Admiral of Roughneck~From black to white~   作:八意 颯人

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ドーモm(_ _)m
艦これとアズールレーン、そしてサバゲーのアプリ『hyde and fire』にハマっている私ですm(_ _)m
最近のアプリゲームはクオリティが高いですね( ;´・ω・`)

しかも無課金で遊べるのが嬉しいですね(。uωu)♪

では本編を始めます(。uωu)♪

追伸 アズールレーンで三笠が無課金で3連チャン建造に成功しましたm(_ _)m


第89話「早苗の決意そして……」

勇人が深海棲艦達を手術している頃 佐世保鎮守府付近の海域にて……

 

群像「あの……早苗さん、少し聞いても良いのですか?」

 

早苗「はい?」

 

群像は長門、ビスマルクそして金剛を連れて、自身の潜水艦(伊401)に乗り、()()()()()に待機している早苗に無線を通じて『とある場所』……いや『()()()()()』について驚きながら質問をした

 

その、()()()()()とは……

 

群像「……何故、()4()0()1()()()()()()()()()()()のですか!?」

 

長門「あ……あははは……提督と()()()を……」

 

金剛「……oh my god」

 

ビスマルク「……嘘……」

 

そう、早苗は伊401の上空を飛行していたのだ

 

そして何故、蒼き鋼と長門達そして早苗が出撃しているのか、それは今から数分前に遡る……

 

 

 

数分前 佐世保鎮守府内の食堂にて……

 

群像「……なぁイオナ、俺達もお祖父ちゃんの救援に行った方が良いのでは?」

 

群像はお茶会を楽しみつつ、今、勇人が抱えている問題や危険性を考え、自身の考えをイオナに相談するとイオナは紅茶を飲みながら答えた

 

イオナ「うん……それに今の舞鶴の戦力……勇人の戦力では道中に勝てる確率は……()()()()……群像、今すぐ出撃準備をして」

 

イオナは、いくら厭らしく、そして豪快な攻め方をする勇人でも勝てる見込みが無い事を見越し、少し強い口調で言うと、それを聞いていた早苗は目を光らせながら、群像達に言った

 

早苗「出撃!?群像君!私も連れていって!!」

 

群像以外全員「ッ!?」

 

早苗は群像達に目を光らせながら懇願すると、群像と金剛は今の早苗の様子を見て、激怒したのか、物凄い強い口調で答えた

 

群像「早苗さん!これは遊びでは無いのですよ!!分かっているのですか!!犬走さんは兎も角、貴女『()()()』だろうが!!」

 

金剛「yes!!これはgameじゃなくて『本当の戦場』デース!!一般人が来る所ではありまセーン!!」

 

椛「まぁまぁ、二人共落ち着いて下さい……早苗さん、これは『弾幕ごっこ』の延長ではありませんよ……勿論、()()()()()()()()()()()()()()()で発言します……」

 

椛は二人を窘めつつ、一呼吸を置き、意を決して早苗に強い口調で答えた

 

椛「ふざけるのは口だけにしろ!!死にたいのか!!私は()()()()()()()()()()を知っているし、白狼天狗だから簡単には死にませんが、貴女は現人神……()()()()()()()()()()()でしょうが!!勇人さんみたいに()()()()()()()()じゃないんだから、少しは身の丈に合った発言をしろ!!」

 

早苗「ッ!?」

 

早苗に一喝すると、早苗は椛の言葉に異議を唱える様に強い口調で返した

 

早苗「私だって、これが()()じゃない事位は知っているわ!!そして何より……私だって『ハヤチャンから貰った能力』を使ってハヤチャン達を助けたいの!!ねぇ群像君に皆さん!私を……連れていって下さい!!御願いします!!」

 

早苗は群像達に頭を下げると群像は早苗の要求を否定し、怒鳴り付けた

 

群像「馬鹿な事を言うのは止めろ!!早苗さんも()()()()()()事は知っています……だが、これは……」

 

群像は怒鳴り付けているとイオナは早苗の気持ちを察したのか、早苗に聞いた

 

イオナ「落ち着いて群像……早苗、本当に……私達と一緒に()()()()()()?」

 

早苗「はい!!」

 

イオナは群像を窘めながら早苗に聞くと、早苗は強い口調で即答するとイオナは少し考え、答えた

 

