Admiral of Roughneck~From black to white~   作:八意 颯人

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お久し振りです、うp主の八意です

まず投稿が、かなり遅れました事を御詫び申し上げます

実は私が住んでいる所に豪雪による被害が発生し、それを処理する為に仕事と執筆作業を休み、只ひたすら豪雪による被害の対応に追われていました

今は落ち着いたので、何時も通り不定期ではありますが、出来るだけ短い時間で投稿する様、心掛け、皆様に楽しんで貰える様、執筆しますので宜しくお願い致します


第90話「舞鶴大異変 part 5」

レミリア達が過激派の基地で暴れている頃 0300 道中達のアジト付近の海域にて

 

勇人が道中達に処刑されるまで、残り『5時間』

 

敷島「ん?……ねぇ朱里……あのジ〇リ映画に出てきそうな建物が道中(ターゲット)のアジトなの?」

 

朱里「知らないわよ」

 

美奈「知らないって……とりあえず大将に聞いてきます」

 

敷島は遠方にある悪趣味な建物を見つけ、朱里に報告すると、朱里は素っ気無く答え、美奈は朱里の態度に呆れつつ、建物が道中のアジトか否かを確認したい為、スマホをテレビ電話に設定し、そのまま勇人に通話を始めると数回、着信音が鳴った後、勇人では無く紫が電話に出た

 

紫「はいはーい♪みんなのアイドル『ゆかりん』よ♪今勇人は、()()()()()()よ……要件を聞こうかしら?」

 

美奈「……そう言えば、そうでしたね……では紫ちゃん……あの悪趣味な建物が道中のアジトですか?後、真面目にやってね?」

 

美奈は巫山戯(ふざけ)けている紫を優しく一喝をしつつ、カメラで悪趣味な建物を映しながら聞くと紫は悪趣味な建物を見て、少し顔が引き釣りつつ、美奈の質問に答えた

 

紫「ごめんなさいね……しかし、相変わらず悪趣味な建物ね……そうよ、あの〇ブリ映画みたいな建物がアジトよ」

 

美奈「……分かったわ、ありがとう紫ちゃん」

 

美奈は紫に礼を言い、通話を終えると上空に待機してる霊夢が痺れを切らしたのか、はたまた任務時間が少ない事に焦っているのか、少し焦りながら言った

 

霊夢「……あー!もう!焦れったいわね!!アレが道中のアジトだと言う事が分かったから、1発お見舞してあげるわ!!スペルカード!宝具『陰陽飛鳥井』!」

 

ボン!

 

美奈 敷島 艦娘及び蒼き鋼全員「デカッ!?」

 

焦った霊夢は巨大な陰陽玉を召喚すると魔理沙と早苗そして咲夜以外全員が霊夢が召喚した陰陽玉の大きさに驚愕した

 

その陰陽玉の大きさは……

 

優花「うわ……『フジテ〇ビの球体型の展望台』並にデカイわね……ソレ……」

 

そう、某テレビ局の球体の展望台と同じ大きさだったのだ

 

優花は霊夢が召喚した陰陽玉の大きさに驚愕すると霊夢は少し焦りつつ、強い口調で叫んだ

 

霊夢「『女にだって、弾幕(タマ)はある』って事を道中達に見せつけてやるわ!!」

 

霊夢は下ネタ染みた発言を言うと美奈達は呆れつつ、呟いた

 

群像「()()って……相手も女性なんですが……」

 

赤城「……流石、提督の血縁者ですね……豪快過ぎます……そして提督の息子並に……凄く……大きいです……」

 

早苗「……そうですね、ハヤチャンの主砲は……世界水準を越えていますからね……」

 

優花「え!?勇人君のアレ(主砲)ってデカイの!?ってか、早苗ちゃんは兎も角、赤城さんも勇人君と!?」

 

優花は赤城の発言に睨み付けながら言うと、赤城は優花を安心させるかの様に冷静に、そして懐かしそうに答えた

 

赤城「安心して下さい優花さん、私は提督との淫らな行為は一切していません……私自身、お恥ずかしい過去の話ですが、研修時代に訓練の疲れを癒す為に()()()()()()()()()()()()()に入渠室に入り、衣類を脱いでいる時に偶々、先に入っていた提督が風呂から上がり……その時に()()()()()()のです……提督の()()()を……」

 

