星の一族の末裔が幻想郷で暮らすようです   作:ジョースター

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どうも本当にお久しぶりですジョースターです

ようやく受験やら卒業とかが終わりひと段落ついたので投稿です
本編の前にだいぶ時期はぶっ飛んだけどバレンタインの番外編を書きました
リハビリも兼ねてなのでミスってても許してください

ではどうぞーー


番外編 チョコって意外と調理が難しい

諸注意

 

 

今回は本編と全く関係ないあったかもしれないifのお話です

なので本編とは一切の関わりもありません

 

 

 

季節は冬の2月

閏年がある年を除けば、28日しかない最も短い月ではあるが現代の人ならば知っているであろう食べ物が関連する行事が2つある月

一つは節分、豆まきや恵方巻などを食べたりする行事

 

そしてもう一つはバレンt

 

 

武「なぁあにがバレンタインだクソッタレがアアアアアアアアアアアアッッ!」

承「うぉっ、どうした急に!?」

武「死に晒せ、リア充ゥ!絶版にしてやらぁ!」

ブ「まずい、武が例年通り壊れた!紅羽ちゃんがいるから大丈夫だと思ってたのに!」

 

博麗神社、そこにバレンタインが近付き殺意の波動に目覚めた武とそれのとばっちりを食う承太郎とそのスタンドブラッド

 

茜「あぁ、今年もバレンタインの季節が近付いてきましたね」

霊「なんで茜ちゃんはあのバーサークしてる武を見てそんなこと言っているのかしらね」

茜「毎年、この行事が近付くにつれ徐々にああなるんですよ」

紗「あぁ、なるほどね。でも、確か武にはあの子が居るはずでしょ?だったらあんな殺戮の使徒みたいにはならないはずじゃないの?」

 

女子三人はお茶を飲みコタツに入りながら暴走する武とそれを止める承太郎を見ながら話す

 

茜「かれこれ5年以上もあんなのやっているんです、完全に染み付いてますね」

霊「なにその全くもって意味のない染み付き」

紗「武は鳩時計か何かかしら?」

茜「頭が鳥とそんなに変わらない頭しているからあながち間違えじゃないかもしれませんね」

紗「あっ、承太郎が武にライダーキックしてる」

 

承太郎は大きくジャンプをし武目掛け落下していく、両足を伸ばしていたが片足を曲げ、よく見るライダーキックみたいな状態になる

イメージとしては仮面ライダー555のクリムゾンスマッシュ

 

霊「よく跳ぶわね」

茜「ほんとですね」

 

武「いいキックだ、感動的だな、だが無意味だ」

 

武はそういい目には目をライダーキックにはライダーキックを武は承太郎に背中を向ける

そして当たる寸前でクルリと半回転し回し蹴りをする

イメージとしては仮面ライダーカブトのライダーキック

 

お互いの足がぶつかり合いお互いが弾かれる

そしてその後も小競り合いも元二人仲良く共倒れしました

 

ブ「いつからこの作品は仮面ライダーになったんだ?」

 

終始見ていたブラッドはのちのそう語る

 

 

 

茜「そろそろ私たちも用意しませんといけませんね」

紗「ねぇ、手作りチョコってどう作るの?」

霊「教えて茜せんせー」

茜「仕方ありませんね、紅羽ちゃんや由紀ちゃんに教えるついでに教えます。

というわけで人里へいきましょう、二人は放っておいて」

 

 

少女ら移動中

 

 

茜「というわけで、早速作っていきましょう。チョコレート」

 

場所は変わり人里の紅羽ちゃんと由紀ちゃんの親が勤めている茶屋

今日は定休日であるため親には好きに使っていいと許可を得て茜先生指導の元チョコレート作りが始まった

紅羽ちゃんはもはや言わずもがな、武に

由紀ちゃんは日頃の感謝を込めて承太郎に

残りの3人は承太郎と武に

 

茜「まずは、どのようなチョコにするのかによって作り方は異なります。

ですので、デザインと何チョコレートにするかを決めてください」

 

そう言い茜は慣れた手つきで白紙の紙を全員分渡す

 

茜「その紙に色々思い浮かんだものを書いても構いません、では、出来た人から私に見せてください。

一応実行可能かどうか見たいので」

 

 

紗「やはりここは何かオリジナリティが欲しいわね、いっそのことチョコの形をナイフ型にすれば………」

霊「あなたは2人の口をズタズタにしたいの?」

紗「さすがにそこまでの鋭さはしない………と思う、いつもの癖で研いだりしない限りは」

茜「まぁ、暗器使いの名は伊達ではないですね」

紗「大事な時に仕留め損ねましたってならないように、いつでも万全にするのがミスをしないコツよ」

霊「その役に立ちそうでたたないアドバイスをどうもありがとう」

 

