には私達の為にコネや権力を使って守ってくれているなんて……本当、ホテルみたいに至り尽くせりな生活だわ♪しかも堤下とは違い、私好みのイケメンだしね♪今晩『火遊び』してみる?」

 

陸奥は勇人を誉めつつ、冗談半分で『夜の御誘い』をすると一馬は笑いながら言った

 

ちなみに陸奥の『夜の御誘い』とは『二人っきりで酒を飲み交わす事』であり薄い本みたいなR指定な事ではないので悪しからず

 

一馬「フッ……良かったじゃねぇか♪美女にアプローチされるなんてな♪」

 

勇人「まぁ最後は純粋に嬉しいが、俺としては艦娘達に対して『当たり前』な事をやってきたと思っているのだが……まぁ満足しているのなら良いか……」

 

勇人(つい『この前』までは目の敵にされてたけどな…………ん!?飯に……夜……酒……火遊び……ハッ!?)

 

勇人「あぁぁぁぁ!?忘れてたぁぁぁぁ!!」

 

勇人は何かを思い出したのか叫び、立ち上がった

 

陸奥「キャッ!?急にどうしたの?大声を出して!?」

 

一馬「……まさか宴会の準備を忘れてたんじゃ無いよな?」

 

一馬の言葉に勇人は顔を引きつつ答えた

 

勇人「そうです……」

 

一馬「ハァ……早く言ってこい、柏木達には言っておくから……」

 

勇人「悪い!親父!んじゃ後はよろしく!!」

 

ガチャ!!

 

一馬「……やれやれ、すまんな陸奥……こんな馬鹿息子で……」

 

陸奥「気にしてないわ♪」

 

勇人は脱兎の如く急いで食堂に向かい急いで宴会の準備に取り掛かった

 

 

数分後 食堂にて

 

鳳翔「若?あれほど『遅れないように』言いましたよね?」

 

勇人「………御免なさい!!今直ぐに取り掛かります!!!」←正座中……

 

間宮 伊良湖(ヒェェェェ……あの『戦場の狂龍』と言われてた提督でさえ……上城元帥の鳳翔さん、恐るべし……)

 

鳳翔「だったら今直ぐに取り掛かって下さい!時間が無いのです!!」

 

勇人「はい!分かりました!!」

 

『一航戦時代』の顔付きになった鳳翔に『こっぴどく』叱られながら……

 

18:00 食堂

 

Wオリ主「マイクチェックの時間だゴルァァ!」

 

W霧島「だから司令!私達の台詞を取らないで下さい!」

 

勇人の考えを読んだ柏木は勇人に合わせて言う。

 

勇人「お前、よく分かったな。俺の考えてる事」

 

備前改め柏木「いやいや、お前の考える事なんて少し考えれば分かるって。海軍兵学校と海軍士官学校主席舐めんな」

 

「「「こんな変な奴が……主席……だと……?世も末だな……」」」

 

柏木憲兵隊以外の全員の言葉が一致する。

 

永木「そうなんだよなぁ……。俺、同期だけど隊長って何故か学校の勉強で事足りて毎回テストは1位なんだよなぁ……。それに、生活態度も何も無さ過ぎて全部丸ついてたんだよなぁ……もう、こいつどうなってんだろ……まぁ上城は親父さんを目の敵にしていた連中が殆どだから評価は最悪だったが実質、上城も隊長と同じ『主席』で卒業したからな……羨ましいぜ……」

 

一馬(うっ……後で勇人に謝りに行こう……)

 

永木は呟くように言うが、丸聞こえだった。その言葉でさらに食堂が静まり返る。

 

永木「コホン……。まぁ、柏木、明日には帰るから送別会をする。無礼講で飲んでくって騒ぐぞ!」

 

勇人「それ俺の台詞……まぁいっか、今日は宴だ!テメェラ……」

 

「「「………飲むぞぉぉ!」」」

 

W隼鷹「ヒャッハー!!宴だぁーーーー!」

 

呑兵衛組は柏木に対する考えを払拭した後声を上げる。

そうして、送別会が始まった。ちなみに、執務室に行く必要性は無かった様で罰としてその場で腕立て伏せ50回を受けた連中もいたとか……

 

柏木「さて、持って来てて良かった大典赤菊。7月は出張で酒が飲めるぞ~♪」

 

運営なんて怖かねぇ!by 霧島ナガツキ

 

 

勇人「お前……この前、こっちのうp主が運営に怒られたってのに怖くねぇのな」

 

柏木「はっはっは。こっちの作者なんてそんな事そっちのけで大丈夫だと思ったら何でもやるからな……っと、俺は少し席を外すよ。命は大事だからな」

 

