ウルトラマンヒーロー   作:ホルンでごぜーます

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難産でした、えぇ
それと遅くなって申し訳ありません、Xの映画からかなり遅くなってからの投稿です
あまりに遅くなりすぎてキャラクター忘れたよ(泣)
もう新しいウルトラマン始まってますしね……
それとこの前友人に誘われウルフェスに行ってまいりました!!
投稿が遅くなっており友人にカラオケでメビウスの主題歌でいじられている私には心が痛いというか……
いたんですよ……写真撮影にメビウスが……
友人大爆笑、取ってこいよ煽りを受けました、もちろんチキンハートなので取りませんでしたよ
では遅くなってしまった本編、ウルトラマンヒーローをどうぞ


黒い感情2-負思念体サイコダーク登場-

「ダークエフェクトは人の負の感情をエネルギーに怪獣を生み出すんです

ダークエフェクトを消滅させる方法は1つしかありません

……ダークエフェクトから生まれる怪獣を倒すことです」

 

 

 

 

 

 

 

ケツァールに合体したオオルリとレッドスパロウ、そして、

ケツァールの底部に接続されているナンダは、サイコダークが降下してくるだろう予測ポイントに向かっていた

 

「あの怪獣を知ってるってことは、倒し方も知っているのか?」

ケツァールに接続されており、特にすることがない護はヒロに聞いていたが、ヒロの様子がおかしいことに気付いた

「どうしたんだ?ヒロ?」

ヒロは自身の胸に手を当て苦しそうに言った

「怖いんです……僕……」

「怖い?サイコダークがか?そんなの誰だって……」

「違います!!」

「……じゃあ、何が?何が怖いんだ?」

「自分の心が怖いんです……僕は前にあの怪獣を恐れ、逃げてしまったんです……

ウルトラ戦士なのに……おかしいですよね」

「……おかしいな、確かに

ただ、今ヒロはそいつを倒そうと戦おうとしている、それは成長ってやつじゃないのか?

それに、ヒロは地球を守ってくれている……

それに、一人じゃないだろ?ヒロも、俺も……」

「ありがとうございます……僕はもう逃げないと誓いました、

だから、自分の気持からも、過去からも、もう逃げません」

 

『おいにわとりに王子、ポイントに到着、切り離すぞ

作戦通り、地上からの攻撃を頼む』

「了解、セパレーションスタート!!」

ケツァールからナンダの接続部が切り離され、ナンダはホバーを噴射し、道路に着陸した

「こちらヒロです、ポイントに無事着陸、待機します」

「とにかく、今はこっちに来るサイコダークのことを考えよう」

「わかりました、僕の予想だとサイコダークはすぐに……」

 

その時だった、青空から黒い球体が現われた

「護さん!!来ました!!」

「おいおい!!あれ落下速度が速すぎないか!?」

「隊長!!メテオールを!!」

『メテオール解禁!!人々を守れ!!』

『GIG!!』

 

「皆行くぞ!!ケツァール!!マニューバ、オン!!」

ケツァールの両翼が複数に展開し金色の粒子を身にまとう

「捕獲ネット弾発射!!」

ケツァールの底部に装備されていた大型弾頭を発射、大型弾頭は空中で制止、カバーが外れ、電子ネットが展開する

「エネルギー充填開始!!」

ケツァールのエネルギー砲塔からエネルギーが照射されネットは光り輝き始める

「来ます!!」

サイコダークが地表めがけて落ちてきていた

本来なら落下した瞬間周辺に多大な被害が出るはずだが、サイコダークが地面に落ちる前にネットに落ちる

ネットは落下速度がかなり速かったサイコダークの勢いをほぼ0にした

「ネットで捕獲しいている今だ!!総攻撃開始!!」

 

「朱里!!」

「スペシウム弾頭!!ファイア!!」

「お父さん!!」

「M9グレネード弾発射!!」

ケツァールから複数の砲弾が捕獲されているサイコダークに衝突する

「ナンダ、砲撃開始します」

「スペシウム反応砲!!ファイア!!」

ナンダの後部に搭載されている砲塔が上空にいるサイコダークに狙いを定め、カチンという立てたあと、

レーザーがサイコダークの体表面を貫く

瞬間、周囲に金属音が響き渡る

黒い球体から赤い目のようなものが覗く

そして、ネットの網の隙間を通り抜けるように地面に着地した

「ウソだろ?あれはただのネットってわけじゃないんだぞ……?」

そして再び金属音が響き渡る

サイコダークはその球状の姿から怪獣のそれへと姿を変形させた

「サイコダークの形状が変化!!」

「砲撃を続けるんだ!!」

再び砲撃が始まり、すべての砲弾がサイコダークのサイコキネシスにより周りの建物に衝突する

サイコダークの目が厭らしく歪む

その行動に護が怒りを露わにした

「あいつ!!」

「このままじゃ……護さん!!」

護が手をみるとフュージョミッションが握られていた

 

