星の一族の末裔が幻想郷で暮らすようです   作:ジョースター

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どうもジョースターです

最近、4月からやり始めていたグラブルでようやく
リヴァイアサンマグナソロクリア出来ました
ハレゼナちゃん強い


さて雑談はここまでにして

どうぞ〜〜〜


第66話 スグに決めろって言われても………

前回のあらすじ

 

武捕まる

 

 

承「は?」

武「え?」

紫「何二人揃って、そんな信じられないような顔をしているのよ」

承「いや、聞き間違えじゃなかったら。武をこの世界に完全に住ませたと言ったのか?」

紫「えぇ、そうよ。何か問題でも?」

承「問題しかない」

 

流石にそれについては不味い

俺は疑問を持っているような表情をしている紫に反論した

 

承「まず第一にまずあくまで武は普通の人間だ、能力すらない人間だろう。いくら人間離れしたような奴でもこいつは普通の人間だ。魔理沙の様に魔法が使えるわけでもない。現にこいつは雑魚の妖怪と戦って死ぬ寸前まで追い詰めれた」

武「け、結構遠慮なく言ってくれるな」

 

武はそう言い膝を地面につけた

よっぽど傷付いたんだな

言い過ぎたか

 

紫「う〜〜ん確かにそれもそうだね。と言いたいけど、少し貴方は間違えているわ。武君……………いえ、正確には久城兄妹は()()()()()()()()()()

承「は?」

武「え?」

紫「ん?」

 

俺らのその驚いた顔を見て紫は目を見開いて驚いていた

 

紫「あれ?知っていると思っていたのに……………茜ちゃんならしょうがないけど武君なら自覚があると思ったのだけど、やっぱり私の見間違えだったかしら?………………ごめんなさい私の勘違いみたいだったわ、忘れて頂戴」

 

紫は少し思考停止してから取り繕う感じにそう言った

 

武「なんだよそれ、一瞬信じまったじゃねーかよ」

紫「ごめんなさいね。なんかソレっぽい感じのことしていたから、てっきり能力を持っているかと思っていたわ」

承「こいつは幼女が絡むと人外になるだけだからな」

武「そういう言い方やめてくれ」

 

いや、だって事実だし

否定はできないだろ

 

紫「まぁいいわ、話を戻すわよ。で?どうするの武くん」

武「うーんどうしよっかなぁ〜〜そんなスグに決めろって言われてもな〜〜」

紫「まぁ今すぐに答えは決めなくてもいいわ、茜ちゃんともしっかり話し合って決めなさい。まだ時間はあるんだし今後の人生に大きく関わることだから…………じゃあ私は用事は済ませたしじゃあね、二人とも」

 

紫はそういい隙間の中に消えていった

あいつ言うだけ言って帰りやがったな

 

武「うーんここに住むか、元の世界で戻るか…………」

承「まぁ紫の言った通り落ち着いて考えろ」

霊「何の話よ」

承「霊夢か」

 

いつの間に居たんだよ

全く気がつかなかった

 

霊「それは私が影がうすいとでも言いたいの?」

承「そうは言っていない」

霊「…………まぁいいわ、で?武がどうしたって?」

武「いや実は…」

 

武は紫から言われたことを霊夢に話した

 

 

 

 

 

 

武「…………ということなんだ」

霊「また、あのBBA何言ってんのよ。武は普通の人間でしょ」

武「BBAって霊夢ちゃんも口悪いね」

承「それは思う」

 

さりげなく笑顔で毒を吐いていくからな

この巫女さんは

 

霊「失礼ね、あんた達。何?それは喧嘩を売っているのかしら?それなら買うわよ」

茜「落ち着いて下さい、皆さん」

承・武・霊「「「はい」」」

 

勝者:茜

茜は(目が笑っていない状態で)ニコリと笑みを浮かべて場を鎮めた

やっぱり茜が1番強い

はっきりワカンダネ

 

茜「それで?お兄さんはどうしたいんですか?私はあなたの意見に尊重しますよ。止めもしないし勧めもしません、自分の道は自分で決めて下さい」

 

本当にこの人中学生か?

明らかにそれを逸脱している気がする

もうここの子が実は大人でしたーって言っても納得できるぞ

 

武「………………俺はまだ分からない、決められない」

 

まぁそうなるだろうな

 

承「とりあえず、落ち着いてしっかり考えろ。まだ時間は沢山ある」

霊「そうね、しっかり考えて悔いのない選択をしなさい」

武「分かった。そういや茜はどうするんだ?」

茜「私はお兄さんの行くところに行きますよ。事実保護者みたいなものですし」

 

確かにこいつの妹の割にどう見ても保護者にしか見えない時がある

結構な頻度でな

 

霊「まぁいいわ、早く夕食を食べましょ」

承「分かった」

 

そう言い一旦武の今後についての会議が終わった

 

