星の一族の末裔が幻想郷で暮らすようです   作:ジョースター

88 / 198
どうもジョースターです

最近割と書く時間がない
え?ならFGO周回とかするな?
何のことかね?(すっとぼけ)

ではどうぞーーー


第80話 リアジュウシスベシ

前回のあらすじ

 

別に引き出し開けたら、タイムマシンあっても構わんだろう?

 

 

時は流れ今は2月

寒さはよくなるどころかますます悪くなる

博麗神社にて

 

武「寒い、寒いサミィ!」

承「コタツに入って、完全温まっている。お前が何を言う」

茜「と言うか、承太郎さんが色々と可笑しいと思うのですが、こんな真冬になんで半袖の服に学ラン羽織っただけでどーにかなっているんですか」

霊「そうよ、寒いはずでしょう普通」

 

そんなこと言われても、慣れてるからとしか言えないし

 

承「小さい頃からこんなのだったから、寒さには慣れてるし、むしろこっちの方が普通と思ってた」

武「だから、お前の少年期は色々おかしい狂気じみた時代だろ!俺らみたいな温室育ちと一緒にすんな!」

茜「あ、そうでした。あそこに、外にお兄さんが好きそうな本g」

 

瞬間にコタツから武の姿が消えた

コタツから出て、雪が積もって白銀の世界とかした外に出ていた

早い。スタプラの動体視力を使って漸く見えた

 

武「本!本!ウス=異本!ウス=異本!」

茜「を燃やしておきました」

 

武は倒れこみ積もった雪に埋まった

そこからはアリエナイウソダ、ソンナハズハと声が聞こえてくる

ああなったら面倒になるからしばらく放置だ

 

霊「ところで承太郎、今日って何日?」

承「えーと、2月………13日だな」

霊「そうありがとう」

 

そう言い霊夢はコタツから出て何処か向かった

ついでに茜も

 

承「?なんだったんだ?」

武「わからねーのかよ。承太郎」

 

そう言い蘇生した武が言ってくる

 

承「わからん」

武「ハァーーーーこれだから、承太郎は。これは一般常識だぜ?明日だよ、明日」

承「なんかあったっけ?」

武「これは酷い」

 

武はそう言いやれやれと肩を竦める

 

武「バレンタインだよ。バレンタイン」

承「それが?」

武「それがっておい」

 

武が信じられないって言わんばかりの表情浮かべた

 

承「確か、親が子にチョコ渡す日だろ?」

武「違う。合ってるけど微妙に違う、バレンタインっていうのはな」

 

武は俺にバレンタインはどんなのか教えて来た

成る程、道理で辻褄が合わなったわけだ

親が子に渡すのだけではなく、異性に気持ちをチョコレートを渡して伝える日というわけか

だから師匠もカエデさんからもらっていたのか

 

武「まぁ俺には一生縁のない話だけどね!」

承「言ってて悲しくならない?」

武「悲しい。悲しいな!」

 

武は血涙を流しそうな苦悶の表情になっていた

 

承「だろうね」

 

俺が武に言えるのことはそれしか浮かばなかった

 

武「お前は絶対に貰える系男子だろ!」

承「貰ったことないぞ、小さい頃に幼馴染から貰ってから」

武「そりゃ、山に引きこもっていればな!」

 

失礼な、時々山を下ってくるぞ

おつかいとかで

 

武「それは、ただ買い物しに行っているだけだろ!」

承「そうだな」

武「肯定しやがったぞコイツ」

承「事実ですから」

 

 

ボン!

 

 

俺がそう言った直後

調理場から爆発音が聞こえた

何やらかした、事後処理が面倒なんだぞ

 

武「行ってみる?」

承「行ったら殺されそうだからパスで」

武「だよね」

 

武はそういい大きく頷く

今行ったら間違いなく爆発に巻き込まれるか、八つ当たりでボコられるかのどっちかだと思う

 

武「幼女からチョコ欲しい」

承「いきなり、何言ってんの!?」

武「チョコを味見してる幼女を見たい…それだけでご飯3杯…………………いや!5杯はかたい!」

承「雪に犬神家の埋まり方したい?」

 

俺は左手をゴキゴキと鳴らしながらそういった

武は若干顔色が青くなった

 

武「え、遠慮しとこうかな、ハハハ」

 

武はそう乾いた笑みを浮かべた

そして、アレはアカンみたいな表情を浮かべていた

絶対、茜がやったんだな

俺はやった記憶ないから、そうなると大抵茜だ

 

武「本当に自分の妹怖い」

承「お前が変なことするからだろ」

 

