星の一族の末裔が幻想郷で暮らすようです   作:ジョースター

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どうもジョースターです

先週は私用で投稿できずに申し訳ありません

本当なら、今回から例の異変にするつもりだったんですが
よくよく考えるとそれ時期的に本編の季節で言えば春にやる異変で、前の話の段階で秋だったので、流石に飛ばしすぎてると思い数話冬の話をします

例の異変に期待していた読者様
本当に申し訳ありません

ではどうぞ〜〜〜


第75話 雪見ると無性に人に雪を投げたくなる

前回のあらすじ

 

茜人外説

 

 

妖夢と会ってから時は流れ

季節は涼しかった秋から完全なる冬へと変わる

外の世界でいう月は大体12月ぐらいになったかな?

 

承「さ、寒い」

霊「へぇ〜〜頑張ってね〜〜」

 

やらしているのに他人行儀すぎやすぎませんかね?

巫女さん

 

武「鬼だ、鬼巫女がいるぞ」

霊「フン」

 

霊夢は針を投げる

普通じゃありえない角度に曲がり武に頭部に命中

頭に刺さったはずなのに平然としている

ずっと思うんだが、ギャグ補正力強くない?

 

武「霊夢ちゃ〜ん針投げるのやめてくれない〜?」

霊「………………」

茜「無理そうですね」

 

武はうなだれる

そもそも何をしてるかを言っておくべきだな

俺と武は(霊夢に無理矢理)神社の屋根の雪掻きをやらされていた

外にいた時にも時々俺はやっていたから、特に苦では無いがやはり寒いものは寒い

寒いのはあまり好きではない。いい思い出がない

武は初体験と言っていい

まぁ要は下手である

時々俺の顔面めがけ掬った雪をぶん投げて来る

蹴り飛ばす俺

屋根から落ちる馬鹿

霊夢が怒る

お約束になっている

 

 

武「ようやく終わりが見えて来たな」

 

作業開始から大体1時間半

ようやく全ての屋根の雪掻きが終わりが見えた

 

承「さっさと終わらせよう」

武「おう」

 

そしてようやく終わった

今日は武が落ちた回数は30は硬いな

にしてもこれが毎日になるとなれば厳しいな

まぁ慣れるしかないか

 

武「結構雪が溜まったな」

承「まぁあんだけ雪を下ろせばこうなるな」

 

そう言い厚さが俺に膝下ぐらいある雪の山を見た

さてどうするか

 

武「……………隙ありィイイイィ!」

承「危っな!」

 

武は無言で雪で玉を作り

俺に目掛け投げて来た

ギリギリ回避。ちょっと掠ったか

 

承「何をする!」

武「雪積もったらこれじゃね?」

 

そう言いもう一度雪玉を投げてくる

 

承「我が最硬たる盾よ!顕現せよ!《ブラッドシールド》!」

ブ「だからそう言う扱いは勘弁して、ワブッ!」

 

俺は素早く(やや強引に)ブラッドを出し盾にする

そしてブラッドに顔面?仮面に雪が命中する

仮面が宙に舞いました

 

武「チッ」

ブ「なんでこんな扱いばっか。必殺技みたいに言っているけど要は盾でしょ?僕を身代わりにしているだけでしょ?」

 

そう言い、顔を隠しながら雪に上に落ちた仮面を取り被った

 

承「なんのことかね?」

ブ「最近出番ないと思ったらこれだよ!作者もなんでこんなに僕を虐めるの?なんで!」

霊「それがあんたのアイディンティだからでしょ」

ブ「僕のアイディンティはそんなんじゃないよ!マスコット枠でしょ!」

 

絶対に

ない

 

武「マスコット枠は、由紀ちゃんあたりじゃなかったのか?」

茜「確かに、最近来ないけど」

武「お前とキャラが被っているからじゃねーからじゃね?」

霊「それ以上はマズイからやめておきましょう」

茜「そうですね。本人来そうですし」

霊「確かにそうね。なんかふらっと来そうね」

 

由紀はフラッと来るようなキャラじゃないぞ

まぁ慧音辺りが連れて来るのであろう

 

武「雪玉を作ってと、大きく引っ張って〜〜」

魔「おっす!遊びに来たぜ!」

武「ストライクショットォォォオオオオ!!」

魔「ワッブ!」

 

武がどっかのゲームのCMみたいなことを言う

投げる直前に軌道上に遊びに来た魔理沙が箒に乗っている状態で来る

投げる武、そして顔面に命中する魔理沙

 

魔「いきなり何をするんだぜ!」

武「いや、すまない

雪玉を投げる感覚を取り戻しておきたかったから練習してたら、たまたま軌道上に魔理沙が来ちゃって。

いや本当にすまない」

魔「分かったら、すまない。すまない言うな!お前はすまないさんか!」

 

なんでだろう。すまないさんって聞くとどっかの竜殺しの英雄を思い浮かぶ

 

