星の一族の末裔が幻想郷で暮らすようです   作:ジョースター

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どうもジョースターです

雪合戦をまともにやったことがないのになんで書いてしまったんだろうか、若干の後悔があります

どうぞ〜〜〜


第76話 こんなの雪合戦じゃないよ!

前回のあらすじ

 

ロリコニウム解放タイム

 

 

 

武「あーその前にちょっといいか?」

 

慧音が開始を言おうとした直前に武は手をあげる

 

慧「なんだ?言ってみろ」

武「ちょいと相談なんだが、この勝負に賭け入れてみねぇか?

よくあるだろ?漫画とかアニメでそういう感じで言うなら『勝者は敗者に好きな事を1つ命令するというやつだ』…………な?悪くねぇ、話だろ?」

 

お前、絶対勝ったら幼女になんかする気だろ

魂胆が見え見えだ

 

慧「私は構わんが、流石にやりすぎはダメだぞ」

武「もちろんでさぁ、無理矢理キスとかそういう系はノーセンキューだ」

 

そういや武はあぁ見えて思ったより真面目だったな

いい意味でも悪い意味でも幼女の意思を尊重する人間だったからな

じゃれついても(あれをじゃれつくと言っていいのか?)決して一線を超えない奴だ

 

慧「そうか、承太郎達はどうだ?」

承「ちょっと待て、会議してみる」

 

俺はそう言い、レミリア達に相談してみた

 

承「お前らはどう思う?」

フ「うーん変なことはされないから別にどっちでも」

由「私もです」

レ「私は賛成ね。これならあの変態に報いを与えることができるわ」

承「何する気だよ」

レ「それは………………」

 

フランは俺に小さな声で言って来た

 

承「流石にそれは死ぬ。完全な死を迎える」

 

いくらある意味不死身なあいつでも流石に完全なる死を迎えてしまう

 

レ「じゃあ死なない程度なやつでいいわよ」

承「そうか、まぁあいつには少し灸をすえないと思ってた時だ。そうするか」

慧「決まったか?」

 

慧音が見計らったかのように返答を聞いて来た

俺は頷き返答を返した

 

承「OKだ。その条件受けよう」

武「GOOD」

慧「では、始める前に最後の確認だ」

 

慧音はそういいルールを確認した

 

1 雪玉は自分で作ること、ただし両手で持てる数まで

 

2 フィールドの半分に分け自分と相手のコートに分け、相手のコートには入らず、自分の陣地で行動すること

 

3 雪玉が当たった者は即刻陣地から出る

ただし、雪玉を手でキャッチした場合はアウトにはならない

 

4 相手が全滅したら勝ち

 

5 制限時間は基本的になくあまりに長すぎた場合審判が終了する

 

6 暴力行為、ルール違反は一切禁止した場合、退場かつ審判の制裁行われます

 

7 能力は攻撃に関してはある程度は許可する。スペルは一切禁止

 

8 フェアプレーを心がけましょう

 

慧「以上だ。質問なあるか?」

 

慧音は周りを見るがありそうなものは見られなかった

それを見て慧音は頷き

 

慧「それでは、始めるぞ」

 

慧音はそういい手を挙げた

 

武「さぁて、始めるか」

承「行くぞ、作戦通りに行くぞ」

 

武(承太郎が前にいるということは来た球を全部承太郎が処理する気だな)

 

慧「始めッ!」

 

そう行った瞬間

 

承「全速力撤退ッ!」

前線にいた俺は全速力で後ろに下がった

 

武「え、逃げッ」

 

武だけでなく、霊夢達も鳩に豆鉄砲食らったような表情を浮かべている

 

レ「今よッ!」

 

レミリアの号令の下

由紀とフランが一斉に雪玉を投げる

 

茜「霊夢さん!」

霊「はっしまっ」

 

霊夢はギリギリで躱す

そして、魔理沙や武は正気に戻る

 

承「チッまぁいい、全員そのまま攻撃しろ!」

レ「言われなくて、もッ!」

承「よし、じゃあ俺も行くかな」

 

そう言い俺は雪玉を作りながら呟いた

 

霊「数が多いわね、めんどくさいわ」

 

霊夢は雪玉を回避することに必死で攻撃ができなかった

しかしあまり早くなく、精度のお粗末な為に徐々に余裕が出来てそろそろ攻撃できるようになった来た

だが、1つだけ異常な速さかつ、かなりの精度がある球が急に目の前に出て来た

回避する間もなく、当たってしまう

 

武「あのやろう、大人ないなオイ」

承「1人処理完了」

 