武は違いないと返し

まだ笑みを浮かべていた

 

承「まず何やらかしたらそうなった」

武「ただ、ちっちゃな女の子に話しかけていただけだ」

承「………………………………ギルティ?」

武「俺に聞くな!」

 

だってかなり微妙なラインだったし

分かりやすく言えば、電車に若干挟まりながら乗車するようなもん

それは果たして、セーフなのか?内容によるけど

 

承「ちなみに内容は?」

武「ちょっと、お兄さんといいことしない?って聞いた」

承「それはだな、警察送りだな。茜はよくやった、賞賛に値する」

武「可愛いものを愛でて何が悪い!」

承「とうとう開き直りやがった」

 

その後しばらく、武が紳士による紳士のための演説をした

無論、俺はそれにはならないから意味無し

あまりに暇だったからブラッドを出して暇つぶしにボコった

え?罪悪感?

あるわけないだろ

 

ブ「僕って何でこんなあつk」

 

 

 

カット

 

 

 

ブ「え………………ひどくn」

 

 

 

カット

 

 

 

 

武「さぁこれを見ている君達も!一緒に幼女を愛でようではないか!」

ブ「ねぇ、どこに向かって話してるの?」

承「知るか、お前もよく言ってただろ自分で、似たようなことを」

ブ「そうだったね」

紫「そうね、まぁ知ってはいけないことだと思うわよ?」

 

いつの間に居たんだよ紫

いつの間にか、珍しく隙間から完全に出ていた状態で立っている紫がいた

 

紫「さっき来たばっかよ、それにすぐ帰るわ」

承「用事があるのか?」

紫「えぇそんなものよ、おかげで今年は冬眠を若干早くしないといけない羽目になったわ」

承「それは気の毒に」

紫「まぁ自分のことだから、しょうがないけども、ってそん話じゃなくてはい。本当は、明日渡すのがベストだけど今日ぐらいしか渡せそうにないから渡しとくわね。」

 

そう言い紫は隙間を開きそこに手を突っ込みゴソゴソと探し出し

2人に綺麗にラッピングされたハート型チョコを渡して来た。

 

紫「そこまでこだわっていないから、形はそこらへんにあった。型に溶かしたチョコを流し込んで冷やしただけだから、正直、ハートの理由は意味は無いわ。色々助けられたからそのお礼よ」

承「ありがとう、それと一つ質問いいか?」

紫「手短に」

承「何でこの世界にバレンタインがあるんだ?」

 

よくよく考えてみれば妙な話だ

この世界のそう言う行事がくるのは、忘れられてこの世界にくる筈だ普通は

しかし、バレンタインなんて忘れられてなんていない

百人に聞いても全員が頷くぐらいのイベントだ

俺ですら、多少は知っていたよ………………意味が変わりすぎていたけど

それが幻想入りしているはずがない

 

紫「それは、説明が難しいけど、理由は二つあるわ。一つ目は簡単に言えば外にあるバレンタインは元々あったバレンタインと意味が結構変わっているから、ほらえーと義理チョコとか友チョコとかそう言うのよ。

元々のバレンタインが人々から忘れられて来た、クリスマスなんてもそうよ」

 

俺はよくわからないが武は成る程を頷く

 

紫「二つ目はあなた達、外来人よ。あなた達みたいな人な人がここに来て、そして住み、様々な外の世界のイベントや技術、食べ物を教えて来たわ」

承「成る程、理解できた」

 

紫はよろしいと言ってウンウンと頷く

 

紫「じゃあ、話は終わったからちょっと寝てからやることをやるから帰るわね」

承「おう、ありがとうな、チョコやら教えてもらって」

紫「これぐらいはするわよ。流石にね」

 

要は、それ以外はしたくないんだ

 

紫「まぁ忙しいから、これだけしかできなかったってのもあるけどね」

武「ですよねー」

 

紫はそのまま隙間に入り帰っていった

 

武「……………さて、とりあえずこれ食うか」

承「そだな」

 

俺と武はそういい各々が持っているチョコを食べ始めた

 

承「…………………普通だな」

武「うん、そうだな」

 

まぁ無理もないか

時間無かったって言っていたし、流石にな

逆に溶かしただけとはいえ、これを作ってくれた紫に感謝せねばな

 

武「まぁ俺はたとえどんなに不味くても、貰ったものはしっかり食べるきるぜ、まぁそれで死にかけたけど」

承「あれは言わないでくれ、思い出すのも恐ろしい」

 

