今回はいよいよ志郎と幸雄があの人物たちと出会います!!
それではどうぞお楽しみください!!
μ'sによるアキバでのゲリラ路上ライブが成功して幾日か経ち、いよいよ学校が夏休みになった。
志郎と幸雄は特に変わった様子もなく、いつもの様にアキバをふらついていた。
「はあ~、もう夏休みか~。音ノ木坂学院に入ってからというもの息つく暇もなく季節が過ぎ去っていくねえ・・・。」
幸雄は大きなあくびをしながら感慨深げに呟いた。
「それだけ俺たちは充実してるということだろう。」
「そうだな、俺たちがこの時代に生まれ変わってから初めてってほどに胸が高鳴る毎日だよな!」
「そうだな・・・。しかしあまりこの街中で生まれ変わったとかそういう単語は使わない方がいいぞ。いつ誰に聞かれてるか分かったものではないからな。」
「おう、そうだったな。」
そんな他愛もない話をしながら志郎と幸雄は街を歩いていた。
背後から何者かが付いてきているという事も知らずに・・・。
「確か今日はししのあなで薄い本を買いに行くんだよな。」
「そうそう、そろそろこの時期の新刊が出始めるころだからなあ・・・。」
志郎と幸雄は今日の目的を話していたが、
「・・・!」
「どうした志郎?」
「幸雄、後ろに何かいるのに気づいたか。」
「ああ、さっきから誰かは知らんがうろうろ引っ付いて来てやがるな。」
志郎と幸雄は歩きながら尾行している人物に悟られないように小声で話している。
「どうする?」
「まあ俺達ならば襲われても負けはしないが、このまま振り向いて逃げられるのもすっきりしないな。」
「だったら俺にいい案がある。」
「なんだ?」
「このまま人通りが比較的少ないところに歩いていこう。ほんである程度おびき寄せたら俺たちは二手に分かれる。そうしたら相手はどっちかを追いかけるだろうからそれを挟み撃ちにするって手筈だ。」
「なるほど、それでいこう。」
志郎も幸雄の策に乗り、二人は無言になってそのまま足を速めて歩き出した。そして二人を尾行する何者かも二人を追うように歩き出す。
(ふふふ、奴らめこれがこの真田昌幸改め武藤幸雄の領域に引きずり込まれてるとも知らずについて来てやがるな。)
(幸雄、そろそろ人通りが無くなってきたぞ。)
(よし、志郎はそのまままっすぐ進んでくれ。俺はあの路地裏に入って奴をおびき寄せる。そしたら・・・。)
(おう!)
志郎と幸雄は小声で打ち合わせをして、志郎はそのまま歩みを止めずに前進し、幸雄は路地裏に入り込んだ。志郎たちを追っていた人物はそれを見て一瞬迷った素振りを見せたが、幸雄の方に着いて行くために路地裏に入っていった。
「よく来たな、わが領域へ。さあ、どういう了見で俺たちのことを尾行していたのかゆっくり話してもらおうか。言っておくがお前らに拒否権は・・・ってアイエエエエエ!!?」
幸雄はターゲットが自分の方についてきたと分かった瞬間に後ろを振り向き啖呵を切ったが、相手の顔を見た瞬間一転して悲鳴を上げた。
「どうした幸雄!大丈夫か!?」
幸雄の作戦通りに志郎は相手を挟み撃ちにするために幸雄のもとにやって来たが、彼の悲鳴を聞いて動揺しながら幸雄に安否を問うた。
「お、俺は大丈夫なんだが・・・。あ、あ・・・。」
「あ・・・?いったいどうしたんだ?というかそいつは何者なんだ!」
「A-RISEの綺羅ツバサがなんでこんなとこにいやがるんだあああああああ!!!」
「はあ!?綺羅ツバサだと!?馬鹿な、そんな大物がこんなとこにいるわけ・・・。」
志郎が恐る恐る幸雄の前に立ちはだかっている人物に近づいてみると、
「あら、私がこんなところにいちゃいけないかしら?」
そう言って、額が見えるほどの短い前髪と、短い髪、翡翠色の瞳に大胆な笑みを顔に浮かべ、身長もにこと同じくらい小柄であるはずなのにもう少し大きく見えそうなほどの風格を纏った少女がいたずらっぽくウインクをしながら志郎に言った。
「な・・・!本物の・・・綺羅ツバサ・・・だと!?」
