感想二件!!!
すごい!これは凄いですぞ博士!!
うむ、そうじゃな。この作者にしてはよくやっとるな
うおおおおおおお!この調子で行くぜええええええええ!!!
では、本編をどうぞ!
第三夜【幻想郷襲来の真祖様!幼女と出会うの巻】
ブラッド・レイヴンside
「うーん?おかしいな、ここら辺が幻想郷だと思うんだけど..」
どうも、お久しぶりです。僕です、ブラッド・レイヴンです。僕は今絶賛道に迷い中です。
ここはどこなのでしょう?いやマジで、チラシの地図通りだったらここら辺の筈なのですが。
いやー、人生山あり谷あり迷いあり道に迷うのもよくあることです。焦らず幻想郷とやらを探しましょう。
「う〜ん!それにしてもここら辺の空気、すごく綺麗だなぁ…」
そうだ!少し疲れたしここら辺でお昼寝でもしよ!
スヤァ…
ブラッド・レイヴンside out
「チルノちゃーん!待ってよー」
「待つのだー」
空気のきれいな山に幼い声が響く、その声の主は一体の妖精と妖怪の者である。
「にゃはははは!!遅いよ。大ちゃんにルーミア!そんなんじゃ、最強のあたいには勝てないよ!」
「そんなこと言ったってチルノちゃんはここをよく通るみたいだからスイスイ進めるけど私たちはここら辺初めてだし...」
「そうなのだー」
妖精の方の名前は《大妖精》
妖怪の方の名前は常闇の妖怪《ルーミア》である。
そして、今最強を自負した青髪の幼い少女の名前は、⑨妖精《チルノ》である。
「うっ!そう言えばそうだったね!最強のあたいとしたことがうっかりしてたよ!」
チルノはうっかりと言ったがこう言ったことは頻繁に起こるためうっかりというよりいつも通りなのだ。
まぁ、言ってしまえばチルノという妖精は、アホ妖精なのだ!
「で、チルノちゃんなんでここまで私たちを連れてきたの?」
「何も聞かずに来たから、気になるのだー」
そう、彼女らはチルノに半ば強引に連れてこられたため何故ここまで連れてこられたのか理解していない。
そんな感じで彼女らが首を傾けていると、チルノが言った。
「そう!そうなんだ!あたい、今日ここら辺散歩してたら凄い物見ちゃったんだよ!」
「凄い物??」
「一体、なんなのだー?」
彼女たちが先ほどにも増してさらに首を傾げるとチルノは
「まぁ!いいから来て!」
そう言って森の深いところに進んで行く。
「あ!待ってよチルノちゃん!」
「待つのだー」
そうして、少し進むとチルノが停止し
「見つけた!あれだよあれ!!」
チルノは目的のものを見つけたらしくテンションが上がっているアゲアゲである↑↑
「ん〜、どれ?.....」
「どれなのだ……」
二人?一匹の妖怪と一体の妖精は目の前の「者」を見て絶句した。
そう、そこにあったのは..居たのは白髪のきれいな髪を靡かせ透き通るような白い肌、まるで絵画のような美しい少年だったのだ。
「チルノちゃん…誰、あれ?」
「きれいなのだー」
「ふふふ、あたいが見つけたんだよ!すごいでしょ!あたいったら最強ね!」
何故チルノが威張っているのかは分からないが、二人は気にせず少年に見とれていた。
大妖精は(人間?違うよね?妖怪?いや、妖怪ともなんか違う感じがする)
ルーミアは(この感じ何処かで覚えがあるのだー)と、思っていた。
「ん…んん…」
「「「ビクッ!!?」」」
少年が寝返りを打った、瞬間少女たちは【ビクッ】っと体を震わせ。その場に固まってしまった。
おそらく寝返りを打ったのは彼女たちの、というかチルノの声が大きすぎたからだろう。
そして、チルノ以外の少女たちはチルノを睨み言った。
「ち!チルノちゃん!あんまり煩くしすぎると起きちゃうよ!」
「そうなのだー」