魔「しかし、雪合戦か…………久しぶりにやってみるか!」

霊「めんどい、パス」

魔「負けるのが怖いだろ?え?そうだろ?」

霊「よっしゃ!こいやァアアアアアア!」

魔(計画通り)

 

おい魔理沙、やってやったみたいな笑顔を見せるな

自称新世界の神みたいな顔になるな

 

こうして雪合戦が始まった

 

 

 

 

……………のだが

 

 

霊「どこに行ったのかな〜〜?魔理沙」

 

神社には修羅と化した巫女がいた

 

魔「やばい、見つかったら死だぜ」

 

最初こそは普通の雪合戦だった

しかし、途中から徐々に狂気が見えるようになり

こうなった

 

承「お前、責任とってくたばって来い」

魔「いやだぜ」

承「問答無用」

 

俺は一緒に茂みに隠れていた魔理沙を霊夢目掛け放り投げた

青ざめる魔理沙、狂気の笑みを浮かべる霊夢

後は察せ

 

 

 

 

慧「久しぶりに来たのだがどう言うことだ?」

由「分かりません」

 

2人はたまたま人里で会い

特に用事がなかったので、博麗神社に遊びに行くことにした

そして、到着した途端目に映ったのは、魔理沙目掛け尋常じゃないスピードで雪玉を投げる霊夢だった

はっきり言ってカオスである

 

承「い、いらっしゃい。中でお茶いる?」

慧「い、いただきます」

 

唖然としている2人に気付いた承太郎は2人を安全に縁側まで連れて行った

流れ弾でも当たれば死を意味する

もはやただの銃弾の雨である

 

茜「粗茶ですが」

由「ありがとうございます、茜さん」

茜「いえいえ、わざわざこんな遠い所まで、来て頂いたのにこんなものですいません」

慧「いや、これでいい」

 

茜がそすかさずお茶を用意して2人に花道とかでやるような動作を完璧にこなし渡す。茜ってこういう作法も出来るんだな

こいつに弱点なんてないって言われても納得してしまう

 

由「雪合戦……………」

承「どうかしたか?」

由「いえ!雪合戦とは思えない光景なんでつい………」

 

そう言い由紀は霊夢と魔理沙の方を見る

そこには、生死不明の状態で倒れている武(というかいつの間にやられたんだよ)

プロの野球選手顔負けも精度と速度を出す霊夢

それをギリギリではあるが回避する魔理沙

うん、やってることいろいろ頭可笑しいな

武は……………スルーで

霊夢と魔理沙は一体どういう身体能力しているんだよ

俺がやったら間違いなく死ぬ

 

慧「いや、お前も充分人外だと思うんだが」

承「失礼な‼︎俺は努力して強くなった人間だ!元は凡人だ!」

由「元はってことは今は凡人じゃないですよね?」

 

うん、それに関しては否定しません

狂気じみた訓練ばっかしてたしね(そのうち大半、9割自主練)

それで凡人のままだったら非凡な人はどうなるんだろうか

 

茜「さぁ?霊夢さん達のような人たちじゃないですか?」

承「うん、そうだね」

 

 

 

 

武「いや、俺、助けないの⁉︎」

 

 

 

 

助けない

自力でいけるだろ

 

慧「いや、できないだろう。流石に」

茜「あーお茶が美味しいです」

 

茜はそう言い湯呑みに入ったお茶を飲む

 

承「俺の分ある?」

茜「勿論ですよ」

承「ありがとう」

 

俺は茜から貰いにお茶を飲む

確かに美味いな

人の不幸を肴にして飲むお茶は最高だ

あー愉悦、愉悦

 

慧(こいつら、友人、ましてや兄を見殺しにしてる⁉︎)

 

武だから別にいいよね?

お約束のギャグ補正あるし、どうせ生き返るし

こっちが危険になる必要性がない

由紀がオロオロと武をみる

 

由「た、武先生!死なないで!」

武「くたばらん、俺が死ぬのは幼女を満足させる時だけダァああアアアアア‼︎」

 

流石変態

俺の予想を上回るどころか斜め上を行く

生き返るどころか、自分の方に来た雪玉を全部キャッチしてやがる

武曰く通称ロリコニウム解放タイム

要は人外になる。割と凄まじい

流石は人外の茜の兄。

いくらダメな兄でもいざという時は凄い

いざという時があまりに限定的すぎるけど

 

武「幼女の為なら!なんのその!」

由「承太郎さん、あれは?なんか急に凄い事を」

承「気にするな、いつも通りだ。あいつはああいう奴だ」

 

由紀は若干呆れつつも頷いた

慧音もそれを見て微妙な表情

茜、死んだ目で武を見てるよ

と言うかおい、霊夢と魔理沙が共闘して武に当てようとしてるし

 

武「さて、今日はどう行ったご用件で来たのかな?小さなお嬢さん?」

 

(無駄に)いい笑顔で由紀に接する武

足して由紀は微妙すぎる表情

まぁそうなるよね

 

由「え、えーとゆ、雪合戦する為に?」

武「雪合戦!なんと素晴らしい発想!いい凄くいい!あぁ、幼女が一心不乱に雪を丸め!雪玉を作り、相手めがけ思いっきり投げる!素晴らしい!あぁその雪玉に当たりたいものだ!……………………さて、そうと決まれば早速、やろう!」

 

武は天を仰ぎながらそう言い

雪合戦をする為に用意をする為に音速を超えたと思うレベルの速度でお賽銭箱などがある場所へ向かった

 

*武は幼女関連になるとテンションがおかしいです。変な発言しても気にしないようにしてください

 

もう、武の発想の行き着く先は全く見えないよ

発想力豊かすぎるだろ

と言うか用意?雪合戦に用意っているのか?