志郎は少女の姿を見て本物と確信した。μ'sが活動を始めてからダンスの参考にするため穂乃果たちと一緒にA-RISEのPVを見てきた志郎が、その姿を見紛うことなどあるはずがなかった。
「あら、二人ともそんなまるで超常現象を見た様な顔をして驚くことないのに。驚かせすぎちゃったかしら?」
ツバサがそう言うと、
「全く、ツバサのそういう所には困ったものだな。」
「まあ、慣れっこなんだけどね。ごめんなさいね、うちのツバサがどうしてもあなた達と話がしたいっていうものだから。」
なんと志郎の後ろから長身で紫がかった黒髪の少女と、身長は三人の中でも中間ほどの茶髪のウェーブがかかってるロングヘアの少女が出てきた。
「アイエエエエエ!!?統堂英玲奈に優木あんじゅも!?」
「馬鹿な!!なんでこんな所にA-RISEが全員集合してるんだ!!?」
これには幸雄はともかく志郎も動揺を隠しきれなかった。スクールアイドル界におけるトップオブトップ、それこそまさにスクールアイドル界の天下人と呼ばれてもおかしくないグループ、『A-RISE』のメンバーがこんな下町の路地裏に集結しているのだから驚くのも当然であった。
「し、しっかしなんだって俺達のことをつけまわしてたんだ?俺らとあんた達に接点なんて無いはずなんだが・・・。」
「幸雄の言う通りだ。というかなんで俺たちのことを知っているんだ?」
ようやく落ち着きを取り戻した幸雄と志郎がツバサたちに疑問をぶつける。
「そうね、そこのところからちゃんと話すべきよね。」
「そうだな。だが、場所を変えたほうがいいんじゃないか?」
「そうね、こんなところで話してたら通りがかった人たちに勘違いされちゃうかもしれないものね。」
「というわけで場所を変えるからついて来てくれるかしら。」
「あ、ああ・・・。」
「そうだな。」
志郎と幸雄はツバサたちの提案に乗り、そのまま彼女たちに着いて行った。
「しっかしUTX学園って中身もすげえんだな・・・。」
「ああ、これが高校とは思えんな・・・。」
志郎たちがツバサたちに連れてこられたのは彼女たちの通うUTX学園の中にあるA-RISEの部屋であった。
「でも俺たちが入ってもよかったのか?A-RISEの皆様方よぉ。後で不法侵入でっち上げて御用なんてのは勘弁してくれよ?」
「別にそんなことはしないわ。それに今は夏休みだし、私たちが呼んだんだからそんなことを心配する必要はないわよ。」
ツバサが不敵に笑いながら答える。
「そいつはどうも。」
幸雄はそう言って紅茶を飲んだ。
「して、俺たちと話したいことがあると言っていたがそろそろその用件を聞きたい。」
話を切り出したのは志郎だった。
「そうね。呼んだからにはちゃんと話をしなくちゃ失礼だからね。」
「本題に入る前に一つ質問したい。あんた達はどこで俺たちの存在を知ったんだ?俺達はあんた方の目に留まるような目立ったことは何一つしてないただの高校生なんだが。」
幸雄は三人の目をそれぞれまっすぐ見据えながらツバサたちに質問した。
「それに関してはこの写真を見てもらえば分かると思うわ。」
そう言ってあんじゅは一枚の写真を志郎たちに見せた。
「これは・・・!」
「おいおい、こんなもんいつの間に撮ってやがったんだ!?」
志郎たちは写真を見て驚いた。何故ならそこにはゲーセンで絵里と希を除いたμ'sのメンバーとゲーセンにいる志郎たちの姿が写っていたからだ。
「センター決定戦の時に撮られたのか・・・。」
「うは~・・・。灯台下暗しだなこりゃ。で、こいつは誰からのタレコミだ?」
「写真を撮ったのはあんじゅよ。」
「たまたまみんなでゲーセンに遊びに行ったらμ'sのみんなと、男子なのに音ノ木坂の制服を着たあなた達がいたから撮っておいたの♪」
「それで私たちが個人のルートで色々調べた結果、諏訪部志郎と武藤幸雄という君たち二人の名前が出てきたというわけだ。」
「合点がいったがツッコミどころが満載だな・・・。」
