星の一族の末裔が幻想郷で暮らすようです   作:ジョースター

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どうもジョースターです

ちょっとした奇跡が起きた……
ポケモンムーンをやっていたら、2日で6Vが三体も出来た………ウソやん
さらに、ポケリゾートで探検の奴を報酬を見たら
きんのおうかん出た………
軽く発狂した……

さてと、今年最後のどうぞ〜〜


第45話 ブチギレ太郎

前回のあらすじ

 

由紀が攫われた

 

 

慧「オラオラ、どうしたぁ?避けてばかりじゃあ、勝てねーぜ」

承「チッ、このヤローいい気になりやがって……」

 

俺は慧音………を操っている楠と戦っている

戦っているといっても俺はひたすら慧音の攻撃を躱しているだけだが……

さて、出来るだけ慧音を傷付けたくないどうやって慧音を操りを解除するか……

 

慧「そうだそうだ、良いことを教えてやる‼︎今はどうやってこの操っている奴を助けるか考えていただろ?なら無駄だと言っておく!俺の能力は心が完全に恐怖だけになったら操れる。裏を返せば恐怖だけじゃなく他の感情が入っていたら無理だが……しかし、もしこれを無理矢理解除したら、どうなるか………答えは簡単だぜ、恐怖のあまり発狂する可能性がある。さらにだ………今はこうして俺が操っている時の記憶もある、しかも自分がやったと思ってします、つまりは俺が罪を犯せば犯すほど。そいつは戻った時の発狂しやすくなる…………まあ、ゴタゴタ言ったがつまりだ、危険だから俺はオススメはしねーなぁ………」

 

結構、それはまずいな。

正直無理矢理でも解除してやろうかと思ったが………

危険っと……無理ゲーじゃん

 

承「……………うん、打つ手が無い、回避し続けるしかない!」

慧「回避?………そうか、そうか俺はなぁこう言うちまちましたことが好きで無くてね〜〜さっさと終わらせたいんだ………だから手段は選ばない‼︎」

 

慧音はそう叫んだ瞬間に、自分の手を自分の胸に刺そうとする直前で止めた

成る程、そういうことか………

ヤベェ、冷や汗が止まらん

 

承「人質か………」

慧「そうだなぁ!さぁてどうする?こいつを見殺しにするか?それともお前が死ぬか選べ‼︎」

承「良いのか?俺が見殺しにするって言ったらどうする?」

慧「こいつは絶対に殺す。替えなど幾らでもある」

承「…………人を………物扱いすんなよ………」

慧「⁉︎」

 

俺はもっとも嫌う事、それは人を自分の意思でそいつの意思関係無くまるで道具扱いすること……

師匠もそれは嫌っていた……何があろうと絶対にしなかった………

逆にもし、そんな事をする奴がいるとね、つい僕は怒ってしまうだ。と滅多に怒らない師匠でさえもキレる程

 

承「………フゥ……………どうやら君は僕が一番嫌っている、人種のようだね……」

慧(⁉︎な、なんだこいつ‼︎急に口調が変わったぞ………いや、口調だけじゃない。あいつから今まで感じた事もない殺気が………早く、殺さなねーと‼︎)

 

慧音はキレてつい師匠みたいな口調になった、俺に驚き、俺を殺そうと攻撃を始めたが殴る、蹴るどれも半妖怪であるために普通の人間よりは威力は段違いだが……

それがどうした?

こんなもん、今、慧音本人が味わっている痛みに比べればちっとも痛くない

 

承「もし、俺が死んだとしても………いつか誰かが、お前を殺しに来る‼︎お前が三途の川に来て地獄に落ちるのを楽しみに待っているよ‼︎」

 

俺は、血だらけになりながらも今は出せるだけの声でそう叫んだ

 

慧「黙れえええぇぇぇぇぇぇえええ‼︎」

 

それを聞き、キレた慧音………のもとい楠が思いっきり拳を振りかぶり……

 

 

 

ブシャァァアアアア

 

 

 

俺の腹を貫通し通り抜けた拳が赤く染まり、周りの地面も赤くなった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一方、人里のとある小屋では……

 

 

楠「どうした?来ないのか?」

由「くっ、どうしましょうか……」

 

楠は由紀が戦線布告をしてからと言うのも、距離を取り決して自分は近付かない

その代わり由紀の母親を使い、母親に棒を持たせむやみやたらに振り回している

由紀は攻撃自体は単調で避けるのは問題無く避けれるが、いざ攻撃となると相手は自分の母親

流石に攻撃をするのは躊躇いがある

 