「ご、ごめん。またうっかりなのさ」
さすがのチルノもこれはやってしまったと思い素直に謝罪した。
しかし、今度はチルノ以外の声が大きかったせいで寝ていた少年が
「そこ……誰か………いるの…か?」
起きてしまった、少女たちはいきなり話しかけられたことに驚き隠れていた茂みから飛び出してしまった。
「ん…?君…達は?」
少年は茂みから飛び出した少女たちに問いかけた。
「す!すみません!!お、おお起こすつもりはなかったんです!!!!」
その瞬間、大妖精が瞬間移動で少年の前に行きスライディング土下座をした。
その行動には長年一緒にいたチルノとルーミアも予想外だったらしく目を見開いて驚いていた。
「だ、大ちゃん!?」
「びっくりなのだー」
「チルノちゃんとルーミアも頭下げて!殺されちゃう!」
「…………」
少年は黙って少女たちを見つめている。
そして、数十秒少年が少女たちを見つめていると少年が口を開き。
「幻想郷…何処……?」
「げ、幻想郷ですか?!」
「げんそうきょうってなに?」
「幻想郷はここなのだー」
少年は少女たちに質問した。
大妖精は戸惑い
チルノは幻想郷とは何かと言い
ルーミアはここが幻想郷であると答えた。
(チルノちゃんさすがにそれはやばいよ)
(さすが、チルノなのだー。⑨乙!!)
と大ちゃんとルーミアはチルノに対して思った。
そして少年は、「ここ…が……幻想郷………」といい何処かへ行こうとしている。
すると大妖精が「ちょっ!ちょっと待ってください!!」と少年を呼び止めた。
「…なに?」
「あ、貴方の名前を聞かせてください!」
「あ!あたいもそれ聞きたい!」
「知りたいのだー」
「僕の……名前…?」
少年は少し悩むそぶりを見せて少し頷きこう答えた。
「…僕の…名前は……ブラット・レイヴン……」
それだけ言うと少年は、その場から風のように消えた。
しかし彼女たちの耳にはその妖艶な声がまだ響いている、そして大妖精が口を開き、
「レイヴンさん綺麗な人だったなぁ………」
その言葉にチルノとルーミアも頷いた。そして彼女たちは願う
また彼に会えますようにとそしたら今度はちゃんとお話しできますようにと...
side out
ブラッド・レイヴンside
「…ルノちゃん!あんまり煩くしすぎると起きちゃうよ!」
なんだかうるさいな…誰かそこにいるの?
折角、気持ちよく寝てたのに。
取り敢えず話しかけてみよ
「そこ……誰か………いるの…か?(うー、やっぱり途切れ途切れになっちゃうな)」
「(うおっ!?)」
なんとびっくり、三人の美幼女が飛び出してきました。ていうか話しかけられたぐらいでそんなに驚かなくてもいいのに...
うぅ、泣いてなんかないもん!ブラッド強い子だもん!
「ん…?君…達は?(あれ?二人羽生えてる子がいる。人じゃないのかな?)」
「す!すみません!!お、おお起こすつもりはなかったんです!!!!」
ワァオ!!?!いきなり目の前に幼女が!しかも何故か土下座してる……
ぼ、僕、そんなに怖い顔かな?起こしただけで切れるような顔してるかな?なんかショック……
「だ、大ちゃん!?」
「びっくりなのだー」
「チルノちゃんとルーミアも頭下げて!殺されちゃう!」
「………(こ、殺されるって..)」
僕は昔、エンジェル伝説って漫画を読んだことがある。主人公が顔は悪魔でも天使の心を持っているって設定の漫画だ。
あまり笑わない僕もその漫画を読んだときは笑ってしまった……面と向かって怯えられるとあの主人公のことも笑えないな(涙)
今度その漫画見たときは前とは違った楽しみ方ができると思う!まぁ、でも結構来るものがあるな。
さすがのブラッド君も泣きそうだよ?いいの?泣いちゃうぞ?