「ああ、あのA-RISEがゲーセンに遊びに行ってる事とか、『個人』の情報ルートで顔しか知らない男の名前を二人も特定するとかあんたら何者だよ・・・。」
志郎と幸雄はA-RISEの情報収集力の凄まじさに舌を巻いた。
「質問はそれだけかしら。」
「ああ、これだけだ。」
「そう。じゃあようやく本題に入れるわね。」
そう言ってツバサは紅茶を一口飲み、ティーカップを置いた。
「諏訪部志郎さんに武藤幸雄さん。あなたたちはどんな立場の人で、μ'sにとってどういう存在なのかしら?」
「俺たちが何者で・・・。」
「あいつらにとってどういう存在・・・か?」
「ええ、私たちはμ'sのことは結成した時から興味を持ってるの。で、さっきの写真を見る限りあなた達は彼女達と親しげだけど、どういう関係か気になったの。」
「ひょっとして、誰かと『これ』だったりするのかしら?」
「やめないかあんじゅ。」
ツバサは真剣な表情で志郎たちに質問をぶつけ、あんじゅはいたずらっぽく笑いながら小指を立ててみせ、英玲奈はそんなあんじゅを諫める。
「俺たちは音ノ木坂学院が廃校対策で近い将来、男女共学にすることを検討しているからその実験として転入した研究生だ。」
「あいつらとの関係に関しては、俺たちはあいつらのサポートをしてるだけさ。」
志郎と幸雄は淡々と自分たちの身の上を答えた。
「なるほど。音ノ木坂学院が廃校しそうになっているのは知っていたが、共学化をも視野に入れているとは知らなかったな。」
「でも女子高にいるのにそういう話がないのは少~しつまらないわね。」
志郎たちの答えを聞き、英玲奈は深く頷き、あんじゅはため息をついた。
「さしずめ『μ'sの両腕』と言ったところね。とりあえずあなた達がどういう立場の人間かは分かったわ。でも、私達が求めていた答えとは少し違うかしら。」
「違う・・・とはどういうことだ?」
ツバサが発した意味深な言葉に志郎は疑問を感じた。
「そうね、たずね方が悪かったのかしら。質問するならそう・・・、あなた達は『何者』なのかしら?」
そうたずねたツバサの目を見て志郎たちはまるで自分たちの全てを見透かされているような錯覚に陥った。
「何者って言われてもねえ。俺は音ノ木坂学院の二年生、7月13日生まれの17歳で群馬県生まれのただの男子高生としか・・・。」
幸雄はいつもの様におどけた様子で自己紹介をするが、
「下手な誤魔化しは効かないと思ったほうがいいぞ。」
と英玲奈が幸雄の言葉を遮った。
「なに?」
幸雄が一転して素に戻って英玲奈に反応すると、
「ツバサはかなり勘がいいから誤魔化しは効かないということだ。」
「そうそう、正直に言ったほうがいいわよ?」
と英玲奈とあんじゅが忠告する。
「正直も何も今言ったのが俺の全てなんだがなあ。」
幸雄はなんとか3人の攻勢を凌ごうとするが、
「あなた達二人と話をしていてなんとなく感じたんだけど、あなた達って何となく高校生って感じがしないのよね。」
「なるほど、確かに俺はよく同年代の奴らに比べると老けて見えるとはよく言われるな。」
ツバサの言葉に志郎は動じることなく返したが、
「うーん、確かにそれもあるのだけど正確にはあなた達を見てると違和感を感じるのよね。」
「違和感、だと?」
「ええ、ほとんどの人からすれば感じることはないみたいだけどね。なんと言うか、あなた達の言動はまるで『高校生じゃない何者か』が『高校生を』演じてるように見えるのよ。」
「「・・・!!」」
志郎と幸雄はその発言に言葉を発することが出来なかった。この現世に生まれて17年間生きてきたがこの時代における両親にさえも自らの正体を隠し通すことができていただけに、今日初めて出会った少女に正体を見抜かれそうになるなんて予想がつかなかった。
「その様子だと、私の推測はあながち間違っていないようね。」
ツバサはいつも見せている不敵な笑顔で呟いた。
(おい!どうすんだよ志郎・・・。こいつはやべえぞ・・・!どうやって切り抜けるよ?)