イオナ「……分かった、椛……すまないが、佐世保の艦娘を借りたいんだが良いかな?」

 

椛「ッ!?イオナさん!早苗さんの出撃を許可するのですか!?」

 

イオナは椛に御願いをすると、椛は早苗が出撃を許可した事に驚き、怒鳴りながら言うと、イオナは椛の言葉を反論した

 

イオナ「……彼女も()()があって、此処に来ているんだ……なら、その()()を踏み弄る訳にはいかない……それに彼女は()()()()()()だと言う事を忘れて無い?」

 

椛「……分かりました、早苗さん……此処からは貴女が死んでも、私達は一切()()()()()()()()……それでも良いのでしたら許可しますよ」

 

椛はイオナの説得に折れたのか、溜め息を尽き、早苗に()()()()ではあるが、許可を出すと早苗は頭を上げ、神妙な表情で言った

 

早苗「はい!」

 

長門「はぁ……柏木大将といい、副提督といい、何故、提督の知人達は滅茶苦茶な事を……」

 

ビスマルク「……そうね」

 

金剛「……Oh dear(泣けるわ)

 

早苗の非常識極まり無い要求を認可した事に長門、ビスマルクそして金剛は呆れながら呟くと群像もまた呆れ、椛に御願いをした

 

群像「……なら犬走さん、お祖父ちゃんの方の長門さん、ビスマルクさん、そして金剛さんをお借りしたいのですが大丈夫ですか?」

 

椛「……空母勢は要らないのですか?」

 

群像「……彼方にコンゴウがいます……コンゴウ1人で大丈夫だと思います……それに今の佐世保のトップは貴女です、貴女の()()で俺達『蒼き鋼』は何時でも出撃しますよ」

 

群像は椛を気遣う様に優しく言うと、椛は群像の気遣いに感謝しながら言った

 

椛「……蒼き鋼の皆さん、ご協力ありがとうございます!では長門、ビスマルク、金剛の3人は蒼き鋼と共に出撃をし、舞鶴に滞在している総司令官と接触、接触後の権限は総司令官に移行する!そして早苗さん!」

 

早苗「ッ!?な……何……」

 

椛は気合いの入った口調で命令を出し、早苗の名前を言うと、早苗は驚き、少し気圧されながら聞くと、椛は優しく、そして芯のある言葉で早苗に言った

 

 

 

 

 

 

 

 

椛「必ず生きて帰って下さい……そして……勇人さん達を()()()()

 

早苗「ッ!?分かったよ!!ハヤチャンの事は任せて!!」

 

椛「それ以外の人達は私と共に鎮守府内部を含め、近辺の海域の警備を御願いします!」

 

全員「はい!!」

 

椛は全員に指示を出すと、全員が椛の指示に従い、各員、配置に着き、早苗は蒼き鋼、長門、ビスマルクそして金剛と共に舞鶴に向けて出撃をした

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして今に至る……

 

群像「しかし、あの犬走さんが妖怪……いや『()()』だったとは……」

 

長門「そうだな……全く、提督の知人にマシな人がいないのか……」

 

静「……嫌味ですか長門さん?」

 

静は長門の呟きが聞こえたのか、自身の事を言われたと思い、少し不貞腐れながら聞くと長門は「お前達の事では無い」とキッパリ否定すると杏平が上空に3つの人影が見えたのか、慌てて群像達に連絡を入れた

 

杏平「ッ!?上空に人影が!!」

 

群像「何だと!!早苗さん!そちらに人影が見えますか?」

 

群像は急いで上空に待機している早苗に連絡を入れると、早苗は人影の正体が分かったのか、少し苦笑しながら答えた

 

早苗「あははは……やっぱり()()()()()()()()のですね……」

 

群像「待ちきれなかった?……ッ!?まさか早苗さん……この人影の正体は……」

 

群像は早苗の言葉を察したのか、少し驚きつつ、微笑みながら聞くと早苗は群像の憶測が当たっているかの様に肯定し、答えた

 

早苗「群像君、その『まさか』ですよ……ったく、遅いですよ……『霊夢さん』」

 

早苗は3つの人影の先頭に立っている紅白の巫女『博麗霊夢』に呆れながら言うと、霊夢は少し機嫌悪そうに言った

 