二人はナンダを降り、護はヒロを見る

「覚悟は……出来てます!!」

「力を……貸すぜ!!」

フュージョミッションに光が満ち、フュージョミッションを空へ掲げる

ヒロは体を光らせウルトラマンヒーローへと変身する

護は光になり、ウルトラマンヒーローのカラータイマー入り、ヒーローの体が赤に染まる

『サァーーーーァアア!!』

そして、サイコダークと相対する

金属音を発生させ、まるで喜んでいるように体を荒ぶらせる

ヒーローはサイコダークに走り出し、ジャンプからのパンチをサイコダークの体に叩き込む

サイコダークは攻撃を喰らいながらも、その巨体をヒーローにぶつける

後ろに後退していくヒーローに、サイコダークはその赤く、禍々しく光る両目からサイコビームを放つ

ヒーローへまっすぐ放たれたビームをヒーローは右手で受け止め続け、後ろに滑るように下がる

サイコビームは止まり、再度発射されようと目が光る瞬間、

ヒーローは左腕を横に伸ばしブルーへとモードをチェンジする

 

ビームを発射した瞬間、ヒーローはエフェクトシールドを作り、ビームを遮断しようとする

しかし、サイコダークはビームを曲げ、シールドが張られていない側面からビームを当てようとする

シールドを張っていた両腕を拳握り胸の横に持ってくると、

シールドはヒーローの全身を守るように形状を変える

 

サイコダークは攻撃の手を緩めず、再度サイコビームを放とうとするが、

ヒーローはシールドを回転させながら縮小させ、頭部にエネルギーの乗った右手を乗せ、まるでウルトラセブンのアイスラッガーのように、エフェクトスラッガーをサイコダークの目に放つ

サイコダークの目にあたったエフェクトスラッガーはサイコダークの目から赤い光を弱くした

 

「すごい……」

ケツァールに乗っていた三原がそう呟いたとき、篠崎がはっと気がつく

「馬鹿!!なに見とれてんだ!!できる援護をするぞ!!」

その声にほかのクルーも気づく

『GIG!!』

ヒーローは右腕を横に伸ばし、レッドへとモードを変え、そのまま必殺技、レッドパワー・シュートを放とうと腕をゆっくりと動かす

その時を待っていたとばかりにサイコダークが今まで放ったなかでも特に強い光を目から放つ

「キャプチャーキューブ!!」

が、その攻撃はキャプチャーキューブによるバリアで防がれる

そして、ビームが途切れた瞬間

「解除!!」

『サァーーーーーッ!!』

キャプチャーキューブの解除と同時にスペシウムと同じ構えから放たれる光線、

レッドパワー・シュートがサイコダークに直撃し、サイコダークは金属音を出しながら霧散していった

 

「勝ったのか?」

「篠崎君、冗談でもそういうことは言わない」

「そうよ篠崎君、勝ったってことにしておきましょう」

「でも、油断はできないわ、周辺を確認」

「そうだぜ、本当に倒したかはわからねぇじゃねえか」

「そういえばあの二人は?」

「さぁな、大方、ウルトラマンの戦いに見とれてたんじゃねぇのか?」

「……帰ったら絞めようかしら」

「また始まったわ、朱里の面倒見」

「違うわよ、注意しろってことを……」

「はいはい」

 

ヒーローは両腕を上にあげ飛び去った

サイコダークは倒した、しかしまだほかの怪獣やサイコダークは襲ってくるだろう

頑張れ、戦え、ウルトラマンヒーロー!!

 

 

 




最後のやつですが別に最終話とかではなく、単純に話の最後のナレーションのやつです
最後に情報だけ

ナンダ
とある科学者が作った地上援護車両
後部にスペシウム反応砲が付いており、威力は援護車両という肩書を超えている
スラスターを噴射することにより空中に浮遊し、走行が不可能な場所、状態でも戦闘をすることが可能
豆知識、ワンダバと不思議の意味からナンダと名付けましたが、当時Xの映画見ていた友人が顔がパンの映画の予告で吹いた模様

レッドパワー・ボム
ウルトラマンヒーローのモード、レッドでの技
左腕を腰に(タロウのストリュームみたいに)、右腕を横に伸ばし、そのままピッチャーの投球のようにエネルギーを投げ放つ技

レッドパワー・シュート
ウルトラマンヒーローのモード、レッドでの技
左腕を腰に、右腕を横に伸ばし、そのまま腕を自然に動かしスペシウム光線のようにして光線を放つ技

エフェクト・シールド
ウルトラマンヒーローのモード、ブルーでの技
右腕を腰に、左腕を横に伸ばし、そこから交差させるように腕を回転させ目の前に手を出すことにより張られるシールド
形状を様々な形に変えられる万能なシールドであり、全体に張る、一点集中など応用ができる

エフェクト・スラッガー
ウルトラマンヒーローのモード、ブルーでの技
エフェクトシールドを縮小し、頭部に集中しアイスラッガーのような形状で放つ技


感想、ご指摘お待ちしております
また、続きを速く書けるよう頑張りますので今後もよろしくお願いします



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