はぁ、取り敢えず彼女たちをこれ以上怯えさせるわけにもいかないしここから早く去ろう。
っと!その前にこの際だ一つだけ質問しておこう。
「幻想郷…何処……?(折角なんだから幻想郷の場所聞いておこう!さすが僕頭いいね!)」
「げ、幻想郷ですか?!」
「げんそうきょうってなに?」
「幻想郷はここなのだー」
ワァオ、今日三回目の驚きだよ。あ、ちなみに一回と二回目は彼女達が飛び出してきたのと緑髪の子のDOGEZAだ。
「ここ…が……幻想郷………」
まさかここがすでに幻想郷だったなんて、まぁ、確かに空気が綺麗だもんね!なんで気づかなかったんだろ…
僕って鈍感なのかな?っと質問もしたし彼女たちの前から早く去るかあんまり怖い人がずっといても嫌だろう。
「ちょっ!ちょっと待ってください!!」
え?緑髪の子に呼び止められたぞ?も、もしかして警察に通報とかじゃないよね?!違うよね?!!
お兄さん…ごめんなさい、歳的にはもうとっくにおじさんでした。
おじさん、道聞いただけだよね?何もしてないよね?
「…なに?(通報じゃありませんように!ありませんように!!)」
「あ、貴方の名前を聞かせてください!」
「あ!あたいもそれ聞きたい!」
「知りたいのだー」
「僕の……名前…?(よかったーなんだ、名前か、ビビったよもぉ)」
ん〜、どうしよう、知らない人に名前を教えちゃいけない的なこと前テレビで言ってたしなぁ。
でも、この子たちは僕に場所教えてくれたし名乗るのが礼儀だよね!良し!
「…僕の…名前は……ブラット・レイヴン……(ん?そういえばこうしてちゃんと名乗るのって初めてなきがする)」
そう考えると、急に顔が赤くなる嬉しさだったり恥ずかしさだったり。うっ!でもおじさんの赤面はどう考えても変態だよ!
この子たちに気付かれないようにさっさとこの場を離れよう!!うん!そうしよう!
そして僕はダッシュで彼女達から逃げた。もう、会いませんように……
ブラッド・レイヴンside out
〜〜〜おまけ♡〜〜〜
「紫様、ただいま帰りました」
チラシを配り終えた八雲藍が帰宅したようだ。
しかし、八雲紫の返事がない、八雲藍は可笑しいと思い今に向かった。
「あ、藍様おかえりなさい!」
その途中で八雲藍の式神であるちぇんと出くわした。
「あぁ、ただいまちぇん、そうだちぇん紫様を知らないかい?」
八雲藍がちぇんに尋ねる。するとちぇんは
「はい、紫様は今さっき冬眠に入られましたよ!」
「そう…か」
「ん?どうかしました?藍様」
八雲藍は少し切れていた、その理由は二つあり
一つは、チラシを撒いてる途中で気づいたがこれは私じゃなく紫様の隙間の方がいいのじゃないか?
と思いそれに気づいた時にはすでにチラシを半分以上ばら撒いた後だったのだ。そして、その時八雲藍は思った、あぁ、やっぱりあの人めんどくさかっただけだと
そして、二つ目は従者にこんな大役を押し付けときながら自分はスヤスヤと冬眠に入りやがったことだ。
そして、八雲藍は思った(あとで、絶対顔に落書きしてやる。油性で)と実に陰湿である。
「ではちぇん、私が紫様のところを見ておくからちぇんは部屋の掃除をしててくれ」
「はいわかりました!!」タッタッタッタ
ちぇんは急いで掃除道具を取りに行った。
そして、八雲藍も取りに行くのだった……
【油性マジック】を
感想の方で、初めて作品に対する感想が酷評でしたが嬉しくて次から頑張ります!的な返信をしたら
相手に皮肉と思われてしまったらしく、本当にすみません。あれは、皮肉ではなく酷評に対する感謝です!
酷評でも自分の作品をちゃんと見てくれてるんだなと本当に嬉しく感じました!(マゾじゃないよ!)
ですので、これからもどうかよろしくお願いします!(^○^)
次回【ブラット・レイヴン死す!】
俺のバトルフェイズはこれからだぜ!!