星の一族の末裔が幻想郷で暮らすようです   作:ジョースター

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どうも前の話を投稿した日に一瞬だけだけど日間ランキングにランクインをして発狂していたジョースターです。17位になっていて、マジで焦った

あーホラゲ楽しい
『虚白ノ夢』をやっています
というか、ここ最近でどれだけフリゲしたんだろう。

ではどうぞ〜〜


第56話 お祭りの準備をしよう!

前回のあらすじ

 

承太郎顔芸

 

 

射命丸との取材の手伝いから数日後____

 

俺は空条 承太郎

ただいま絶賛困っています

何故って?それはね……

 

霊「なんかいい案出しなさい‼︎ほら、早く‼︎今すぐに‼︎」

承「無理やて………」

 

霊夢は何が気に入らないのか不機嫌で、座布団の上に座り近くの机に肘をつき頬杖をついていた

今日の朝起きてからこれである

と言うか、何も言わずに案出せって言われてもな〜〜

 

承「だから、何の為の案を出して欲しいんだよ‼︎」

霊「祭りよ‼︎ま、つ、り!ほら、数日後に人里にお祭りがあるでしょ‼︎その出店の案よ‼︎」

 

霊夢はそう言いながら、頬杖をしていない方の手でバンバンと机を叩く

絶対、金儲けの為にする気だろう

この強欲巫女め……

 

霊「なんか言った?」

承「いや、何も………で?どんな店を出したいんだ?」

霊「楽で金が儲かる奴」

承「んなもんない。少しは苦労しろ」

 

霊夢はそう言うと露骨に嫌な顔をしていた

この巫女は取り敢えず、働こうか…………

 

承「まぁ、あまり動かないっという店はあるが………準備が大変だしな……」

 

金魚掬いとかそういう系、ああいうのは結構楽だったりする

金の受け渡し、掬うやつを渡す。以上、あとは放置するだけ

ただ、難点は準備が色々と大変。店を出す前に金魚が死んだりしたら、それこそ本末転倒

さらにだ、もしとんでもなく上手い奴が来たら、スグに店を閉じないといけない

飲食系の店はそう言う心配はない、忙しいけど

 

霊「むーやっぱり働かないとダメかしら?」

承「当たり前だ」

霊「あー立っているだけでお金がこないからしら?」

承「こないな。と言うかなんでもそこまで金が欲しい?ある程度の金はあるだろ?」

霊「あー確かに………まぁ、どっちかと言えばこの祭りで博麗神社を宣伝したいのよ」

 

宣伝?

あー成る程、大体察した

確かに賽銭箱は基本0、参拝客もまともな客は来ないしな

閑古鳥がなる始末である

 

承「それだったら、お守りとか売れば?」

霊「うーん、ウチの神社の御利益がまともに分からない以上、それはね〜〜」

承「じゃあ、巫女らしいことをする」

霊「確かにそれは良い案かもしれないわね。出来るかどうかは別として……私、そういう系の奴はろくにやったことないからね〜〜最後にやったのが私が博麗の巫女のなった時ぐらいだし、その時も紫に任せっきりで私は殆ど寝てたからね〜〜」

承「なんという、恐れ知らずな巫女だろう。将来が大物になりそう……」

霊「もう、殆どなっている様なものよ」

 

確かに、博麗の巫女と言うだけでかなりお偉い役職だったな……

まぁ、それを言えば俺もそこそこいい役職だがな、なんせ守護者ですから

 

紫「クビにするわよ?そんな生意気なことを言うならば」

承「え?辞めれるの、いいのか?」

紫「なんで、嬉しそうなのよ……」

承「だって、面倒だもの……」

 

俺がそんな面倒なことを進んでやると思ったのか?