俺はそういい、次の雪玉を作る

これが俺の作戦

まぁ要は、みんなが精度や速さより数を意識するように言い俺が確実に1人ずつ潰す、ナルシストみたいで嫌だが、割と重要な役割である

一番できる奴となると俺になった

スカーレット姉妹はマジで投げたら殺しかねないし、由紀じゃ速さが足りないからな

因みに最初のやつも作戦な

前に俺がいて、ある程度警戒させていきなり後ろに下がって動揺させる。

そして後ろから攻撃する

まぁそんな感じだ

 

茜「あ〜〜あ〜〜やられましたね。霊夢さんが落とされたのは少々厳しいですが兄が落とされてない以上、まだ大丈夫です。お兄さん、作戦開始です」

武「任せな!」

 

そう言い霊夢と茜は武を盾にするように武の背後ら辺の隠れた

まぁ狙いが一点に集中すれば、投げられる場所は狭くなる

雪玉の密度は濃くなる

普通ならこれは悪手と思われるだろう

盾になったやつが普通ならば

 

武「投げられた球は全て幼女が握り作ったもの………………ふひひひ一個も逃さずゲットしてやる」

承「あのやろう、まさか」

 

武は大量の雪玉を全て手でキャッチしていった

そういえば、これが始まる前に霊夢のえげつない量の雪玉をノールックで捌いていたな

ならば見て入れば全部捌けると?どういう動体視力してんだよ、クソがッ!

 

レ「あいつの変態だがここに来てあんなことになるとはね」

フ「フラン、すごく寒気がする」

由「あの人、人間ですよね!?能力を使っていない普通の人間ですよね?」

承「あぁそうだよッ!あの野郎は、一応普通の人間だよ!やってること人間やめてるけど!」

 

俺は若干叫びつつそういった

向こうは霊夢と茜が自由。攻撃し放題

対してこっちは、武に攻撃をし続けなければならないやめたらおそらくあの状態の武なら俺より早い球を投げれる

できれば早く処理したい

どうするか、こうなったらあいつが生粋のロリコンであると信じて

 

承「オリャッア!」

武「ムッ!」

 

武は俺が投げた為に反応を見せた

そしてこのままいけば地面に落ちるとわかると否や無視…………

 

武「しねーよ。変化球だろ?」

 

せずにしっかりキャッチした

やっぱりバレたか

 

武「回転が明らか過ぎんだよ」

承「だろうね」

由(……………これだったら、いけるかな?)

 

俺が武を対処を考えていると、前線にいた由紀が動いた

武の目の前に行き、武に話しかけた

 

由「た、武さん。私はあなたを膝枕します」

武「なんだって!?」

由「して欲しいですか?」

 

由紀それはダメだ。代償がでかすぎるぞ

色々と失うぞ

 

 

武「もちろんさぁ〜〜」

由「なら、分かりますね?」

武「いや、でも、流石に」

 

まぁ流石に武でもアウトになるのは躊躇う

やったら殺されそうだしね

 

由「頭なでなでしますよ?なんならなでなでしてもいいですよ?」

武「さぁこい!」

 

前言撤回

流石は武である

死を恐れない

武は手を広げ茜に見た

由紀は標準を武に合わせ

 

茜「え?お、おにさn」

由「えい」

武「ぐわーやられたーー」

慧「武アウトだ。一応双方了承の上ならそう言う取引もアリだ」

 

あっさり当たった

そして慧音のジャッチにも引っかからず、武はアウトになった

武は満面の笑み

 

武「というわけで後は任せたわ」

茜「で?許されるとでも?」

武「え?あーそのしょうがないじゃん、あんなに言われたら断るのもアレだろ?な?な?だから雪玉に石を入れるのを止めようか」

茜「そうですね。ではこうしましょう、第三者がアウトといえば制裁を加えます。セーフなら見逃しましょう、では霊夢さん判定を」

 

第三者(自分のチームではないと言っていない)

まぁそんなの下される判決は1つだろう

というか敵の俺でもアウトって言うよ

 

霊「ギルティ」

 

その直後

僅か0.5秒後には武の顔面に石入りの雪玉が命中する

そして、また次の球

軽く二桁は超えたぐらいで茜はようやくやめた

見てるこっちは血の気引いて来た

武?ぐったりしてるよ

 

茜「あ、わざわざ止めていてくれたんですか?ありがとうございます、では、続き始めましょう」

 

そしてこの満面の笑みである

普通なら可愛らしい笑みなんだが状況が状況なんで恐怖を感じる

因みに死んでいるようにぐったり倒れているの武は、完璧なメイドさんが(若干適当に)処置したそうです

 

そして、ある程度は場が落ちついき試合が再開した

まぁこっちが無傷、相手は主軸を失った相手だ

それ以前にこっちの方が数が断然多い。

そのせいもあってかこっちが押している

 

茜「ハァあのクソ兄貴はここまで無能だとは、仕方ありませんね。では、そろそろ本気出しますか」

 

茜はそう言い、雪玉を軽い動作で投げた

 

レ「え?」

承「なッ」

 

その直後にほぼタイムラグ無しでレミリアの肩に雪玉が当たった

いや、いくらなんでも早過ぎない?

