星の一族の末裔が幻想郷で暮らすようです   作:ジョースター

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どうもジョースターです

今日からFateの映画が始まりますね、見に行きたいけど、時間がガガがが
まぁFGOのジャンヌ概念欲しいからまだ行きませんが

さて
どうでもいい話は置いといてではどうぞーーー



第84話 夢っていい夢はすぐ忘れるクセに悪い夢はよく覚えてる

前回のあらすじ

 

吸引力は変わりません

 

 

フ「で?合流ができたは良いがなんか異変解決の手口はあるのか?」

承「いや、まだ無いが首謀者が何処のいるかを探ることはできる」

霊「あぁいつものアレね」

 

俺はそう頷き、カメラを取り出し机に置いた

 

フ「いつものアレ?」

承「まぁ見てな」

 

俺は手に念写の能力の紫の茨のようなスタンド『ハーミットパープル』を出し、その手をカメラに叩きつけた

若干ヒビ割れたが、即座に治すスタンド『クレイジーダイヤモンド』で直す

そしてカメラから写真が一枚出てきた

 

フ「なんか此処じゃない場所が映されてるぞ、どーなってんだそれ?まさかこの場所が」

承「あぁ、この異変の首謀者がいる場所だ」

 

まぁいつもロクに当てにならないけどね

似たようなのばっかだしと俺は呟く

まぁそんな愚痴は置いといて、写真には小屋らしき建物が写されていた

アレ?こんなの人里で見たことないぞ

どーいうことだ?外か?いやそれにしては森らしいものは見当たらない

マジでどこだよ

 

承「不味いな」

フ「どーかしたか?」

承「見たことのない建物、というか場所すら断定出来ない。人里ではこんなところ見たことないし」

フ「マジかよ。どーすんだよ」

承「……………………どうしようね」

ブ「はぁ〜〜〜やっぱ承太郎は使えないねぇ」

 

そう言いブラッドは呆れ気味に出てきた

 

フ「誰だ?」

ブ「ん?あぁそうか初対面か、じゃ自己紹介するね。僕の名前は『ブラッド•メモリー』って言うんだ。気軽にブラッドって呼んでね、一応承太郎の本当のスタンドなんだよね〜〜僕」

フ「お、おうよろしく、というかどういう意味だ。本当のスタンドって言うのは」

ブ「僕の能力は単純にいうと『スタンドをコピーする能力』なんだ、だから承太郎は全てのスタンドを持っている。さらにコピーした能力を合成して新しい能力も作れるよ、すごいでしょ!」

 

そう言いブラッドはえっへん胸を張る

 

フ「まぁそりゃ凄いが、お前自身はどうなんだ?強いのか?」

ブ「クソザコです。子供にも負けます」

フ「弱っ!というかそういやレベル超えてるぞそれ!」

承「さて、自己紹介は済んだな?じゃあサクサク処刑するか」

ブ「え?唐突に過ぎなっ」

 

俺は問答無用でブラッドを石畳に頭から叩きつけ、埋めた犬神家式の埋まりかたである。

ブラッドはなにも喋らない

フレディは少々唖然していた

 

茜「今日の埋まりはあんまりですね」

承「最近調子悪いな」

武「ブラッドが抵抗しなかったってのもあるけどな」

霊「後でいつも通り後で直しておきなさいよ、承太郎」

承「無論だ」

 

もはや日常と化している4人だった

 

フ(え?こんなんで良いのか?うんまぁ普通だな!)

 

ブ「いや!全く持って普通じゃないからね!誰がどう見ても!」

 

そんなブラッドの悲痛な叫びは誰にも届かなかった

というか埋まっているのになんでそんなに叫べるかが謎である

まぁそれを可能にするのがブラッドだからかな

 

 

閑話休題

 

 

承「さて、自信満々にやったが結局ロクな手がかりがない状態ですが何か問題でも?」

武「こいつ開き直りやがったぞ」

 

えぇそうですよ、開き直りですよ

何か問題でも!