まぁガチな雪合戦なんかになれば壁とかそういうのを作るらしいそう言うのだろう

 

 

 

変態用意中

 

 

 

武「出来た!」

 

そう言い武がやりきったような笑顔を浮かべ俺たちに用意したステージを公開した

みんなの感想は一致して居た

要約すると

 

承「ガチすぎない?」

 

適度な感覚で作られた壁

サッカーのフィールドのような線が引かれた?掘られた?

まぁいいや引かれたでいいや

線が引かれ、フィールド内は雪がいい感じに固まっている

ガチだな

 

武「幼女の溢れるパワーで作ったらこうなった。しかしこの人数でこれは広すぎるな」

霊「大丈夫よ。どうせもうそろそろ「みんな〜〜遊びに来たわ〜〜光栄に思いなさい〜〜」ほらね」

 

武が困った点を言っていると急に空からよく知った声が聞こえて来た一体何リアなんだ?

 

レ「あら?このガチすぎる、フィールド?みたいなのは何?」

 

言葉だけを聞くと普通の質問だが、あのなんと言うかそのソワソワしていて、興味津々って感じがする

やってみたいんだね

 

咲「おそらく、あの変態か承太郎さんが本気になって雪合戦をしようとしたってところでしょうか」

フ「お兄ちゃんがした方がいいな〜〜」

武「残念。俺だよ」

 

それを聞いた瞬間、スカーレット姉妹の目が死んでいった

武はいい笑顔でサムズアップ

 

レ「幼女の為にやりすぎじゃない?」

フ「コクコク」

 

同意

正直やり過ぎ感がある

 

承「とりあえずやる?」

レ「えぇせっかくだしやろうかしら」

フ「フランもやる!」

武「じゃあ早速チーム分けだ!」

茜「チーム分けは厳正なくじ引きで行われます」

 

なんかクジが多いな

前回もそんなんで決まった気がする

取り敢えずクジを引いた

 

結果

 

チームA

 

霊夢、魔理沙、武、茜

 

チームB

 

承太郎、由紀、フラン、レミリア

 

因みに審判は慧音です

審判ってガチだなと言うツッコミは無しで

と言うかくじ引き!明らかに偏りが

 

武「コロスコロスコロスコロスコロス承太郎コロス」

霊「怨念が凄い」

魔「よっぽど幼女と同じチームになりたかったんだな」

 

レ(あいつと一緒のチームじゃなくて良かったわ)

 

フ「よろしくね!お兄ちゃん!由紀ちゃん!」

由「はいこちらこそよろしくお願いしますね」

 

慧「じゃあ軽くルールの確認だ。

まず相手のコートには入れない

次に相手が投げた雪玉に当たればその瞬間アウト

そして、全滅したら負け、それでいいな質問はあるか?」

 

慧音が軽くルールを言い

質問があるレミリアが手を挙げた

 

レ「能力の使用は?」

慧「攻撃に関してはある程度は認める。防御はダメだ、一生終わらなくなる。ただし弾幕、魔法などはアウトだ」

フ「キュッとしてどカー「防御でも攻撃でも不許可だ」ちぇー」

 

でしょうね。使えたら絶対勝てない

 

慧「では、今から3分間作戦タイムを設ける。それが過ぎたら開始だ!以上!」

 

 

それを聞いて俺は自分の陣地に入り、3人と作戦を考えた

 

レ「何か案はある?」

承「一応考えた」

 

俺はそういい考えを言った

 

レ「……………行ける?それで?」

承「分からん。ただ正直、1番厄介な相手がいるから正直それをどれだけ早く倒せるかがだな」

フ「先にそれ以外を倒してしまうのは?」

承「無理だ。正直そいつ1人いるだけで、試合が終わるかもしれない。それぐらい強い」

承「だからこそ、こうするしかない」

 

その直後に慧音から終了の号令が出た

まぁそろそろと思った

 

承「じゃあ行くぞ」

由「はい!」

 

こうして遊びから割とガチな勝負が始まってしまった

本当ねドウシテコウナッタ

 

To be continued ーーーーーーー>

 

 

 




雪合戦とかしたことないのに書いてしまったよ
試合のルールはドッチボールを少し参考にして作った結果こうなりました

感想、誤字、アドバイスなどございましたよろしくお願い致します

次回もお楽しみに〜〜〜

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