フランの殺人料理はもう勘弁

とか言ったら絶対に来そうだから、これ以上はやめておこう

まぁ今日は一応前日だし、問題ないな

 

武「さて、そろそろなんかするか」

承「ゲームでもするか?」

武「何か良いゲームねぇ?」

承「そうだなどういった系がいい?」

武「幼女恋愛シュミレーター系」

承「流石に持ってねぇよ、と言うか限定すぎだな」

 

まず、恋愛シュミレーター系のゲームを持っていない

ああいった系のゲームは苦手だ

どういう行動すればいいか分からなくなる

 

承「久し振りにホラゲーでもするか?」

武「なるべく怖くないもので」

 

それは保証しない

まぁこんな感じでひたすらゲームをしてこの日は終わった

 

 

 

 

 

翌日

 

 

霊「おはよう、昨日は楽しんでたわね」

承「まぁうん」

武「承太郎さんあれは酷い。何で静岡なんだよ」

 

俺もあんな怖いとは思っていなかっただよ

俺も苦手なの忘れてたんだよ

 

霊「まぁいいわ。ほら、今日バレンタインでしょ、あげるわ光栄に思いなさい」

 

そう言い俺たちに若干変な形になった星型にチョコを投げ渡して来た

 

茜「あっそうでしたそうでした。私もあるんでした。承太郎さんには色々とお世話になっているので、お兄さんは余ったからついでに」

武「ひでぇ!いやまぁくれるならいいけどさ」

 

茜も2人に綺麗な形のハート型のチョコを手渡しして来た

 

承「ありがとう2人とも、だが霊夢料理場を爆発させるなよ」

霊「分かっているわよ」

 

霊夢は痛い所を突かれたのか、微妙な表情をしていた

 

承「まぁとりあえず、作ってもらったからには食うか」

武「そうだな」

 

俺はそういい2人のチョコを食べ始めた

まずは霊夢から

大丈夫か?と思いつつも決心して食べてみた

 

承「うまいな」

武「普通にうまい」

霊「それはよかったわ」

 

そう言い霊夢はコタツに入り寝た

しかし、若干嬉しそうな表情してたな

茜のチョコ?

言うまでもなく絶品でした

 

 

まぁ今年はこれで終わりかな

 

 

フ「お兄ちゃん〜〜〜いる〜〜?」

 

安定と信頼のフラグ回収

知ったよ

 

 

武(詰んだな)

承(うん)

 

そこのは穢れのない純粋な笑みを浮かべるフランがいた

ご丁寧に、結構な量のチョコレートをと思しき物体をカゴに入れて

 

フ「これ、バレンタイン!お姉様達みんなの分持ってきたの!」

承「珍しくな、こう言うのは全員で来ると思ったのだが」

 

せめて、咲夜だしくるのは

 

フ「うん、本当はそうなるはずだったの、でもね。なんかお姉様が昨日、氷が張った湖乗れそうって言って乗ったら割れて、溺れて風邪引いたから、咲夜が看病して、その代わりに私がみんなの分まで持って来たの!」

 

あのバカは何してんの?

とツッコミたいが黙っておく

 

フ「じゃあ、お兄ちゃん………………でも変態なお兄さんも食べたいと思うし、これみんなで食べてね!」

 

そう言い、フランはカゴを俺に渡して

俺に抱きついてから帰っていった

武の目が怖い

 

武「タヒる?」

承「結構です」

 

顔面を殴られました

 

承「とりあえず、2人で一個ずつ食べるか」

武「そうだな、と言うか何だこれ?」

承「ロシアンルーレットだな」

武「死ぬんだけど、ハズレ引いたら」

 

しょうがないだろ。そう言うもんだよ

チョコは、レミリアと咲夜、美鈴、フラン、こぁ、パチュリーかなこの数だと

 

武「俺が最初食っていい?」

承「いいぞ」

 

武(最初は余裕だ、6分の1の確率なんざ、余裕余裕)

 

そう言い武は、真ん中にあるチョコを食べた

 

 

武「ぐっはァアアアアアア!」

承「エェエエエエエエエエ!!!」

 

やっぱ、武ってなんか持ってんだな

いい意味でもあり悪い意味でもあり

俺は倒れた、武を見ながらそう思った

 

ちなみに残りは俺が食べました

 

To be continued ーーーーーーー>

 

 




確率は当てにしてはいけない
割とマジで
じゃんけんなんて、マジでそう
前6人でじゃんけんして、たった二手目で一人負けしましたから

感想、誤字、アドバイスなどございましたらよろしくいたします

次回もお楽しみに〜〜〜

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。