 

慧「えっ、あっレミリア。ア、アウト」

霊「茜ちゃんがやったの?」

魔「ウッソだろ。オイ、あれ承太郎より速いんじゃないか?」

咲「時を止めでのしたレベルね」

フ「お姉様?やられちゃった」

レ「あれは無理だわ。吸血鬼である私でも見えなかった。気をつけなさい。アレは打たせちゃ駄目よ」

 

レミリアはそう言いコートを出た

そのあと咲夜に泣きついたのは見なかったことにする

 

フ「お姉様の仇ーー!」

 

フランはそういい思いっきり雪玉を投げた

かなりの速度が出ているが茜は動じることもなく

紙一重で交わした

 

茜「やはり、速いですね。しかし私もいつの間にここまでなったんでしょうか」

 

茜は自傷気味にクスクスと笑った

スキだらけだけど好きが全くない

やっぱり茜は意地でも最初に倒しておくべきだった

武は飽くまで囮かよ

どうするか、球投げられたら即アウトだ

どうすべきか

 

魔「私を忘れてないか?」

 

魔理沙は俺が考えている俺目掛け雪玉を投げて来た

俺はそれを躱し隙だらけの魔理沙に当てる

 

魔「あぁ〜〜クッソ〜流石に無理かッ!」

承「俺に不意打ちなんざ効かねぇよ」

茜「いえ、十分です。魔理沙さん」

 

そう言い茜は回避不能の雪玉を投げた

そして今回はフランに当たった

 

フ「もう!こんなの無理じゃん!………………まぁいいわ、お兄ちゃん、由紀ちゃん!後は頑張ってね!」

 

フランは最初はふくれっ面をしていたが

開き直って俺と由紀に笑顔で手を振りながら外へ出た

マジでどうしよう

あんなの倒せる気がしないよ

どうあがいても絶望しかないよ

 

由「……………………承太郎さん、1つ作戦浮かびました

承「マジで?」

 

由紀は俺がそう言うと頷く、そして作戦を言った

 

由「正直博打でもありますが、どうでしょう」

承「それでいこう。それが今考えつく案で1番勝てる可能性がある」

 

俺はそう言い茜を庇うように前に立った

もちろんそんなことしたら格好の的なのは重々承知の上だ

 

茜「承太郎さん?自分は何をしているか、分かっていますか?それでは、自分の首を締めるだけですよ。いえ、それとも何か自信はあるとでも?」

承「さぁな。自分でも自信があるかどうか分からない」

茜「そうですか。それでは敵対しているのでやらせてもらいますね」

 

茜はそう言い雪玉を握り投げた

さて、作戦の難関地点その1が始まるな

さて、出来るかどうか

俺は投げる寸前にスタープラチナを出し

動体視力を限界まで上げた

 

承「そこかァア!」

 

俺はそう言いギリギリではあるが雪玉をキャッチ出来た

 

承「第1の難関クリア」

 

茜は、少し驚いた表情を見せたがスグに笑みを浮かべた

 

茜「お見事です。ではこちらはどうでしょう?」

 

茜はそう言い連続で3つの雪玉を投げた

さて一番の難点だ

 

承「左上ッ!真ん中!右上!」

由「承太郎さん!頑張って!」

フ「がんばれーー!」

 

1つ2つと処理出来たがやはり最後が間に合わない

いや!