あんな状況じゃなきゃ、やらねーよ

 

紫「そう言われるとねーやらせたくなるのが人………もとい妖怪の性なのよね〜」

承「知ってた。でなんで来た?」

紫「理由がないと来たらいけないの?」

承「そういう訳ではないが……」

紫「まぁ、勿論ちゃんとした理由もあるけどね………まぁ、話せば長くなるかも知れないから、結論から言うわ……その祭りの事よ」

承「祭りのこと?それがどうした、なんかあんのか?」

 

紫はその質問待っていましたと言わんばかりに扇子をバッと広げた

 

紫「そう、ちょっと2人にやって欲しい事があるのよ‼︎」

承「へーだってさ、霊夢頑張れよ」

霊「承太郎、任せたわ」

紫「あなた達ね、サボる気満々じゃない‼︎」

承「俺は面倒が嫌いなんだ‼︎」

霊「以下同文」

 

紫は俺と霊夢の言い分を聞き呆れ返った表情をし、長いため息をついた

 

紫「まあ、いいわ。やって欲しいのはまぁなに………えーとそう!祭りの運営よ‼︎」

承「それを何故、俺らが?」

霊「それは人里の話じゃない、承太郎はともかく私は関係ないじゃない‼︎」

紫「そ、そう言われると反論が出来ないけど……でも、落ち着いて考えてみて……もし、その運営が良かったとします。そうすると、それをしたのは博麗の巫女となるわ、そうなると………あとは分かるわね?」

霊「さ、参拝客が来るようになる……ち、因みに運営と言っても何をするの?」

 

紫はかかった、と言わんばかりに笑みを浮かべ、仕事の内容を話し始めた

 

紫「まぁ、そんな面倒な事はしないわ。人里の守護者から貰った仕事は主に二つよ。まずは窃盗などそういう系の面倒事を解決。もう一つが人里に害をなす妖怪を退治だけ……ね?簡単でしょ?し、か、も。それは自警団の人もやるからよっぽどの事がない限り霊夢は動かなくていいのよ?むしろその間に遊んでも文句は言わないらしいわよ?」

霊「喜んでやらせていただきます」

承「驚きの即決だな、おい」

 

しかし、さっきの紫の言い分だと、滅多なことがない限り動かなくていいということは……

それはそれで仕事をしていないと意味じゃ……

 

紫「はい、承太郎君良い質問ね‼︎承太郎君の言い分も分かるけど、よく考えてみなさい、霊夢は遊んでいるけどそれは監視の意味合いも込められてやっているのよ?そのまま何もなかったとするわね。すると、村の人はどう思うかしら?」

 

紫はビシッと俺の方を指差しながら言った

どうなるって、そりゃ

 

承「無事何事もなくてよかったね………はっ!まさか‼︎」

紫「そう、そのまさかよ‼︎そうなったのは見回っていた霊夢のお陰と言うことにもなるわ!もし来ても、無事何事も無く対処すれば株はあがるし、何も起こらなくても株はあがる‼︎素晴らしい案でしょ‼︎」

承「確かに………損は無いな……」

紫「そうと決まれば‼︎早速今日、やって欲しいことを発表しま〜〜す」

 

紫はそう言いながらスキマを開き、右腕を入れ何かを探しているような素振りをしている

しばらくすると、紫は右腕をスキマから出た。手には紙を持っていた

紫はそれを俺にはいっといい渡してきた

俺はそれを受け取り書かれている文を見た………

 

承「えーと今日やって欲しいこと……一つ目、まず守護者………確か慧音だったな。慧音にこの事を言って了解して貰う。二つ目、自警団に挨拶をする………以上、と言うか紙で渡す意味あった?」

紫「忘れないように、っと思って?」

霊「あんたが質問して如何するのよ、まぁいいわ。そうと決まればさっさと行きなさい」

 

俺が行くことは確定事項なんですね‼︎えぇ、そうですか。知ってましたけど‼︎

俺は思ったより表情に出るタイプみたいで露骨に嫌そうな顔をした

見かねた紫が仕方がないから送ってあげるわ。と言い。俺は人里まで送ってもらいました

 

紫「じゃあ、後は任せたわよ、じゃぁね〜〜」

 

紫はそう言いスキマの中に入った

 

 

<ユカリサマ‼︎ドコニイッテイタンデスカ!ワタシニメンドウコトゼンブオシツケテ!