(いや、ここで切り抜けてもその場しのぎにしかならんだろう。寧ろ下手な事をすれば余計に強い疑いを持たれる。)
(しかしなんつう女だよ、綺羅ツバサ・・・!あいつの目は『炯眼』なんてもんじゃねえ、森羅万象のすべてを見通す『天眼』と言っても過言じゃねえぞ・・・!)
(お前の『炯眼』は優れた観察力の賜物だが、『天眼』なんてそんなオカルト染みたものあるわけないだろ!)
(そんな事言ったら俺たちの存在自体がオカルトだろうが!)
(とにかく、ここは俺たちの正体をいっその事明かしてしまった方がいいかもしれんな・・・。)
(そうだな。あいつらより先に知られるのが癪だが、是非もねえしな。)
志郎と幸雄は小声でこれからどうするかを話し合った。
「分かった、俺たちの正体を話そう。ただし条件がある。」
「ええ、私たちにできることなら何でも言って。」
「これから話すことは他言無用。ここだけの秘密にしてもらいたい。」
「分かったわ。もちろん私たちも別に人に話す気はさらさら無いから構わないわ。」
ツバサの了承を得た志郎は一呼吸を置いてから語りだした。
「俺たちの正体は・・・。」
「・・・これが俺たちの全てだ。」
志郎が語り始めてから10分近く経ち、話は終わった。
「なるほど、諏訪部くんが武田勝頼がこの時代に生まれ変わった姿で武藤くんが真田昌幸が生まれ変わった姿なのね。」
「偶然とはすごいものだな。かつて主従関係だった二人が同じ年代に生まれ変わり、同じ学校で親友同士だなんて、奇跡の産物としか思えないな。」
「事実は小説より奇なりってよく言ったものよねえ。」
A-RISEの三人はそれぞれ三者三様の感想を口にした。
「普通ならこんな話をしたら『こいつ頭大丈夫か?』ってリアクションされるのが普通だと思ったが、まさかこうもあっさり信じてもらえるとは思わなかったわ。もしかしてあんたも俺たちと『同類』なんじゃねえの?」
幸雄が皮肉るように言うと、
「そうね、確かに普通なら私たちもそういうリアクションをとっていたと思うけど、何せ前例があるからね。それと私はただの女子高生よ。」
とツバサが言った。
「前例だと!?俺たち以外にも『同類』がいるのか!?」
志郎はツバサに食いかかった。
「ええ、その人のプライバシーがあるからこの場では言えないけど、少なくとも私たちは一人だけそういう人がいるのを知ってるわ。」
「そいつの正体を探った時もツバサは君たち二人に言ったことと同じことをその人に感じたそうだ。」
「ほんとツバサの勘って凄いわよね~。」
そんなA-RISEの言葉を聞いた志郎は、
「この世というものは広いもので案外狭いものなのだな・・・。」
と感慨深げに呟いた。
「それで話は変わるけど、あなた達はあの子たちとこれからどうするつもりなのかしら?」
ツバサは志郎に問いかけた。
「無論、ラブライブを目指す。あいつらをラブライブ出場に相応しいスクールアイドルとなれるように支え、押し上げてみせるさ。」
「でもあなたは人心をまとめきれずに家を滅ぼした敗軍の将よね?そんなあなたが彼女たちを導けるのかしら?」
ツバサは志郎を挑発してみせる。