 

紅「お兄ちゃんはどういうのがいいのかな」

由「あの人なら、どんなモノでも喜びそうだけど。

好きなものとか?」

紅「好きなもの…………」

 

紅羽ちゃんは数秒間考え込む、そして何かを思いついたのか紙にさらさらと描き始めた

そして、茜に紙を渡す

 

茜「あっかけました?」

紅「………(コクコク)」

 

どれどれと茜は紙を見る

その時茜は『まぁ紅羽ちゃんのことですから、大きなハートのチョコとかそういったものなんでしょうね』と高を括っていた

 

が、その予想よりも遥かにぶっ飛んでいた

 

茜「あの紅羽ちゃん、さ、さすがに、これはちょっと………」

紅「ダメ?」

茜「えーとこれは流石に兄が死ぬというか、殺さないといけなくなるというか……」

紗「何そんなヤベーイもの作り出した………の?」

 

気になった紗夜が茜が持っている紙を見る

 

紗「その手があったわね、これなら承太郎も……」

茜「いや、ダメですからね」

 

そこに書かれていたのは『紅羽付きチョコ』いう名前がつけられて

チョコが入った箱を結ぶリボンにぐるぐる巻きにされ自分も貰ってと言わんばかりのものだった

 

霊「うっわ、これは流石に………武が逝ってしまうわね」

茜「さすがに、これは………」

紅「お兄ちゃんが喜ぶものってなんだろうって考えたら、自分かなって思って……ほら、お兄ちゃん、小さい女の子好きだし………」

霊「紅羽ちゃん、簡単に自分を差し出さないの。あのアホだからいいけど、世の中には悪い人は………って言ってもそんなこと言うのはあの武だけって言うんでしょ」

紅「うん、お兄ちゃんが、紅羽の全てだから」

紗(この子って常々思うことだけど、大分ヤンデレ適正高くないかしら?というか片足そっちに突っ込みつつあるわね、頑張れ武。

将来刺されないように…………いや、刺されても喜んでそうだしいいか)

 

紗夜は紅羽ちゃんを見てそう思う

 

茜「兎にも角にもこれはアウトです。兄なんて最悪チ◯ルチョコで感激の涙を浮かべるようなクソチョロ野郎なので、こんなことしなくても良いんですよ」

紅「じゃぁ………どうしよう………」

紗「ねぇ、紅羽ちゃん。一ついいの思いついたんだけどどう?」

紅「?」

 

紗夜はそういい自分の紙にサラサラと何かを描く

そして書き上がったものを紅羽に見せる

 

紅「これって」

紗「そしてこれを……して………して食べさせるのよ」

 

紗夜は紅羽の耳元でどのような食べさせ方をするのかを伝授する

紅羽は頬を紅潮させながらも聞く

 

紅「それなら………うんいける、それにする」

紗「決まりね、これは茜にその食べさせ方は言わないようにね、ダメって言われるから」

紅「う、うん……」

 

紅羽は紗夜が描いた紙を茜に渡し茜はそれを見て少し考えるがまぁいいでしょうとokサインを出す

 

霊「あんたなんかロクでもないこと考えてない?」

紗「私はただ迷える子羊を導いただけよ。えぇ………」

霊「その割には自分では実行しようとしないのね」

紗「だって、実際あんなのするなんて無理、私がそんなのしていいわけないし………」

霊(何この死ぬほどチョロいのに死ぬほどめんどくさい人

絶対ギャルゲとかでしょっぱなから友好度MAXなのにルート難易度が最も高そう)

 

霊夢は紗夜を見て内心そう思う

約数十分後全員の作る内容が決まり(*なお紗夜以外は10分程度で出来た)ようやく調理に入った

 

 

調理はダイジェストでお送りします

 

 

霊「なんかチョコから発せられるオーラじゃないものが出来たんだけど、これどっちかというとダークマター」

茜「何をどうやったらそんな………」

 

紗「すいません、どなたか火薬か何かを使ったでしょうか。

急に混ぜてたら爆発したんですが」

茜「どうしてッ、そんな………」

 

紅「ここで紅羽の血を…………」

由「紅羽ちゃん、それ食べ物だよ」

紅「お兄ちゃんに紅羽を食べて貰うために………」

茜「良い子のみんなは血液は色々と危ないので絶対に料理に入れたりづるのはやめましょう!」

 