 

フ「問題しかねーな、どーすんだよこれ!」

承「知るか!俺だってまさかこんなややこしくなるとは思っていなかったんだよ!」

武「やっぱ承太郎、焦ってたんだな」

 

うん、滅茶苦茶焦ってる

俺とフレディがそう口喧嘩をしてると霊夢がボソッとつぶやいた

 

霊「ねぇ一つ思ったのだけど、一回夢の中行って、そのバグとかを使って逆探知すればよくない?承太郎の考察が正しかったら、あれでしょ作られた存在でしょ?それなら承太郎が戻すなりなんなりして、探せば……………………」

 

全員『それだ!』

 

全員その提案に賛成である

まぁそれしか解決案が無いってのもあるけどな

 

承「ならまた、俺とフレディ後は………………………いや、霊夢は万が一のために起きていてくれ、んで武と茜は絶対起きろ」

霊「成る程、万が一2人に何かあってやられた時のためね、合理的ね」

武「なんで俺らはダメなんだ?」

 

そう言い武は自分自身と茜を指差した

 

承「能力皆無の人間と強いけど自衛する能力が無いから、明らか向いていない」

フ「いや、お前も夢の中じゃ能力を使えないじゃねーか?」

承「あれは下準備無しだったから、用意さえすれば余裕」

 

俺はそう良いフレディはならいいやと言った

 

ブ「僕が起きとけば良いんでしょ」

承「あぁ、というかお前はこの異変が解決するまでずっと出ていろ」

ブ「厳しいなぁ、まぁいいよ」

 

もともとそのつもりだったしと言葉を続けるブラッド

 

承「それと茜と霊夢にはお願いがあるんだが」

 

その後いくつかか軽い打ち合わせをして

俺は眠りについた

 

 

ーーーーーー

 

 

 

承「今回の夢は、森か」

フ「そうだな、で?まずは前遭遇したバクを探すか」

承「そうだな、まぁまず来るかどうかも確証ないけどな、あくまで推測だが、多分あれは夢を見ているやつ共通で出ていると思う、流石にピンポイントに前の夢に襲って来るというわけではなさそうし、偶然でもなさそうだったからな」

 

2人はそう良い森をしばらく探索していた

しかし待てども待てどもバクは来ない

それどころか、何とも遭遇していない

 

フ「おいちっともこねぇじゃねーかよ、どういう事だ?」

承「うーむ、推測は外れたか?となると偶々だったのか?それとも……………………」

 

俺はそう良いアレコレ考えていると背後からガソゴソと音がして来た

2人は無言で構える

いつ襲って来てもいいように

 

承太郎は刀とスタンドを、フレディは鉤爪を

 

バ「ーーーーッ!ーーーッッ?ーーーッ!」

承「来たか!」

フ「じゃ、いくぜぇ!」

 

そう言い2人は後ろを振り返る、後ろは草むらがある以外は見晴らしが良かった

少し離れたところまで見える

それがいけなかった

見えなければ2人は絶句しなくても良かっただろう

振り向くとそこには例の怪物が所狭しと言うほどではないが10匹以上は軽く超えている数のバクがいた

 

フ「は?」

承「多くね?」

 

いや確かに?スタンドとか刀を一応持って来たよ?

でもね、いくらなんでも……………………ね?

 

フ「戦うか?」

承「……………………………………戦………………うか」

フ「わかった、ちょっとこれはキツイからマジでいくぜ、ちょっと待てくれよ」

 

そう言いフレディは何処からともなく、フレディが黄色の変なものを取り出す。

うーんわかりやすくいうならば、えーと今からだと一世代前でいいのか?まぁいいや

とりあえずゲームカセットのようなものを入れる様な穴が二つあって、ピンクのレバーと液晶画面が見える。

フレディは、それを腰にくっつけた、すると瞬時に皮ベルトが腰に巻き付き、そしてそれが巨大なベルトのバックルだったことが分かる。

そして、ピンクのカセットみたいなのをベルトにぶっ刺して、小さな黒いスイッチをフレディが押しベルトに押し込んだ

なんだろう仮面ライダーみたいだな

 

『マイティアクションX!!』

 

「ゲームなら俺に任せとけ!!変身!!」

 

『ガッシャットォ!!レッツゲーム!ムッチャゲーム!メッチャゲーム!!ファッチュアユアネーム?』

 

『アイアムカメンライダー……』

 

マジだった。マジの仮面ライダーだった

 

フレディの声と、ベルトから漏れる音が交互に聞こえてくる。

まばゆい光に包まれ、その中から現れたフレディは姿が変わっていた。

 

 

承「いや、小せぇ!