楠「ほらァ‼︎躱してばかりじゃあ〜〜勝てないぜぇ〜俺に勝つんだろ?えぇ?ほら、ならさっさと自分の母親を殺れよ!」

由「そんなの………出来るわけが………」

楠「ねぇよなぁ?」

 

私は由紀、今、(操られている)親に襲われています

さて、どうしましょうか………親を傷付けることなく、彼奴を倒す………

如何しましょうか……能力は知られているから、不意打ちでも決定打にはならない……

落ち着いて考えましょう……………私の能力は移動させる能力。人は少ししか動かせないけど、物ならよっぽどな距離で無ければ、最大2〜3ぐらい移動出来る、如何しましょう……

まず、お母さんから棒を奪いましょう

 

由「移動‼︎」

楠「おぉ‼︎考えたな‼︎」

 

私は、お母さんが持っていた棒を私の前まで移動させて武器を奪った……

これである程度攻撃はマシに……

 

 

楠「捕まえろ」

由「ッツ!」

 

にならない様です。

楠は冷静に対処し、攻撃するのではなく捕まえる様に命令した……

不味いですね。

流石に大の大人が追いかけたら流石に捕まりますね

そうなったら、私の負け…………いや、待てよ………そうだ‼︎承太郎さんから教えて貰ったあの技で‼︎…………でも、あれは一回しか上手く出来ていないし………でも、これしか無い‼︎

私は心に決め回避するのを諦めた

 

楠「捕まえ〜た〜〜」

 

楠は嫌な笑みを浮かべて、お母さんに仰向きに押さえつけられている私に近付いた……

 

由「で?如何するんです?私を、もしかしてこのまま暴力ですか?」

楠「暴力ぅ?んなカワイソーなこたぁしねぇな〜〜」

 

楠はニヤリと笑い私を見下ろし、急に私に顔を近付けた

 

楠「心を折りにきたのさ……」

由「ヘェ〜〜そうですか、折れるものなら折ってみてくださいよ………」

楠「減らず口だな〜〜まぁ、いいぜ?俺はそういうのだぁいすきなんだ」

由「気味が悪いですね」

楠「よく言われるね」

 

楠はさっきの笑いとは違い苦笑いだった……

 

楠「そうそう、お前の能力を確認しないとな……お前の能力は移動させる能力だよな?」

由「ええ。そうですよ………私の能力は移動です、人はあまり動かせないけど。その代わりに物は2〜3個同時にかなりの距離を移動させれますよ………………どんな物でも………」

楠「?どういう事だ?」

由「さァ?なんでしょう……………ね‼︎」

楠「なっ‼︎」

 

私は押さえつけているお母さんを少し移動して拘束を外れた

楠は予想外の行動に動揺して私を掴もうとしました……

これでいい、これで私に意識が行った……

 

由「楠さん。貴方の負けです」

 

私は有るものを移動させた。それは、水と大きめのタライ……

タライだけなら、対してダメージも無い………しかし、水を大量に、満タン入れた状態なら……………

それを上限ギリギリの高さで落とせば‼︎

 

 

 

 

 

 

ゴン‼︎

 

 

 

 

 

 

 

 

楠「グァアッ………」

 

この通り大ダメージを与えられます

楠の頭に私がテレポートしたタライが鈍い音をたてて見事に命中した、楠はあまりの威力にかなりフラついた………

でも、まだ完全には意識が断たれていない……

 

楠「このガキャアアァァ!」

由「予想通りです」

 

私は目が血走りキレている楠が思いっきり殴りかかってきた……

しかし、私は焦らずにその勢いを利用しながら、腕を取りそのまま勢いで楠を投げ飛ばした

この技こそが承太郎に教えて貰った技‼︎

合気道?でしたっけ?多分、そんなのだったはず‼︎

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

時間は少し戻る___

博麗神社にて………

 

 

承「さてと、お前には………何を教えようか………運動は出来る方か?」

由「平均よりほんのちょっと高い程度ですね」

承「と、なると………やっぱり、あれかな………あれは俺もあんまり得意じゃないが……」

 

俺は空条承太郎、俺は由紀と、神社の石畳の上で話していた

俺は手を顎に当てて考えていた、由紀は不思議そうに俺を見ていた

 