由「これ私もなんかぶっ飛んだことした方が………」

茜「由紀ちゃん正気に戻ってッ!」

 

 

 

おそらくこの場にブラッドあたりがいたらこう言うだろう

ブ「これ料理だよね?間違っても核爆弾大量生産工場じゃないよね?」と

 

 

 

 

 

 

 

 

翌日

 

武「今のうちに、なんか、そのリア充絶滅.netとかに接続できないか試してみるか」

承「この世の終わりみたいなモンあるか」

武「やはり人類は悪、滅亡すべし」

承「ウルセェ、スタンド能力フルに使ってオーマジオウ呼ぶぞ」

武「それシャレにならないからやめろ、リア充どころか世界全部終わっちゃう」

 

2人は朝食を食べ終わり、用事もないので男勢共用の部屋でそんなロクでもない会話をする

 

茜「あ、あのお二方」

武「どうした茜。この哀れな兄に神の施しでもしてるれるのかな?」

茜「はぁ、兄はいつも通りですね。まぁその通りですけど、どうぞお受け取りください」

 

そう言い綺麗にラッピングされた箱を2人に渡す

 

承「ありがとう、開けていいかな」

茜「もちろんです」

承「ではでは」

 

そう言い箱を開ける承太郎

中にはキューブ状生チョコレートが5つ入っていた

 

茜「少し手間取りましたがお口に合えば幸いです。日頃の感謝を込めて作りました。これからもよろしくおねがいしますね、承太郎さん」

武「あの俺に対してのコメントは?」

茜「問題起こすな」

武「すいませんでした」

 

武超速土下座

その土下座は理想的なフォルムだったそうな

 

茜「では、私がいると色々不都合なので………」

 

そう言い茜は部屋を出る

 

武「うん、美味しい」

承「そうだな」

 

二人は茜のチョコを食べそういう

しばらくチョコを食べ楽しんでいると襖が乱雑に開かれる

 

霊「入るわよ」

承「もう既に入りながら言われてもなぁ」

 

次に入ってきたのは霊夢だった

 

霊「どうせ拒否らないからいいでしょ、はい2人にあげる。ホワイトデー楽しみにしてるわよ、それじゃ」

 

そう一方的に言い二人に簡素な箱を渡しとりつく暇もなく部屋を出る霊夢

箱を開けると、お札風チョコと書かれた紙とどう見ても板チョコの見た目のチョコだった

 

承「溶かした形跡があるってことはちゃんと作ろうとして、出来たら板チョコじゃんってなったのだろうなぁ」

武「うーん霊夢らしい」

 

その板チョコを口に運ぶ承太郎

 

承「………まんまチョコ、ただの板チョコ」

武「霊夢らしいなぁ」

 

その後、紅魔館組の代表として咲夜が来た、なんでもレミリアが昼寝してるらしいから代わりに行ってこいとのこと

永遠亭組の代表として鈴仙がパシられたと一言で一人できた理由が分かってしまうあたり悲しい

絶賛冬眠中の紫の代理人として藍と橙が紫含めてのチョコを渡しに来たり

妖夢はチョコ作って渡そうとしたら幽々子に全部喰われてしまったので販売品ではあるが受け取ってくださいと来たりした

 

そして昼

場所は変わり縁側

 

慧「すまない少し遅れてしまった」

承「どうした慧音、神社に来るとは珍しい」

慧「何、今日はバレンタインだろ。ほら、日ごろの感謝を込めて二人とも受け取れ」

 

そう言い2人は慧音からチョコを受け取る

 

慧「そして承太郎には妹紅からも預かっている。直で渡すのは気が進まないというかとかそんな理由だ」

承「そうかありがとう、美味しくいただくと言っておいてくれ」

慧「分かった。そして私からは終わりだが2人から渡すものがあるそうだ」

武「二人?」

 

そう言い慧音の背後から2人の少女がひょっこり出てくる

紅羽と由紀である

 

由「承太郎さん、これ受け取ってください!」

承「由紀か。ありがとう、大切に食べるよ」

 

由紀から渡されたのはチョコカップケーキである

手のひらサイズの小さいながらも美味しそうである

 

紅「お兄ちゃん、これ受け取ってくれる?」

武「ありがとう紅羽ちゃん!」

 

そう言い紅羽の頭を撫でる武

そして渡された綺麗にラッピングされた長方形の箱を受け取る

 

紅「開けて……見て……」

武「これは、ポ◯キー?」

 

武が見たのは薄く細いプレッツエルにチョコをコーティングしたモノだった

どう見てもポッ◯ーである

 