 

まさかのフレディが縮小化して、何故か3頭身になったフレディだった

どういうことなのマジで

失敗したのか?まさか

 

フ「いや、いやこっからまださらに、大変身が残っているからな、見ておけよ」

承「じゃあ最初からそれになっとけ」

フ「うるせぇ!でかい癖にグチグチうるせぇ!」

 

いや、それはデカさ関係ない気がするな

 

フ「器はチビなんだんだな、分かったぞ俺」

 

その直後無言で俺はフレディの頭も掴む、離れないようにガッチリ掴んで

 

フ「え?え?ちょっと待て。何をする気だ?待て嫌な予感がするんだが、待て待て落ち着け、俺は決して投擲武器じゃないからな?な?だからその手を離そうか」

承「……………………」

 

フレディの必死の説得も虚しく承太郎は投げようと構える

 

フ「待て待てこれ下手したら死ぬから!それだけはやめてくれ!」

 

それを聞き流石にと思い、俺は手を離す

フレディを問題なく着地をしていた

 

承「おら、さっさと変身しろよ」

フ「へいへい分かりましたよ」

承「これで大変身もロクでもなかったら覚えてろよ」

 

そう言い承太郎はニコリと笑った

 

フ「大丈夫だ安心しな」

 

フレデイは苦笑いをした

 

承「さて、茶番はここまでにしてあらかた片ついたが、残りを狩るぞ」

フ「了解だ、後で覚えとけよ」

 

承太郎はそう言い、刀を構え直した

フレディは何かを弄っている

 

フ「大変身!」

 

『ガッチャーン!レベルアップ!

マイティジャンプ! マイティキック!

マイティマイティアクションX!!』

 

するとフレディの体がみるみる大きくなっていく

 

フ「これが!お待ちかねの大変身だ!」

承「おぉもどった」

 

フレディはさっき言った大変身で元の頭身の状態の仮面ライダーになり、拳を構えた

 

承「さぁ」

フ「狩りの時間だ」

 

そう言い2人はニヤリと笑った

もはやただの悪人の顔である

 

承「次ッ!ハイ次ッ!」

フ「さっさと来やがれぇ!」

承「殺戮だ、残らずな!」

 

そこにはバクを物凄いで狩っている男達がいた

1人は刀やスタンドで。もう片方は拳で

もし、バク達に心が有れば皆こう叫ぶだろう

 

悪魔だ、悪魔たちがいると

 

 

 

 

承「これで終わりか」

 

俺とフレディはそう良い狩り尽くされたバク達の山が出来たところで攻撃を止めた

 

フ「案外早かったな、まぁ最初に人間ボーリングしかければもうちょっと早かったかな」

承「さて、これだけあれば何か情報の一つや二つあるだろう」

フ「逆になかったら詰むけどな」

承「まぁね」

フ「で?言い逃れは?」

承「無いです」

フ「じゃあいっぺんくたばれ」

 

数分後、承太郎がボロボロになっていた

まぁ仕方ないよね

承太郎はクレイジーダイヤモンドを出し、一体を直した

傷が治りどんどん小さくなり、最初がなんだったかを確認する

するとある一定の大きさになると突如としてバクが消える

 

フ「消えた、消えってるってことは」

承「あぁ最悪の予想が当たった、一から作られている。触媒無しのガチの無から唐突に有になってる。恐らく夢の中では無敵だろう」

フ「何故だ?」

承「俺が思うに共犯者がいたらこの説は否定できるが、もし首謀者が1人の場合。夢を見れなくなるのと夢の中に出てくる巨大バク、両方夢関連だ、ここまではいいか?」

 

フレディは無言で首を縦に振る

 

承「俺が予測している能力を簡単に言うと………………『夢を操る』能力って言ったらいいかね。

最悪の場合。夢の中で首謀者ではどんなことも、普通じゃ不可能なことも可能にさせるだろう、でなければ一から生命を作るなんて不可能だ。それができるのは文字通りの最上位の神ぐらいだろう、少なくとも人間が出来る所業じゃない」

