星の一族の末裔が幻想郷で暮らすようです   作:ジョースター

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どうもポケモンの発売日を思いっきり間違えてたジョースターです

昨日新作買ってきました
ウルトラムーンの方を

ではどうぞーーー


第89話 冥界の門って意外とガバガバ

前回あらすじ

 

ブラッド処刑確定

 

場所は少し代わりにとある場所

そこには2人の女性と小柄な男がいた

 

「という訳なの、お願い出来る?」

「うーんまさか急に呼び出されて、身内同然の人と戦えってなかなか鬼畜だと思わない?」

「うっ、痛い所を」

「まぁいいや、いいよ。その頼む引き受けるよ。要は承太郎だけを足止めするだけでいいだよね?」

「えぇ、タイミング的には…………」

 

1人の女性が言葉を詰まらせていていると、もう片方の女性が声を出した

 

「じゃあ、妖夢がやられたらお願いね〜〜」

「いいよ、それと一応聞くけど。最悪、承太郎を()()()()()()()

 

その言葉に2人は言葉を失う

 

「え、えぇいいわよ。まさかあなたからその言葉が聞こえるとは」

「僕自身、今の承太郎に勝つにはそれぐらいの覚悟がいるの、手加減なんて出来ない、だから本気で殺りにいく、それだけだよ。それに」

 

そう言い男は一旦間を少し置き

 

()()()の僕にまさか真っ向から戦わせるなんて正気の沙汰じゃないよ…………」

「不殺主義者の殺し屋の癖に?」

「痛い所をつくね」

「さっきのお返しよ。まぁいいわ、じゃあ頼んだわよ」

「任せて」

 

そう言い2人の女性はその場を離れた

残る男は1人笑う

 

「僕が居ない間にどれだけ成長できたから見せてもらうよ、承太郎」

 

そう独り言を呟いた

 

 

 

 

 

 

 

 

 

場所は元に戻る

 

承「アリス?もしかして人形使いだったりする?」

ア「えぇそうよ。人形使いよ?それが?」

承「なら話は早い。まずはこれを」

 

俺はそういいポケットに入れていた

封筒を渡す、若干焦げたが仕方がない。むしろよく全焼しなかったな

アリスはそれを受け取り、手紙の内容を見た

 

ア「まさか直々に来るとは、まぁいいわ。OKって言っておいて、それで?それだけ?」

承「いや、まだある。」

ア「その前に、どうしてあんなことになってたか答えてもらってもいい?」

承「あぁ、あれは………………」

ア「まぁ、その話はお茶でもしながらゆっくり話してもらいましょうか」

 

そう言い一旦アリスは台所と思しきところに行きクッキーと紅茶を取ってきテーブルに置いた

俺は椅子に座りここにくる前の出来事を話した

折角のご厚意だ、甘えさせてもらおう

 

ア「なんというか気の毒ね、よく生きていると思うわ。そんなことをされて」

承「まぁ何度か死に掛けてますから、年季が違う」

ア「………………言ってて悲しくならない?」

承「普通になりますね、えぇ」

ア「変な人ね。それで私に来たのはその異変の情報ね………………」

承「教えて貰えないだろうか?」

 

アリスは少し考えていたが、決めたのかうんと頷き

 

ア「良いわ、教えるわ。私が知る限りの情報だけどいい?」

承「勿論」

ア「私が知っている情報はたった一つよ。私が知っているのは犯人の手下を見ただけよ。」

承「どんな奴だ?」

ア「えーと銀髪の少女でおかっぱで刀を持っていて…………」

 

なんだろう。ガッツリあった気がするな、そいつとなんなら斬りかかられたな

 

ア「その少女は、ただ真っ直ぐに空に向かっていったわ」

承「合ってた。あれで良かったんだ」

ア「え?そうだったの?」

承「まさかあいつの言ってることが正解とは」

 

なんか今すごくドヤ顔してるレミリアが頭によぎった

うーんなんだろうイラっとした

 

ア「なに、その人そんなに信頼がないの?」

承「うん」

 

肝心な時以外はロクに役たたないからな

そして肝心な時に限ってへんなやらかしをする

それが彼女である

 

ーーーーーーー

 

レ「ハクション!」

フ「お姉様風邪?」

レ「吸血鬼は病気なんかかかるヤワなからじゃないわ、きっと誰かが噂してるのよ」

フ「ふーん」

 

ーーーーー

 

承「まぁその話は置いといてだ。ほかに何か分かることはないか?」

ア「うーん、特にはないわ………………あっそういえば、その少女が去る前にこういっていたわ」

承「なんだ?」

ア「確か『幽々子様も人使いが荒いです。それになんで紫様も紫様でなんで便乗するのでしょう、藍さんとか私とかの身になって下さいよ』と」

 

聞き覚えしかない、奴らの名が聞こえたぞ、マジかよ

あいつらかよ

 

承「やっぱ、犯人あいつらかよ!知ってた、知ってたけども!」

ア「知り合い?」

承「幽々子という奴はあったことないが、それ以外は知り合い」

 

まぁ妖夢は一回きりあっただけだけどな

 

ア「そ、そう。知り合いなのね」

承「あぁ、さてそろそろ、行かないとな」

ア「そうね、あまり時間はなさそうだし、さっさとその知り合いが馬鹿なことをしてるから、止めて来なさい」

承「あぁこれはちょっと念入りにせいさ…………説教しないとな」

 