紅「これをこうして………ん……」

 

紅羽はそれを加えて武のほうに逆側の先を向ける

 

武「く、紅羽ちゃん!?それは……」

承「まさかこれは伝説の◯ッキーゲーム!?」

ブ「イケイケー行っちゃえーたけしー」

 

意を決して武は反対側を加えお互いサクサクと食い進める

 

慧「そのなんだ。見ているこっちもドキドキするな」

承「おい教師止めろよ」

ブ「君も教師でしょ」

慧「いや、普通は止めるがあの2人に関しては止めたらなんか紅羽の方に刺されそうだし、そして何よりもういっそくっつけと思ってしまっている私がいる、あんなイチャイチャされては独り身の私が悲しく思えてくる」

承「やめろ、俺も悲しくなってくる」

 

教師二人はセルフで傷付いていくのを他所にもうあと数センチというところまで来た

 

武(そろそろ、負けを認めてでも引かないとまずいな)

 

武はこれ以上近付いたら自分が死ぬと予期し離れようとする

がしかし、紅羽は武の頭の後ろに手を回し逃がさない

その結果

 

紅「……………ご馳走様でした」

武「また奪われちゃった…………」

 

武はこれ以降どんな刺激的な渡され方をしても絶対にこれを上回ることはないだろうとのちに語る

 

 

その後すぐに3人は帰っていった

特に紅羽は満足そうにスキップしながら帰っていった

 

 

 

 

 

そして時間は経ち夜になる

 

自室に戻った二人

武はあることに気が付き承太郎に話す

 

武「なぁ、そういや紗夜さんから貰った?」

承「いや貰ってないな」

武「だよね」

承「まぁ渡したくないって思ったならそれはそれであいつはそうおもったなら仕方ない、俺らの友好度が足りなかったねだ」

武(俺はともかく絶対こいつはもらえると踏んでいたんだが予想外)

 

 

 

紗(落ち着け、落ち着け落ち着け私、私は暗殺者、どんな仕事も眉一つ出来る女、そうたかがチョコ渡すぐらいでこんなななな、落ち着け私)

 

部屋に外にはガッツリ紗夜がいた

 

武「………ッ!なるほど、悪いちょっと俺は外出るわお前はここにいろ。絶対だからな」

承「?よく分からんがわかった、気を付けろよ」

武「親かお前は」

 

そう言い襖を開けて外に出る

もちろんそこにはテンパリまくってる紗夜がいる

承太郎には見えない角度のため襖を閉めて武が小さな声で話す

 

武「今がチャンスだぞ」

紗「あっえっと」

武「まっ頑張れ後二つあるってことは一個は俺のか?」

 

コクリとうなずく

 

武「んじゃ貰っとくわ、ありがとう。んじゃ健闘を祈る」

 

紗夜は武の分を渡し武はそれを受け取りその場を去る

 

紗(………武は武になりに私を応援しているのね。肩の力抜けたわ。よし)

 

紗夜は意を決して襖に手をかけてトントンと2回叩く

 

承「どうぞ」

紗「お邪魔するわ」

承「どうした紗夜、なんか暗器の生成がいるのか?」

紗「いや、そうじゃなくてその…………こ、これ受け取りなさい。」

 

そう言い紗夜はいろんな形をした小さなチョコが色々入ってるラッピングされた袋を渡す

 

承「ありがとう、すごいな、ナイフの形やら刀の形、鎖まであるのか」

紗「わ、私といえばほら暗器だし、だったらチョコもそれにあやかろうかなってへ、変?」

承「いや、いいアイディアだと思うよ。食べるのがもったいないぐらいだ」

紗「食べなさいよ!味わって食べなさいよ!いい絶対残したりしたら本物食わすからね、それじゃあ!」

 

そう言い部屋を出る紗夜

声こそ出さないがだいぶ大きくガッツポーズをし、笑みが溢れる

普段の彼女からすれば信じられない光景だが、今日は年に一度のバレンタイン

少しぐらい不思議なことが起こっても不思議ではないでしょう

 

To be continued ーーーーーーー>




投稿休んでいる間にも色々なことが起きてどれから話そうか迷うぐらい期間が空いたこと誠に申し訳ありませんでした
これからは週一は出せるか怪しいけど2週間に1話は出せるにはしたいと思いますのでよろしくお願いします

あっfgoでスカスカと超人オリオン、エレちゃん2体目、福袋からカーマ出ました()

感想、誤字、アドバイスなどございましたらよろしくお願いします

次回もお楽しみにーーー

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