フ「お前は可能なのか?」

承「無理だ。何かしらの触媒がいる」

 

ぶちゃけ、それでも不可能な生物もあるけどな

デカイすぎるやつとか

 

承「まぁ結論から言うと、この異変の種族が人間及び妖怪だったら現実の方で倒す。ここで倒す場合は弱点を見つけて、そこをつく」

フ「聞いている限りじゃ、弱点なんてないって言いたい感じだったが」

承「いや、多分あると思う。出ないと他人の夢を見せなくする必要性は無い。となると他人の夢を奪ってそれをエネルギーにしている可能性が高い」

フ「待て!この幻想郷の殆どのやつは夢を見れてない筈だろ!?ってことは」

承「殆どエネルギーは無尽蔵と思っていい。正直ガス欠のは出来ない。

だから何かしらの手で、能力を使えなくするしかない」

 

流石に今ある手札の中で能力無力化は難しいな

どうするか

 

承「とりあえず、現実に戻るぞ」

フ「あぁ今遭遇したら、お前の推測が正しかったら勝てない。

それが断言出来きるな」

承「とりあえず外に戻って情報を整理して………………」

 

「お見事、お二方よくぞ、ここまで私の部下もとい、私が生み出した手下を倒し、私の謎の正体を探り、最大のヒントを見つけた。ご褒美としてあなた方には死をプレゼントします」

 

そう言い背後から急に男の声が聞こえた

振り向くとそこには、顔は影になって見えないがやや大きめの身長の男がいた

 

承「嘘だろ、マジかよ。まさか首謀者自ら来るとは」

フ「どーする。俺が思い付く最悪と思う状態になったと思うんだが」

承「まぁ間違いなく、なってるな。これ」

首謀者「あなた達は知りすぎた、故に消えてもらいましょう。私が貴方達に人生を飾るに相応しい悪夢で殺して差し上げましょう」

 

そう言い、男は手を掲げた

2人は首謀者と思われる男から距離を取る

それと同時に男は掲げていた手を振り落とした

瞬間、2人がさっきいた地面が裂けた

 

承「うっそだろ」

首謀者「おしいおしい、僕の想像では承太郎さんの体が裂けていると思ったのですが」

 

男がそう言った瞬間

承太郎の肩が切れ、血が出て来た

 

承「チッ、ちょっと掠ったか。フレディ、逃げることは?」

フ「無理だ!この夢はあいつが所有権を握っている!倒すか、外から起こしてもらうしかねぇ!」

承「やっぱりか」

 

首謀者「さてさて、あなた達はどれだけ持ちますかね」

 

男はそう言い、またさっきと同じようなことをしようとした

 

承「ザ•ワールドッ!時よ止まれ!」

 

承太郎はそう言い世界に色が無くなる

フレディと首謀者はピタリと止まり動く気配が無い

しかし承太郎いつも通り動いている

そして首謀者に近付き

 

ザ•ワールド「無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄ァッ!!」

 

ザ•ワールドは思いっきりラッシュをした

 

承「時は動き出す」

首謀者「グッ!」

 

そう悲鳴をあげて男はぶっ飛び木にぶつかる

 

フ「なっ、いつのまに」

承「これならどうだ」

 

承太郎は言い男を見る

あれだけのラッシュをされたのだすぐには立てない

 

 

筈だった

ボロボロになっていたはずなのにいつのまにか傷が治り、何事もなかったように立ち上がった

 

首謀者「少々ダメージがありましたが、私は夢の中では不死、つまりは無敵です。

おっと私としたことが名を名乗っていませんでしたね、これはうっかり、では気を取り直して名乗りましょう

我が名は『鬼道 晃(きどう あきら)』というものです。

冥土の土産してお知りください」

 

2人は果たしてこの男に勝てるのだろうか

 

To be continued ーーーーーーー>

 

 

 

 

 

 

 




違うんです。
こんなぶっ壊れ能力を作らないと、2人が苦戦しなくなるから苦戦するようにと考えたら気がついたらこうなってしまったんです
どうしてこうなった

感想、アドバイス、などございましたらよろしくお願いいたします

次回もお楽しみにーーー

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