「ああ、確かに俺は敗軍の将だ。お前の言う通りの人を導く器量を持たぬ男だ。だが、導くのは俺ではない。俺の役目はあくまでもあいつらが自分たちの信じた道を歩むのを支えることに過ぎん。あいつらの道を切り開くのはあいつらだ!俺達はそれを見守り、時としてあいつらが壁にぶつかった時に手を貸してやる協力者だ!」
「志郎の言う通りだ。そして志郎はあいつらを表から支える心の支柱となり、俺は陰から乱世と現世で鍛え上げた智慧を駆使してあいつらを支える頭脳となる!!」
志郎と幸雄はツバサの挑発に物怖じせずに自分たちの考えをぶつけた。
「今は高みからあいつらを眺めているがいい。だが、いつかあいつらはお前たちを下しスクールアイドルの天下人となるだろう!必ずやお前たちの立つ高みまで登ってみせる!!」
「その時に備えて首を洗って待ってるこったな!!」
さらに志郎たちはツバサたちに向けて啖呵を切った。事実上の宣戦布告といったところであろう。
「ええ、素晴らしい宣戦布告をありがとう!私たちもあなた達二人と、彼女たちと戦える時を首を長くして待ってるから!」
「ふっ、ラブライブの決勝が楽しみだな。」
「予選落ちなんてことにならないのを祈ってるわ。」
ツバサたちも志郎たちの宣戦布告を快く受けた。
「話してみるとほんとに楽しい人たちだったわね。」
「ああ、武田勝頼の生まれ変わりである諏訪部志郎はともかく『表裏比興のもの』と言われた真田昌幸の生まれ変わりである武藤幸雄があそこまでまっすぐな言葉をぶつけてくるとは思わなかったな。」
「表裏比興ってどういう意味なのかしら?」
「表裏比興というのは食わせ者という意味だ。あの男、単なる食わせ者というわけではないみたいだったな。」
志郎たちが帰った後、ツバサたちは部屋に残って志郎たちについて話していた。
「確かに武藤くんも見どころがあったけど、私的には諏訪部くんの方が見どころがあるわね。」
「ほう?」
「彼は私たちが思ってる以上に大物よ。歴史の教科書では信長に敗れた男としか書かれていないけど、武田信玄の血を引いてるだけあって風格は圧倒的だったわ。」
「確かに、私たちに啖呵を切っていた時の彼が放っていた威圧感は凄まじかったな。」
「ええ、あんな風格を出せる人なんてそうそういないわよね。」
ツバサたちは先ほどの啖呵を切っていた志郎の姿を思い出した。
「さて!ラブライブに向けての楽しみが増えたことだし、今日は休みだったけど少し練習していきましょ!」
「そうだな。」
「ええ、行きましょ!」
ツバサたちは練習するためにレッスンルームに向けて歩き出した。
(ここ最近急速に力をつけ始めてる9人の女神たちにそれを支えんとする二人の若虎・・・。今はまだどちらも未熟だけどこれからの成長が楽しみね・・・!)
心の中でそう呟くツバサの脳裏には、まるで合戦に向かうような気迫を纏いながら去っていった志郎と幸雄の後ろ姿が映っていた。
いかがでしたでしょうか?
今回は志郎たちがA-RISEと初めて対峙する回となりました!ここから物語はさらに動き出していきます!!
今回は更新後に活動報告にまた読者の皆様方に意見を求めたいことを上げますので、もしよかったら読んで、意見を書いてくださるとうれしいです!
あと感想もお待ちしています!!
それでは次回もまたお楽しみください!!