星の一族の末裔が幻想郷で暮らすようです   作:ジョースター

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そうもジョースターです

最近暑いですね
熱中症には気をつけて下さい
こまめな水分補給は大事なので
(実際にそれを怠って軽めの熱中症になったジョースター)

ではどうぞ〜〜


第73話 先生って思ったより難しい

前回のあらすじ

 

承太郎が死んだ!この人でなし!

 

 

承太郎の誕生日からしばらく経ったある日

 

承「釣り?」

武「そう、釣りだよ。どっかに川とかねぇ?」

承「うーむ、あるにはあるが一歩間違えたら死ぬぞ?」

武「ちょっと待て色々可笑しい、死ぬっておい。なんでただの釣りに命がかかるんだよ」

承「そんなこと言われてもな、基本川がある場所は妖怪が出るかもしれないぞ」

 

俺はそう言うと武はうなだれる

いや、待てよ。あそこなら許可さえ得ればいけるかな?

 

武「じゃあ無理かよ、くそやりたかったのにな」

承「よくよく考えれば行けそうな場所あった」

武「マジで?」

承「あぁだが正直面倒」

武「何処?」

承「妖怪の山」

 

武はそれを聞いて固まる

 

武「やっぱ辞めとくわ…………」

 

なんかトラウマでもあんのかね(←ある意味そのトラウマを作る要因となった人)

 

承「む?そうか」

武「焼き芋でも作ろう」

承「芋ねーだろ」

武「…………買って来るか」

茜「あのすいません、ありますけど」

 

なんであるんだよ

茜はいつの間に用意してあった5個のさつまいもを持ちながらそう言った

 

武「さすが我が愛しの妹よ!」

茜「さて、落ち葉を拾ってこないと」

 

まぁスルーするよね

茜は武の発言を聞いていないかのように綺麗なスルーをした

 

霊「あら?焼き芋?良いわね、私のぶんもある?」

茜「勿論ですよ。これで4個…………後1個どうしましょう」

紫「余るならいただいてよろしいかしら?茜ちゃん」

茜「えぇ勿論良いですよ」

 

茜はそう言いながら近くにある落ち葉を集めている

しかしそれでも少し足りなかった

足りない分は俺が近くの場所から取ってきました

 

武「なぁこれどうやって火つけるんだ?」

茜「そういえば」

承「俺の出番だな」

 

俺はそう言い。炎を操るスタンド『マジシャンズレッド』を出した

 

霊「あんた、それかなり強い能力でしょ?こんな扱いして良いものなの?」

承「大丈夫。元の持ち主も同じような使い方してた時あると思うから」

 

実際、スタープラチナなんて最初はものを掻っ攫う事ばっかしてたからな

まぁ兎に角

さつまいもをアルミホイルで包んで落ち葉を被せる

そして落ち葉を小さい炎で火をつけて燃えすぎない程度な状態にして

待つこと数分

その間に茜に気になったことを質問した

 

承「なぁ茜。この芋って何処から出て来たんだ?」

茜「あぁこれは前に少し散歩していたら、なんか秋の神様?みたいな姉妹にあって何故か貰いました」

紫「秋の神?あぁあの子達ね。今、割と存在感が無いから少しでも印象を持って貰おうとしたんじゃないかしら?」

 

神なのに陰が薄いってそんなことあるのか?

 

紫「えぇ割とあるわ。というかあってはならないだけど。陰が薄い=信仰心が少ない=消滅してしまう可能性もあるわ。まぁ2人はそうは言ってもそこそこあるからまだ消滅せずにはいられているけどね」

武「へぇ〜〜神様も大変だねぇ〜〜」

紫「意外と大変なのよ?まぁでもここの神社の神様は一体何かは全く分からないけど」

霊「いちいち調べるの面倒だし、知らなくてもそれっぽいこと言っとけば参拝者は来るわ」

 

しかし、来ていないのが現状である

 

霊「消される覚悟はあるかしら?」

 

霊夢は明らかに殺る側の目になり

針とお札を構えてそう言った

 

承「芋出来たぞ」

霊「あら?そう早く食べましょ」

 

さすが霊夢

躊躇いがない

 

武「えーとはい、茜、紫さん、霊夢ちゃん、承太郎」

 

武はそう言いながら順に芋を渡していった

何故か俺のだけは焦げているというか少し燃えていた

悪意あんだろお前

 

武「良かったな承太郎燃えてるじゃん」

承「嬉しくねーです」

 

その後も和気藹々と5人で焼き芋を食べていた

しかし俺は少し気になることがあったから久城兄妹に聞いてみた

 

承「なぁ2人とも」

武「なんじゃ?」

茜「何でしょうか?」

承「お前ら、働かないのか?」

 

……………

 

………………………

 

アレ?