 

 

 

 

 

 

 

夜____

 

武は縁側に腰掛け月を眺めていた

 

承「飲むか?」

武「おっ、センキュー」

 

俺は後ろからコーラを入れた瓶を渡した

 

承「で?どうだ?」

武「うーん、何か自分が失いたくないものを捨てないといけないのってこんなにキツイだな〜〜どっちも欲しいけど無理だろうしな」

承「そんなものだよ人生なんて、俺はありとあらゆるものを捨てた、そしてその度にまた新しい何かを得た、そんなものだ」

武「捨てて、得ての繰り返しね〜〜」

 

俺はそのあとまぁゆっくり考えろやといいその場を去った

 

 

武「………………絶対に失いたくないもの、守りたいもの。何だろうな」

 

武はそう1人で呟いた

 

 

 

 

 

 

翌朝

 

承「で?一晩考えてどうだった?少しでも決まったか?」

武「いや、全然決まらなかった」

 

まぁだろうね

そんなスグに決まっていいものじゃないし、決まるものでもないし

 

承「さて、今日は人里に出かけてくる」

 

俺は一足早く食事を済ませ出かける準備をしていた

 

武「あっ俺も行く」

承「早く用意しろ」

霊「そんなに急いで食べないの」

茜「ちゃんと噛んで下さい」

 

武は慌てて朝食をとり用意を始めた

 

霊「あんたの充分時間にルーズね」

 

霊夢は机に頬杖をつきながらそう言った

 

武は時間系は基本遅い

遅刻寸前というかほぼアウトの時間に登校なんて日常茶飯事だったからな

どれだけ反省文書く手伝いしたか

というか、文を全部考えさせられたからな

反省文3枚書きはキツかった、書いていない筈の俺が

覚えているだけで遅刻系統10枚近く

その他のもので5枚程度書かされた

もう反省文のプロと言っていいぐらい

 

武「おまたせ、じゃあ行こう」

 

武はそういい俺に早く行くように催促させた

いや遅かったのお前

 

承「何仕切っているんだよ、遅れたお前が」

武「何のことかね?」

 

こいつすっとぼけしやがった

まぁいい、落ち着こう

うんいつものことだ

 

承「はい、ふざけはここまでにいして行くぞ」

武「おう」

 

俺と武はそう言い人里へ向かった

 

承「それより思ったのだが、何の為に人里に行くのだ?」

武「は?バカヤロウ決まってんだろ。幼女ウォッチングする為さ!」

 

武は無駄にいい笑顔で右手をサムズアップしながら言った

 

承「さーて、エアライドでジェットコースターのあのグルグル回るやつしよっかな〜〜〜」

武「やめて下さい、お願いします」

承「流石にしない、ただ突き落とそうとするだけだ」

武「事実死刑宣告ッ!」

 

当たり前だ、俺は犯罪者を人里という犯行現場に連れて行くことになるとか嫌だ

落として、妖怪の餌にした方がよっぽど人里に貢献できそうだしな

 

武「今絶対、ロクデモナイこと考えていただろ」

承「ん?いやただどんなオシオキがいいかな〜〜と思って」

武「そのオシオキをされても俺が生きているようなオシオキだということを望む」

 

それは………………ね?

分かるだろ、どうなるかぐらいは

 

武「どうせやばいやつだと思うけど」

承「さぁどうだろうな」

武「その言い方は死ぬパターンだ」

 

そんなグダグダな会話が人里に着くまで続いた

 

 

 

 

 

 

数分後----

 

 

承「おら、着いたぞ」

武「サンキュー」

承「で?お前はこの後どうする?」

武「特に決めてないな」

承「よし、俺と一緒にいてくれ、面倒ごとが起きてもすぐ対処できる

良い意味でも悪い意味でもな」

 

俺は半ば強引に武を連れて行った

流石に大丈夫だろ

こうすれば

俺でも無理だったらもう知らん

 

慧「む?承太郎に武か、今日はどうした?」

承「今日はただの散歩のようなものだ。」

武「あと幼女ウォッチング」

承「はしないからな」

 

なぜ俺まで犯罪者にならないといけないだよ

俺はそんな理由で悠馬達にお世話になりたくない

それこそ俺の人生が真っ黒だよ

 

慧「ま、まぁなんだか知らんが頑張れ」

承「何を頑張るのか分からんが、分かった」

慧「そうだそうだ、承太郎この後暇か?」

 

慧音はハッと思い出したようにそう尋ねてきた

 

承「暇?まぁ暇と言えば暇だな」

慧「実はだな、今日珍しいことにチルノ達が勉強をしに来てな、私はこれから用事があってもうそろそろ出ないといけないんだ、もし良かったら、教えてくれないか?頼む」

 

慧音はそう言い俺に頼んできた

慧音は多忙と聞くし、まぁやることは無いからやっても良いかな

 