俺はそういい手をゴキゴキと鳴らす

 

ア「今、サラッとなんか危なげなく言葉が聞こえた気が」

承「さぁ?なんのことかね?」

 

俺はわざとらしく、惚ける

 

承「まぁいいや、世話になったな。じゃ、また来る」

ア「えぇ、またね。いつでも来なさい。その時はしっかりおもてなしするわ」

 

もう十分なんだが

まぁいいや

そろそろあいつらも来るだろうしな

俺が家のドアを開ける

 

 

霊「おかえり」

魔「楽しそうだったなぁ?私たちがお前を必死に探しているときにな」

 

目の前には、引き攣った笑みを浮かべ、明らか俺を殺す気でいる

霊夢と魔理沙。そして後ろでオロオロとしている咲夜がいた

 

咲「逃げてください!承太郎さん!」

承「ハハハ、逃げる?何を馬鹿なこと言っている咲夜?」

霊「もういっぺんくたばれ!」

魔「くたばれ!」

 

この2人から逃げることなんてできねぇよ

ゴスって鈍い音を響かせ2人の鉄拳制裁をくらいました

流石に手加減したか

 

承「脳が震える、震えるゥウウウウ!」

 

俺は頭を抱え叫びながら地面を転がる

手加減ってなんだろうか

 

霊「さて、説教は終わったし、さっさと行きましょう」

承「いつから前にスタバってだろうか」

魔「お前がお茶し始めたあたりから」

 

あれから20分以上経ってるぞ、こいつらの根性すげぇな

寒いだろ、普通

 

魔「慣れれば、すぐ」

咲「メイドですので」

承「スッゴイパワーワードだ」

霊「ほら、無駄話は厳禁よ。早くしましょ」

 

そう言い、一同はまた空へと飛んだ

まさかまた空中に行くとは思ってなかった

 

 

承「しかし全く見えねぇな、それらしきものはない」

霊「それは前回もそうでしょう」

魔「まぁ無心で行けばいいだろう」

咲「そうですね」

承「あっ後咲夜頼みがあるんだが………………」

 

そう言い俺たちは無心で上へ上と行く

道中にチルノやら、いきなりとんでもない弾幕をばら撒いてくる妖精、冬の妖精とかと遭遇したが、スルーか、霊夢か魔理沙がワンパンして終わった

何が酷いって、言い分も一つも聞かずにボコったことである

せめて、話ぐらいはしてやれ

 

 

 

 

 

 

承「色々あったが、上へと行ってみたらなんか変な穴があるね」

 

俺はどういい上を見上げると空にポッカリ大穴が開いていた

おそらくここが冥界の入り口だろう

 

霊「アレが冥界の入り口?」

咲「恐らくは」

魔「それじゃ早速行こうぜ」

 

そう言い、早速全員入ってみる

すると急に景色がパッと変わった

青空に大穴が空いていたような景色が、急に暗くなりなっがい階段、等間隔に明かりが照らされていた

そして足元には石畳がある

うーん不思議だなぁ

 

承「ここが冥界か、なんか不思議な場所だな」

霊「そうね、後寒い」

魔「それな」

咲「たしかに外もかなり寒かったですが若干こっちの方が寒いですね」

承「たしかに、まぁいいや、慣れろ。早く行くぞ」

 

俺はそういいふと階段を見上げた

 

承「!?」

 

しかし俺が目に入ったのは階段ではなく

大きな木だった

この時本能で悟った

アレは、今ままでで、あの店の悪魔よりはマシだがそれでもそれを除けばダントツで一番ヤバいモノが、今まさに生まれようとしている感じがした

今中途半端に花が咲いているが、おそらく満開になったらヤバイ奴が出るだろう

 

 

霊「どうしたの承太郎、急に顔色を変えて」

承「急いで異変をとめるぞ」

魔「急にどうしたんだぜ」

承「いいから急げ」

咲「………………分かりました。急ぎましょう、事情は大体分かりました。一刻を争う事態ですね」

 

咲夜はなにかを察して、そう言ったきた

流石咲夜、頼りになる

 

霊「まぁあの木から何か危険な感じするし、急ぎますか」

 

そう言い、俺たちは一気に階段を上っていく

しかし

 

 

「させるとでも?」

 

その声と共に、一閃が横切る

ガキンッと金属と金属がぶつかる音がする

 

承「危ねぇ」

妖「くっ、やはり承太郎さんですか」

 

俺は攻撃が来た瞬間、即座に刀を抜き

攻撃を防ぐ

 

承「お前らさっさと行け。後で追いつく」

魔「任せたぜ!」

霊「早く来なさいよ」

咲「ではなくお先に」

 

そう言い、3人は先に行く

 

妖「行かせるとでも?」

 

しかし、妖夢は逃すまいと後を追う

 

承「おいおい俺はスルーか?」

 

しかし俺が妖夢と3人の間に入り妨害する

 

妖「くっ……………………ですが、まぁいいでしょう、承太郎さんを足止めするだけでも十分です」

承「ほう」

妖(すぐに負けそうな気がしますが)

 

俺は刀をもう一本抜き、両手に刀を持ち

いつでも戦える状態になった

 

承「さて、来い」

妖「行きます!」

 

To be continued ーーーーーーー>

 

 




若干短い気がしますがお許しを、妖夢戦で丸々1話使うレベルであるので

感想、誤字、アドバイスなどございましたらよろしくおねがいします

次回もお楽しみにーーー

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