勇人「は?どういう事だ?」

 

柏木「じゃ、そういう事で」

 

勇人は”なんで、逃げるように席を外すのかと思ったが”その答えはすぐに出た。由良と名取、それに雲龍、大鳳、大龍がバラバラで提督を探しに来たのだが丁度鉢合わせした為だった。

 

雲龍「上城中佐。提督を見ていませんか?」

 

酒を持った雲龍が勇人に聞く。

 

勇人「いや、知らないぞ。さっき、急に席を外したからな」

 

「「「ちっ……感づかれてたか……」」」

 

勇人(柏木……よく分かったな)

 

勇人は柏木の艦……いや感の鋭さに驚くと……

 

伊良湖「か、柏木少将!止めて下さい。甘味を量産しないでください!鎮守府のお金が湯水の如く減っていくので止めて下さい!」

 

柏木「あぁ?つべこべ言ってんじゃねぇ。甘味つくらねぇと、気がすまねぇ!」

 

W長門(甘味!?胸が熱いな♪)

 

W赤城「酒に甘いものは……良いですね♪」

 

W吹雪「やりました♪」

 

柏木側加賀「吹雪さん、それ私の台詞です」

 

勇人(オメェラ!なにやってんだ!?)

 

なんと、柏木は厨房で団子とお汁粉を同時に量産していた。それを、駆逐艦や甘党の長門。そして、赤城等の空母、戦艦が持って行って食べていた。そして、何時ぞやから呉に来たビスマルクも含めてだ。重巡等の一部は急に料理と一緒に甘味が出てきた事に驚いていた。

 

柏木「大丈夫だ。これは、送別会始まる前に鎮守府近くのスーパー等から買い占めてきた奴だ。しかも、俺の自腹だから問題ない」

 

伊良湖「そうですか……。では、ありません!間宮さんが見たら倒れますよ!」

 

柏木「あぁ、それなら既に見て倒れてるけど。そこに……」

 

勇人「柏木……なんか俺と同じ事やってんなぁ……。柏木!そろそろ止めてやれ!」

 

柏木「お前が他人の事が言えるか!後、10ずつつくったら止めるかr……鳳翔「止めて下さい!柏木少将はお酒でも飲んでて下さい!後は私達がやりますので!」……ッ!?アッハイ」

 

柏木(こっわ……俺の所の鳳翔とは比べ物にならない位、怖ぇぇ……)

 

柏木はとうとう鳳翔に止められた為つくりかけをつくり終えてから厨房を出た。

 

三笠元帥「久しぶりに見たわね。疾風の甘味量産」

 

吹瀬「そうですね。ですが、今回は少ないですね」

 

三笠元帥「そうね。でも、昔は3時間で500人分以上つくって困った時があったわね」

 

吹瀬「あぁ、ありましたね。それで、3時間後に100以上の杏仁豆腐が量産されてましたね」

 

三笠元帥「そうね。吹瀬君も、あぁはならないでね。あれは、人間の領域を超えてるから……」

 

吹瀬「なれませんよ。それより、一緒に飲まないんですか?」

 

三笠元帥「命は大事よ。あれ見てみなさい。どうやって、あそこまで艦娘を落とせるのか分からないわ……」

 

吹瀬「天然のジゴロですね。まぁ、それはさて置き飲みましょうか」

 

三笠元帥「そうね」

 

その後、三笠元帥総司令と吹瀬元帥副司令は送別会終了まで飲んでいた。

 

柏木側鹿島「提督さん、一緒に飲みましょう」

 

柏木「あぁ、やっぱり……。飲むのはいいけど夜戦はお断りだ」

 

柏木側鹿島「分かってますよ」

 

酒を一緒に飲む事になった柏木達だった。ちなみに、また柏木は自分の酒を飲まれました。

 

30分後

 

勇人「……ふぅ」

 

勇人(……このまま『あの任務』を実行すると堤下は兎も角、産みの親を手を掛ける事になるな……まぁアイツの事を母親だとは思っていないのだが、気が引けるな……)

 

勇人は独りで呑んでいるとウーロンハイが入ったジョッキを持った天龍が上機嫌になりながら近付いてきた

 

天龍「よぉ提督♪呑んでいるか?」

 

勇人「ん?天龍か、どうしたんだ?」

 

天龍「なぁに♪半年振りにアンタと飲みたいんだ♪『上城訓練生』♪」

 

勇人「ッ!?お前!あの時の天龍か!?」

 

勇人は天龍の言葉に驚き、天龍は勇人の隣りに座った

 