<エ?チョッ、ランオチツイテ‼︎ソノエタイノシレナイオーラヲシマッテ!

<キョウトイウ、キョウハユルシマセンヨ!

<イヤアアアアアアア‼︎

 

 

………徐々にしまっていくスキマから何か聞こえるが気の所為だな

中には紫以外は誰もいませんよ?うん。そうだ、キットソウ……

 

 

承「まずは慧音の家だな……」

 

俺はそう呟き慧音の家を目指した

 

 

 

 

 

 

慧「おぉ‼︎引き受けてくれるのか‼︎」

承「うん、まぁ………そうなるのかな?」

慧「感謝する、いやーこれで結構私の負担が減った………」

承「あ、コレ。お前の負担を減らすためだったのか」

 

紫め。それだったら少し渋ったのに……

 

慧「今、ロクでもないことを考えたな?」

承「んな、ヴァカなことをアルワケナイジャナイデスカ?」

慧「まぁ、いい。後は自警団の所に行くんだろう。いつ出発する?私もどうこうしよう」

 

お前は何処のチェリー大好きメロンマンだ

まぁ、ここまでしてくるなら返す言葉は一つ……

 

承「慧音院」

慧「なんだそれは?」

承「なんでもない、ただのネタだ。さっさと行くぞ」

慧「お、おう」

 

俺と慧音はそう言いながら自警団のところへ向かった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

???「誰じゃ?お前は」

承「えーと明日の祭りの警護を任させてもらいます。空条 承太郎でございます」

???「空条 承太郎?知らん名だな、そんな馬の骨も知れん奴に任せれられるか‼︎帰れ‼︎」

 

うわ〜面倒な奴だ。こいつ………

 

???「と言いたいが、慧音さんの推薦があるならやむえん。今、リーダーに連絡してみる」

 

男はそう言いながら慧音を見つめていた

慧音の表情は明らかな嫌な顔

絶対、なんかあっただろ

 

承「あいつとなんか昔にあったのか?」

慧「いや、ただ会うたびに口説かれるだけだ、あんなロクでもない男が副リーダーなのが信じられん、リーダーはいい奴なのに」

承「あぁ、悠馬か……」

 

俺と慧音は自警団の事務所?的な感じな建物の前でしばらく待っていると

中から悠馬とさっきの男が出来てきた

なんか、ニコニコしている悠馬とは打って変わり滝の様に汗をかいている男を見て大体どういう関係なのか予想がついた

 

悠「いや〜すいませんね、承太郎さん、慧音さん。うちの馬鹿がご迷惑を……ほら、自己紹介ぐらいしろ、お前は()()俺の補佐何だから……」

優(以下優)「チッ………わあったよ、えーと。俺の名前は赤城 優也(あかぎ ゆうや)だ、よろしく」

 

髪型は黒色で、何て言えばいいんだろう………えーとあれだ‼︎ブリーチの一護みたいな感じ‼︎

服はここの制服か……

何だろう、あの(バカ)と同じ感じがする

 

承「あ、あぁ、よろしく」

悠「明日、確か私達の手伝いをして頂けると聞きましたが……本当ですか?」

承「あぁ、そうだが……後、俺と一緒に霊夢………博麗の巫女も手伝わせてもらう」

悠「そうですか、博麗の巫女まで……ご協力を………明日はよろしく致しますね‼︎一緒に祭りを成功させましょう‼︎」

承「あぁ、よろしく頼む」

 

俺と悠馬はガッシリと握手を交わした

 

優(何だろう………悠馬に会わせてはいけないやつと会わせた気が……)

*もう既にあっているけどね‼︎byジョースター

 

悠「では、今日は明日の打ち合わせを軽くしておきますか、慧音さんもお時間はありますか?」

慧「まぁ、少しだけなら」

 

慧音はそう言うと悠馬はそうですか、ではこちらへと言い

建物の会議室みたいな場所へ案内をした

 