承「分かった。承る」

慧「ありがとう、じゃあ頼むぞ承太郎、武君も手伝ってくれていいぞ、まだ簡単な所だし多分いけると思うぞ」

武「俺ってそんなに馬鹿なのか?」

承「わからない方がいい」

 

知らぬが仏と言うしな

世の中には知らない方がいいものが多いだぞ

 

承「さて、さっさと行くぞ」

武「え〜〜勉強かよ〜〜」

承「来てるのはチルノ達と言う幼女だぞ、忘れたか?」

武「そうだった!何をしている早く行くぞ!間に合わなくなっても知らんぞ!早くしろよ早くしろよ早く早く早く…………」

承「落ち着けェ!」

 

ダメだこの変態

なんとかしないと…………

ってもう手遅れか………

半ば諦め気味な状態で武と寺子屋に向かった

 

 

 

 

 

 

 

 

チ「いやだァアアアアア勉強いやダァアアアアアアア」

大「チルノちゃん、落ち着いて!どちらにせよ勉強はしないといけないんだよ!それにしようって言ったのチルノちゃんでしょ!」

チ「そーだったけか?うーん、忘れた!」

 

 

承「もうすでに入る気は起きない」

武「関係ない、行け」

 

お前は何処の吸血鬼ですか

まぁいいや

俺はドアに手をかけガラガラガラと音を出しドアを開け中に入ったすると中には案の定いつもの集団にがいた

さっきまで暴れていたであろうチルノとそれを止めている大妖精

やや引き気味に見ているリグル

おーやれやれと野次を飛ばすミスティア

まず寝てるルーミア

なんでだろう、そっとドアを閉じたい

 

武「逃げるなよ?」

承「逃げねーよ」

 

はい退路はしっかり武が処理してきやがった

分かってた、こんな絶好の機会をあいつが見逃すわけ無い

 

チ「あっお兄ちゃんと変態な人だ!」

大「チ、チルノちゃん。失礼だよ。たとえ本当でも名前を呼ばないと…………」

 

大妖精、お前も大概だぞ

みろ武が、精神的に傷付いて……………

 

武「幼女に罵倒される…………悪くないな」

 

いなかった、こいつ幼女系ならありとあらゆるプレイを受け付けるだったな、忘れてた

もう、帰りたい

 

承「まぁいいや、さて今から慧音せんせーの代理で来ました。と言うわけでさっさと授業を始めます」

 

俺は教卓に教科書を置き、授業開始した

 

 

 

 

承「で、これはこっちの式と同じだからこの計算は成り立つので、答えはこう」

武「おいおいこんな問題、小さい子にやらすものじゃねーよ、中学レベルの計算をしているじゃねーかよ」

大「承太郎先生質問ですが……………」

 

大妖精は質問を言ってきた

 

承「いい質問だ、まぁこれはぶっちゃけ結構後の計算になるから興味がある奴は見てもいいしどーでもいい人は寝ていても構わん。テストにも出さないから安心しろ」

 

チ「よし、寝よう!」

ル「おやすみ〜〜〜〜」

 

案の定チルノとルーミアは寝た

だいたい予想はついていた

 

承「さて、じゃあ解説をしよう。」

 

 

少年解説中

 

 

 

承「と言うことだ、もちろん分かったよな?武君は」

武「分かりません」

 

うん知ってた

おっとそろそろ時間だ

 

承「さて、今日のこととはこれで終了だ。各自復習はしておけよ。では解散!」

 

大「お疲れ様でした、承太郎さん」

チ「バイバイーーお兄ちゃんと変態」

 

この他にも口々に大体こんな感じのことを言って帰って行った

 

承「で、どうだった?授業の感想は」

武「おー先ずは承太郎、お前もう教師になれよ。超分かりやすかったぞ、少なくとも、俺らの教師よりは」

承「もう既に教師だよ」

武「そうだったな」

 

武はそういいタハハと言い頭を掻いた

しっかりしてくれよ全く…………

 

承「さて、さてさて。帰るか」

武「そうだな」

 

そう言い寺子屋を出た

しばらくは今日の分の食材を買いに歩き回っていた

 

武「なあなあ、もし俺が能力に目覚めたらどうする?」

承「はぁ?急に何言ってんだ?」

武「いやもしの話だが、紫が言ったこと

が気になってな」

承「そうだな、どんな能力に応じて対応は帰るな。能力は幼女が絡むと身体能力が向上する程とかじゃね?」

武「だよな〜〜」

 

武は煮え帰らない返事でそう言った

と言うかそれ以前に武はどっちへ行くのか?

それが気になる

 

To be continued ーーーーーーー>

 

 

 




なんか中途半端な状態で終わってしまいました
これからなかなか区切り辛かったので、申し訳ありません

感想、誤字、アドバイスなどございましたらお願い致します


次回もお楽しみに〜〜〜


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