赤城は自身の『過去の思い出(失態)』を優花達にカミングアウトをすると美奈達は呆れ、一部の艦娘達ではあるが羨ましそうに呟いた

 

魔理沙「()()……ねぇ……」

 

大和「偶々……魔理沙さん、ひょっとして提督の金t……戦艦女帝「ストップ!!これ以上、言わないで!!色々と問題になるから!!」」

 

金剛「oh……羨ましいデース……」

 

優花「あ……うん、これは当時、確認を怠った赤城さんが悪いわ……」

 

長門「ほぅ……提督の専属秘書艦である赤城もミス(失敗)はするんだな……意外だな」

 

ビスマルク「……事故とは言え、同情するわ……」

 

加賀「……これが俗に言う『ラッキースケベ』ですか……羨ましい限りです……」

 

武蔵「……学生時代のハヤ坊を見ている様だ……」

 

美奈「佐世保の艦娘の皆さんに霊夢ちゃん!!女の子が『そんな事』を言わないで!!ってか『陰陽玉(それ)』を仕舞って!!」

 

朱里「そうよ!落ち着いて霊夢!!それを放ったら……」

 

美奈と朱里は暴走寸前の霊夢を慌てて説得を試みると霊夢は二人に反論した

 

霊夢「大丈夫よ!道中を呼び出す為の陽動だから威力は抑えてあるわ!んじゃ……ヤァッ!!」

 

ドカッ!

 

霊夢「後は道中達が出てくるのを待ちましょ」

 

美奈「……大丈夫でしょうか……」

 

朱里「……泣けるわ」

 

霊夢は朱里の不安を一掃するかの様に反論し、その巨大な陰陽玉をヤクザキックで道中のアジトに向けて蹴り飛ばし、道中達が出てくるのを待った

 

 

 

 

 

 

 

 

 

同時刻 道中のアジトにて

 

道中「zzzzzz……」

 

道中は美奈達が攻めて来ている事に気が着いていないのか、呑気に寝ていると……

 

 

ドカン!!

 

 

道中「ッ!?何!?一体どうしたの!?」

 

道中は突然の轟音に驚き、直ぐに起きると、道中の部屋に戦艦水鬼が焦りながら入り、急いで道中に報告をした

 

戦艦水鬼「大変だ!!佐世保の龍が……龍の連合艦隊が攻めて来た!!」

 

道中「はぁ!?佐世保の龍が!?アイツは今日の朝には処刑されるのに……何でよ!?」

 

道中は戦艦水鬼の報告に混乱し、焦りながら戦艦水鬼に問い詰めると、戦艦水鬼もまた、突然の出来事に頭が処理仕切れて無いのか、混乱しながら答えた

 

戦艦水鬼「知らないわよ!!いきなり()()()()()()()()()()()が此方にデカイ玉を撃ってきたのよ!!」

 

道中「デカイ玉?それに巫女?……ッ!?まさか!?例の!?」

 

戦艦水鬼「ああ……幻想郷の連中が奇襲を掛けて来たんだ……」

 

戦艦水鬼は徐々に冷静さを取り戻してきたのか、今の現状を理解し、道中に伝えると、道中は美奈達の奇襲に怒りを露にし、怒鳴りながら言った

 

道中「チッ!舐めた真似を!他の基地は?」

 

戦艦水鬼「……今、確認を……なっ!?」

 

道中「ッ!?嘘でしょ……」

 

戦艦水鬼と道中は他の基地の現状を確認すると、モニターには基地の『壊滅』を表す文字『destruction state』と表示されていたのだ

 

そう、他の基地を壊滅させた主犯は『紅魔館組(レミリア達)』だったのだ

 

それを見た道中は更に混乱し、戦艦水鬼に聞いた

 

道中「どうして他の基地が壊滅しているのよ!!アイツらの数だけでは他の基地を壊滅する事が出来ないのに!?」

 

戦艦水鬼「……まさか、幻想郷の兵力は……あの()()()()()()()()()()のか……」

 

道中「……チッ!役に立たない連中が……みんな、出るわよ!!あの艦隊を潰せば勝機はあるわ!!」

 

戦艦水鬼「分かった!」

 

道中は待機している深海棲艦達全員に出撃命令を出し、道中は人間用に改造された艤装を装置し、出撃をした

 

既に美奈達の罠に掛かっている事を知らずに……

 

勇人が道中達に処刑させるまで、残り『4時間半』……


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