承「よし‼︎お前に合気道を教える」

由「あい……きどう?」

承「あぁ、そうだ。そうだな………実験台は……ブラッド‼︎出てきやがれ‼︎」

ブ「まさかの実験台代わりですか、僕は久しぶりの出番なのに……」

承「メタい事を言うな、お前が一番気軽にやれる」

ブ「はぁ〜〜まあいいよ‼︎」

 

俺はブラッドを(半ば強引に)出して、実験台にさせた

 

由「えーと、どちら様で?」

承「俺のスタンド………『ブラッド・メモリー』通称ブラッド」

ブ「はぁい!僕、ブラッド‼︎よろしくね‼︎由紀ちゃん」

由「あっ、ハイ。こちらこそ……」

承「調子乗んな、馬鹿」

ブ「グバッ」

 

俺はふざけが入り始めたブラッドを、蹴飛ばした

軽く(かなりの勢い)で蹴ったが、かなり痛そうにしてた、どうしてだろう?

 

由「あのー大丈夫なのですか?」

承「構わん、こいつは……………打たれ強い‼︎」

ブ「いや、決して打たれ強くは………「強いよな?」アッ、ハイッ‼︎ツヨイデス」

由「これって、脅して……」

承「なんのことじゃ?」

ブ「由紀ちゃんだけだよ………僕を気にかけるのは………」

由「いえ、掛けてません」

ブ「………エーソウデスヨ。ドウセボクハキラワレテイマスヨ……」

 

ブラッドは結構傷ついたのか、その場に座り込みブツブツと何か言っている……

ハイハイ、無視無視

 

承「………駄目だ、使い物なら無くなった……」

由「どうします?」

承「まあ、軽く合気道についてかな?」

由「そうしますか」

承「合気道は大雑把に言うと、カウンターだ。相手の勢いを利用して攻撃する。どっちかと言えば、守備寄りなものだ」

由「成る程」

 

俺もよくは知らん

なんせ、やって事がないからな……

 

承「まあ、あまり期待はするな。俺は合気道はやったことが無い、受けた事はあるけど」

由「そ、そうですか………え?受けたことがある?失礼ですが、どちらに?」

承「えーと、なんというか外の世界の友人の妹です。」

由「要は年下にやられたと?」

承「はい、そうです」

ブ「それって、絶対、茜ちゃんだよね?」

 

ブラッドはいじけていたが立ち直り

そう言ってきた

 

承「ああ、もうあの人には一生頭上がんねーよ」

ブ「多分、この世界に来なかったら、茜ちゃんの兄の武と一緒に頭上がらないかもしれなかったねー」

承「うん、マジでそう思う」

 

その日は何時ものように武と遊んでいて。たまたま柔道着を持った茜に遭遇して、つい興味本意で手合わせしたら秒殺された。

一応、結構マジでいったよ?武もやる前から辞めとけって言ったのが納得出来たよ。そりゃ、あんな不真面目な兄が大人しくなるよ………あの子将来有望だよ……

まあ、一回受けただけだが、技はある程度覚えた。一応、師匠にも技を覚えるのは早いって言われている

 

承「じゃあ、さっさとやるぞーーー」

ブ「ああ〜いやだな〜〜」

由「お願いします‼︎」

承「じゃあ。攻撃して来い」

ブ「うーん、えい‼︎」

承「おっそ‼︎」

 

忘れてた、こいつの身体能力幼児レベルだった……

ブラッドはヒョロヒョロと言っても良いほどの速度のパンチをしてきた

俺はその腕を掴み、殆ど皆無な勢いを利用して投げ飛ばした

 

承「こうだ」

由「はい‼︎ではやってみます‼︎」

ブ「え?もうするの⁉︎ちょっと休ませては……………くれないね……」

 

こうして、由紀は何度か練習してある程度できるようになった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

由「練習と同じ様に‼︎」

 

私は、楠の腕を掴みそのまま勢いを利用して思いっきり投げる‼︎

 

楠「うぉ!チッ、クソガァァァアアアア‼︎」

 

ドゴン‼︎

 

楠は背中をうちその勢いで頭を相当な速度で打ち付けた

そして、動かなくなった………

 

由「や、やった………」

 

私は安堵して地べたにペったっと座り込んだ

これでお母さんは……

私は確認するために、お母さんの方を見た……

お母さんは地べたに倒れていた

私はホッと安堵していた

 

ガシッ

 

急に肩が誰かに掴まれている感覚がした…

 

由「え…………うそ………なんで………」

 

私が恐る恐る後ろを見ると……

さっき倒れた筈の楠が私の肩を掴んでいた

 