 

承「間に合え!」

 

俺は必死に手を伸ばし3つ目の雪玉を取れた

 

茜「甘いですね」

承「ウッソだろ」

 

俺は茜を見た瞬間に目の前に雪玉を投げた

敢えて、一球だけ遅く投げて、先に出た雪玉の所為で死角になって見えなかった

クソっ、これは無理だわ

 

由「いえ、予想のうちです」

承「え?」

由「移動、指定 空条承太郎」

茜「えっ?」

 

承太郎は何かに引っ張られるように少し横にズレた

いや、待てよ。そんなことしたら

俺の後ろにいた由紀に雪玉が当たる

 

慧「由紀アウトだ」

由「承太郎さん、絶対勝ってくださいね」

承「分かった」

茜(不味いですね。承太郎さんは私が投げた雪玉を二球持っている。対して私は1個だけ。明らか私の方が不利、かと言って作る暇もない)

 

さて、茜が投げた雪玉をキャッチして捨てる時間は無くて持ったままにしていたからこっちの方が有利だが

正直茜が何も考えなしに投げるとは思えない。間違い無く俺の球が尽きた時もしくは尽きた瞬間に狙って来る筈

つまり、1球目は絶対に当てられない

あんな化け物が防御に徹したら確実に当てられない

一か八か、賭けてみるかあの能力に

 

承「よし、1球目は捨てよう」

茜(成る程、下手に投げて取られるより投げないと言うても正しいと言えますね。しかしこれで五分五分)

承「フンッ!」

 

俺は茜に思いっきり投げた

しかし茜は焦る動作も見られず淡々と雪玉の軌道を読み

 

茜「甘いですね。承太郎さん」

 

ヒョイと躱した

そして、躱したと同時に俺に雪玉を投げた

と言うかよくあの速度で投げられて形保っているな雪玉

スタプラ?使えないよ?軌道読んだところで反応出来ねぇ

普通ならね

 

承「一か八かだ!『メイド•イン•ヘヴン』自分のみ加速!」

 

咲夜の能力を見て思いつきました

咲夜は時を止めたり、加速したり出来る

そして俺は思ったんだ、時間を加速させずに自分のみ加速できないかと

結果、出来るにはできたが多少代償が伴う

3倍速以上は、身体は持たなくなる

今は倍速。それでもかなりの体にダメージがあるな

明日は筋肉痛だな

俺は紙一重で躱した

 

茜(外しましたか。しかし向こうもこちらも0ならばまた勝機はあります)

承「雪玉はないと思っただろ?」

茜「え?」

 

茜に雪玉が命中する

驚愕しているような表情で俺を見た

 

茜「何故………………ハッそう言うことですか」

承「捨てたからって、使わないわけじゃないからな」

 

俺は一球雪玉を捨てたように見せかけていつでも使えるようにしていた、そしてさっき躱したついでにその捨てた雪玉を取り投げたと言うこと

 

慧「終盤雪合戦じゃない気がするが、まぁいい勝者承太郎チーム!」

レ「よくやったわ。承太郎」

フ「お兄ちゃん、すごいすごーい!」

由「流石です。承太郎さん」

承「いや、お前らのお陰でもある。俺一人じゃ何も出来ないよ」

 

俺とレミリア達はしばらく勝利に余韻を浸っていた

対して茜チームは

 

武「誠に申し訳なく思う所存であります」

霊「へぇ、幼女に魂売っておいて?えぇ?」

魔「そうだぜ、で?どう責任とってもらうつもりなんだ?」

茜「も、ち、ろ、ん。責任とりますよね」

武「もちろんであります。この武いかなる罰も受ける所存であります」

 

死体のように放り投げられた武を強引に目覚めさせ、3人は武を囲むように立ちはだかった、武は無言で正座をした

場慣れしるな

 

承「さてと、勝利者の特権使わせてもらうか」

霊「何にするの?」

承「武を」

武「俺を」

承「的にして、雪玉的当て」

 

血の気が一瞬に引いて青ざめていく武

しれっと逃げようとするところを霊夢達に取り押さえられ縄でグルグル巻きにされ、さらにその上に棒ではりつけようにしてそれを真ん中にして全員は囲むように並んだ

 

武「いやいや、さっきやられた奴だよ?そんな奴にこの仕打ち酷くない?これは死ぬってマジで勘弁してくんない?」

承「何を言っている?お前には自慢のロリコニウムとかがあるのだろう?」

霊「ちょうどストレス溜まっていたから丁度いいわね」

 

皆さんやる気は凄まじいな

 

承「行くぞ、ロリコン。ロリコニウムの貯蔵は大丈夫か」

 

その後

その近辺では男の断末魔の様な声が聞こえたそうな

みんなは絶対に真似してはいけないぞ!

 

To be continued ーーーーーーー>

 

 

 

 

 

 

 

 




茜が話を重ねるたびにドンドン人外と化している気がする
最初は普通だった筈なのにドウシテコウナッタ(白目)

感想、誤字、アドバイスなどございましたらよろしくお願いいたします

次回もお楽しみに〜〜〜

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