霊夢「あぁ?文句なら紫に言って!此方はメンバーを揃えるのに苦労したんだから……」

 

マリに似た少女「なぁ霊夢、コイツラが勇人の仲間なのか?」

 

霊夢「ええ、そうよ魔理沙」

 

咲夜「お久しぶりですね、金剛様に群像様」

 

金剛「お久しぶりデーs……って!?Ms.五十嵐!?何で此処に!?」

 

群像「五十嵐さん!?何故……()()()()に……」

 

ビスマルク「マリ!?……にしては『幼い』わね」

 

マリに似た少女改め『魔理沙』「マリ?おいおい、()()()だぜビスマルク……私は『霧雨魔理沙』だぜ……」

 

ビスマルク「ごめんなさいね……あまりにも()()()()から……」

 

金剛と群像は咲夜を、ビスマルクは自身の未来の孫『マリ』に似た少女『霧雨魔理沙』を見て驚愕すると長門は霊夢と面識があるのか、ある質問をした

 

長門「ひょっとして……提督の妖精の『霊夢』か?」

 

霊夢「ええ、なら証拠として『()()()()()()()()()のアンタが勇人に行った悪行』をばらしても良いわよ……」

 

長門「……あれは止めてくれ、私にとっては『()()()』だ」

 

霊夢が長門に脅迫染みた事を言うと、長門は頭を抱え、少し顰めっ面になりながら答えると咲夜は二人の会話に呆れながら言った

 

咲夜「……()()()()()……とんだ下らない駄洒落ね……まぁ良いわ、私は『この世界の戸籍』では『五十嵐 咲夜』ですが……『幻想郷での名前』言わば『()()()()』は『十六夜(いざよい) 咲夜(さくや)』と申します……今は上城財閥と幻想郷の館『紅魔館』のメイド長をしています……以後、お見知り置きを……」

 

咲夜は群像達に一礼をすると、群像は3人のリーダーである霊夢に苦手意識があるのか、警戒しながら聞いた

 

群像「……蒼霧事変の時(あの時)みたいに厭らしい作戦を……」

 

霊夢「しないわよ、それは勇人の命令で行っただけ……まぁ、あの時は私も勇人も、少し『やり過ぎた』と思うけどね……」

 

霊夢もまた蒼霧事変の時を思い出したのか、反省する素振りを見せると早苗は蒼霧事変の時の勇人の活躍を知りたいのか、興奮しながら言った

 

早苗「え!?あの時のハヤチャンの勇姿!?どんな内容だったのですか!?」

 

霊夢「……聞かない方が良いわよ、あれは一般人にとっては刺激が強過ぎるからね……さぁ!こんな所で無駄話をしないで、さっさと舞鶴鎮守府に行くわよ!!」

 

霊夢は早苗の質問を曖昧に答え、群像達に命令を出すと群像は「ああ!」と気合いの入った口調で答え、全員に命令を出した

 

群像「……現時刻を持って、蒼き鋼と龍の連合艦隊……いや『蒼き龍の艦隊』は『幻想郷の住人』と同盟を組み、舞鶴に滞在しているお祖父t……いや上城大将の援助しに向かうぞ!!あの時の恩を返す為に!!」

 

蒼き鋼全員 長門 金剛 ビスマルク「はい!」

 

魔理沙「流石、勇人の孫だぜ……勇人が『学生の時の容姿』だけではなく、『気合いの入れ方』までソックリだ……」

 

咲夜「ええ……私達も負けてられないわね……霊夢!」

 

霊夢「ええ……アンタ達!!気合い入れていくわよ!!アイツの為に!!」

 

魔理沙「おう!!」

 

咲夜「ええ!」

 

早苗「はい!!」

 

霊夢達は気合いを入れ直し、再び舞鶴に向かった

 

 

 

 

 

 

 

 

そして……

 

 

 

 

 

 

 

 

紫「フフ……これで漸く『役者』が揃ったわ……さぁ、佐世保の龍と舞鶴の鬼そして私達を怒らせた事を後悔させてあげるわ………さぁ霊夢に勇人……思いっきり『暴れなさい』……」

 

遥か上空で早苗達を見て、宴を始めるかの様に高揚とした気分で呟く紫であった……


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