楠「やって……………くれたなぁ………」

由「な、なんで‼︎さっき倒れたはずじゃ………」

楠「さぁ?なんでだろうな?そうそう、いいニュースを教えてやろう。とってもいいニュースだ………」

由「良いニュース?」

楠「ああ、そうだ。空条 承太郎だっけか?あいつを俺が殺した……」

由「……………………………え?」

 

楠は満面の笑みで承太郎先生の死を告げた

なんで、どうして……

私の中ではグルグルとそんな言葉が回っている

 

楠「どうやって、殺したか知りたい?教えてやろう‼︎簡単だ‼︎あの慧音とか言う先生を操って戦ったまでさ‼︎そしたら彼奴‼︎攻撃せずにずっと避けてな、頭にきて攻撃を受けないならこいつを傷付けるって言ったら動かなくなってな、後は簡単。ひたすらいたぶってやったよ‼︎あれは楽しかったよ‼︎そして、最後は腹を貫通させて殺してやったよ‼︎」

由「そ、そんな………う、嘘です……承太郎先生が……」

楠「本当だよ?事実、事実だってこれはマジだ……」

 

知っている、分かっている。でも受け入れたくない

しかし男は受け入れたくない事実を言ってきた、

 

楠「お前を守る者は誰もいないよ?さぁ、おとなしく俺の駒に成ろうか……」

由「い、嫌です。それに慧音先生が操られるはずが……」

楠「あぁ、ありゃお前が能力を伝える前には操っていたぞ。どうやって、やったか聞きたいか?教えてやろう。まずはあいつに弱点の自分の生徒を人質にする。後は簡単、安心させてからその子供を殺す。そうすれば責任感で、はい終わりって訳だ」

由「その為だけにその子を……」

楠「ああ、それだけだよ?まあ、いたぶるだけだったがあまりにギャーギャー煩くてな。名前は………えーとなんだっけかな?有紀(あき)って言っていたな……」

 

私はそれを聞いて瞬間、頭が真っ白になった

有紀知っている、いや、知り尽くしている。何故って?有紀は私の親友だったから……

私の頬に温かい何かが通った……

涙だ。間違いなく……

 

楠「お?急に泣いたって事はそいつとお友達だったのか?そりゃよかった、心がへし折りやすい………お友達の最後教えてあげようか?え?」

由「ヒッグ………要らない、聞きたくないです……」

楠「そうか、そうか教えてやろう。そいつはまず手を……」

 

 

バシャァ!

 

楠「ッ………チッ本当に聞きたくなみたいだな」

 

私は無意識のうちに攻撃していた

楠はそれを回避してあからさまに舌打ちした

 

楠「まあ、これぐらい。やればいけるな‼︎よしじゃあ操っちゃうけどいいよね‼︎」

由「い、いや………来ないで………だ、誰か‼︎」

楠「誰も来ねーよ」

 

楠はフラフラと尻もちを付き引きずるように後ろに逃げている私にちょっとずつ近付き、とうとう私の背後に壁が当たり逃げられなくなった

楠はゆっくりと手を伸ばしてきた

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

バキィ‼︎

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

由「……………え?」

楠「な……………ぜ……………ガハッ‼︎」

 

急に私の頭上から壁を通り抜け拳が楠の腹に命中した

楠は後ずさりをした………

私は急な展開にただ、呆然とするしかなかった……

そして、2、3発壁に衝撃が走り亀裂が大きくなり壁が壊れた

そこには私が予想だにしない人が立っていた

 

 

 

 

 

その人の腕に慧音先生が眠っていた

 

 

 

 

 

 

その人はさっき楠が死んだと言った

 

 

 

 

 

 

その人は血まみれだった

 

 

 

そうその人は私に様々な事を教えてくれた

 

空条 承太郎だった!

 

 

楠「な………ぜ………貴様が………」

 

楠はフラつきながらも承太郎先生を指差しながらそういった

承太郎先生はフッと笑い、嘲笑うように言った

 

承「お前を地獄に叩き落すためにここにきた‼︎」

 

そう言い、ピシっと楠を指差した

 

 

To be continuedーーー>

 




はい、中途半端な終わり方してすいません。
終わるタイミングが無かったんです

後、よく見ている人なら楠の能力に矛盾があるんです
さてなんでしょう、まあ、探さなくても次回分かりますが………

感想、誤字、アドバイスなどございましたらお願いいたします

次回もお楽しみに〜〜〜

皆さん良いお年を〜〜〜

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