天龍「まぁな♪よっと、いやー大変だったんだぜ♪『あの事』を隠しつつ龍田達を説得するなんて……」

 

勇人「……わざわざすまないn……天龍「別に詫び入れるほどじゃねぇよ♪それに主催者が湿気た顔になっちゃ興が冷めるからな♪」」

 

勇人「……だな♪」

 

勇人は天龍に詫びを入れようとしたが、天龍は勇人の口に人差し指を当て、天龍らしく陽気な笑い声で勇人を慰めた

 

天龍「さて♪宴の再開だ♪今回ばかりは提督の事を呼び捨てで言うぜ♪『勇人』♪」

 

勇人「ああ♪構わないぜ♪何か、お前に呼び捨てで呼ばれると昔を思い出すな♪『厨二病娘』ちゃんよ♪」

 

天龍「な!?言ったな『ヤクザ提督』が!」

 

勇人「あぁ?誰がヤクザだ?『フフ怖』さんよ………フッ♪」

 

天龍「……プッ♪」

 

勇人 天龍「アハハハハハハ♪ヤッパ、オメーは変わらねぇな♪」

 

翔鶴(羨ましい……)

 

金剛 鹿島(……バルス!)

 

陸奥(あらあら……先客がいたんじゃ一緒に飲めないわね……)

 

扶桑 川内(……そうですね)

 

榛名(……一緒に飲みたかったのに……残念です)

 

天龍「……どうやら勇人と飲みたいのは俺だけでは無さそうだな♪」

 

勇人「オメェラ……何遠慮してんだ?入って来いよ♪」

 

川内「マジで!?ヤッター♪」

 

榛名 扶桑 鹿島 翔鶴「では失礼します♪」

 

陸奥「あらあら♪本当に良いの?じゃ『火遊び』しましょ♪」

 

金剛「天龍!youだけ抜け駆けは『No』!何だからネ!ウーン♪やっぱりテートクの匂い……落ち着きm……榛名「金剛お姉様?いくら、お姉様でも勝手な行為は許しませんよ?」……なら榛名達も抱きつけば良いデース♪」

 

榛名 陸奥「なら♪バーニング……ラーブ♪」

 

扶桑 翔鶴 鹿島 陸奥「えい♪」

 

ドスン!

 

ムニュ……

 

勇人「ちょ!?胸が当たってて良い……じゃねぇ!天龍に川内!助けてくれ……飲めねぇよ……」

 

川内 天龍「アハハ……流石に火力重視の艦隊には勝てません」

 

川内 天龍(特に鹿島達の鋭い殺気には……)

 

勇人(……泣けるぜ)

 

金剛達に揉みくちゃされつつ、笑いながら雑談している事、数時間後 2100

 

天龍「ん?勇人……もう9時だから、そろそろ切り上げ方が良いんじゃねぇか?明日から忙しくなるしな……」

 

勇人「そうだな……オメェラ!9時になったから、宴は終わりな」

 

柏木(適当だな……オイ)

 

柏木は勇人の締めの挨拶に突っ込みを入れると柏木側の艦娘達や柏木隊そして勇人の艦娘達はブーイングを飛ばす形で幕を閉じた

 

翌日 0800

 

柏木「いやぁ、世話になったな」

 

勇人「全くだぜ。二度と来ないでくれ」

 

霧島ナガツキ「それは、私と八意さんとの都合だ」

 

某月の頭脳を持った薬師を男性化した男『うp主』「私は何時でもwelcomeだ」

 

「「うおっ!?」」

 

「「「きゃぁっ!?」」」

 

そこには、眼鏡をかけた海軍陸戦隊の軍服を着た男と八意永〇が男性化した男が立っていた。

 

霧島ナガツキ「全く、皆さん、ひどいねぇ。さて、私は退散しますよ。じゃぁ、また会いましょう『八意颯人』さん♪あ、私は霧島ナガツキです。それでは……」

 

うp主「またコラボする機会があれば、是非ともコラボしたいです♪それじゃまた♪」

 

Wうp主は光の中に消えていった。

 

柏木「何事かと思えば、ただのW作者か……じゃぁ、帰るわ。じゃぁな」

 

勇人「お、おう……」

 

柏木はそのまま呉鎮守府に戻っていった。

二人の龍虎は、いつか再び会うことになるのだろ

うか?

 

『二人の龍虎、再び……』完

 




コラボ回は一端、完結しますが霧島ナガツキさんのご厚意により、ナガツキさんのオリ主『柏木 疾風』は本編やサイドストーリー等でちょくちょく出ますので宜しくお願いしますm(__)m

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