 

俺と慧音は隣同士で座り、向かい合うように俺の方に優也、慧音の方に悠馬

大体こんな感じ

承|  ̄ ̄ ̄|優

慧|______|悠

 

承「で?何人ぐらいの警護体制だ?」

悠「まぁ、そこら辺はあまり言えませんがまぁ、合計20〜25人ぐらいですね」

優「え?そんなにいたっけ?」

悠「お前はそれすらも分からんのか……」

慧「説教は後でしてくれないか?」

 

悠馬は明らかに優也に説教しようとしていたので慧音がそう言うと悠馬はワザとらしい咳をして会議に戻った

その後は殆ど、俺と悠馬の一対一の会話になった

 

 

 

 

 

 

 

悠「という、感じですね」

承「成る程、無駄の少ない配置だな。これならいいだろう」

悠「そう言ってもらい光栄です。まぁ、承太郎さんと慧音さん、あとはここに居ないけど霊夢さんは配置とかは特に気にせずに、祭を楽しんでいてください。それだけである程度の効果になるので………」

優「じゃあ、さっきの説明意味あった⁉︎」

 

ここで雰囲気をぶち壊すツッコミ

まぁ、確かに無いっちゃ、無いが聞いた方がいいだろ普通に……

 

悠「ちょっと、お前は黙っていろ」

優「ちょっ‼︎酷い!」

悠「さて、ではそろそろ解散しましょうか……」

承「そうだな、まあ、明日は頑張ろう。お互いに……」

悠「はい!頑張りましょう!」

 

俺たちはそう言いながら外に出た

外でも俺と悠馬は色々と会話をし

優也と(嫌な顔をしている)慧音が会話(と言う名の、優也の一方的な話)をしていると重そうな荷物を持っている1人の少女が来た

優也はそれを見るなり………

 

優「なん……………………だと………危なーいィィィィィィィィィイィイイ‼︎」

 

その少女に向かって全力疾走し、飛び込むように荷物をかさらった

 

優「大丈夫か!優梨(ゆうり)‼︎」

優梨(以下梨)「大丈夫だって!どんだけ、心配症なのよ。うちの兄は……」

悠「やぁ、優梨ちゃん。元気にしているかい?」

梨「はい!勿論ですよ。そちらの方は………慧音先生と確か………承太郎先……生?でしたっけ?」

 

優梨って優也と悠馬は言っていたな。俺と慧音を指差しながら言った

俺と慧音はそうだと言うと少女はやっぱりと言い姿勢を正した

 

梨「慧音先生は知っていますが、承太郎先生は初めまして!私は、あの愚兄 赤城 優也の妹の赤城 優梨と申します。よろしく致しますね‼︎」

承「あ、あぁ、よろしく」

 

何だろう、ダメダメな兄にしっかりした妹……

武と茜に似ているな……本当

 

優「で?なんでこんな荷物を持っていたんだ?」

梨「それは、悠馬さんのお姉さんと一緒に作ったおにぎりです。お姉さんはちょっと用事で来れなかったので、私が持ってきました、慧音先制も承太郎さんもどうか召し上がってください」

優「な、なんということだ………我が最愛の妹がおにぎりを作ってくれるなんて……」

悠「姉さん………帰ったらお礼をしないと……」

 

悠馬、お前にも姉がいるのか……

君とは気が合いそうだよ、本当

 

慧「そうか、では」

承「お言葉に甘えて……」

 

俺と慧音は流石に好意を無下にする訳にはいかないので、頂く事にした

 

その後、妹が作ったおにぎりをデレッデレの顔で食べている優也に全員で引き気味でおにぎりをいただいた

しっかし、おにぎりウメェ

明日は頑張らないとな……

 

To be continuedーーー>




はい、新キャラはネタに爆走させました

シスコン設定はポケモンのとあるキャラをみて思いつきました
後悔はない

感想、誤字、アドバイスなどございましたらお願いいたします

次回もお楽しみに〜〜

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