何この静寂

2人とも顔が茜に至ってはもうこんなクソ兄貴と同じニートだったとは!?見たな顔してるんですが………

というか焼き芋落としているぞ

 

武「え?働かないいけねぇか?」

茜「私としたことがそこを失念していたとは」

霊「働く意味ある?」

 

なんというか、お前らなぁ…………

 

武「働くか、まぁぶっちゃけ暇だったしやってみるかね」

茜「働きます。何が何でも」

 

ダラけた表情で言う武と目がガチの茜

というかどれだけ茜は武と同じ立場は嫌なんだよ

 

茜「兄と同じ立場にいるぐらいなら。色んなものを捨ててでも上に立ちますよ」

承「割とえげつねぇことを」

武「本当に大事なものを捨てちゃダメだからな。体売るとか、ダメだからな」

茜「もちろんですよ」

 

流石に必要最低のことはガードが固い

まぁ茜はそうなる前に解決しそう

 

承「とりあえず人里行ってみる?」

 

俺は2人に提案する

2人は即座にお願い致しますと言い出発した

 

 

 

 

 

 

 

承「と言う訳で、何かいい仕事ない?」

慧「ここを何かハローワークと何か勘違いしてないか?」

 

人里に着き

取り敢えず真っ先に慧音に家に行き、事情を説明した返答がそれである

ハローワークと勘違いしてないといえば嘘になる

 

慧「うーん、茜さんについては良さそうなのがあるが、武君がキツイな、好きな事とかないか?」

武「幼女を見ること•遊ぶことです」

慧「君の就職先が決まった。刑務所送りだ」

 

その言葉に頷く俺と茜

まぁ事実だしね

 

武「よし、毎日優也と語り合いができるぞ」

承「ポジティブ過ぎだろ」

茜「その発想力は羨ましいです」

慧「こいつに就職なんて無理じゃないか?」

 

無理だと思う

 

茜「まぁ希望は少ないでしょうね」

慧「まぁいいか、茜さんのついでだ。試しにやってみるか。

さて、2人はどれくらいの学力はある?」

茜「ある程度(全国トップクラスの少し下レベルの高校に入れる程度)は」

武「皆無」

 

天才レベルの茜と逆に天才レベルのバカな兄の武

やっぱ差が激しいすぎるな

 

慧「じゃあ、あかねさんには承太郎のアシスタントでもしてもらおうかな?」

 

それは助かる正直俺1人じゃ捌き切れない時があるからな

茜がいればかなり楽になる

 

茜「分かりました」

 

茜はコクリと頷き、2つの返事で了承した

 

慧「武は………………体育の教師?かな?運動は出来るだろ?」

武「まぁそれはね」

慧「なら決まりだ。明日辺りにやってみるから、明日きてくれ」

 

俺たちはそれを聞いて、少し慧音と会話してから帰った

 

 

 

 

 

 

翌日

 

俺たちは約束の時間に寺子屋に訪れた

 

慧「む?来たか」

茜「はい、今日はよろしくお願い致します」

慧「あぁよろしく頼むよ」

武「で?どーすんだよ」

慧「そうだな、まずは茜さんからやっていこう。承太郎が授業をしている時にアシスタントとして、子供達に教えてやってくれ」

茜「はい、分かりました」

 

茜はそう言い笑顔で頷いた

 

 

承「と言うわけで、今日試しに俺のアシスタントをすることになった久城 茜さんです。よろしくお願いします」

茜「えぇこちらこそよろしくお願いいたします。皆さんわからないことがあったら気軽に聞いてみてください。私が出来る限りは教えれるので」

 

お前がわからないことが子供達に分かるわけがないだろ

普通

 

子供「うーん」

茜「どうかしましたか?」

子供「これが分からなくて…………」

茜「あぁこれは、ここを先に無くしてからやったほうがいいですよ」

子供「本当だ!ありがとう!茜先生!」

茜「いえいえ、私なんて「茜センセー僕も教えてーー」はいすぐ行きます」

 

俺と慧音は2人でアイコンタクトをして頷いた

 

承「はい次の問題行くぞ〜〜」

 

俺は場が茜に集中して授業を始められない可能性が出て来たので、無理矢理授業を始めた

 

 

 

 

慧「次は武か」

承「正直不安だ」

 

武は体育の先生として

やってみることにした

正直、体育に関しては色々とマズイので出来れば受かって欲しい

慧音は、半妖怪なだけあって、妖怪基準のことをやらそうとするし俺はそれよりはマシだけど、ついうっかり昔の訓練をさせてしまうからあまり評判はよろしく無い

 

武「まずは何をするかな…………鬼ごっこかな?」

 

というわけで鬼ごっこが始まった

っておい武お前がガチでいってどうする

幼女を追いかけるスピードだけは早いぞ

 

慧「思ったより……………出来るな」

承「いや俺たちがひどいだけだと思う。あれがよく見えるのは」

 

まぁ武のやつが普通すぎて俺たちの酷いと気付いたのだろうか

 

 

慧「ふむ…………決まりだな」

 

慧音はそういい頷いた

俺も結果を知らないので少し楽しみだ

 

承「茜さん、武くん合格です」

茜「はい!」

武「おう!」

 

と言うわけで2人とも合格だった

あとそうそう

 

承「ついでに茜も武はやった体育やってくれ」

茜「私がなぜ」

武「はい、じゃぁ頑張ってね〜〜」

 

そう言い俺は半ば強引に茜に体育をやらせた

そしたら評判が高かった

結論

 

慧「というわけで、茜のは全部やって貰ってしまうことがあるので………そこは気をつけよう」

茜「はい」

 

武?一応合格

一応

まぁ幼女を襲ったらアウトだけど

 

とにかく、2人の新しい仕事が始まった

 

To be continued ーーーーーーー>




と言うわけで2人には承太郎と同じ先生になって貰いました

こらそこ武がいつ捕まるか待たない

感想、誤字、アドバイスなどございましたらよろしくお願いいたします

次回もお楽しみに〜〜〜

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